大阪でおすすめの桐たんす買取業者9選を紹介
かつては嫁入り道具として愛され、どの家庭にも鎮座していたのが桐たんすです。桐たんすは木材のぬくもりがあり、内部の湿度を一定に保てるなど機能性にも優れた家具です。
しかし、現在ではクローゼットに取って代わられることが増え、引越しの際に処分してしまおうとする人も多くなっています。
長く大事に使ってきた桐たんすは、手放すとなると愛着が蘇ることもあるかもしれませんが、だからこそ家具を大事に扱ってくれる買取業者に引き渡したいものです。
本記事では、大阪でおすすめの桐たんす買取業者9選を紹介します。引越しや遺品整理で桐たんすを買取、処分したい人は参考にしてください。
大阪でおすすめの桐たんす買取業者一覧
業者名 | 公式サイト | 評価 | おすすめポイント | 買取品目 |
---|---|---|---|---|
うるココ | 公式サイト | 4.5 | 自宅にあるものが何でも査定対象で、まとめて売るほど査定額がアップする | 桐たんす、婚礼家具、アンティーク家具、金・貴金属、古銭など |
SOK | 公式サイト | 4.2 | 不用品の回収や粗大ゴミの処分、引越し等の片付けが依頼できる | 桐たんす、家具、家電、楽器、カメラなど |
イズヤリサイクル | 公式サイト | 3.9 | アンティーク家具などの直営専門店も営業している | 桐たんす、家具、インテリア、工芸品など |
阪神古美術 | 公式サイト | 3.9 | 検察庁・警察からも鑑定依頼される信頼感がある | 骨董たんす、茶道具、古書籍、人形、着物など |
あい古物買取サービス | 公式サイト | 3.6 | 骨董品などに特化した専任鑑定士がいる | 古家具、骨董品、、古道具、掛け軸、古酒など |
ラフジュ工房 | 公式サイト | 4.3 | アンティーク家具の販売や家具の修理・リメイクも行っている | 桐たんす、アンティーク桐たんす、家具、骨董品、美術品、遺品など |
かいとりや本舗 | 公式サイト | 3.6 | 大型家具・家電に強く、外国人スタッフがいるため外国人でも利用しやすい | 家具、デザイナーズ家具、家電、骨董品、パソコンなど |
出張買取.com | 公式サイト | 3.1 | 業者向けオークション会場を運営し、高価買取につなげる | 家具、家電、楽器、着物、骨董品など |
高く売れるドットコム | 公式サイト | 3.7 | 業界最大級の総合買取サービスを展開し、全国から利用できる | 家具、家電、金・貴金属、着物、食器など |
大阪でおすすめの桐たんす買取業者9選
大阪エリアで、桐たんすの買取に対応している買取業者を紹介します。本記事で各業者の大まかな特徴を把握したあとは、下記の観点でそれぞれの公式サイトも確認してみましょう。
- 強みやこだわりは何か
- 買取実績は豊富で詳しいか
- 口コミは掲載されているか
では、買取業者9選を紹介していきます。
うるココ
- 桐たんすの強化買取をしている
- 年間査定点数360万点
- 出張査定1万件以上
うるココでは、桐たんすの強化買取を実施中です。和たんすや洋服たんす、整理たんすなど、さまざまなたんすを家具専任スタッフがしっかり査定し、どこよりも高い買取額を実現します。
大型家具では外せない出張買取も無料ででき、もし査定額に満足できずキャンセルすることになってもキャンセル料は発生しません。
伝統工芸士が手掛けた桐たんすや高級家具は、特に高価買取が期待できます。公式サイトでは、伝統工芸品である岩谷堂箪笥や加茂桐箪笥、ハイチェスト(カリモク家具)、バーズアイメープルの飾り棚(大塚家具)などの買取実績が掲載されています。
また、うるココでは家具の他にも買取品目が多数あり、まとめて査定に出すことで査定額アップとなるのが魅力です。桐たんすと一緒に、使用しなくなったテーブルやソファー、イスなどがあれば、一緒に査定してもらうと良いでしょう。
古いから売れない、汚れ・キズがあるから値がつかないと考えがちですが、必ずしもそのようなことはありません。例えば、金は2000年頃には1,000円/g程度でしたが、現在では1万円を超えて10倍以上の価値になっています。このように、昔からは想像できない価値がつくアイテムは、意外と身近に眠っているかもしれません。
