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500円札(岩倉具視)の価値は?買取相場や高く売るポイントも解説

岩倉具視 500円札 価値

「片付けしていたら古い500円札を見つけた」

「どのくらいの価値がある?どこで換金できるの?」

500円札は戦後の昭和期に使われていた紙幣で、表面の肖像には岩倉具視が選ばれています。

500円札は現在でも使えるお札ですが、価値の高いケースもあるので、通常の支払い時に使用すると、損してしまうかもしれません。

もし買取できるなら、1円でも高く買取してもらいたいですよね。500円札の中でもレアな紙幣や、保存状態の良い紙幣は買取価格も高くなる可能性があります。

この記事では、買取価格が高くなる500円札の見分け方や、より高く売るポイントについて解説しています。500円札の買取を検討している方は、この記事を読んでぜひ参考にしてくださいね。

目次

500円札(岩倉具視 )の価値とは?

そもそも岩倉具視は、どんな人物なのでしょうか。

2021年の大河ドラマ『晴天を衝け』に登場し、記憶に新しい方も多いと思います。ここでは、500円札の概要と岩倉具視がどのような人生を歩み、偉業を成し遂げたのか紹介していきます。

500円札(岩倉具視 )の概要

500円札は昭和26年に発行スタートし、平成6年に支払い停止となりました。支払い停止とは、日本銀行から市中銀行への支払いを停止することです。

そのため、使える場所は少ないかもしれませんが、今でも支払いは有効な紙幣であり、銀行で現在の500円玉に両替してもらえます。

昭和57年に500円硬貨が発行されたので、500円札が使用されることが減り、現在では日常生活で見かけることはほぼありません。

表面の肖像には下級公家出身でありながら、政治家として活躍した岩倉具視が選ばれています。裏面に印刷されているのは富士山で、原画は山梨県大月市の雁ケ腹摺山(がんがはらすりやまさんちょう)から撮影された写真です。

岩倉具視とは?

岩倉具視は、1825年に堀河康親(ほりかわやすちか)の次男として生まれ、1838年に岩倉具慶(いわくらともやす)の養子となります。

養子となった岩倉家は公家でしたが、身分が低く貧しい生活を送っていました。しかし、29歳のとき孝明天皇の側に仕える侍従に出世すると、次第に朝廷で優れた政治力を発揮します。

孝明天皇の妹である和宮(かずのみや)と第14代将軍・徳川家茂(とくがわいえもち)の結婚を推進し、朝廷と徳川幕府の協力を図る公武合体派として活躍しました。

途中、京都北部の岩倉村に身を潜めて暮らしている時期もありましたが、政治力の高さから多くの人が意見を求めに岩倉具視を尋ねます。最終的には、西郷隆盛や大久保利通らと倒幕・明治維新に成功しました。

1883年、京都御所保存計画を遂行中に咽頭癌が悪化し、東京で治療しますが回復せず亡くなります。

岩倉具視の偉業

岩倉具視の偉業は「王政復古の大号令」と「岩倉使節団による欧米視察」の2つです。

王政復古とは、これまでの武家政治から天皇による君主政体に政治転換することです。第15代将軍・徳川慶喜(とくがわよしのぶ)が大政奉還をしたものの、実質的に政治権力を握っていたのは徳川家でした。そこで、薩摩藩の大久保利通らとともに、倒幕のための計画を立て、1867年に王政復古を成功させます。

岩倉使節団は、不平等条約の改正を成し遂げるべく結成された使節団です。1871年11月から1873年9月にかけて約1年10ヶ月の間、欧米12ヶ国を訪問しました。残念ながら条約の改正にはなりませんでしたが、欧米の最新技術を目の当たりにして、日本にも鉄道を設立させるなどインフラ整備に関わりました。

その後も、産業システムを取り入れるために留学するなど、日本の近代化に大きく貢献した人物です。

500円札(岩倉具視 )の種類と相場

500円札は、大きく旧札と新札に分けられます。新札は1種類のみですが、旧札は最初・前期・後期の3つに種類分けされ、合計で4種類です。

500円札は発行された時期によって価値が変わります。見分け方も合わせて解説していくので、500円札をお持ちの方は、いつの時期に発行された500円札か、記事内容と照らし合わせながら確認してみてください。

