ニトリで婚礼家具の引き取りをしてもらうには？不可だったら買取という選択肢も
ニトリで家具を買い替える際、古い婚礼家具の引き取りはしてもらえるのか。ニトリの「家具引取サービス」は便利ですが、希望通りに利用できないケースもあります。
そこで多くの方が次に検討するのが、手数料を払うのではなく、売る（買取）という選択肢ではないでしょうか。
この記事では、まずニトリの引き取り条件を解説し、その上で買取を利用するときのメリットや注意点、業者の選び方までを詳しく説明します。あなたの状況に即した選択ができるようサポートします。
ニトリの家具引き取りについて
ニトリでは新しい家具を購入するとき、不要になった家具を引き取ってくれるサービスがあります。ここでは、サービスの利用条件や料金について解説します。
利用できる条件
ニトリの引き取りは、店舗やネットで「配送員設置」の大型家具を買うときに利用できる有料サービス（ 1回 4,400 円）です。自分で組み立てる商品や宅配便で届く品は対象外なので注意してください。
当サービスの条件で押さえておくべきなのが、購入品と引き取り品が「同数量」または「同容量」である、ということです。例えば、新しいたんすを1点買うなら、引き取ってもらえる古いたんすも原則1点となります。これは当然といえば、そうかもしれません。
他社製の家具でも条件に合えば回収の対象に含まれるため、婚礼たんすなど大型家具も依頼可能です。また、回収品は購入家具と同じ住所・同じ部屋に置かれていることが前提となります。
利用できない条件
ニトリの家具引き取りは、購入と同時であることが必須なので、単独で依頼することはできません。手数料を負担するから引き取りを依頼したいと思う人もいるかもしれませんが、そのようなサービスではないため注意が必要です。
店舗へ直接持ち込む形や、宅配便で配送される家具を購入したときの依頼も、対象外となります。また、前述した通り、購入した家具を設置する部屋と回収品が別の部屋に置かれている場合も、引き取り不可です。
加えて、購入品の受取日の前日や当日といった急な依頼も、受け付けてもらえません。
ニトリで婚礼家具の引き取りが不可だったら？売れる余地はある
ニトリの条件に当てはまらず引き取りを利用できないときでも、婚礼家具にはまだ売却の可能性があります。処分に手数料を払うのではなく、売却によって思わぬ資金につながることもあります。
大切にしてきた家具だからこそ、その価値を活かせる方法を探ってみましょう。
引き取り不可はむしろチャンスかも
購入点数や容量の超過、引き取りだけの依頼など、ニトリのサービスが使えない条件については既に触れました。そうした場面では、むしろ売却を前向きに検討するのがおすすめです。
婚礼たんすや鏡台は大型で、自分で処分すると費用も労力もかかります。そこで、買取業者に依頼すれば搬出まで任せられ、さらに値がつけば現金化までできます。手数料を払うどころか、思わぬ収入につながるチャンスです。
しかも、買取を利用すれば家具以外の不用品もまとめて査定できるため、家全体をすっきり片づけるきっかけになるというメリットもあります。
どんな婚礼家具が売りやすい？
婚礼家具の中でも売れやすいのは、桐たんすや整理たんす、鏡台といった定番のセットです。特に桐という木材は湿気に強く長く使えるため、中古市場でも根強い人気があります。状態が綺麗なら、思った以上に値がつくこともあるでしょう。
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また、ブランドや産地が分かる家具は評価されやすい傾向があります。職人の銘や証明書が残っていれば、それだけで一般的なタンスよりも高値が狙えるケースも少なくありません。
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一方で、カビや強いにおい、目立つ傷があると査定額は下がりやすくなります。とはいえ、軽く掃除したり消臭したりするだけで印象が大きく変わることもあります。少し手をかけてから査定に出せば、評価アップにつながるでしょう。
どうやって売れば良いのか
婚礼家具を売る方法は、主に3つあります。それがフリマアプリとリサイクルショップ、そして買取専門業者です。特に後者2つは混同されがちですが、ビジネスの仕組みの違いが、査定額に大きく影響することを知っておきましょう。
フリマアプリは個人間の取引で、自由に値付けできる一方、手間が大きいのが難点です。リサイクルショップは出張買取もあり手軽ですが、買い取った品を店舗などを通じて一般消費者に再販します。そのため、店で売れにくいと判断された家具は、査定価格が低く見積もられがちです。ただし、日用品など幅広いものを売りやすいのはメリットです。
一方、買取専門業者は、国内だけでなく、海外も含めた販路を持っていることが少なくありません。日本では需要が限られていても、それを必要とする海外の市場を見据えて価値を評価できるのです。専門知識も豊富なため、査定額重視なら買取業者はおすすめです。
値段がつかなかったら