桐たんすに限らず、日本の製品は品質が高くて耐久性に優れ、世界から注目を浴びています。うるココのように海外販路を持っている買取業者なら、古いものでも十分に価値を保ち、高価買取を叶えられる可能性があります。
口コミ
はじめて利用しましたが、業者さんと言えども面識の無い方を家に入って頂くのは来られるでこちらも不安がありましたが、すごく感じの良い方で一つ一つきちんと丁寧に確認をされて最後には電話上でも事務所の方とも再確認やヒアリングもあってとても安心してお世話になりました。自信をもって知人にもご紹介到着できる業者さんだなあと感じました、ありがとうございました
引用元:うるココ
店舗情報
買取方法 | 出張買取・宅配買取・店頭買取 |
電話番号 | 050-7562-1794 |
受付時間 | 10:00〜19:00 |
古物商許可番号 | 大阪府公安委員会 第621010150402号 |
公式サイト | https://ultra-b.jp/kagu/ |
SOK
- たんすの回収・買取ができる
- 不用品回収・粗大ゴミ処分ができる
- 最短即日回収
SOKは、大阪を中心に不用品回収・粗大ゴミ処分の格安回収を行っています。対応エリアなら最短即日回収も可能で、部屋一室から一軒家まるごとの片付けにも対応しています。
桐たんすは、現在では需要が減り、積極的に買取を実施していない業者も多いですが、SOKでは処分・買取が可能です。公式サイトでは、桐たんすや欅のタンスの回収、仙台箪笥の買取事例が紹介されており、さまざまな種類のたんすに対応していることが分かります。
大阪で引越しの片付け、ゴミ屋敷の掃除、遺品整理・生前整理を行うならSOKを検討してはいかがでしょうか。
口コミ
祖母が購入していた桐タンスで、中にしまってあった着物も一緒に処分をお願いしました。
引用元:SOK
婚礼タンスを回収してもらいました。父と母が嫁入り道具として買ってくれたものです。断捨離で処分することになりましたが、今までありがとう。作業スタッフの方もありがとうございました。
引用元:SOK
店舗情報
買取方法 | 出張買取 |
電話番号 | 0120-697-701 |
受付時間 | 9:00〜20:00 |
古物商許可番号 | 大阪府公安員会 第621170182205号 |
公式サイト | https://sok-osaka.net/ |
イズヤリサイクル
- 多数の古物、古道具の取扱いがある
- 直営専門店も営業している
- 傷んだ家具も自社でリペアできる
イズヤリサイクルは、古物、古道具、古美術品の修復・販売を行う業者です。アンティーク家具やデザイナーズインテリアなど複数の直営専門店があり、そこから得られる商品知識と高額査定が強みです。
創業から10万件以上の古物の売買を行った実績があり、また自社にリペア工房があるため、他店では扱えないような傷んだアイテムも再生できるノウハウがあります。
公式サイトでは、大阪泉州桐たんすの買取事例が紹介されています。買取したたんすは「Rocca」「izuya Online」など自社の直営店にて販売できるのが、高価買取の理由です。
店舗情報
買取方法 | 出張買取 |
電話番号 | 0800-919-1108 |
受付時間 | 未記載 |
古物商許可番号 | 未記載 |
公式サイト | https://www.izuya-recycle.jp/ |
阪神古美術
- 創業100年以上の歴史
- 公的機関からも依頼される実績
- 骨董品・古美術品の鑑定に長ける
阪神古美術は、1916年(大正5年)創業で、100年以上の長きにかけて鑑定を行ってきた、老舗の骨董品・古美術品などの買取店です。
これまで一般の人からの鑑定依頼はもちろん、裁判所や旧住宅金融債権管理機構など公的機関からの鑑定依頼も受けており、テレビ番組へも多数出演しています。
阪神古美術では骨董たんすの買取を行っているほか、茶道具や古書籍、着物、漆器などさまざまな骨董品の取扱いがあります。
店舗情報
買取方法 | 出張買取・店頭買取 |
電話番号 | 0120-57-5355 |
受付時間 | 9:00〜18:00 |
古物商許可番号 | 第621242102958号 |
