ミシンの処分にはどんな方法がある？メリット・デメリットを分かりやすく解説
不要になったミシンをどう処分すれば良いのか、お悩みではありませんか？
ミシンは、家庭で使われる道具の中でも特に大きく、処分方法も一筋縄ではいかないことが多いです。さらに、まだ使えるミシンを捨てるのはもったいないと感じる人も多いでしょう。
本記事では、ミシンの処分方法について詳しく解説し、あなたに最適な方法を選ぶためのヒントをお伝えします。
不要になったミシンを無駄にせず、賢く処分するためのポイントを知りたい人は、参考にしてください。
主なミシンの種類
ミシンには、主に以下の種類があります。
- 電動ミシン
- 電子ミシン
- コンピュータミシン
- ロックミシン
- 職業用ミシン
電動ミシンは、内蔵の電動モーターで駆動するシンプルなミシンです。機能が限られており、初心者向けですが、その分コンパクトでお手頃な価格から手に入ります。
電子ミシンは、モーターの動きを電子制御できるようにしたものです。ゆっくり動かしてもパワーが落ちず、厚手の生地でもスムーズに縫えます。また、針が必ず一番上で止まる機能があるなど、初心者でも安心して使用できます。
コンピューターミシンは、電子ミシンの基本性能にプラスしてモーターの動くスピードと縫い目をコンピュータ制御できるようにしたミシンです。複雑な刺繍なども簡単に縫えるため、愛用者が多いミシンといえます。
ロックミシンは、生地の端がほつれないように「かがり縫い」をしたり、ニット素材など伸縮性の高い生地の縫い合わせに特化したミシンです。家庭用ミシンと合わせてロックミシンがあれば、ソーイングの幅が大きく広がります。
職業用ミシンは、業務用途に設計されたミシンで、丈夫で高速な縫製を得意とするのが特徴です。デニムなど厚手の生地でもスムーズに縫うことができます。
ミシンの処分費用
最初にミシン処分の費用相場をまとめておきます。
| 処分方法 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| 粗大ゴミ・不燃ゴミとして処理する | 粗大ゴミ：500〜1,000円不燃ごみ：ゴミ袋代 | |
| 回収ボックスを利用する | 無料 | |
| 不用品回収業者に依頼する | 1,000〜5,000円程度 | |
| 下取りで引き取ってもらう | 無料 | 手数料・回収費用がかかることもある |
| 知人に譲る | 無料 | 個人間の取り決めによる |
| ネットオークションやフリマアプリを利用する | 無料 | 梱包費用・送料がかかることがある |
| リサイクルショップで売る | 無料 | 梱包費用・送料がかかることがある |
| ミシンの買取業者で売る | 無料 | 梱包費用・送料がかかることがある |
処分費用が無料となる方法も多いですが、売れれば追加で資金が得られます。ただし、手間をかけたくない場合もあるでしょう。
そこで、おすすめなのは、最初に、ミシンを扱っている買取業者で出張査定を利用することです。特に、買取業者の出張査定なら手間をかけずに買取ができます。場合によって、古いミシンの買取も十分に可能です。
出張査定できない、ミシンに値がつかないとなったときに初めて他の方法を検討すると良いでしょう。
ミシンの処分方法
ミシンの処分方法はいくつかありますが、それぞれ必要な費用や手間が異なります。
なるべく処分費用をかけたくない、そればかりか可能なら資金を増やしたいという人は、さきほども説明した通り、まずは買取業者で売れないか相談することです。
もし売れなかった場合は、他の選択肢の中からあなたに合ったものを選ぶことができます。
粗大ゴミ・不燃ゴミとして処理する
指定のゴミ袋に入り切らない場合、粗大ゴミとして処分します。粗大ゴミとして回収してもらうには事前連絡が必要で、各自治体によってゴミの出し方や費用が異なるため、公式サイトなどで確認しておきましょう。
自治体の中には、ミシンを不燃ゴミとして処分できる場合もあります。不燃ごみとして処分できれば、粗大ゴミよりも費用を抑えられ、手間も少なくて済みます。
ただし、ミシンのコードは切断しておく必要があるなど別途の処理が求められることもあるため、処分ルールをよく確認することが大切です。