旧500円札(岩倉具視 )〈最初・前期・後期〉

旧500円札は昭和26年に発行がスタートし、昭和46年に市中銀行への支払いが停止になりました。

サイズは縦76㎜×横156㎜で、表面には岩倉具視と桜の絵が印刷されています。紙幣中央の「五百円」の字の下に「500」という数字が書かれているのが特徴です。

終戦後、物価が上がりインフレ対策として1,000円札が発行され、当時1,000円札は最も高額な紙幣でした。2番目に高額な紙幣が100円札だったため、差をなくすために500円札が発行されたのです。

保存状態が悪い旧500円札だと、価格は変わらず500円の買取価格になることが多いですが。しかし、未使用品や保存状態の良い旧500円札であれば、2〜10倍の買取価格が付く可能性もあります。

つづいて、旧500円札の見分け方をみていきましょう。

最初

最初に発行がスタートした旧500円札は、岩倉具視の左下に位置する英数字で見分けます。この英数字は紙幣1枚1枚を判別する「通し番号」と呼ばれるものです。

「通し番号」のアルファベットはAからスタートし、数字を挟むように位置しています。「R256657H」のようにアルファベットが1桁なら最初の旧500円札です。

アルファベットが最後のZまで使われると、次は先頭のアルファベットが2桁で始まります。「ED658587K」のようにアルファベットが2桁なら、前期・後期のどちらかの旧500円札です。

前期

前期と後期に発行された旧500円札は、デザインが一緒なので見分けるのは難しくなります。判別するポイントは「色」のみです。紙幣がクリーム色であれば、前期に発行がスタートした旧500円札と判断します。

クリーム色の紙幣になった理由は、原材料に「ミツマタ」という黄色の花が使われていたからです。ミツマタは、春にポンポンのような丸い形に枝分かれして咲く花で、和紙の原料としても利用されています。ミツマタで作られた紙は丈夫なので、繰り返し使われる紙幣の材料として適しています。

しかし、ミツマタの価格上昇に伴い、後期では別の材料が使われました。

最近でも、2018年に生産農家の不足により過去最高値まで価格が上がり、歴史的にも価格の高い原材料です。

後期

後期に発行がスタートした旧500円札は、原材料に木綿などの白い素材が使われているので、紙幣の色が白色です。前期・後期の旧500円札は、クリーム色か白色かで判別します。

後期の旧500円札の見分け方で、注意の必要なのが経年劣化で日焼けをしている場合です。日焼けをすると色味が変わってしまうため、前期との判別が難しくなります。

日焼けは太陽の光だけではなく、蛍光灯などから発生する紫外線によっても化学変化を起こし変色してしまいます。また、空気に触れると酸化し黄色く変色するので、前期のクリーム色と混同しがちです。

しかし、日焼けや酸化は均一ではありません。紙幣のどこか一部に色ムラのように変色していることが多いので、後期に発行された旧札と判断します。

新500円札(岩倉具視 )

新500円札は昭和44年に発行がスタートし、平成6年に市中銀行への支払いが停止になりました。サイズは縦72㎜×横159㎜で、全体的に青を基調としています。旧500円札より精密なデザインが特徴です。

旧500円札と変わらず、表面は岩倉具視、裏面は雁ケ腹摺山から見た富士山が印刷されています。

新500円札が発行された理由は、これまで取り入れられていた偽造防止技術が古くなったからです。新500円札では新しい技術が使われています。

500円硬貨が発行された、3年後の昭和60年まで製造されていました。そのため、製造された枚数も非常に多く、使用されなくなってからの期間もまだ浅いため、買取価格は低いです。

