タンス買取はどこに頼む?種類別の相場と売れるタンスの見分け方
大型のタンスを手放す際、一番のハードルになるのが室内からの運び出しです。特に2階に置いてあると、大人2人でも自力で下ろすのは骨が折れます。
それだけに、出張買取で査定から運び出しまで丸ごと任せられるのは大きな助けになります。ただし、2階からの運搬に対応していなかったり、1点だけでは訪問してもらえなかったりと、業者によって条件はさまざまです。
この記事では、次の内容を解説します。
- タンスの種類ごとに見る買取相場
- 値がつくタンスの見分け方
- 査定を依頼する前のチェック項目
- 後悔しない買取業者の選び方
- 値がつかないときの処分ルート
売れるかどうかはもちろん、いかに労力をかけずに部屋をすっきり片付けるかまで具体的にまとめました。うるココの家具買取なら、運び出す前のタンスを置いたまま無料で査定できます。
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タンスの買取相場の目安一覧

タンスの買取相場は、形状や材質、メーカー次第で大きく差がつきます。主要業者の買取データを集約した相場の目安をまとめました。
| 種類 | 買取相場の目安 | 代表例 | 上振れしやすい条件 |
|---|---|---|---|
| 量販店の洋服タンス・チェスト | 値がつかないことが多い〜数千円 | ニトリ・IKEA・無印良品など | 状態が良い・現行に近い |
| 家具メーカーの洋服タンス・チェスト | 数千〜5万円前後 | カリモク・マルニ木工・大塚家具など | 無垢材・型が分かる・現行に近い |
| 桐たんす | 値がつかないことがある〜7万円前後 | 加茂桐箪笥・春日部桐箪笥など | 総桐・証紙や焼き印・作家物 |
| 婚礼タンス | 値がつかないことが多い〜5万円前後 | 府中家具・総桐の婚礼タンスなど | 総桐・無垢材・産地ブランド |
| 和箪笥 | 1万〜数十万円 | 茶箪笥・水屋箪笥・時代箪笥など | オリジナルの金具・産地物 |
| 民芸箪笥 | 1万〜5万円前後 | 岩谷堂箪笥・松本民芸家具・北海道民芸家具など | 産地の焼き印・金具や材が揃っている |
※桐たんすの時代物は数十万円、婚礼タンスの伝統工芸品は10万円以上になることもあります。
同じタンスであっても量販店で買える合板製と、桐や民芸家具とでは査定額の桁が違ってきます。洋服タンスやチェストも、メーカーや型番が特定できるもの、あるいは無垢材が使われている品なら、より高い評価を期待できるはずです。
ソファや食器棚などタンス以外の家具は、「家具の買取相場はいくら?」で品目別に整理しています。
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タンスの種類別の買取相場

一覧表で確認したとおり、タンスの買取相場は種類によって大きな開きがあります。ここからは自宅のタンスがどれに該当し、値段がつく品なのかを見極めるポイントを種類別に整理していきましょう。
洋服タンス
扉を開けて衣類を掛けるワードローブ型の洋服タンスは、量販店の品か老舗メーカー製かで評価が分かれます。
ニトリやIKEAといった組み立て式の合板家具は値段がつきにくい反面、カリモクやマルニ木工などの国内家具メーカー品で、無垢材仕様や型番が分かるものはしっかり査定対象に入ります。
自宅で確かめるときは、まず背面のメーカーシールや引き出し側板の木材に目を向けてみてください。ただし、大型の洋服タンスは運び出しや保管のコストがかさむため、いくら質が良くても小型チェストほど高値が伸びにくい一面もあります。
チェスト
整理タンス・ローチェスト・ハイチェストなどのチェストは、大型の洋服タンスよりコンパクトで搬出しやすく、現代のインテリアにも馴染みやすいため中古市場でも人気の高い家具です。
特に評価につながりやすいのは、次のようなものです。
- 家具メーカー製(カリモク、unico、大塚家具など)
- オークやウォールナットなどの無垢材
- メーカーやシリーズ名(型番)が特定できる
- 現行に近いデザイン
反対に、簡易な組み立て式や子ども用のチェストは値がつきにくくなります。
桐たんす
桐たんすの買取相場は、全体に桐材を使った総桐(そうきり)かどうかで分かれます。前板だけに桐を使った普及品は値がつきにくいこともありますが、総桐製や作家物、伝統工芸品であれば高額査定が期待できます。
自宅で確認する際は、引き出しを抜いて底板や側板まで白っぽい桐材が使われているかをチェックしてみましょう。また、背面や引き出しの裏側・内側に残る伝統工芸品の証紙や職人の焼き印(落款)も査定の手がかりです。
婚礼タンス
婚礼タンスは特定の材質や形を指すものではなく、結婚時に婚礼家具として揃えたタンスの総称です。洋服タンスや整理タンス、桐たんすなどが婚礼用として購入されているため、婚礼タンスだから高く売れるとは限りません。
婚礼タンスの買取相場を左右するのも、実際に使われている材質やメーカー、産地です。合板やプリント化粧板を使った量産品は値がつきにくい一方、総桐や無垢材、家具メーカー製・産地ブランドのものなら評価が変わってきます。
裏面や引き出しの奥にあるメーカー名、焼き印、産地シールなどが手がかりです。婚礼家具として購入したことよりも何で作られたか、どこのタンスなのかを確かめるほうが、価値の見当がつきます。
和箪笥
茶箪笥・水屋箪笥・時代箪笥などの和箪笥は、古さゆえに売れないとは限りません。当時の彫刻金具や味わいを増した木目が残っている品なら、実用家具の枠を超えて骨董品やアンティーク家具として評価されることも多いからです。
なかでも時代箪笥なら、後から付け替えたものではない当時の手打ち金具がそのまま残っていたり、仙台箪笥や佐渡箪笥といった有名な産地が分かったりするものほど高値を期待できます。茶箪笥や刀箪笥など種類ごとの目安は「和箪笥は買取できる?」で確認できます。
民芸箪笥
岩谷堂箪笥や松本民芸家具、北海道民芸家具などは、量産品のタンスとは査定基準そのものが一線を画します。産地やメーカーの銘をはじめ、独特の飾り金具や銘木の質感が確かな判断材料になるためです。
婚礼用として購入されたものであっても、需要の落ち込んだ通常の婚礼家具とは異なり、買取を断られにくい強みを持っています。まずは本体の裏面や引き出しの奥を見て、ブランドの焼き印やラベル、伝統工芸のシールが残っているか確かめてみましょう。
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タンスの買取査定を申し込む前にすること

