ルイヴィトンのエピが時代遅れといわれる理由とは？魅力も合わせて解説

「エピはなぜ時代遅れといわれるか知りたい」

「エピの財布はダサいの？」

ルイヴィトンの人気ラインのひとつであるエピが、一部では「時代遅れ」などといわれることがあるようです。

このようなことを聞くと、エピの財布やバッグを購入した人や、親から譲り受けた人などにとっては心穏やかではありません。

そこで、本記事ではエピが時代遅れといわれる理由や、反対にエピの持っている魅力について紹介します。

ルイヴィトン買取の中でも、人気の高いエピなら高価買取できる可能性があります。

ルイヴィトンのエピとは

エピは、1985年に登場したブランドの代表的なシリーズのひとつです。

「エピ」という名前はフランス語で麦や稲の穂を意味し、エピシリーズの流動的な型押しデザインは、穂が風に揺れる様子をイメージしています。

エピはモノグラムやダミエなどと比べると、誰もが一目でルイヴィトンとは分かるようなルックスをしていません。

しかし、そのシンプルでユニバーサルなデザインが特徴で、男女を問わず、カジュアルからフォーマルまで幅広いシチュエーションで使用できます。

エピレザーと呼ばれる特別な革は、表面に微細な凹凸を持ち、上品な光沢と滑らかな触り心地が感じられます。エピレザーは傷や汚れに強く、高い耐久性を持ち合わせています。

ルイヴィトン・エピが時代遅れといわれる理由

エピは今でも多くの人に愛されているにもかかわらず、なぜ時代遅れといわれるのでしょうか。その理由に迫っていきます。

昔に流行したから

エピは、特に日本のバブル時代に大流行しました。豪華さとステータスの象徴として一世を風靡したのです。

しかし、その流行がピークを過ぎると、持っている人々も自然と減少しました。バブルが崩壊した後には、新しい世代がエピを「時代遅れ」と感じるようになり、「母親世代」や「40代以上」といった年齢層のイメージと結びつく傾向が強くなりました。

このような背景から、10代や20代の若年層にとっては、エピは親やそれ以上の世代が使っていた、すなわち「古いもの」というイメージが強くなっているようです。

モノグラム・ダミエのほうが有名だから

エピは確かに高品質な素材と洗練されたデザインで知られていますが、現在ではモノグラムやダミエがより広く認知され、ルイヴィトンブランドにおける主流の地位をを占めています。

モノグラムやダミエのデザインは、今やルイヴィトンの象徴ともいえるほどで、多くの人々がこれらを目にすることで「これがヴィトンだ」と認識しています。

これは、モノグラムやダミエはシンプルでありながらもインパクトのあるデザインをしているため、多くの人々に受け入れられた結果であると考えられます。

その一方で、エピは比較的シンプルなデザインが特徴であるため、主流からはずれてしまい、「時代遅れ」と見られることがあるのです。

使用している人をあまり見かけない

街中でモノグラムやダミエのバッグを使用している人を、よく目にするのではないでしょうか。それに対して、エピを見かける機会はそこまでない、あるいはあったとしてもそれがエピであると気づいていない可能性があります。

このことから、「モノグラム・ダミエ＝流行っている」「エピ＝時代遅れ」という印象を持ってしまうのかもしれません。

ルイヴィトン・エピの魅力

ルイヴィトンのエピは、普遍的なデザインや上質な天然皮革を取り入れているなどの魅力があります。

時代に左右されず、上質で耐久性の高いアイテムだからこそ、長く愛用することができ、使う人にとって特別な存在として歴史を刻んでいくことになるでしょう。

時代を問わないシンプルなデザイン

エピは、洗練されたシンプルなデザインで多くの人々を魅了しています。一見すると、エピが「時代遅れ」とされることがあるかもしれませんが、その根底には真逆の魅力があるといえるでしょう。

最大の特徴は、その流行に左右されない普遍的なデザインにあります。1985年の登場以来、基本的な形はほとんど変わらず、それがまた多くの人々に愛される理由となっています。

年齢や性別、職業を問わずに使えるデザインなので、自分自身はもちろん、プレゼントとしても選びやすいアイテムです。また、豊富なカラーバリエーションによって、個々の好みやスタイルに合わせて選べるという柔軟性も持ち合わせています。

このように、エピは時代を問わない魅力を持つレザーアイテムとして、多くの人に支持され続けているのです。

上質な素材が使われている

エピレザーには、上質なグレインレザーが使用されています。グレインレザーとは、表面にでこぼこしたシボやシワ感のある革を指し、ハイブランドに採用されることが多い素材です。

エピレザーは、型押しの凹凸が微妙な陰影を作り出し、それが革の色彩に深みを与えます。同じ色でも、光の当たり方によって異なる印象を与えるため、見る角度や光の状況で変わる美しさがあります。

使い込むほど経年劣化による、革の味わいを楽しむことができます。

また、型押し加工が施されたエピレザーは耐久性が高く、日常の傷や汚れがつきにくくなっているのも特徴です。厚手の革は型崩れしにくく、たくさんの物を入れてもその形状をしっかりと保つことができます。

豊富なカラーバリエーションがある

エピの大きな魅力のひとつとして、豊富なカラーバリエーションを挙げることができます。

定番のブラックやレッドは、エレガントな印象を強調する一方で、ブルーやグリーンといった鮮やかなカラーはカジュアルでポップなイメージを表し、個性的なスタイリングを演出するのに最適です。

エピの人気モデルである「ネヴァーフル」「トレゾール」「ジッピーウォレット」なども、カラーバリエーションの多さが魅力のひとつといえます。

モノグラムなどとは異なり、エピは主張が控えめながらも、その豊富なカラーバリエーションによりラグジュアリーブランドとしての質感をしっかりと表現しています。

このような多彩なカラーバリエーションが、エピの持つ最大の魅力ともいえるでしょう。

ユニセックスで使用しやすい

エピレザーの波状の型押しデザインは、華美すぎず控えめな印象を与え、性別を問わずスタイリッシュに使用しやすいです。また、耐久性に優れた頑丈な素材を使用しているため、ビジネスシーンからカジュアルまでさまざまななシーンで活用できます。

さらに、カラーバリエーションも豊富で、女性に好まれやすいピンク系・レッド系が多数ラインナップされている一方で、ユニセックスで使用しやすいブラック系・ブラウン系などのカラーも揃っています。

30代以上に愛用者が多い

エピの魅力は、特に30代以上の大人世代によく理解され、愛用されているといえます。

エピの必ずしも主張が強くないデザインは、一瞬でヴィトンだと認識できないかもしれませんが、その控えめなスタイルが、逆に大人の気品を引き立てる魅力となるのです。

モノグラムやダミエなどの他のラインは10代でも持っている場合がありますが、エピは特に30代、40代、50代の男女に支持されています。

エピは本革で作られており、価格帯が高いという側面もありますが、大人の男女に好まれる主な理由は、洗練されたデザインだからといえるでしょう。

シンプルで上品なエピのバッグやウォレットは、ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く使える頼りがいのあるアイテムです。

ルイヴィトン・エピは時代遅れではない

ルイヴィトンのエピは、決して時代遅れではありません。

むしろ、そのシンプルで普遍的な美しさは決して時代に左右されない魅力を持っています。

時代やトレンドの影響を受けないということは、一定のニーズが存在し続けることにも繋がります。

そのため、買取においてはコンスタントに高価買取が期待できる可能性があります。

どれくらいの価値になるか気になるエピ・アイテムやその他のブランド品、不用品があればお気軽に査定をお申し込みください。お待ちしております。