ブランド買取なら
まとめるほどお得な
「うるココ」へ

選べる4つの無料査定 選べる4つの買取

ルイヴィトンの素材は本革?代表ライン別の素材やお手入れ方法

ルイヴィトンの製品には、どのような素材が使われているのでしょうか。誰もが知るモノグラムは本革?それとも別素材?各素材の特徴や上手な使い方、お手入れのコツまで、詳しくお伝えします。

また、ルイヴィトンは適切なお手入れによって長く美しさを保てる一方で、ライフスタイルの変化に応じて、新しいアイテムに買い替えたいと考えることもあるでしょう。

当サイト運営のうるココでは、モノグラムやダミエはもちろん、アンプラントやユタなど、レザー製品の査定も数多く手がけています。愛用してきたアイテムの価値を正当に評価させていただきますので、ルイヴィトン買取をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

目次

ルイヴィトンの素材は本革?

ルイヴィトンには、本革以外の製品もラインナップされています。例えば、モノグラムやダミエに使用される「トアル地」は、高級エジプト綿にポリ塩化ビニール(PVC)を混ぜた素材です。

本革には、一点ものの風合いや高級感があります。正しく手入れをすれば長持ちし、時間の経過につれて経年変化を楽しむことができるのも本革の魅力のひとつです。

しかし、合成皮革にも独自の魅力があり、ただの本革の廉価版というわけではありません。特に合成皮革は動物の皮を使用せずに作られ、ファッションのために動物を犠牲にはしないため、動物の扱いや環境に配慮したい人には、よい選択肢となるでしょう。

また、合成皮革は本革に比べてメンテナンスがしやすい、耐久性が高いなどのメリットもあります。

ルイヴィトンの素材(革)の種類・お手入れ方法

ルイヴィトンの主要ライン別に、使用されている素材とお手入れ方法を紹介します。

モノグラム・ダミエ

多くの人がモノグラムやダミエを革製品と誤解していることが多いですが、実際には革ではありません。

モノグラムやダミエの製品に施された素材は、「トアル地」と呼ばれる素材で、エジプト綿(世界三大綿のひとつ)にPVC(ポリ塩化ビニール)という合成樹脂のコーティング加工を施したものです。

PVCコーティングによって、モノグラムやダミエの製品に耐久性や独特のデザインを加えることが可能になりました。

メリット

トアル地は、キズや摩擦に強いのが特徴です。このため、日常の使用においても、長持ちしやすくなっています。耐久性の高さから汚れも付きにくく、頻繁なお手入れは必要ありません。

デメリット

トアル地のような合成皮革素材は、加水分解という現象が起こりやすいです。これは、水分と生地が化学反応を起こし、素材がベタベタになったり、生地が剥がれることを意味します。

お手入れ方法

長期間、使用しない場合は バッグやアイテムの中に乾燥剤を入れて保管します。また、定期的に日光を避けた風通しの良い場所で干し、湿気を取り除くことをおすすめします。

購入時に付属している保存袋や箱での長期保管は避け、通気性の良い不織布バッグなどでの保存が理想です。

エピ

エピという名前はフランス語で「麦の穂」を意味します。この名称は、素材表面に施された線状の型押しデザインが風になびく麦の穂を彷彿とさせるため、この名が与えられました。

エピは「グレインレザー」という本革を使用しています。グレインレザーとは、表面にシボやシワ感のある革のことで、表面がなめらかなスムースレザーと対になる革です。

線状の型押しは光の角度によって美しい光沢を放ち、シンプルながらも上品な印象を与えます。エピのデザインは、普段のコーディネートにさりげないアクセントとして取り入れやすく、ビジネスシーンやカジュアルシーンと幅広く使える人気のラインとして多くのファンに支持されています。

メリット

エピは厚手の牛革を使用しているため、普通のレザー製品よりも衝撃に強く、型押しのデザインがシワや傷を目立たせにくいというメリットがあります。

デメリット

摩擦や水濡れによって色落ちや色移りが発生しやすいです。特に明るい色の衣服や他のアイテムとの接触時には注意が必要です。

また、水濡れは色落ちや色移りのリスクを高めるため、雨の日の使用には特に気をつけてください。

お手入れ方法

汚れや埃が付着した場合は、柔らかい布で優しく拭き取ります。また水濡れを避けるため、使用後は湿度の低い場所で自然乾燥させます。長期間の保管の際は、通気性の良い袋に入れて直射日光を避ける場所で保存しましょう。

ヴェルニ

ヴェルニは1998年、ルイヴィトン初のファッションショーに合わせてマーク・ジェイコブスによって生み出された斬新なラインです。素材にはカーフスキンが使用されています。カーフスキンとは、6ヵ月以内の仔牛のなめし革のことです。この革はキズが少なく、柔らかさと薄さが特徴です。

カーフスキンにエナメル加工を施し、さらにモノグラムのモチーフを型押し。これにより、独特の光沢とゴージャス感が生まれていました。ヴェルニは、華やかな光沢とカラーバリエーションの豊富さから多くのファンに支持されています。

メリット

ヴェルニはエナメル加工により、水やキズに強いという特性を持ちます。豊富なカラーバリエーションと独特の光沢が、上品で華やかな印象を持たせてくれます。

デメリット

乾燥期や極端に乾燥した環境では、ひび割れが発生する可能性があります。湿度の高い場所での保管は避けること。ベタつきの原因となることがあるため注意が必要です。

お手入れ方法

柔らかい布で優しく拭き取ることで、表面を清潔に保ちます。乾燥しすぎる場所や湿度の高い場所は避け、通気性の良い袋や箱で保存します。特に湿度の高い場所での保管は、エナメルがベタつく原因となるため、要注意です。

