婚礼家具の処分方法7つを比較!あなたに最も適した方法は?
婚礼家具は一生に一度の大切な思い出が詰まったアイテムですが、ライフスタイルの変化や新しい家具の導入に伴い、処分を考えることもあるでしょう。
しかし、婚礼家具のような大型家具をどのように手放すか悩む人も多いはずです。
本記事では、賢く婚礼家具を処分する方法を紹介します。
あなたに最適な処分方法を見つけ、スムーズに新たな生活を始めましょう。
婚礼家具とは
婚礼家具とは、結婚に際して購入される家具のことを指します。日本では古くから、女性が嫁入りにあたって嫁入り道具を婚家に持参する習慣があり、婚礼家具はそのような花嫁道具のひとつでした。
主な婚礼家具として、以下のようなものがあります。
- 桐たんす
- 鏡台(ドレッサー)
- 着物
- 婚礼布団
これらは日常生活で必要なものであるのと同時に、お祝いごとのために用意する縁起物としての意味もありました。そのため、縁起物を処分しても問題ないかと考える人がいるかもしれません。
かつて婚礼家具を処分するのは縁起が悪く、夫婦の不仲を招くものだと考えられてきましたが、現代ではそのような傾向はかなり薄れています。
婚礼家具は広い場所を取り、居住空間を圧迫することがあります。また、時代や年齢によってライフスタイルは変化します。
そのため、使用しなくなった婚礼家具はその役割を十分に果たしたと判断し、現在の生活に合った、新しい空間作りをするほうが良いという考え方もできるでしょう。
婚礼家具の処分方法
婚礼家具の処分方法には、主に以下のような7つの選択肢が考えられます。
- 自治体で粗大ゴミとして処理してもらう
- 不用品回収業者で有料にて処分してもらう
- 家具店の下取りサービスを利用する
- ボランティア団体に寄付する
- ネットオークション・フリマアプリで売る
- リサイクルショップで売る
- 家具の買取業者で売る
これらについて、ひとつずつ詳しく説明します。
自治体で粗大ゴミとして処理してもらう
婚礼家具を自治体の粗大ゴミとして処分するのは、最も一般的な処分方法のひとつです。自治体に申請し、指定された収集日までに回収場所に出すだけで処分が完了します。
処理費用は自治体ごとに異なりますが、通常は200円から3,000円程度です。
粗大ゴミとして出す方法は手軽で確実ですが、収集日が限られているため、計画的に行う必要があります。引越しなどで今すぐに処分したいと思っても、難しい場合があります。
不用品回収業者で有料にて処分してもらう
不用品回収業者は、電話やインターネットで依頼すると、自宅まで来て家具を回収してくれます。回収業者は大型品の搬出を得意としており、階段や狭い通路でも安全に運び出すことができます。
回収費用は家具の大きさや重量、地域によって異なりますが、一般的には数千円から数万円程度です。
業者を選ぶ際には、念のため無許可営業を行なっていないかしっかり確認しておきましょう。トラブルを避けるために、口コミや評判を確認して正規の業者を利用するようにしましょう。
家具店の下取りサービスを利用する
新しい家具を購入する際、古い家具を引き取ってもらえることがあります。一部の家具店は、購入する新しい家具の一部代金を下取り家具の価値として割引するサービスを提供しています。
家具店によって下取りの条件や基準が異なるため、事前に確認しましょう。新しく購入した家具の搬入・設置と同時に古い婚礼家具の搬出をしてもらえると、入れ替えのタイムラグが発生せず便利です。
ボランティア団体に寄付する
婚礼家具の処分方法として、NPO法人や支援団体などのボランティア団体に寄付することも有効です。
寄付を必要とする人や団体には、以下のような例が考えられます。
- 発展途上国の人
- 被災地の人
- 養護施設の子ども
- シングルマザー
- ホームレス
このような人たちに不用品を届けるには、寄付を受け付けている企業・団体に依頼するのが便利です。
例として、NPO法人ワールドギフト、NPO法人もったいないジャパン、国際子供友好協会などの団体があります。
寄付を行う際は、団体のニーズや受け入れ条件を確認し、適切に手続きを進めることが大切です。家具の状態が良ければ、積極的に寄付を検討してみましょう。
ネットオークション・フリマアプリで売る
