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希少価値のある古銭一覧を紹介!あなたの家で眠っていませんか?

希少価値のある古銭

古銭の世界には、歴史と物語が詰まった数々の宝物が隠されています。かつての時代を生きた人々の手を渡り、時を超えて現代に伝わる古銭は、その希少価値ゆえに多くのコレクターを魅了してやみません。

一枚の小さな金属片が、かつての王国の栄光や交易の繁栄、戦乱の証しを物語るのです。

本記事では、そんな魅惑的な古銭の中から特に希少価値の高いものを厳選して11種類紹介します。

古銭を通じて歴史の一端を感じ、今もなお続くその魅力に触れてみましょう。また、驚くべき取引価格を知ると、古銭買取の楽しさも感じられるのではないでしょうか。

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目次

超高額で取引されたアメリカの古銭

2024年現在、世界最高額で取引された古銭(アンティークコイン)は 、1933年にアメリカで発行されたダブルイーグル金貨で、1887万ドル(約20億7000万円)という驚愕の値がつきました。

彫刻家のオーガスタス・セントゴーデンスがデザインしたもので、2021年、ニューヨークの競売大手サザビーズで競売にかけられた際に落札されました。

1933年は世界大恐慌にともなう経済制裁により政府が国民が金を保有するのを禁止し、金を回収する法律を施行した結果、ダブルイーグル金貨はほとんど発行されなくなりました。そのため、ダブルイーグル金貨は極めて高い希少性を持つことになったのです。

ダブルイーグル金貨が硬貨として史上最高額になる以前は、1794年にアメリカで鋳造されたフローイング・ヘア・ダラー銀貨が最高額の座を占めており、2013年に1000万ドル(約11億円)の値をつけました。

フローイング・ヘア・ダラー銀貨は歴史的な落札額もさることながら、金貨ではなく銀貨であったことも驚嘆に値します。

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古銭の希少価値はどう決まるのか

古銭の希少価値を左右するものとして、発行枚数・歴史的価値・保存状態の3つを挙げることができます。

発行枚数

発行枚数が少ない古銭は希少性が高くなり、特に限定された期間や地域、特別なイベントのために発行されたコインは価値が高くなります。

現在の市場にどれだけの枚数が現存しているかも重要です。コインは失われたり破損したりして現存数が少なくなることはあっても増えることはありません。そのため、時間の経過とともにますます希少価値は高まる可能性があります。

また、同じコインの中でも、エラーコインや試作品などはより希少性が高くなり、その価値は高くなります。

歴史的価値

古銭は発行された時代の歴史的背景やその時代の重要な事件・人物と関わりが深い場合、希少価値が高まります。

例えば、日本の古銭で最も高い価値が認められているもののひとつに天正菱大判金があり、この大判は天下統一を果たした豊臣秀吉が贈答用に作らせたという経緯があります。

この大判が高く評価されている理由には、極めて少ない発行枚数や精巧な作りであることとも相まって、豊臣秀吉という歴史的な重要人物の権威を象徴しているという事実も深く関係しているのです。

保存状態

保存状態は、古銭の物理的な状態や見た目がどれだけ良好かによって決まります。表面に傷、摩耗、腐食などがないかどうかが重要であり、未使用の状態や美品であればあるほど価値が高くなります。

錆びや汚れがないこと、また元の色が保たれていることも重要なポイントです。

特に金や銀などの貴金属製のコインは、変色が少ないほど価値が高いです。さらに、欠けや割れがないか、エッジが損傷していないかも評価されます。完全な形で残っているコインは高く評価されます。

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日本で希少価値のある古銭のタイプ

日本の古銭として知られているものには、大きく分けて古金銀、大判・小判、穴銭があります。

古金銀

古金銀とは、江戸時代から明治時代にかけて発行された短冊型の貨幣で、金貨や銀貨を指します。1871年に制定された新貨条例により円・銭・厘の3種類を単位とする貨幣制度に変更されるまで、古金銀は使用されていました。