買取手続きを手際よく進めるコツは、材質などの基本情報と搬出ルートの状況を事前に揃えておくことです。申し込みの前に確認しておきたい項目をまとめました。
材質と表示を確かめる
引き出しを抜き取り、側板や底板の断面をのぞいてみてください。薄い板が何層も重なっていれば合板、白っぽく軽やかな感触なら桐、年輪の目が詰まってずっしりとした重みがあれば無垢材、といった具合に見分けるヒントになります。
あわせて、背板や引き出しの内側などにメーカーのラベルや産地シール、伝統工芸の証紙、焼き印などが残っていないかも探してみましょう。もし表示を見つけたら、文字が鮮明に読めるよう写真を撮っておくと、LINEやメールでの事前査定がスムーズに進みます。
設置場所と搬出経路を伝える
大型タンスでは、家から運び出せるかの確認が必要です。査定を申し込む際は、少なくとも以下の4つを一緒に伝えると良いでしょう。
- タンスがある階
- 階段や廊下の広さ
- 玄関までの搬出経路
- エレベーターの有無
査定対象になるタンスであっても2階から下ろせない、階段を通らないといった理由で買取が難しくなることがあります。分解や特殊な搬出への対応、追加料金の有無も業者ごとに異なると考えておいてください。
自分で解体や移動をしない
出張買取では部屋からの搬出まで業者が行うため、そのままにしておいて構いません。
無理に動かすと、以下のようなリスクが生じます。
- 自力移動による破損
- 解体による破損・欠損
- 水拭きによるシミの発生
事前準備はやわらかい布での乾拭き程度で問題ありません。タンスは現在の設置場所のまま査定を依頼し、売却が決まった後に安全な搬出を専門スタッフに任せましょう。
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タンス買取の依頼先を選ぶポイント

タンスを手放す先には、総合買取業者や和家具の専門店、近所のリサイクルショップなどがあります。どこを選ぶのがベストかは、お持ちのタンスの種類や、部屋からの運び出しやすさによって変わってきます。
出張買取なら搬出まで任せられる
大型タンスは、店舗まで自分で持ち込むだけでもかなりの負担です。宅配買取もサイズの面で利用しにくく、フリマアプリでは大型家具の送料が売値を上回ることもよくあります。
出張買取なら設置したまま査定から搬出まで任せられるのがメリットです。もしタンスが2階や狭い部屋に置いてあるなら、搬出まで対応できる業者を探しましょう。
タンスの種類に合う販路がある
同じタンスを見てもらっても、業者によって査定額には開きが出るものです。買い取った品を流通させる再販ルートが、店ごとに大きく異なるためです。
例えば総桐や時代箪笥、民芸箪笥といった伝統的な家具なら、骨董品や和家具の販路を持つ専門業者のほうが本来の価値を正当に見極めてくれます。
その一方で、量販品や一般的な家具メーカーの洋服タンス・チェストであれば、家電や生活家具を幅広く取り扱う総合出張買取店のほうが相談しやすいはずです。
最初の1社で値がつかなかったとしても、諦めて処分を急ぐ必要はありません。タンスの種類と相性の良い業者へ、もう一度声をかけてみるだけの価値は十分にあります。
キャンセル時の費用まで確認する
現在は、査定料や出張料を無料としている出張買取業者が多く、申し込むだけで費用がかかることは少なくなっています。
そのうえで確認しておきたいのが、査定後に売却を断ったときのキャンセル料や、特殊な搬出が必要になった際の追加料金です。相見積もりを取りたいなら、売らなかったときに費用が発生しないかを申し込み時に聞いておくと良いでしょう。
家具は訪問購入のクーリングオフの対象外なので、引き渡したあとに取り戻すことはできません。査定額と搬出の条件に納得してから渡しましょう。
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値がつかないタンスの手放し方

