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ギザ10の価値は?使用品やレアな年号の買取価格も解説!

ギザ10 価値

「お釣りの中にギザ10があったけど、価値があるような無いような…」

「ギザ10がレア硬貨なのは知ってるけど、少しでも高く売るコツはないの?」

レアな硬貨と聞くと「ギザ10」を思い浮かべる人が多いことでしょう。しかし、価値があるとされる理由を、どれだけの人が知っているでしょうか。

ギザ10は、古銭コレクターや愛好家の間で、高額で取引されることがあるレア硬貨。投資目的で売買する人もいれば、純粋にコレクションを楽しむ人もいます。

そこで、以下のポイントでギザ10の謎を紐解いていきます。

  • 価値の秘密
  • 未使用品と使用品の買取価格の違い
  • 人気の高いレアな年号

さらにプラスαの情報も、わかりやすく紹介!この記事を読み終わるころ、手のひらの10円玉が、今までと違って見えるかもしれません。

ただし、レアな10円玉でも鑑定書がないとほとんど価値は上がらないことが多いです。

目次

ギザ10の価値と買取相場

「子どものころ、なんとなくギザ10を集めていた」「友達が興奮してギザ10を集めていた」そんな思い出がある人も多いのではないでしょうか。

「ギザ10」とよばれるのは、側面にギザギザのある10円玉のことで、昭和26〜30年の5年間と、昭和32年・33年の2年間に製造されました。

昭和時代の、わずか7年間しか製造されなかったギザ10は、今でも古銭コレクターの間で人気があるレアな硬貨。

しかし、ギザ10の買取相場は年号によって大きく変わります。

時代背景や興味深いエピソード、未使用品かどうかなど、価値を左右するポイントがいくつもあるからです。

財布の中や忘れていた貯金箱の中に、ギザ10はありませんか。

もしかしたら、その価値は10円よりずっと高いかも…。

使用品

世の中に出回るさまざまな中古品は、新品に近い状態のものほど価値が高いことがほとんど。

しかしアンティーク家具など、古くて希少価値の高いものもあります。

「だったら使用品の汚れたギザ10でも、高く売れるかも!」と思いますよね。

確かに一般に流通している10円玉と比べると希少性はありますが、使用品のギザ10は、額面通りの10円が買取相場です。

しかし、使用品のギザ10でも状態がよい美品であれば、100〜200円で買取ってもらえることも。古銭コレクターや愛好家の中にはギザ10に高い価値を見出す人もいるので、高値で取引されることがあるからです。

キレイなギザ10を見つけたら、使ってしまわないように、とりあえず保管しておきましょう。

未使用品

未使用品のギザ10は、額面の10円より何倍も高い価格で取引されることがあります。

特に、保存状態が良くキズや汚れのないギザ10は、希少性の高い硬貨として、古銭コレクターや愛好家の間で人気があります。

中には50,000円以上の価格で取引されるギザ10も!なんだか夢がありますね。

もちろん買取価格は、ブランド買取店やオークションなど、ギザ10をどこで売るかによりとても大きな差が出ます。

未使用品、使用品ともに、1枚1枚のギザ10の状態も買取価格を左右します。

以下に、保存状態がよいギザ10の買取相場をまとめてみました。

年号発行枚数使用品未使用品
昭和26年1億106万8000枚15円ほど60,000円ほど
昭和27年4億8663万2000枚11円ほど18,000円ほど
昭和28年4億6630万枚12円ほど18,000円ほど
昭和29年5億2090万枚11円ほど18,000円ほど
昭和30年1億2310万枚15円ほど25,000円ほど
昭和32年5000万枚25円ほど40,000円ほど
昭和33年2500万枚70円ほど50,000円ほど

高価値なギザ10の年号は昭和32年・33年!30年はレア?

ギザ10が製造されたのは昭和時代のわずか7年間。それだけでも希少性の高い硬貨とされているのがわかります。

その中でも特に高価値なギザ10やレアな年号はあるのか、気になるところですね。

例えば、昭和32年と33年の未使用品のギザ10だと買取相場は40,000〜50,000円!これはまぎれもなく、高価値なギザ10といえます。

では、昭和30年のギザ10はどうでしょう。昭和32年・33年よりは発行枚数が多いので、自分が持っている可能性も高まりそうですが、果たして?