公式サイト | https://www.antique-jp.net/ |
あい古物買取サービス
- 骨董品などに特化した専任鑑定士がいる
- 買取実績が詳しく掲載されている
- 大阪の買取実績が多数紹介されている
あい古物買取サービスは、滋賀県大津市に事務所を構える古道具・骨董品などの出張買取業者です。骨董品や一流美術品などそれぞれの分野に特化した専任鑑定士が鑑定を担当しています。
近江を拠点とし関西はもちろん、東海・北陸、山陽・山陰など広域にわたって出張買取が可能です。
あい古物買取サービスの公式サイトを訪れると、大阪府高槻市で桐たんすを買取した事例のように、桐たんすやその他のたんすの買取実績が詳しく紹介されていることが分かります。たんす以外にも、大阪府での買取実績が多数掲載されています。
店舗情報
買取方法 | 出張買取 |
電話番号 | 0120-994-469 |
受付時間 | 9:00〜21:00 |
古物商許可番号 | 滋賀県公安委員会 第60101H220036号 |
公式サイト | https://aikobutsu.com/ |
ラフジュ工房
- アンティーク家具の販売もしている
- 家具の修理・リメイクもできる
- 公式サイトが充実している
「日本で一番あなたのわがままを叶えるアンティーク家具屋」であるラフジュ工房は、アンティーク家具の販売・買取を行っています。さらに、アンティーク家具の修理・リメイクにも対応しており、桐たんすのリメイク実績も豊富です。
まさにアンティーク家具のことならどんな「わがまま」も叶うのが、ラフジュ工房です。
高級桐たんすやブランド家具、デザイナーズ家具などをはじめ買取実績は3万点を超え、アンティーク品でない骨董品・美術品などもまとめて買取ができます。
公式サイト「買取鑑定士からのごあいさつ」では、取締役兼買取鑑定士である岩間幸夫氏の紹介が親しみやすい漫画風で展開されており、氏のラフジュ工房への思いや人柄がうかがえます。
出張買取は東京や関東圏内が多いものの、点数が多い場合は遠方でも可能です。
店舗情報
買取方法 | 出張買取・店頭買取・宅配買取 |
電話番号 | 0120-971-794(固定電話) 090-2495-4483(岩間氏の直通携帯電話) |
受付時間 | 10:00~17:00 |
古物商許可番号 | 茨城県公安委員会 第401070000484号 |
公式サイト | https://www.rafuju.jp/ |
かいとりや本舗
- 大型家具・家電に強い
- 買取不可アイテムも回収OK
- 外国人も使いやすい
かいとりや本舗は、たんすやテーブルなど大型家具の買取に長けた業者で、大阪・兵庫県を中心に出張対応が可能です。養生をともなう特殊な搬出にも対応でき、万が一の事故に備えて業界最大規模の補償が下りる保険にも加入しています。
もし、売りたい桐たんすに値がつかない場合でも、地域最安値で回収ができます。回収に必要な費用は搬出手数料のみで、他の処分代や家電リサイクル代、運送費、出張費などは無料です。
また、ネパール、ベトナム、中国のスタッフがいるため、これらの出身で日本語対応が難しい場合でも対応できます。
店舗情報
買取方法 | 出張買取 |
電話番号 | 0120-80-4189 |
受付時間 | 9:00〜17:00 |
古物商許可番号 | 兵庫県公安委員会 第631140900002号 |
公式サイト | https://kaitoriya-honpo.com/ |
出張買取.com
- 業者向けオークション会場を運営
- 独自の流通経路が高価買取のカギ
- 遺品整理も行っている
出張買取.comは、たんすなどの家具、ソファー、食器類、デザイナーズ家具など幅広いアイテムを高価買取できる業者です
高価買取の秘密のひとつは、業者向けオークション会場を運営していることです。買取したものをすぐ業者に販売できる体制が整っているため、高価買取に繋げられます。
大阪を中心に、関西エリアの出張対応ができます。
店舗情報
買取方法 | 出張買取 |
電話番号 | 0120-044-316 |
受付時間 | 9:00〜19:00 |
古物商許可番号 | 大阪府公安委員会 第621161703527号 |
公式サイト | https://www.kaitori.io/ |