ネットオークションやフリマアプリは、スマホひとつで簡単に出品でき、婚礼家具などの不用品を自分で売れる便利な方法です。家具の写真を撮り、説明文を記載して出品します。
ネットオークションでは購入希望者の入札価格で落札されますが、フリマアプリでは価格設定は、自分の希望価格を設定できます。
しかし、すぐに売れる保証はなく、希望価格で売れるかどうかも分かりません。また、大型家具の場合、配送手続きが複雑になり、送料が高額になることがあります。さらに、売れるまでの間、自宅で保管するスペースが必要です。
リサイクルショップで売る
リサイクルショップで婚礼家具などの不用品を売るのは、不用品回収業者のように費用がかからず、また自分で売るときのように手間がかからない点で、メリットが大きいといえます。
しかし、リサイクルショップのスタッフが必ずしも家具の専門知識を持っているわけではないため、適正な価格で売れる保証はありません。また、婚礼家具は大きく重いため、持ち込みが難しい場合もあります。
自分で市場価格をリサーチしたり、複数ショップを探したり、少しでも高く売れる工夫をするべきです。
家具の買取業者で売る
家具を取り扱っている買取業者なら、家具の専門知識や家具の取引実績が豊富にあることが期待でき、適正な相場価格で家具を売ることができます。
多くの買取業者が出張買取を実施しており、これを利用すれば自分で重たい大型家具を動かす必要がありません。
出張には即日対応してもらえることもあるなど、比較的すぐに訪問日を設定できることが多く、そのぶん買取額としての現金もすぐ手に入ります。
ただし、すべての家具が対象であるとは限らず、買取が成立しないこともあります。また、買取業者は「買取」専門の業者であるため、買取が不成立の場合、家具の回収・引き取りには対応できないことが多いです。
婚礼家具を処分するときの注意点
婚礼家具は、リメイクしてより長く使う選択肢もあります。特に思い出深い、あるいは処分するのに気が引ける家具の場合に適しています。
また、搬出する際にはケガに注意しましょう。もしケガをしてしまえば、家具の処分作業が困難になることや、治療費として追加の費用が発生することが想定されます。
リメイクする選択肢もある
家具は処分する以外に、リメイクして新しいデザインや機能を加えることもできます。
例えば、婚礼家具をペイントして色を変えたり、新しい取っ手や足を取り付けたりすることで、現代風のスタイルに生まれ変わらせることができます。
また、収納スペースを増やすために引き出しを追加することで機能性を高めることも可能です。
新しい家具を購入するよりもコストがかからないことが多く、節約にも繋がります。さらに、結婚に際して購入した思い出のある家具を再利用できれば、愛着を持って使い続けることもできるでしょう。
自力で搬出する際にはケガに気をつける
大型家具を搬出する際には、ケガをしないよう十分に配慮する必要があります。
家具を持ち上げるときは、腰や背中を痛めないように正しい持ち方をします。膝を曲げ、背筋を伸ばして持ち上げるようにしましょう。ひとりで無理をせず、必要に応じて他の人の助けを借りることも重要です。また、手を保護するために手袋を着用し、家具の角や鋭利な部分に注意してください。
また、搬出経路を事前に確認し、障害物を取り除いておくことも大切です。これにより、転倒や家具が壁や床にぶつかるリスクを減らすことができます。
また、家具に毛布やクッションを巻きつけて保護することで、家具自体や家の内部を傷つけることを防げます。
このような手間のかかる作業を避けたい場合は、買取業者などの出張買取を依頼すると良いでしょう。
まとめ
本記事では、婚礼家具の処分方法について説明しました。婚礼家具の処分として多くの人が思いつくのが、粗大ゴミとして自治体に依頼する方法や、不用品回収業者に引き取ってもらう選択肢です。
これら以外にも、自分で売る方法やリサイクルショップや家具買取業者で売る方法もあります。
買取業者なら多くが出張買取に対応しており、自分は自宅から一歩も出ることなく家具の処分でき、さらに家具の適切な市場相場で売れるため、安心して利用ができます。
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