沖縄海洋博覧会(エキスポ75)記念100円白銅貨の価値とは?
「沖縄海洋博覧会記念の100円玉は高く売れる?」
「記念硬貨にどんな価値があるのか知りたい」
沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨は、沖縄をモチーフにした記念硬貨です。よく見ないと気づきませんが、実はほかの硬貨にはあまりない、珍しいデザインをしています。
本記事では、沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨について価値や販売価格、買取価格について紹介しています。
プロが教える沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨の買取価値
沖縄海洋博覧会は、沖縄県の日本本土復帰を記念して沖縄県で行われた国際博覧会です。1975年7月から翌1976年1月にかけて行われました。このとき記念貨幣として発行された100円白銅貨で、「エキスポ75 100円硬貨」とも呼ばれます。
本記事では、「沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨」という呼び名で統一します。
この沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨の裏面は、中央に「100」と刻印され、その周囲を取り巻くように「EXPO75」「 OKINAWA」「昭和50年」の文字がそれぞれ配置されたデザインとなっています。
また、それぞれの文字の間には、上部に海を表す波のマークが、左右には可愛らしいイルカ(「オキちゃん」)のマークが描かれており、コレクターにはたまらないディテールとなっているのが特徴です。
表面には守礼門が描かれています。
沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨の価値は?
沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨は発行枚数が多く、現存しているものが数多くあるためプレミアと呼べるほどの価値はついていません。
しかし、コレクターや一般の人からも親しまれやすいデザインで、手に入れたら保管しておきたいと思う人も多いでしょう。
昔は買い物したときのおつりに、沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨が混じっていることもあったそうです。
アイコニックなイルカが描かれているのに気づくと、間違えてゲームセンターのコインでも渡されたのかと疑いそうになりますね。
沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨の販売価格
日本貨幣カタログでは、以下のように記載されています。
- 発行枚数120,000,000枚(銅750/ニッケル250/4.8グラム)
- 完全未使用品:250円
- 未使用品:200円
美品と並品についての価格掲載はありません。
古銭販売店がカタログ価格に合わせて販売していますが、フリマサイトやオークションサイトなどを見ると、さまざまな価格で出品されていることが分かります。
1枚110円や1,000円近くまで幅広い出品価格がありますが、セット売りやケース付きで販売価格を高めているものも多数見られます。
沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨の買取価格は?
ネット上の買取価格をみると、額面通り(100円)が大半でしたが、上限200円というお店もありました。
上限買取価格というのは、完全未使用品が前提なので、もし完全未使用品をお持ちなら、ケースに入れて保管したほうがよいでしょう。
沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨の発行枚数は、今まで発行された記念硬貨でもっとも多い枚数です。
ただ、沖縄をモチーフにした愛らしいデザインで人気が高い記念硬貨なので、大事にコレクションする価値はあります。保管が面倒なのであれば、買取に出して次の所有者に譲るのもよいでしょう。
お手持ちの古銭の価値を調べてみませんか?
簡単ではありますが、沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨(エキスポ75 100円硬貨)について説明しましたが、いかがでしたか。
買取価格は、発行枚数が多かったため希少価値が低く、額面通りの100円という買取業者が多いようです。しかし、沖縄モチーフのデザインは他の硬貨にはない魅力があります。
およそ硬貨のイメージとは結びつかないイルカのオキちゃんと、それとは対照的に威風漂う守礼門が何ともいえないコントラストを織りなし、唯一無二の芸術性を感じさせてくれます。
もし、沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨のほかにも珍しい硬貨や古銭をお持ちで、その価値が気になったら無料査定をご利用ください。うるココでは、古銭買取を承っております。
保存状態や種類によって高価買取できることがあるため、ぜひお見逃しなく。