和同開珎の買取価値
和同開珎の買取価値をプロが解説!

和同開珎の買取価値はどのくらいのあると思いますか?
和同開珎の買取価値は、種類や希少価値、状態などで他の古銭同様左右されます。
ここではそんな和同開珎についてご紹介します!
和同開珎の価値
和同開珎は新和同開珎のことをさし、古和同開珎より材質が硬く、品質が良いもの多いです。
書体が均一的で、銀銭はなく銅銭のみです。
カタログ価格は「20万円~250万円」となっています。
実勢価格(実際の市場で取引される値段)は下の通りで、買取相場は実勢価格の8~9割となっています。
古銭詳細 | カタログ価格 | 実勢価格 |
---|---|---|
和同開珎 三ッ跳 銅銭 極美品 | 160~250万円 | 105万円 |
和同開珎 四ツ跳 銅銭 並品 | 130~200万円 | 96万円 |
和同開珎 長珎 銅銭 美品 | 120~150万円 | 48万円 |
和同開珎 三ッ跳 銅銭 極美品 | カタログ価格:160~250万円 | 実勢価格:105万円 |
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和同開珎 四ツ跳 銅銭 並品 | カタログ価格:130~200万円 | 実勢価格:96万円 |
和同開珎 長珎 銅銭 美品 | カタログ価格:120~150万円 | 実勢価格:48万円 |
和同開珎の買取相場
和同開珎や皇朝銭は鋳造から千数百年が経っていることもあり、状態もそれぞれ大きく違うので実勢価格とカタログ価格に大きな差がでることもあります。
買取価格も状態で差があるので、お持ちであれば、一度古銭買取業者にしっかり鑑定してもらいましょう。
和同開珎
希少価値 ★★★★★
時代背景 和銅元年 / 708年 / 奈良時代
素材 銀、 銅
和同開珎は、和銅元年8月10日に、日本で鋳造・発行された銭貨で、日本初の流通貨幣と言われ、皇朝十二銭の1番目の古銭です。
時計回りに和同開珎と表記され、裏は無紋で、621年発行の開元通宝を模したもので書体も同じで、1文として通用されました。
穴銭でもっとも価値の高い古和同開珎ですが、古和同開珎は材質が脆く製作が稚拙で書体が古雅な趣があります。
銀銭と銅銭が存在し画像は大字の銀銭です(「和」が縦長で「開」が長大となっています)。