ただし、このあと紹介する珍番号やエラー紙幣であれば、査定額が上がる可能性もあるので、お持ちの場合はぜひ査定の依頼をしてみてください。

500円札(岩倉具視 )新札と旧札の見分け方

どちらも同じ人物・風景が描かれていますが、新札と旧札の見分け方は「透かし」がポイントです。

紙幣には通常「透かし」と呼ばれる偽造防止技術が取り入れられています。「透かし」とは紙の厚さを変えることで、表現されている技術です。

一見なにも描かれていないように見えますが、光を透かして見ることで模様が浮き上がります。この「透かし」のためのスペースがあるかどうかが、新札と旧札の見分けるポイントです。

透かしがあるのは新札で、紙幣の左側になにも描かれていないスペースがあります。旧札にも透かしはあるのですが、印刷と重なっているため、わかりにくいです。

新札を光に透かして見ると、桜と波線が浮かび上がります。

価値が高い500円札(岩倉具視 )

発行された時期のほかに、価値が高くなる500円札は以下の通りです。

  • エラー
  • 福耳付き
  • 珍しい通し番号
  • AA券
  • その他の価値が高い500円札(岩倉具視)

見逃しやすい細かい部分もあるので、500円札をお持ちの方は、該当しているか確認してみてください。

エラー

エラープリントとは、印刷ミスのこと。製造過程で問題が起こり、印刷ミスが発生したものの、チェックで見つけられず市場に出回った、珍しい紙幣を指します。

本来であれば市場に出回るはずのない紙幣は、珍しくプレミアム紙幣とされています。

具体的には以下のようなエラー印刷があります。

  • 印刷したときの液が垂れている
  • 文字や図柄に液のにじみやズレがある
  • 文字の太さが違う
  • 記されている番号が異なる
  • 印刷が抜けている部分がある

どのようなエラープリントか、またエラーの数により買取価格は異なりますが、額面の10倍〜150倍の価格が付けられる場合があります。ズレの部分や印刷抜けしている部分が大きければ大きいほど、買取価格は高くなりやすいです。

副耳付き

紙幣の4つ角のどこかに、裁断ミスの紙切れが残ってしまった紙幣を、福耳付き紙幣と呼びます。福耳付き紙幣は、プレミアム紙幣の中でも特に、なかなか見ることのない紙幣です。

紙幣は1枚の紙に複数枚分を印刷し、そのあとに1枚ずつの大きさに裁断しますが、当時は製造技術が未熟だったため、紙切れが付いた状態の紙幣が多く発行されたようです。

現在では技術が発達したため、福耳付き紙幣はほぼないとされています。そのため、福耳付き紙幣は、なかなか手に入らず買取価格が高くなります。また、福耳の部分が大きければ大きいほど、買取価格は高くなりやすいです。

珍しい通し番号

通し番号とは、紙幣に記載されているアルファベットと組み合わされた番号のことです。紙幣が1枚ずつ固有なことを示し、同じ紙幣が2枚以上ないように、それぞれの紙幣に番号が振られています。珍しい通し番号には以下のような特徴があります。

  • トップ番号
  • ゾロ目
  • きり番号
  • 階段番号
  • サンドイッチ番号

珍しい並びの番号を「珍番号」と呼びます。珍番号の紙幣は、高く買取してもらえる特徴のひとつです。

トップ番号

トップ番号とは「B000001B」など、数字の部分が1番の通し番号のことです。アルファベット部分は関係ないため、数字のみ注目します。

数多く出回る紙幣の中でも、トップ番号は特にレアなので古銭・古紙幣を収集している人たちからの人気も高いです。そのため、買取価格も高く査定してもらえる可能性があります。

ゾロ目

ゾロ目はその名の通り「222222」のように数字がすべてそろった通し番号のことです。通し番号は「900000」が最後の番号なので「999999」という9のそろったゾロ目は存在しません。

「111111」から「888888」までの8種類が存在しており、ゾロ目の中でもラッキーセブンの「777777」や、末広がりの「888888」は特に人気が高いため、買取価格も期待できます。

きり番号

きり番号は「200000」や「400000」のように下5桁が0でそろっている通し番号のことです。トップ番号やゾロ目番号も同じですが、数字がキレイに並んでいると見た目が美しくプレミアム価格が付きやすくなります。