現実的には、全ての婚礼家具に値がつくわけではありません。デザインが古かったり、ブランド価値がなかったりすると、査定額がゼロになることもあります。とはいえ、それで処分方法がなくなるわけではありません。
一部の買取業者では、買取不可の場合、有料で回収サービスを提供していることがあります。また、引き取り自体は難しくても、提携している不用品回収業者を紹介してもらえることもあります。たかが紹介と思いがちですが、悪徳業者にあたらなくて済むのは、意外とありがたいことです。
また、婚礼家具単体に値がつかなくても、同時に他のアイテムを売却することで、処分費をまかなえることがあります。
実際に「家具は値段がつかなかったが、他の品の買取額で処分費を相殺できた」と満足度が高まったという口コミも少なくありません。引き取り不可と判断されても、買取業者にまず相談してみる価値は十分にあるといえます。
買取業者に婚礼家具の引き取りをしてもらうメリット
ここからは、買取業者に婚礼家具の引き取りを依頼したときのメリットについて整理しておきます。
無料の出張買取で手間なく売れる
婚礼家具は大きくて重いため、店舗まで自分で運ぶのは現実的ではありません。そこで役立つのが、出張買取です。自宅にいながら査定から引き取りまで進められるので、余計な労力をかけずに処分できます。
出張買取ではその場で金額を提示してもらえるため、納得できればすぐに引き取りと現金化までが完了します。引越しや大掃除でスケジュールが限られているときでも、即日で片づくのは大変助かります。
しかも、多くの業者は出張費や査定費用が無料。査定を依頼しても損をすることはありませんので、気軽に相談できるでしょう。
家具以外もまとめて売却&処分できる
幅広い買取品目に対応している買取業者なら、家具だけでなく、さまざまな品目の査定に対応しています。婚礼家具を手放すタイミングは、家全体の見直しや整理の時期と重なることも多いでしょう。
例えば、同時に出てきた古い着物や贈答品、使わなくなったブランド品や骨董品なども、一緒に査定を依頼できます。品物ごとに別の業者を探す必要がありません。
家具の査定とあわせて、家の中の不用品を一度に売却、あるいは整理できるのは嬉しいポイントです。
搬出から任せられる
婚礼家具を手放す上で頭を悩ませるのが、その重さと大きさです。無理に動かそうとすると、自分が怪我をするだけでなく、家の壁や床を傷つけてしまう恐れもあります。
そこで買取業者に頼めば、売買が成立した家具の運び出しもスタッフが行ってくれます。安全かつ迅速に作業を進めてくれるので安心です。
査定から搬出まで、依頼者は何もする必要がありません。ただ見守るだけで、大きくて重い婚礼家具の問題が全て解決するのは、何よりのメリットといえるでしょう。
価値がつかなかったら最終的に不用品回収業者に依頼する
婚礼家具を査定に出しても値段がつかないときは、最終手段として不用品回収業者に依頼する方法があります。特に大型のたんすや鏡台は自治体の粗大ごみに出すだけでも大変です。
しかし、専門業者に任せれば搬出から処理まで一括で対応してくれるので、体力的な負担を避けられます。
当然ながら、不用品回収は基本的に有料サービスです。家具の大きさや搬出経路、作業にかかる人員によって金額が異なり、追加費用が発生することもあります。そのため、依頼前にしっかりと見積りをとり、総額を確認しておきましょう。
そして、注意したいのは業者選びです。中には無許可で営業したり、不当に高額請求を行ったりする業者も存在しています。必ず公式サイトに住所や許可番号が明記されているか、見積りの内訳が明瞭かを確認しましょう。
ニトリと買取業者の引き取りに関するよくある質問
最後に、多くの方が気になる質問をまとめておきました。
ニトリの引き取りと、買取業者の査定は、どちらを先にすべき？
まず買取業者の無料査定で価値を確かめるのがおすすめです。ニトリのサービスは手数料を「払う」必要がありますが、買取ならお金を「受け取れる」かもしれません。
価値がないと分かってからニトリの引き取りを検討しても、決して遅くはありません。
査定を頼んだら必ず売らないといけない？
いいえ、査定額に満足できなければ、その場で断っても問題はありません。出張買取に来てもらったからといって、必ず売らなければならないわけではないのです。
値段がつかなかったら？
買取業者で値段がつかなかったときは、有料の不用品回収業者に依頼するのもひとつの手です。希望の日時に、運び出しまで全て任せられます。あるいは、ニトリの引き取りサービスの条件を満たせるようなら、そちらを利用するのも良いでしょう。
まとめ
ニトリの家具引き取りサービスは便利ですが、条件に合わず使えないこともあります。そんなとき、買取という方法を知ってさえいれば、処分費がかかるどころか、現金化につながるチャンスに変わるのです。
婚礼家具は大きく扱いにくい反面、桐たんすや鏡台は中古市場で需要があり、状態やブランドによっては高く評価されます。
婚礼家具の買取を検討している方は、ぜひ「うるココ」へ。無料の出張査定から搬出まで安心して任せられ、家具以外の不用品もまとめて対応できます。