古金銀には、以下の種類があります。

古金銀額面
一分金・一分銀1/4両・4朱
二分金・二分銀1/2両・8朱
一朱金・一朱銀1/16両
二朱金・二朱銀1/8両

金銀の素材に関わらず、金貨も銀貨も同じ額面の価値で扱われていました。

大判・小判

昔の金貨といえば、多くの人が思い浮かべるのが大判・小判ではないでしょうか。時代劇などでもおなじみです。

最も古い大判は、1588年(天正16年)に豊臣秀吉の命で鋳造されたといわれている天正大判です。楕円形で大型のものを指し、大判金(おおばんきん)ともいわれます。

小判は1601年(慶長6年)、徳川家康が鋳造したのが始まりといわれています。大判より小さいことから小判の名がありますが、その大きさは鋳造年代により異なっています。

穴銭

穴銭は、中央に穴が空いた形状をしている貨幣です。正式には四角い穴が空いているものが穴銭で、丸い穴が空いたものは古圜法と呼称されています。

日本最古の貨幣として知られる和同開珎も穴銭です。和同開珎が作られた708年から963年までに鋳造された穴銭は12種類あり、皇朝十二銭と呼ばれています。

また、江戸時代から明治初期までの長きにわたって使用されていた穴銭が寛永通宝です。寛永通宝は通貨として広く流通し、200種類以上と非常に多くの種類があります。

穴銭と形状で絵が描かれているのは絵銭といい、これは本物の貨幣ではありません。子どものおもちゃやお守り、記念品として作られたといわれていますが、定かではありません。貨幣ではありませんが、珍しい古銭としてコレクター人気があり、価値がつくものもあります。

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希少価値のある古銭一覧

ここでは、特に希少価値が高い古銭11種類を紹介します。

饒益神宝

饒益神宝(じょうえきしんぽう・にょうやくしんぽう)は、895年銭貨であり、皇朝十二銭のひとつです。

貨幣の表面に「饒益神宝」と記され、裏面は無紋です。銭文の判読が困難な質の悪いものが多いですが、明確に判読できるものは価値が高いです。

皇朝十二銭の中でも現存数が限られており、数十万円や100万円以上の高値で取引されることもあります。

和同開珎

和同開珎は、日本で流通したことが明らかになっている貨幣として最古のものであり、皇朝十二銭の最初の銭貨でもあります。

和同開珎には古和同と新和同の2種類があり、古和同には銀銭・銅銭があったのに対して新和同は銅銭のみであり、また字体も両者で異なります。

古和同は流通量が少なく、より希少価値が高いものが多いです。古和同のうち「笹手」といわれる字体のものは50〜150万円程度の買取価格になることがあります。

和同開珎の値段については、関連記事もご覧ください。

パルティア戦争勝利記念貨幣

古代ローマ帝国が東方の大国パルティアとの戦いに勝利した記念として発行されたと考えられているのが、パルティア戦争勝利記念貨幣です。

コインにはマルクス・アウレリウス帝の肖像が、裏側には盾を持つ勝利の女神が描かれています。

2世紀に発行され、考古学的にも貴重なこのコインは、50〜100万円で取引されることがあります。

天正菱大判

天正菱大判は、大判・小判に関する説明のときに出てきた、1588年に豊臣秀吉が鋳造させた天正大判です。秀吉が贈答用や儀礼用として造らせたといわれ、表面に菱形の刻印が打たれていることから天正「菱」大判金の名で呼ばれています。

現存しているうち確認されているのは世界でたった6枚だけで極めて希少価値が高い大判であり、その取引価格は1億円以上になるともいわれています。

現在、存在が確認されているものは、日本銀行貨幣博物館や東京国立博物館、大阪の造幣博物館などに保管されています。

天正長大判

天正長大判は、天正菱大判と同じく天正大判のひとつで、天正大判の中でも縦に長いのが特徴です。縦17.3cmと長いことから天正「長」大判の名で呼ばれ、金貨として世界最大級の大きさを誇ります。