先頭の数字は1から9のどの数字でもきり番号になりますが、「900000」は最後の通し番号なので、より価値が高く人気です。

階段番号

階段番号は階段みたいに数字が連続で並んでいる通し番号のことで、具体的には「123456」のような番号です。1から始まっていない「345678」のような番号でもOKです。

「654321」のように数字が小さくなる番号も、階段番号として分類されます。階段番号も希少価値が高く、額面以上の買取価格を期待できます。

サンドイッチ番号

サンドイッチ番号は「233332」のように、最初と最後の数字が同じで、間に挟まれている4つの数字がそろっている通し番号のことです。

パンとパンの間に具材が挟まれているサンドイッチのように見えることから、この名が付けられました。

AA券

AA券は「A429487A」のように6桁の数字が、Aで挟まれている紙幣のことです。このAA券は、初期に製造された紙幣であることを証明しているため、希少価値が高くなります。

さらに、次のような組み合わせだと、よりレアなAA券になります。

  • 「A000001A」 AA券とトップ番号が組み合わされた番号
  • 「A777777A」 AA券とゾロ目番号が組み合わされた番号
  • 「A500000A」 AA券ときり番号が組み合わされた番号

これらは、希少価値の高いAA券と珍しい通し番号が組み合わされているため、さらに価値が高くなる傾向があります。

特に「A000001A」から「A000100A」までは、記念品として寄贈されていることも多く、市場にほとんど出回っていないので、希少価値が高いです。

ちなみに「AA691272A」のように最初のAが2つ並んでいる紙幣は、Zまで使ったあとに製造された紙幣なのでAA券ではありません。

その他の価値が高い500円札(岩倉具視 )

その他にも価値が高くなる500円札は3種類あります。

  • ZZ-Z
  • 重複番号
  • 提灯番号

ひとつずつ見ていきましょう。

ZZ-Z

ZZ-Z券は「ZZ246478Z」のように、使われているアルファベットすべてがZの紙幣のことです。通し番号はAからスタートするので、ZZ-Z券は最後に製造されたことを意味しています。

特に「ZZ900000Z」は最後に製造された紙幣のため、それぞれの紙幣に1枚しか存在せず、非常にレアな番号です。AA券と同様に、より高い金額で買取してもらえる可能性が高い紙幣です。

重複番号

重複番号は「B287467B」や「EE857324E」のように、アルファベットの部分が同じ紙幣のことです。

頭の番号が1桁のときと2桁のときで、それぞれ24種あり、合わせて48種の重複番号が存在します。なお、「I(アイ)」と「O(オー)」は「1(イチ)」と「0(ゼロ)」と間違えやすいため、紙幣の通し番号では使われていません。

提灯番号

提灯番号は「D888888D」のように、珍番号の通し番号と重複番号のアルファベットが合わさった紙幣のことです。

それぞれ単体でも珍しいですが、それが組み合わさることでより市場価値が高まり、買取金額が高くなる可能性があります。

500円札(岩倉具視 )を換金できるところ

500円札の製造は終了していますが、使用することは禁止されていないので、お店で500円分の買い物として使用できます。

ただ、店員さんが500円札の存在自体、知らないケースもあるので使用しない方が無難です。自動販売機のような機械も、現在使われている紙幣でなければ読み込めないかもしれません。

500円札を換金できる場所は以下の通りです。

  • 銀行
  • リサイクルショップ
  • オークションサイト
  • 古銭買取専門店
  • ブランド買取ショップ

レア紙幣を持っているのであれば、より高く換金できる「古銭買取専門店」で査定依頼することをおすすめします。

銀行

すでに発行が終了している500円札ですが、銀行に持ち込めば現在使われている500円硬貨に換金してもらえます。500円札を支払いに使用したい場合は、500円硬貨に換金してもらった方が使用できる場所が増えます。