実は、ギザ10には古銭コレクターや愛好家たちがこだわる、製造年号ごとの特徴があります。

買取相場に大きな差があることから、それぞれのギザ10に秘められた逸話がありそうですね。

昭和33年のギザ10の特徴

発行枚数の少ないギザ10の中でも、昭和33年のものは特に希少価値が高いとされ、一部の古銭コレクターや愛好家の間では、特に高額で取引されています。

使用品のギザ10だと、たとえ昭和33年のものでも、額面通りの10円で取引されることもあります。

しかし、未使用品なら、買取相場は50,000円にもなるのです。

昭和33年は、ギザ10が製造された最後の年なので、高値で取引するためというよりは、趣味のコレクションとして収集している人も。

やはり、ギザ10は愛すべき硬貨。ひとくちにギザ10といっても、なかなか奥が深いですね。

昭和32年のギザ10の特徴

昭和32年のギザ10は、ほかの年号のものと比べて希少価値があるとされ、買取相場も高めです。

昭和32〜33年に、新しく100円や500円の硬貨の製造がはじまり、ギザ10の発行枚数がグンと減ったのが要因です。

次の年である昭和33年には、ギザ10の製造そのものが中止されたので、お金が移り変わるときの、貴重な硬貨ともいえます。

昭和32年のギザ10が、コレクターや愛好家たちを魅了するのも、そんな時代背景があるからでしょう。

使用品なら25円ほどですが、未使用品なら40,000円にもなり、製造された7年間のうちで3番目に高い買取相場になっています。

昭和30年のギザ10の特徴

ギザ10が製造されていた7年間のうち、昭和30年の発行枚数は4番目に多く、未使用品の買取相場は4番目に高い。なんだか中途半端な位置づけに感じますね。

ギザ10には、年号ごとにコレクター魂を揺さぶる魅力があり、それが買取相場に表れている…そう考えると昭和30年のギザ10の価値は、そう高くはない、といえそうです。

とはいえ、昭和30年のギザ10も、未使用品なら買取相場は25,000円!額面の10円の2,500倍です。

昭和30年のギザ10も、やはり高価値な硬貨であることに間違いありません。

もしも見つけたら、うっかり使ってしまわないように気をつけましょう。

昭和27年のギザ10の特徴

昭和27年のギザ10は、ほかの年号に比べて発行枚数が多く、買取相場も低くなります。しかし、中には愛好家たちが注目する高価値なギザ10が存在します。 

10円玉には「平等院鳳凰堂」が刻まれていますが、その屋根には2羽の鳳凰がとまっており、尾の向きは下を向いています。

ところが、昭和26年と27年の一部のギザ10には、鳳凰の足が少し長く、尾が上を向いているものがあるのです。

思わず、財布の中の10円玉を確認したくなりますね。

もしも手に入ったら、肉眼ではわからなくても、ルーペをのぞいてじっくり見てみたいものです。

昭和26年のギザ10の特徴

ギザ10の中で最も買取相場が高いのは昭和26年のもので、未使用品なら60,000円にもなります。

昭和26年のギザ10の特徴は主に以下の2つです。

  • 初めて製造されたギザ10である
  • ほかの年号に比べて発行枚数が少ない

これが古銭コレクターや愛好家の間で高い人気を誇る理由です。

そんな昭和26年のギザ10でも、使用品なら買取相場は15円ほどになります。

ほかの年号のものとほぼ同じになってしまうなんて、硬貨の価値は不思議ですね。

それにしても、額面10円の硬貨が6,000倍の価格で取引されるとは、夢があり、驚きです。

未使用品のギザ10

未使用品のギザ10は、どの年号のものでも人気があり、買取価格が跳ね上がります。

一番最近に製造されたギザ10は、昭和33年のものになりますが、それでも60年以上の歴史があり、未使用品のギザ10に出会うのはとてもまれなこと。

昭和の時代から令和の現代まで使われ続けている10円玉は、子どもから大人まで使用頻度がとても高い硬貨です。

今後、キャッシュレス決済が主流になっていけば、未使用品のギザ10を見つけるのは、さらに難しくなるでしょう。

だからこそ、未使用品のギザ10にレアな価値を見出し、魅了される人たちがいるのです。