高く売れるドットコム
- 東証プライム上場企業が運営
- 多様な販売ルート
- 独自データによる高価買取
高く売れるドットコムは、全国対応の総合ネット買取サービスで、桐たんすをはじめとする家具から家電、オーディオ、貴金属、農機具まで多岐にわたる取扱品目があります。
高く売れるドットコムの魅力のひとつは、手軽に利用できる事前査定です。商品名、商品の状態、補足事項などの情報をオンラインで入力すれば、簡易な査定が実施できます。
会社の休憩時間や空き時間に、スマートフォンからでも操作しやすいでしょう。
店舗情報
買取方法 | 出張買取・店頭買取・宅配買取 |
電話番号 | 0120-945-991 |
受付時間 | 9:15〜21:00 |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第307730608365号 |
公式サイト | https://www.takakuureru.com/cp/kimono_dining_oldcoin/ |
桐たんす買取業者の選び方
大型家具である桐たんすは搬出・運搬に手間がかかるため、出張買取の対応ができる買取業者を選びましょう。また、買取価格やたんすの持ち運び作業に関する評価を口コミで確認します。
さらに、各業者の公式サイトで買取実績を見ておきましょう。公式サイトによって買取実績の掲載の仕方やページ数はさまざまなので、よく比較してみてください。
出張買取に対応できる
桐たんすなどの大型家具の買取をしている業者であれば、多くの場合、出張買取に対応しているはずです。本記事で紹介している買取業者は、いずれも大阪エリアに対応しているため基本的には問題ありません。
ただし、事務所の所在地が関西以外の場所にある場合、出張対応はできても条件が限定されることがあります。例えば「家具が多数あるときは遠方でも出張可能」という条件の場合、買取希望アイテムが1点だけだと買取を断られるかもしれません。
そのため、電話やメール、チャットにて出張の可否を確認し、また追加の出張費用がかからないかも聞いておくようにしましょう。
口コミの評価を参考にする
各買取業者の公式サイトでは、口コミが掲載されていることが多いです。査定員の対応や買取価格などに対するユーザーの満足度が確認できるため、初めて買取を利用する人にとっては有益な情報となります。
公式サイトに掲載がない場合は、インターネットで検索すると外部の口コミサイトを見つけられることもあります。特に大手の買取業者になると、多くの口コミ・レビューが投稿されていることが多いので、リアルな感想が得られるでしょう。
ただし、あくまで参考程度にとどめ、実際には電話やチャットでの対応などを加味しながら、自分自身が信頼できそうかを判断するようにします。
買取実績が豊富にある業者を選ぶ
多くの買取業者の公式サイトでは、買取実績を確認することができます。買い取りに出したい桐たんすやその他のアイテムの実績が多数掲載されていると、買取額の大まかな参考になります。
また、多数の実績があるということはそのジャンル・カテゴリに強みがあり、しっかりとした査定力があることを期待できます。
買取業者を慎重に選ぶ際には、口コミと合わせて買取実績にも目を通しておくと良いでしょう。
桐たんすの処分方法
かつて嫁入り道具として愛された桐たんすですが、現在はクローゼットの増加によってその桐たんすの需要は減っています。
伝統工芸品やブランドなど、一定以上の価値がある桐たんすでないと買取できない場合も多いのが事実です。
そこで、最終的に処分するしかなくなった場合にどのような方法があるのか解説します。
粗大ゴミとして廃棄する
粗大ゴミは、自治体へ回収依頼ができます。1,000円もかからない程度の費用で依頼できることもあるなど、低コストで抑えられるのがメリットです。
自治体によって異なりますが、基本的な粗大ごみ回収の基本的な流れは以下の通りです。
- 自治体の公式サイトへアクセスする
- 電話かインターネットで粗大ゴミ回収を申し込む
- 手数料券(シール)を購入する
- 手数料券を粗大ゴミに貼り付ける
- 所定の曜日・時間帯に粗大ゴミを排出する