天正長大判は、先の菱大判の後に鋳造されたため、よりクオリティが高く美しく仕上がっています。取引価格は、およそ数千万円以上です。

ちなみに、天正大判のもうひとつは大仏大判といい、天正大判の中では現存数が最も多くなっています。

正徳小判

正徳小判は現存数が少なく、希少価値が高い古銭のひとつです。

この小判は民衆の支持を集めるために金の含有量を増やして作られました。しかし、過去に使用されていた慶長小判より金の含有量が少ないことから正徳小判に交換しようとする人が少なく、不評に終わりました。

正徳小判は広く流通する前に発行停止となり、わずか4ヶ月間しか鋳造されていませんでした。そのため、希少価値が高くなり、比較的高値で取引されています。

慶長大判

慶長大判は1601年に徳川家康が作らせた大判で、豊臣秀吉が作った天正大判を見本にしているといわれています。徳川家康の天下統一を象徴する貨幣としても知られています。

大判には墨書きで「拾両後藤」とありますが、この墨書きが綺麗に残っているかどうかが買取価格を決めるひとつの要素です。

慶長大判の価格相場は400万円〜と高く、状態が良いものなら2,000万円程度になるものもあります。

中でも笹の葉のような墨書きに特徴がある「慶長笹書大判金」は、高く評価されます。

元禄大判

元禄大判は、生類憐みの令で知られる徳川綱吉が鋳造を命じた大判です。

裏面には元禄年間をあらわす「元」の文字が刻印されているのが特徴で、このような年代を示す「極印(ごくいん)」が刻まれているのは江戸時代に発行された5種類の大判のうち、元禄大判のみです。

元禄大判は新貨幣鋳造のため鋳潰され、市中に出回っていたものはほとんど失われてしまいました。そのため、残存数が極端に少なく、1000万円〜など非常に高価格で取引されています。

享保大判

時代劇の「暴れん坊将軍」でおなじみの徳川吉宗が鋳造を命じたのが、享保大判です。家康時代への回帰を目指し、家康時代に鋳造された慶長大判よりも高品位(金品位67.6%)でつくられました。

大名たちの評判がよく、112年の長きにわたって流通することになりました。流通期間が長いため、美的外観を損なわないために墨書きの書き改めも頻繁に行われましたが、これが行われていない「元書」はより高い価値となります。

享保大判金は、1000万円程度で取引されることがあります。

盛岡銀判 七匁

盛岡銀判は、1868年に盛岡藩が戊辰戦争の群資金調達のために鋳造した幕末の貨幣です。実際に流通したものは「盛岡銀判 八匁」であり、「盛岡銀判 七匁」は試鋳のためにつくられ、現存するのは1枚であるとされます。その1枚は東京大学経済学研究所で所蔵されています。

盛岡銀判 七匁は高純度な銀(99.5%とされる)のため貴金属的な価値もありますが、希少価値が1枚だけと群を抜いて高いです。

その希少性のために価格相場は天文学的ともいわれ、公表されていません。

駿河墨書小判

駿河墨書小判は日本最古の小判とされ、流通量の少なさから希少価値が極めて高くなっている小判です。

鋳造を命じたのは徳川家康なのか豊臣秀吉の家臣であるのか、はっきり分かっていません。

駿河墨書小判は四隅が角ばっておらず、丸い形状をしているのが特徴です。現状では数枚しか確認されておらず、数千万円という価格で取引されています。

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まとめ

本記事では、希少価値のある古銭を厳選して11種類紹介しました。古銭の希少価値とは、発行枚数の少なさや歴史的価値、保存状態の良さによってその価値が決まります。

ここで紹介した古銭以外でも価値の決まり方は同じです。もし珍しい古銭をお持ちであれば、一度査定に出してみると良いでしょう。

自分で古銭の適切な価値を判断するのは難しいことが多いため、専門知識のある買取業者に任せるのがおすすめです。

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