ギザ10が作られた背景と製造中止された理由

「ところで、ギザ10ってなぜ作られたの?」「どうして、製造しなくなったの?」そんな疑問もわいてきますよね。

わざわざ10円玉の側面に132本ものギザギザを彫って作られたのも、わずか7年間で製造が中止されたのも、もちろん理由があるのです。

ギザ10の製造は、昭和33年に中止され、昭和34年から令和の現在までに発行されている10円玉には、側面のギザギザがありません。

しかし、当初からレアな硬貨を目指して、ギザ10が作られていたはずはないですよね。

ギザ10が作られた背景と製造が中止された理由にも、ギザ10が高価値な硬貨とされる秘密があるのです。

作られた背景

昭和26〜33年までに発行された10円玉であるギザ10は、わざわざ側面にギザギザを彫って作られていました。

当時の10円玉は最高額の硬貨だったので、その象徴としてギザギザが刻まれたといわれています。

また、当時は10円玉の素材である青銅に高い価値があり、硬貨の側面を削って地金を盗むことができないようにする目的もありました。

もちろん今でも、わざと硬貨を削ったり、つぶしたりすることは禁止されています。

ましてや硬貨に穴を開けるなんて、もってのほか。興味本位で硬貨に細工や加工を施すと、罪に問われます。

ところで現在の最高額の硬貨といえば、500円玉。そういえば、側面にはちゃんとギザギザがありますね。

製造中止された理由

ギザ10の製造は、昭和33年をもって中止されました。

昭和30年には50円玉、昭和32年には100円玉が発行され、10円玉が最高額の硬貨ではなくなる時代を迎えます。

最高額の象徴でもあった、硬貨の側面のギザギザも、必要なくなりました。

また、昭和32年から発行開始された100円玉は、それまでの10円玉に似ており、特に視覚に障害のある方は、サイズや手ざわりで100円玉と10円玉を判別することが難しくなりました。

そんな紛らわしさへの対策としての意味もあり、昭和33年にギザ10の製造が中止されたのです。

ギザ10以外でプレミアム価値がつく昭和61年後期の10円玉

ギザ10でなくてもプレミアム価値がつくのは、昭和61年後期の10円玉です。

昭和61年の10円玉は、同じ年であるにもかかわらず「前期」と「後期」で、数カ所に細かなデザインの違いがあり、「手変わり品」ともよばれています。

昭和61年後期の10円玉を前期のものと比べると、以下のような違いがあります。

  • 平等院鳳凰堂の屋根の先端が鋭くとがっている
  • 屋根の一部分に切れ目のない箇所がある
  • 中央にある階段の縦線の上部が、左右ともに結合している

日本貨幣商協同組合が編集・発行している「日本貨幣カタログ」を見ると、違いがよくわかります。

また、昭和61年後期の10円玉は、特別な加工を施した「プルーフセット」として製造されました。

プルーフセットは、造幣局がその年に発行した貨幣や記念硬貨などを、趣向を凝らしたケースに入れて販売するものです。

一般的な硬貨と同じように使えますが、表面が鏡のように磨かれており、美術品としての価値があります。

ギザ10やレアな10円玉を少しでも高く売る4つのコツ

どんなことにもコツがあるように、ギザ10やレアな10円玉を少しでも高く売るためにもコツがあります。

「自分で経験してコツをつかむには時間がかかるし、ときには的外れだったりするし…」

「レアな硬貨ならなおさら、正しい扱い方を知りたい」

そんなあなたに、わかりやすく4つのコツを紹介します。

  • 直射日光や湿気を避けて丁寧に保管
  • サビの原因のため素手で触らない
  • 汚れていても自分で手入れをしない
  • 複数の業者に査定を依頼する

「なるほど!」と思うものもあれば、「えっ! そうなの?」と驚くコツもあるはず。

ポイントをきちんとおさえれば、ひとつひとつは簡単なことばかりです。

ギザ10やレアな10円玉が見つかったら、ぜひ4つのコツを実践しましょう。

直射日光や湿気を避けて丁寧に保管

まさかとは思いますが、ギザ10を直射日光が当たるような場所で保管している人はいませんか?