郵便局で換金してもらうと、比較的スムーズです。また、ATMでは500円札は対応していないので、必ず窓口で対応してもらいましょう。

ただ、500円札は場合によって、市場価値が非常に高いプレミアム紙幣の可能性もあります。まずは、買取業者に査定を依頼して、買取価格を確認してみましょう。

もし査定額が額面通り、もしくは額面以下であれば銀行で換金してもらうのもひとつの方法です。

リサイクルショップ

リサイクルショップでは多くの不用品を取り扱っているので、もし500円札以外に売りたいものがあれば、まとめて売れるメリットがあります。

最近はリサイクルショップの数も増えているので、気軽に入りやすいのもメリットです。

しかし、リサイクルショップで働いているスタッフが、正しく500円札の価値を査定できるかは、わかりません。旧紙幣の存在を知らない場合もあります。

本来はプレミアム紙幣で市場価値が高い500円札にも関わらず、リサイクルショップだと額面より多少高い価格、もしくは額面通りの査定をされることもあります。リサイクルショップによっては、査定を断られるかもしれません。

500円札を高く売りたければ、500円札を正しく査定できる「鑑定士」がいる買取業者を選びましょう。

オークションサイト

オークションサイトは家にいながらスマホで撮影し、文章を登録して手軽に出品できるメリットがあります。

ただ、個人間での取引なのでデメリットも多いです。梱包や配送手続きを自分でやるだけではなく、クレームがあれば対応し、返品される場合は着払いで配送料を負担する場合もあります。

さらに、自分でも500円札の価値を正しく理解していないと、本来の価値よりも低い金額を設定してしまうかもしれません。送料を自己負担した場合、思っていた以上の金額が入らない可能性もあります。

中には、500円札のような旧紙幣を好んで集めている人もいます。そのような人たちが参加していれば、高値で売れる可能性もありますが、トラブルを回避するためにも、オークションサイトは避けた方が無難です。

そもそも、貨幣の出品を禁止しているサイトもあるかもしれません。

古銭買取専門店

古銭買取専門店には、古いお金の価値を正しく査定できる鑑定士がいるため、500円札も適切な査定額を提示してもらえます。

しかし、実績が少なかったりノウハウがなかったりする古銭買取専門店だと、相場よりも低い査定額を提示されることもあります。

専門店で買取してもらう場合は、複数の専門店に査定の依頼をしましょう。複数の専門店に依頼していることが分かれば、業者側も査定額を少し高くしてくれる可能性もあります。

その中で一番高い査定額を提示してくれた専門店で買い取ってもらえば、損をすることはありません。

ブランド買取ショップ

ブランド買取ショップにも、古銭買取専門店と同じように、旧紙幣の価値を正しく査定できる鑑定士が在籍しています。しかし、経験や知識が浅い鑑定士の場合もあるので、複数のブランド買取ショップに査定の依頼しましょう。

ブランド買取ショップでは、取り扱いが古いお金だけではなく、ブランド品のバッグや時計、カメラ、食器などさまざまな品を買い取ってくれます。

そのため、複数の品をまとめて出せば査定額をアップしてくれる可能性もあります。不用品をその都度、買取に出すよりまとめて買取してもらう方が手間も減り、査定金額も高くなりメリットが大きいです。

その他のブランド買取ショップで買取してもらうメリットとして「すぐ現金が手に入る」「家に来てくれる出張買取がある」などが挙げられます。

500円札(岩倉具視 )を高く売るポイント

500円札を買取してもらうなら、少しでも高く売りたいですよね。500円札を高く売るコツは以下の通りです。

  • 早めに買取査定に依頼する
  • 鑑定書があれば持参する
  • 保管方法に注意する
  • お手入れは控える
  • 帯付きなどそのままにする
  • 複数の業者で査定依頼する

