ブランド買取なら
まとめるほどお得な
「うるココ」へ

選べる4つの無料査定 選べる4つの買取
コラム

二銭銅貨の買取価値とは

二銭銅貨 価値

「二銭銅貨にはどれほど価値がある?」

「どの年代のものが高く売れる?」

明治時代に製造された二銭銅貨に、現在はどれほどの価値があるのでしょうか。同じ二銭銅貨でも製造年により発行枚数が異なり、またデザインも前半・後半で変更されているため、その価値はさまざまです。

本記事では、より価値の高いエラー硬貨の種類についても解説しています。また、半銭銅貨については「半銭銅貨の買取価値」をご覧ください。

目次

プロが解説!二銭銅貨の買取価値

二銭銅貨の買取価値は、他の古銭のように種類や状態などさまざまな要素で異なります。ここではそんな二銭銅貨についてご紹介します。

二銭銅貨とは?

二銭銅貨は明治6年から明治25年まで発行されました。明治6年〜明治10年の二銭銅貨は14.3gですが、明治10年~明治25年発行のものは重量14.26gと少し軽くなっています。

また、明治6年〜明治10年の二銭銅貨は「角ウロコ」のデザインでしたが、明治10年〜明治17年は「波ウロコ」になっています。

角ウロコ・波ウロコとは、文字通り二銭銅貨に描かれた竜のウロコのデザインを指し、角ウロコはウロコが四角形に近く、波ウロコはV字型のウロコが波のように並んでいます。

角ウロコはより写実的でリアルなウロコのように見えるのに対し、波ウロコはデフォルメされ、線で表現されたデザインとなっています。

明治6年など初期の角ウロコは、高い価値がついています。

二銭銅貨の価値や価格

貨幣カタログに掲載されている価格がこちらです。

古銭詳細極美品未使用
明治6年(角)35,000円200,000円
明治7年(角)10,000円100,000円
明治8年(角)4,000円50,000円
明治9年(角)4,000円50,000円
明治10年(角)4,000円60,000円
明治10年(波)2,500円25,000円
明治13年(波)2,500円25,000円
明治14年(波)2,500円25,000円
明治15年(波)2,500円25,000円
明治16年(波)2,500円25,000円
明治17年(波)7,500円70,000円

二銭硬貨の買取価格

二銭硬貨の買取価格

明治6年の未使用~完全未使用が118,000円で売買されたことがあります。状態が悪ければ買取価値は低く、希少価値のある明治6年銘でも並品~美品で1,000~3,000円程度です。

ただ、そのときの古銭市場の動きなどで価値は変わりますので、二銭硬貨をお持ちでしたら買取業者に査定依頼してみましょう。

エラー硬貨の二銭銅貨は価値が高くなる

他の古銭や硬貨と同様にエラー硬貨は希少価値があるため、通常よりも高価格で取引されます。

代表的なエラー硬貨の種類が以下のようになります。

  • 陰打ち
  • ヘゲエラー
  • 印刷ズレ
  • 角度ズレ

お持ちの二銭銅貨やその他の古銭・硬貨が、もしかするとエラー硬貨かもしれません。エラーの種類が分かったら、念のために確認してみるとよいでしょう。

陰打ち

陰打ちのエラーとは、1枚の硬貨に別の硬貨が重ねられて、再びプレスされてしまった状態の硬貨です。陰打ちは、両面とも同じデザインになっているのが特徴で、特異な見た目からかなり高い価格で取引されることが多くなります。

二銭硬貨のような古い硬貨ではこの種のエラーが比較的頻繁に見られるものの、エラー硬貨そのものが稀であるため、通常の硬貨よりも高価で取引されやすいです。

明瞭な陰打ちエラーが確認できる二銭硬貨については、買取価格が5万〜6万円程度になることもあります。

ヘゲエラー

ヘゲエラーとは、硬貨の表面が折紙のようにめくれている状態の硬貨を意味します。このエラー硬貨は「めくれた」や「はがれた」などとも表現されることがあります。

見た目はあまり美しくないため、エラー硬貨の中では比較的低い買取価格になることが多いとされています。

ただし、通常の二銭硬貨よりは高く買い取られる傾向があります。ヘゲエラーの二銭硬貨では、約1万円程度の買取価格になることがあります。さらに大きなヘゲがある場合には、その分、買取価格も上がる可能性が高いです。

印刷ズレ

印刷ズレのエラーとは、プレスの位置が誤って硬貨の表面に描かれるデザインがずれてしまった状態の硬貨を指します。

この種類のエラー硬貨の買取価格は、ズレの大きさによって異なりますが、通常の硬貨よりは高額で取引されることが多いです。

例えば、プレスの位置が中心からわずかに外れたケースでは、おおよそ5000円程度の買取価格が見込まれます。さらに大きくずれていると、その買取価格はさらに高くなる可能性があります。

角度ズレ

角度ズレと呼ばれるエラーは、印刷位置が不正確で角度が大きく傾いてしまった硬貨を指します。このエラーは「傾打エラー」とも称されています。

現在の新しい硬貨で角度ズレが発生するケースは稀ですが、二銭硬貨では時折、見られます。角度ズレのエラー硬貨においても、ズレの度合いが大きいほど買取価格が高くなる傾向があります。

例えば、180度も反転しているようなエラー硬貨であれば、買取価格としては約15,000円程度が期待できることもあります。


二銭銅貨の買取ならうるココにご相談ください

二銭銅貨の価値はどれほどか説明しました。

初期の明治6年に製造された角ウロコの二銭銅貨は高い価値がつきやすく、高額で取引されます。

査定額が気になったら、お気軽に査定をお申し込みください。LINEなら画像をお送りいただくだけで、おおよその価値が判断できます。スマホひとつで査定できるため、お手軽でおすすめです。

他にも買取希望のものがある場合、出張査定をお申し込みいただき、ご自宅でまとめて査定させてもらうこともできます。

二銭銅貨やその他の古銭などの買取なら「うるココ」をご利用ください。お待ちしております。

>> 古銭・古紙幣買取について詳しく見る

関連カテゴリー

うるココ鑑定団

関連するコラム