直射日光を浴びると、私たちの周りのあらゆるものが、色あせたり変色したりしますよね。

屋外の看板、野ざらしの自動車、洋服などは容易に想像できますが、硬貨も例外ではありません。

また、硬貨を湿気のある場所で保管すると、酸化してサビたり、光沢を失ったりしてしまいます。

希少価値の高い未使用品のギザ10も、直射日光や湿気を避けて丁寧に保管しないと、自然に劣化し価値が下がってしまうのです。

ギザ10をはじめとするレアな硬貨の買取価格は、保存状態の良さが重要なポイント。

無頓着な扱いはやめて、保管状態に細心の注意を払いましょう。

サビの原因のため素手で触らない

ほとんどの硬貨は、みんなが素手で触れて使用しているので、皮脂や汚れがどんどんついて、本来の輝きを失っていきます。

財布の中で硬貨同士がこすれあうだけでも、小さなキズがついていきます。

もしもギザ10やレアな10円玉が見つかったら、取り出して大切に保管しましょう。

素手で硬貨を触ることも、サビの原因になります。

手袋や布などを使って、やさしく扱うことが、ギザ10やレアな10円玉を高く売るための簡単で大切なコツなのです。

長く大切に保存するには、コインホルダーなどに入れて、金庫に保管することをおすすめします。

汚れていても自分で手入れをしない

「ギザ10をピカピカに磨いたら、もっと高く売れるかも」そんなふうに考える人もいるでしょう。

でも! レアな硬貨は、汚れていても自分で手入れをするのはやめましょう。

10円玉を、お酢につける、消しゴムでこする、歯磨き粉で磨くなど、子どもの頃にやってみた人もいるでしょう。

しかし硬貨にキズがついたり、日が経つにつれ、くすんで黒くなり手入れをする前より汚れてしまうことも。

鑑定力のあるブランド買取業者なら、「正しく手入れをすればキレイになる硬貨」はわかります。

製造当時の状態に近いほど高価値とされる硬貨。良かれと思って磨いたら「人が手を入れて加工した硬貨」として、価値が下がることもあります。

汚れていても自分で手入れをしない。これが、ギザ10の買取価格をアップする、とても簡単なコツのひとつです。

複数の業者に査定を依頼する

複数のブランド買取店に査定を依頼することは、ギザ10やレアな10円玉を高く売るための最も重要なコツになります。

レアな硬貨としてネットオークションに出品しても、写真や説明だけでは本物かどうかがわからないので、なかなか落札されないことも。

その点、ブランド買取店などに査定を依頼すれば、その場で買取価格を提示され、納得のいく金額なら、その場ですぐに現金化できます。

しかし、古銭を正しく鑑定するためには、専門的な知識が必要です。

ギザ10などのレアな硬貨は、知識のない査定員に安く買いたたかれないよう、複数のブランド買取業者に査定を依頼し、納得してから売りましょう。

ギザ10以外にレアで価値が高い硬貨

ギザ10以外にもレアで価値が高い硬貨はほかにもあり、額面の何倍にもなることがあります。

それぞれのレア硬貨には特徴あるエピソードがあり、目で見てわかる、興味深い違いもあります。

レア硬貨は、主に古銭コレクターや愛好家の間で価値を認め合い、高値で取引されていますが、純粋な趣味としてコレクションを楽しむ人もいます。

多くの人が毎日使用し、人から人へと手渡しされていく硬貨。

当たり前すぎて気にも留めないけれど、ギザ10以外にもレアで価値の高い硬貨が、ふいに自分の手元にやってくる可能性も…。

どんなものがレア硬貨なのか、ひとつひとつ見ていきましょう。

500円玉の買取相場と価値

現在、500円玉は最高額の硬貨です。

額面以上の価値があれば一気に高額になりますが、残念ながらプレミアム価値がつく500円玉は、下記の2種類です。

年号発行枚数使用品未使用品
昭和62年277万5,000枚500円500~600円
昭和64年1,604万2,000枚500円500~600円

発行枚数が少なかったことから希少価値があるとされていますが、500円玉の買取相場はほとんど額面通り。

ほかの硬貨に比べて、500円玉の発行枚数は毎年安定しているので、年号によるプレミアム価値は期待できませんが、昭和62年の500円玉は、完全な未使用品だと2,000円ほどの価値がつくこともあります。