なお、手数料券はコンビニで購入できるほか、キャッシュレス決済を選択できる場合もあります。キャッシュレス決済で支払いをした場合は、受付番号を記した紙などを粗大ゴミに貼り付けておきます。
詳細は手続きは自治体によって異なるため、公式サイトで確認しましょう。
不用品・粗大ゴミ回収業者に依頼する
不用品や粗大ゴミの回収業者を利用する方法もあります。大型家具などの買取業者が不用品回収を兼ねているケースもあるため、たんすの状態によっては買取できることもあります。
回収業者はスピーディーで臨機応変な対応が期待できることや、手間がかからないのがメリットですが、手数料は割高になるのがデメリットです。
ただし、悪徳業者ではないか確認しておくことが望ましいです。不用品回収や遺品整理を行うには、廃棄物収集運搬業の許可や、一般貨物運送業などの許認可が必要です。さらに、買取を行うには古物商許可も必要となります。
そのため不用品の回収業者に依頼する際は、公式サイトなどで上記の許可を得ているか確認するようにしましょう。
他者にゆずる
知人・友人で欲しがっている人がいれば、その人に引き取ってもらう方法があります。また、インターネットで地元の掲示板を利用する方法も有効です。
地元の掲示板では、地元のお店、イベント、アルバイト情報を閲覧できるほか、不用品を買ってくれる、あるいはもらってくれる人を探すこともできます。
同じ地元や近隣の地域の人であれば、直接引き取りに来てもらうことも期待できるでしょう。ただし、すぐに引取手が見つかるとは限らないため、急ぐ場合には適していません。
ネットオークション・フリマアプリで出品する
不要な桐たんすは、自分でネットオークションやフリマサイトに出品することもできます。
ネットオークションは、欲しい人が入札をして競り合ってくれるため、高い金額で売れることがあるのがメリットです。一方で、競り合いの結果決まった落札価格が、自分の希望を下回る場合もあります。また、出品から売却までにさまざまな手数料が発生することもデメリットのひとつとなり得ます。
フリマアプリは手軽に利用でき、自分で自由に価格が設定できます。しかし、希望価格で売るには商品の写真や紹介文を工夫する必要があります。このような作業が好きな人には良いですが、面倒だと感じる人には不向きです。また多くの場合、値切り交渉にも応じることが求められます。
ネットオークション・フリマアプリはどちらも人気ですが、上記のメリット・デメリットを加味して利用すると良いでしょう。
買取に出す
桐たんすやアンティーク家具、ブランド家具など家具買取業者に依頼するメリットは、専門的な査定による適正価値で買い取ってもらえることです。買取業者によっても買取額に差は出ますが、基本的に買取の素人ではないため相場を大きく逸脱する金額になることは考えにくいでしょう。
一方で、ネットオークションやフリマアプリによる個人間売買では、商品価値に詳しくない人も一定数いることが予想されるため、相場から離れた額になってもおかしくはありません。
また、買取業者は無料で出張買取に対応している場合が多く、自分は手間をかけずに済むのも大きなメリットです。特に桐たんすなどの大型家具の場合、自分で搬出・運搬するのはやや現実的ではないかもしれません。
そのため、たんすの処分には買取業者の出張買取がおすすめできます。大阪や関西エリアの人は、この記事で紹介している買取業者を参考にしてもらうと良いでしょう。
ただし、ご自身の目で公式サイト等をよく確認してください。それぞれの業者の特色を理解するとともに、出張買取となると自宅に招き入れることになるため、本当に信頼できそうかという観点でチェックしてみてください。
高価買取されやすい桐たんすの特徴
高価買取の対象になりやすい桐たんすとして、以下の2つが挙げられます。
- 伝統工芸品に指定されている
- アンティーク桐たんす
これらについて解説しておきます。
伝統工芸品に指定されている
伝統工芸品とは経済産業大臣が指定するもので、さまざまなジャンルから約200品目が指定されています。桐たんすでは、以下の5つの産地のものが伝統工芸品として指定されています。
- 加茂桐箪笥
- 大阪泉州桐箪笥
- 春日部桐箪笥
- 名古屋桐箪笥
- 紀州箪笥