回収ボックスを利用する
ミシンは「小型家電リサイクル法」の対象であり、自治体による廃棄に対応しています。回収方法は自治体によって異なり、粗大ゴミとして出せる場合もありますが、そうでない場合は回収ボックスに廃棄することになります。
回収ボックスは市役所や家電量販店、ショッピングモールなどに設置されており、ここに入れることでミシンの廃棄が可能です。
費用をかけずに処分できるのは嬉しいポイントですが、所定の場所まで自分で運ばなければならない手間が発生します。
不用品回収業者に依頼する
大きなミシンは重くて運搬が大変といったこともあるでしょう。そのような際には、不用品回収業者に依頼ができます。不用品回収業者は連絡をすれば不用品の回収に来てくれ、搬出・運搬まで行ってくれるため、手間いらずです。
ミシンの他にも処分したいものがあれば、一緒に持っていってもらえば良いでしょう。ただし、ミシンの処分として紹介している方法の中では最も費用が高くつきます。
処分の手間を減らしたい人にはおすすめですが、可能な限り費用を抑えたい人には不向きであるといえます。
下取りで引き取ってもらう
家電量販店などで新しいミシンを購入すると、古いミシンを下取りしてくれることがあります。下取り価格の分だけ新しいミシンの購入価格が安価になり、また手軽に処分できるため、ミシンの買い替えを検討している人には有効な方法のひとつです。
ただし、下取りの条件が決まっており、必ずしも引き取ってもらえるとは限らず、追加の費用が必要になることもあります。
また、下取りは買い替え時にしか利用できないため、ミシンの処分だけをしたい人には採用できない方法となります。
知人に譲る
知人にミシンを欲している人がいれば、譲ることで費用をかけずに処分できます。親密な間柄であれば、面倒なやりとりをすることなく引き渡しもスムーズに進められるでしょう。
ただし、個人間のやりとりになるためトラブルが発生しないように注意する必要があります。ミシンを譲ってすぐに故障する可能性も否定できず、そうなれば今度は知人がミシンの処分に困ってしまいます。
そのようなトラブルの回避には、寄付をする方法も考えられます。ミシンの寄付を募集している団体を見つけて寄付をすれば、送料がかかるだけで、安心して処分ができます。
ネットオークションやフリマアプリを利用する
ネットオークションやフリマアプリでミシンを売ることができれば、処分費用がかかるどころか、売上額が手に入れられます。
スマートフォンひとつあれば誰でも簡単に出品・販売ができ、思わぬ臨時収入となるかもしれません。
しかし、プラットフォームごとに会員費用や販売手数料がかかることがあるため、利益を出すにはこれらを熟知する必要があります。
また何より、出品したからといってすぐに売れるとは限らず、フリマアプリなら値引き交渉への対応などの手間も発生します。
そのため、早くミシンを処分をしたい人やインターネットを利用した売買に慣れていない人には、おすすめできません。
リサイクルショップで売る
リサイクルショップは、何でも売れるのが大きな魅力です。また、大手リサイクルショップであれば全国に店舗を展開しているため、近所の店舗に足を運びやすいのもメリットです。
自分でミシンを店舗まで持ち運べば、都合の良いタイミングでいつでも処分でき、費用もかかりません。
リサイクルショップを利用する上での注意点は、ミシンに関する専門知識が乏しく、買取額が安価になる可能性があることです。
そのため、アンティーク価値があるような古いミシンでも、普通のミシンと同じ値段で買い取られてしまうことがあります。
ミシンの買取業者で売る
先述の通り、最初に利用を検討したいのがミシンを取り扱っている買取業者です。買取業者は「買取」に特化した業者であり、買取品目の詳しい知識を持っています。そのため、ミシンのアンティーク価値や希少性なども考慮に入れた買取額を提示できます。
また、商品知識だけでなく、市場相場のトレンドなどにも精通しているため、相場に応じた適正な査定が可能です。
さらに、出張買取に対応している業者であれば、不用品回収業者と同じように自宅まで訪問し、ミシンを回収してくれるため手間が全くかかりません。