100円玉の買取相場と価値

100円玉で買取相場が高いものを、下記にまとめました。

年号発行枚数使用品未使用品
昭和34~39年3億9,000万枚100~150円150~800円
平成13年802万4,000枚200~400円600~1,200円

昭和34〜41年の7年間に発行されていた「稲100円玉」は、表面に稲穂、裏面に分銅がデザインされています。

発行枚数が多いので額面通りの取引が主流ですが、未使用品なら800円ほどの買取価格になることも。

特に、昭和39年は発行枚数が1万枚と極端に少なかったので、未使用品なら数千円以上の高額査定になることがあります。

平成13年の100円玉の買取相場が高いのも、発行枚数が大幅に減ったからです。

50円玉の買取相場と価値

50円玉の買取相場も、発行枚数が少ない年号が高価値とされ、中でも注目すべきは下記の年号になります。

年号発行枚数使用品未使用品
昭和62年77万5,000枚300~850円1,000~1,500円
平成23年45万6,000枚50~300円500~800円

発行枚数で比べると平成23年のほうが少ないのに、昭和62年の50円玉にプレミアがつくのは、この年に発行された50円玉がプルーフセットのみだったから。

鏡面加工を施したプルーフ品の硬貨は観賞用として発行され、手にした人のほとんどが大切に保管するので、なかなか流通しません。

もちろん中にはプルーフセットをばらして使う人もいるので、今、財布の中にある50円玉を早速確認してみませんか。

5円玉の買取相場と価値

5円玉の買取相場を以下にまとめました。

年号発行枚数使用品未使用品
昭和27年5,500枚5~30円5,000~12,000円
昭和32年51万枚5~50円2,000~4,000円
平成23年45万6,000枚100~500円600~1,000円

昭和24〜33年に発行された5円玉の文字は、筆で書かれたような楷書体で「フデ五」の愛称で親しまれています。

その中でも、特に買取価格が高いことで有名なのは昭和27年のもの。未使用品なら12,000円になることも。

現在、一般に流通していない、明治30年〜昭和5年まで発行されていた新5円玉の中には、5円玉の中で最も高価値なものがあります。

それは昭和5年の5円玉で、未使用品ならなんと!400〜600万で買取されることがあります。

1円玉の買取相場と価値

基本的には古銭としての買取相場は低めな1円玉ですが、キャッシュレス化や税率の変更などにより、今後レアな硬貨として価値が高まる可能性があります。

年号発行枚数使用品未使用品
昭和30年3億8170枚額面(1円)600~2,000円
平成23年45万6,000枚額面(1円)300~800円

また、明治4年に発行された旧1円玉のサイズは13.51㎜ですが、明治7〜13年に発行された旧1円玉の縮小版は12.12㎜で、その買取価格はまさに破格です。

未使用品なら、明治7年のものは300,000円、明治13年のものは7,000,000万円で買取されることもあるとか。

「そんなの、見つかるわけないでしょ」と思いますが、旧家を解体すると出てきたりするそうです。自分のおじいさんの家に古い貯金箱がないか、確認したくなりますね。

エラーコインの買取相場と価値

高価値な硬貨といえば、エラーコインの買取相場も気になりますよね。

その名の通り、真ん中にあるはずの穴がずれていたり、そもそも穴が無かったりするエラーコインは、まさしくレアな硬貨。買取相場も期待できます。

硬貨は精密な先端技術で作られ、不良品はきちんと取りのぞかれるので、本来ならエラーコインが世の中に出回ることはありません。

しかし、何らかのミスで流通してしまったエラーコインは、その表情に愛嬌があり、古銭コレクターや愛好家たちに人気です。

種類買取相場
穴が開いていない(穴無しコイン)200,000円~
穴の位置がずれている(穴ずれコイン)50,000円~
表と裏でデザインの角度が一部分ずれている(角度ずれコイン)2,000円ほど
表と裏のデザインの角度が全部ずれている(傾打ずれコイン)50,000円~
表と裏のデザインが同じ(影打ちコイン)200,000円ほど
表と裏のデザインが重なっている(裏写りイン)20,000円~
デザインが中央からずれている(刻印ずれコイン)2,000円ほど
金属の一部がめくれている(ヘゲエラーコイン))数千円