知っていれば高く売れる工夫なので、500円札をお持ちの方はぜひ実践してみてください。

早めに買取査定を依頼する

500円札などの旧紙幣の買取では、製造時の状態が維持できているだけで、買取価格アップを期待できます。

紙幣は紙で作られているため、どんなに気を付けて保管していても、経年劣化で徐々に状態は悪くなってしまいます。

今だったら3万円の査定になる500円札が、1年後に査定に出したら1万円まで下がってしまった、ということも少なくありません。

500円札を売ると決めているならば、状態の良いうちに買取してもらいましょう。

鑑定書があれば持参する

もし鑑定書があれば、500円札と一緒に査定に出しましょう。鑑定書は「日本貨幣商協同組合」が発行しているもので、収集用貨幣に関する日本で唯一の公式な鑑定書です。

旧紙幣の査定は知識が必要なので、見極めが難しく買取業者によっては査定を断られる場合もあります。しかし、鑑定書があれば紙幣が本物である証明を手助けしてくれます。

また、買取業者が第3者に販売するときに、鑑定書付きだと高値での販売が期待できるため、より高く買取してもらえる可能性があります。

鑑定書がある場合は、必ず一緒に査定に出しましょう。

保管方法に注意する

500円札は紙でできているため、紫外線や湿気に弱いです。直射日光が当たる場所や湿気の多い場所で保管するのはやめましょう。

日本は特に湿気が多いので、水分を含んでシワシワになってしまったり、カビが生えてしまったりするリスクもあります。

おすすめの保管方法は、専用ケースかファスナー付きの袋に入れて、風通しのいい日陰で保管する方法です。吸水性の高い和紙に挟んで、ケースや袋に保管する方法もいいでしょう。

最近では、クリアフォルダーのように1枚ずつ収納できる紙幣用プラケースや、紙幣アルバムといった専用の収納グッズも販売されています。

空気や皮脂による酸化も紙幣が傷む原因になるので、手袋やピンセットを使うようにして触りましょう。

お手入れは控える

基本的にどんな品も買取に出すときは、状態の良い方が査定額は高くなりやすいです。しかし、旧紙幣はとても繊細なので、汚れを落とそうとしてシワや傷を付けてしまうリスクもあります。

価値のある500円札も、汚れを落とそうとして価値を下げてしまっては、もったいないですよね。買取業者は「製造されたときの状態を維持できているか」など、保存状態の良し悪しを見ています。

もし、汚れを見つけたとしても無理に落とそうとせずに、そのままの状態で査定に出しましょう。

帯付きなどそのままにする

帯付き紙幣とは、100枚ごとに帯が付いている紙幣のことです。

旧紙幣が発行された当初の帯はとても珍しく、付加価値が付くため高値で買取してもらえる可能性があります。

その帯付き紙幣の中に、エラープリントや珍番号の紙幣が含まれていれば、さらに査定額アップが期待できます。

もし、帯付きの500円札をお持ちの場合は、ばらさずにそのままの状態で査定に出しましょう。

複数の業者で査定依頼をする

500円札を査定に出すときは、複数の業者に見積もりを出してもらいましょう。

旧紙幣の査定は難しいため、知識のあまりない買取業者だと、本来の価値より低い査定額をだしてくる業者もあります。そのため、複数の業者に査定を出して、一番高く買い取ってくれる業者を選ぶとよいでしょう。

もし目星を付けている買取業者があれば、その業者を最後にすることもおすすめです。複数の業者をまわっている途中で「ここで決めてしまおうかな」とモチベーションが途切れることなく査定依頼できます。

500円札(岩倉具視 )の高価買取ならうるココへ

うるココでは、お客様がお持ちの大切なお品物を、丁寧かつ慎重に査定しています。

古銭・古紙幣以外にもジュエリーやブランド服、骨董品など幅広い買取を行っております。

うるココの強みは「まとめ買い」です。まとめて売る品物の数が増えるほど、査定額をアップさせていただきます。商品のジャンルがばらばらでも、問題ございません。

急な来店でも受け付けておりますので、お品物を店頭までお持ちいただき、その場で査定させていただきます。

金額にご納得いただければ現金でお支払いいたします。すぐにおおよその査定額を知りたい方、現金が必要な方に便利です。

店頭まで足を運ぶのが大変な方は、ダンボールに詰めて送るだけの宅配買取も実施しております。

自身の予定に合わせて出せるので、手軽で簡単な査定方法です。申し込みから振込まで最短4日で、現金が受け取れます。

買取を検討している品物が複数ある際は、ぜひうるココにお任せくださいませ。

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