加茂桐箪笥は、新潟県加茂市で制作されている桐たんすです。原木の切り出しから製品完成までを一貫生産する加茂桐箪笥は、桐に精通した職人により高級品として仕立て上げられます。水害や火災に強い特徴があり、収納した衣類をしっかりと守ります。
大阪泉州桐箪笥は、大阪和泉市や堺市周辺で作られています。大阪は、日本で最初にたんすが普及したとされる地域です。江戸時代、商売が盛んであった大阪には着物や衣類が集まり、それを収納するためのたんすが重宝し、大阪でたんす生産が発展していきました。
埼玉県のさいたま市・春日部市を中心に作られる桐たんすが、春日部桐箪笥です。春日部桐箪笥で使われる桐は、防湿性・難燃性に優れるといわれ、また他の木材よりも軽いのが特徴です。
名古屋桐箪笥は、名古屋城が建てられたときに作られ始めた伝統工芸品で、嫁入り道具の必須アイテムとして広まっていきました。名古屋ではめでたいときにお金をかける風習があるため、名古屋桐箪笥も金具に金が使用されるなど豪華な作りになっているのが特徴です。
紀州箪笥は、和歌山県和歌山市で生産される高級たんすです。和歌山市では良質な材料と職人により、多くの家具や建具が生産されてきました。紀州箪笥の素材は、軽くしなやかで、白い色調や木目が美しい特徴があります。
アンティーク桐たんす
高価買取されやすい桐たんすのもうひとつが、アンティーク桐たんすです。アンティーク桐たんすは、一目みて感じられる独特な風格があり、凝った装飾が施されているものが多いです。
佐渡桐箪笥や庄内桐箪笥、会津桐箪笥などがアンティーク桐たんすの例として挙げられます。江戸時代に作られた歴史のある、状態の良いアンティーク桐たんすなら、100万円以上で取引されることもあります。
桐たんすの高価買取ポイント
桐たんすの買取額をあともう一歩後押しできるのが、下記の項目です。
- 査定前にたんすを綺麗にしておく
- 適切な保管とメンテナンスをする
- 買取は早い段階でする
最後の一手間で買取額が左右されることがあるため、参考にしてください。
査定前にたんすを綺麗にしておく
査定前には桐たんすを綺麗に掃除しておきましょう。ホコリを被っていたら軽く拭き掃除をし、落書きや汚れがあっても取り除けそうなものは対処しておきます。
見た目が良くないものや汚れ、キズがあるものは減額対象となるため、事前に確認しておくのが良いです。
適切な保管とメンテナンスをする
桐たんすは適切に保管し、メンテナンスしておくことが高価買取の決め手となります。保管の際には、直射日光が当たらない場所で、壁にべったりつけず5cmほど隙間を開けて置いておくのが望ましいです。
こうすることで直射日光による変色を防ぎ、通気性が良くしてカビなどが発生しない環境を確保できます。また冷暖房に直接当たらず、急激な温度変化にさらされないようにするのもポイントです。
また、メンテナンスの際に気をつけたいのが、木目に沿って「乾拭き」をするということです。
桐たんすは仕上げにロウやオイルでコーティングしているため、水拭きをしたり強くこすったりすると、塗装が落ちて劣化を早めてしまうことがあるため、注意してください。
買取は早い段階でする
桐たんすは木材で作られているため、時間の経過や保管状況により劣化するリスクが避けられません。そのため、思い立ったら早めに行動するのが吉です。
使用しなくなっても放置していると、カビの発生や虫食い対策など手間がかかり、劣化や汚れ、キズが増えると査定額も下がってしまいます。
そのため、このような記事を読むなどして、行動するきっかけが得られたときに処分してしまうのがベストです。そして、たんすの不用品を一緒に整理するチャンスも得られます。
ぜひ気軽な気持ちで、査定依頼をしてみましょう。出張買取なら手間もかからないため、おすすめできます。
まとめ
本記事では、大阪の桐たんす買取業者を紹介しました。
伝統工芸品に指定されたものや、アンティークヒンとしての桐たんすは、高額で取引されることが多いです。一方で、それ以外の桐たんすは、値がつかないこともあり、自分で処分することが必要になる場合もあるでしょう。
また、買取できなくても処分してもらえたり、単体ではまとまった買取額にならないもののまとめ売りすることで高価買取できたりすることもあります。
ぜひ、気になる業者から相談してみましょう。