記念硬貨(記念コイン)の買取相場と価値

大規模なイベントの開催を記念して発行される記念硬貨は、イベント内容にちなんだデザインが施され、一般的な硬貨とは違った華やかさがあります。

通常の硬貨と同じように額面どおりのお金として使えますが、自動販売機などでは使えません。

記念硬貨は発行枚数が限られており、美しく加工された「プルーフセット」で販売されるのが一般的で、コレクションや観賞用として人気があります。

中には、額面よりも高い価格で取引される記念硬貨もありますが、種類がとても多く買取店によって査定価格に大きな差が出ます。

もしも記念硬貨が手元にあれば、複数のブランド買取店などで査定してもらい、現在の価値を確認してみるのもいいですね。

外国コインの買取相場と価値

外国コインと聞いて思い浮かぶのは、カナダの「メープルリーフ金貨」や、中国の「パンダ金貨」、オーストラリアの「コアラ銀貨」などでしょうか。

日本の硬貨とは雰囲気が異なり、どれもおしゃれな感じがしますよね。その見た目から純粋にコレクションを楽しむ愛好家も多いようです。

もちろん、地金としての価値に注目して、投資目的で外国コインを収集している人も多く、その取引相場は金や銀の相場と連動します。

外国コインの買取相場は、基本的に「コインの重量×地金の純度×貴金属の相場」で決まります。

外国コインの中でも、記念硬貨などコレクション用のものには、地金の価値とあわせてプレミアがつくことがあり、一般的な相場にその価値が上乗せされます。

外国コインを手放そうかな、と思ったら、地金の相場がポイント。

知識のあるブランド買取店などに査定してもらうのが、簡単で安心です。

発行枚数の少ない古銭

「古銭」と聞くと、時代劇などで見かける大判小判や、歴史の教科書に出ていた「和同開珎」などが浮かんできて、なんだか遠い話のように思えますね。

しかし比較的新しい年号のものでも、発行枚数が少ないものは希少性があるとされ、近代や現代の硬貨でも、古銭の市場で取引されています。

古銭として価値のある硬貨が、今でも使用されているということは、知らないうちに自分の手元にやってくる可能性があるということ。

早速、財布や貯金箱の中を見てみましょう。

「あれ? これはもしかして古銭の価値あり?」

そんな硬貨が見つかったら、ぜひブランド買取店などで、その価値を確認しましょう。

ギザ10や価値が高い硬貨はうるココの査定で見てもらおう!

子どもの頃、ワクワクした人も多いはずの「ギザ10」。

実は知らなかった逸話のあれこれが、あの頃の気持ちと紐づいて、「そうだったのか!」と、腑に落ちた人も多いことでしょう。

忘れていた古い貯金箱や、今使っている財布の中にも、ギザ10や価値の高い硬貨がまぎれているかもしれませんよ。もし見つかったら、その価値を知るために査定に出すのもいいですね。

うるココでは珍しい硬貨や古銭買取を行なっております。「PCGS」もしくは「NGC」の鑑定書がある硬貨であれば、お取り扱いが可能です。

気軽に無料で査定してもらえるのはもちろん、まとめて売るほどグングン査定額がアップするからです。

この機会に、ギザ10と一緒に査定に出せるものがないか、ぜひ探してみましょう。

うるココの強みは「まとめ買い力」。

もう使っていない金製品をはじめ、ブランド時計やバッグなどがあれば、ギザ10とまとめて査定に出してみましょう。

忘れていた意外なものが、思わぬお金にかわるかもしれません。

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