査定で値がつかないと処分を検討する段階になります。タンスのような大型品処分の機会は限られるため、意外とどんな方法があるのか知られていないかもしれません。
大きくは、以下のような選択肢があります。
- 買取業者に引き取ってもらう
- 自治体の粗大ごみに出す
- 不用品回収業者に依頼する
- 近隣で欲しい人に譲る
ここでは、これらタンスの処分方法について説明します。
買取業者に引き取ってもらう
査定で値段がつかなかったタンスでも、業者によってはそのまま引き取ってくれることがあります。ただし対応は各社まちまちで、引き取りの条件も無料で済むのか、処分費用がかかるのかに分かれます。
もし有料での引き取りになるようなら、提示された金額や部屋からの運び出しが含まれるかを確かめたうえで、不用品回収業者などの利用料と比べてから決めましょう。
自治体の粗大ごみに出す
処分費用を安く済ませたいなら、自治体の粗大ごみ回収が一番の候補になります。ただ、ハードルとなるのは、指定の収集場所まで自力で運び出さなければならないことです。タンスはかなりの重量があるため、手伝ってくれる協力者が欠かせません。
基本的な手順は「事前に予約 ➔ 粗大ごみ処理券(シール)を購入して貼る ➔ 指定日時に所定の位置へ出す」という流れを押さえておけば迷いません。
車や人手の目処が立つなら、地域のクリーンセンターといった処理施設へ直接持ち込むことで、処分代をさらに安く済ませられるケースもあります。
不用品回収業者に依頼する
玄関先までの移動すら厳しい状況であれば、部屋の中からの搬出に対応した民間の不用品回収が有力な選択肢になります。
大型タンスの解体や狭い階段を通す作業など、力仕事を一手に引き受けてもらえるのが大きな魅力です。
一方で、設置されている階数や作業人数によって見積もり額が変わるため、確定前の総額確認は必須といえます。
あわせて留意したいのが、家庭ごみの運搬には自治体の許認可や委託が欠かせない点です。後々のトラブルを避けるためにも、正規の手続きを踏んで営業している業者かどうかを見落とさず見極めたいところです。
✅️ 合わせて読みたい:自分で運べない大型家具はどう処分したら良い?おすすめ処分方法を紹介
近隣で欲しい人に譲る
状態がよくまだ十分に使えるタンスなら、地域密着型の掲示板アプリや直接引き取り限定のフリマに出してみるのも一案です。相手に自宅まで取りに来てもらえれば、処分費用をかけずに手放せるメリットが得られます。
年季の入った和箪笥や民芸家具であれば、そのまま使う人だけでなく、DIYやリメイク用の素材として求めている買い手とマッチングすることもあります。
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タンスの買取でよくある質問

古いタンスでも買取してもらえますか
年式だけでなく、素材や作りによって買取できます。総桐箪笥や時代箪笥、岩谷堂などの伝統工芸品は、古くても骨董・アンティーク価値から高値がつくことがあります。昭和の古いタンスの種類別の相場は、「昭和レトロなタンスは買取できる?」を参考にしてください。
ニトリや無印良品のタンスは売れますか
状態が良く、現行に近いモデルであれば査定額がつくことがあります。ただし、組み立て式の家具は分解や再組み立てで傷みやすく、中古での再販が難しいため買取不可になることもあります。
タンス1点だけでも出張買取を頼めますか
1点から出張査定を受け付けている業者はあります。ただし、大型タンス1点だけでは搬出や運搬にかかるコストとの兼ね合いから、出張対象にならないこともあります。
査定だけでも頼めますか
査定料や出張料を無料としている業者なら、査定額を確認してから売るかどうか決められます。
ただし、売却を断った際のキャンセル料などは業者によって異なります。
まとめ
タンスは大きな金額にならなくても、わずかでも値がつけば処分費用をかけずに手放せるのが買取の強みです。出張買取を頼めば、重くて動かせない大型タンスでも、部屋に置いたままの状態で査定から運び出しまで任せられます。
まずは背面のラベルなどでメーカーや材質を確かめ、置いてある階数や階段の状況とあわせて、うるココの家具買取へ問い合わせてみてください。もし単品での訪問を断られそうなときでも、使わなくなった家具や家電を一緒に見てもらうことで、快く引き受けてもらえることがよくあります。
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