多くの場合、即日現金払いとなっているため、買取成立後すぐに現金を受け取れます。
このように、買取業者で最初に相談するのがおすすめです。ただし、値がつかずに売れないこともや、買取額に満足できず買取不成立となることもあるため、そのようなときは他の選択肢を検討しましょう。
ミシン処分方法のメリット・デメリット
ここまで紹介したミシンの処分方法について、メリット・デメリットを分かりやすく一覧にまとめたのが下表です。
| 処分方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 粗大ゴミ・不燃ゴミとして処理する | 自治体のため信頼できる | 事前連絡・所定の場所までの運搬など手間がかかる |
| 回収ボックスを利用する | 無料で処分できる | 所定の場所までの運搬する必要がある |
| 不用品回収業者に依頼する | すぐに手間なく処分できる | やや高い費用がかかる |
| 下取りで引き取ってもらう | 無料でスムーズに処分できる | 買い替えしないと利用できない |
| 知人に譲る | 無料で気楽に処分できる | 個人間トラブルの心配がある |
| ネットオークションやフリマアプリを利用する | 売却による資金が得られる | すぐ処分できずに手間もかかる |
| リサイクルショップで売る | 自分で持ち込めばすぐ処分できる | 買取額が安価になる可能性がある |
| ミシンの買取業者で売る | 出張査定なら手間いらずで適正な買取額が期待できる | 買い取りできないこともある |
ミシンを処分するか迷ったときの判断基準
ミシンを処分するか迷ったら、以下の3つを確認してみましょう。
- 正常に動くか
- メーカーサポートが継続しているか
- 製造年を確認する
それぞれ詳しく説明していきます。
正常に動くか
処分のタイミングとして最も多いのが、故障や調子が悪くて正常に動かなくなったときです。ミシンの平均寿命は10〜20年ほどといわれ、動かなくなったミシンが寿命であると予想される場合、処分を検討することになります。
正常に動かない状態で使用すると、正確に縫えなかったりケガに繋がったりする可能性もあるため、早めに処分するべきです。
- ミシンの作動音が大きい
- スタートボタンを押しても動かない
- 正常に縫えない
上記のような症状が見られたら故障している可能性が高く、処分のサインとなります。
メーカーサポートが継続しているか
メーカーのサポートが終了すると、故障しても修理が依頼できなくなります。部品の交換もできなくなることが多いです。
メーカーのサポートは、ミシンを長く安全に使用するためには心強い存在です。そのため、ミシンの調子が悪くなってメーカーのサポートを調べてみたら終了していることが分かった場合など、処分を検討するタイミングとなります。
これを機に、処分や買い替えを考え始めてみましょう。
製造年を確認する
前にも述べた通り、ミシンの寿命は10〜20年ほどであるため、これ以上の期間が製造年から経過しているミシンは、処分を考えたほうが良い場合があります。
買取の際にも年式が新しいものほど値がつきやすくなるため、なるべく早い段階で買取依頼をするのがおすすめです。
製造年を確認し、寿命がきた、あるいは寿命が近いと考えられる場合は、修理より新しいミシンへの買い替えをし、古いミシンは処分を検討するのが良いでしょう。
まとめ：ミシン買取ならうるココにご相談ください
ミシンの処分方法にはさまざまな選択肢がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
手間をかけずにお得に処分したいなら、まずは「うるココ」にご相談ください。
うるココなら、専門知識を持ったスタッフが対応し、ミシンの価値をしっかりと見極めた上で適正な価格を提示します。
無料の出張買取も可能で、面倒な手続きや搬出作業もすべてお任せいただけるので、忙しい方や大きなミシンの処分にお困りの人にもピッタリです。
まずはお気軽に査定の依頼をして、不要になったミシンを賢くお得に処分しましょう。ミシン買取ならうるココにお任せください。