エナメル加工が施されているため、水や湿気に対しての耐久性が高いですが、長時間の水濡れは避けるようにしましょう。

タイガ

タイガ・レザーは、ルイ・ヴィトンが提供するエレガントなレザーのラインのひとつです。その名は、ロシア語で「針葉樹の森林地帯」を意味し、控えめでありながら上品な外見が特徴です。

この素材は、1993年にブランド初の本格的なメンズラインとして導入され、その洗練されたデザインと機能性から、国際的なビジネスエグゼクティブを中心に支持されてきました。

使用されている素材はカーフレザーで、型押しによってもその質感を失わない、肌触りの良さが保たれています。

タイガ・レザーは、きめ細かい型押し加工が施されています。この加工はエピ・レザーよりもさらに細かいものとなっており、それが独特の質感を生んでいます。

メリット

タイガ・レザーは耐久性が高く、日常使用においても角擦れやほつれが生じにくいです。その洗練されたデザインはビジネスシーンにも最適で、長く愛用できるという点でのメリットもあります。

デメリット

使い込むことで型崩れが生じやすいので、保管時にはしっかりと形を整えておくことがおすすめです。水に弱く、濡れた状態での色移りや色褪せが起こりやすいため、注意が必要です。

お手入れ方法

ソフトレザーの特性上、柔らかさを維持するためには、定期的に柔らかい布で軽く拭き取り、乾燥させることが必要です。

本革の性質上、湿気や雨には弱いため、使用する際は気をつけましょう。もし濡れた場合は、乾いた布で拭き取り、自然に乾燥させることが望ましいです。

またシワや変形を防ぐため、形を保った状態で保存し、重たいものを上に置かないよう注意しましょう。

マヒナ

マヒナは、2007年に登場したルイヴィトンの斬新なレザーラインです。この名前は、ニュージーランド先住民であるマオリ族の言葉で「月の女神」を意味する「マヒナ」から取られています。マヒナ・レザーの一番の特徴は、ソフトな仔牛の皮と、繊細なパンチングのモノグラム柄の組み合わせにあります。

マヒナはルイ・ヴィトンで初めてソフトレザーを採用しました。このレザーの主な成分はカーフレザーで、柔らかくきめ細かい質感が特徴です。

通常のプリントとは異なり、マヒナのモノグラムはパーフォレーションという穴を開ける技法を用いて生地自体に模様を施しています。この繊細なクラフトワークが、革の質感と相まって特有のエレガンスを放っています。

メリット

マヒナは革が薄く、軽量で持ち運びにもストレスを感じにくいです。また、パンチングのモノグラムにより、ほかのルイヴィトン製品とは一線を画すニュアンスを持っています。

デメリット

マヒナはとても柔らかいので、クセやシワがつきやすく、変形のリスクに気をつける必要があります。

お手入れ方法

ソフトレザーの特性上、柔らかさを維持するためには、定期的に柔らかい布で軽く拭き取り、乾燥させることが必要です。

本革の性質上、湿気や雨には弱いため、使用する際は気をつけましょう。もし濡れた場合は、乾いた布で拭き取り、自然に乾燥させることが望ましいです。シワや変形を防ぐため、形を保った状態で保存し、重たいものを上に置かないよう注意します。

アンプラント

ルイヴィトンのアンプラントは、2010年に発表された比較的新しいラインで、「刻印」を意味するフランス語が名前の由来になっています。上質なカーフスキンを使用しているため、手触りが非常に柔らかく、モノグラム柄の型押しが高級感を際立たせるのが最大の魅力です。

メリット

カーフスキン特有のしっとりとした上質な風合いを楽しむことができます。使い込むほどに艶が出て味わいが増し、エイジングの過程も楽しめます。

型押しされたモノグラム柄によって、使用中の細かな傷が比較的目立ちにくく、使い続けるほどに自分の手や身体に馴染んで独特の味わいが増してくるところも大きな特徴です。

デメリット

いっぽうでデメリットとして挙げられるのは、コーティングキャンバスに比べると水や汚れに弱いことです。柔らかい本革ならではの質感を保つためには、湿気や乾燥にも気を配る必要があり、こまめなケアを怠ると劣化が早まるリスクもあります。

お手入れ方法

日常的なお手入れとしては、使用後に柔らかい布でホコリや汚れを軽く拭き取っておくことが大切です。雨の日など、水に濡れてしまった場合は、すぐに吸水性のある布で軽く押さえるようにして水分を取り除き、直射日光を避けて自然乾燥させます。

ユタ

ユタは、2003年にメンズ専用ラインとして登場したラインです。その名称は、アメリカ西部のユタ州にちなんでおり、西部開拓時代の大草原からインスピレーションを得て作られました。

上質なカーフレザーが使われており、クラシカルな雰囲気の型押し加工やアンティーク調の重厚な金属パーツが組み合わさることで、大人の落ち着いた印象を演出します。

メリット

トレンドに左右されないシンプルなデザインと、アンティーク調の重厚な金属パーツの組み合わせにより、ビジネスシーンから普段使いまで幅広く活用できます。

また、財布や名刺入れなどの革小物から、ショルダーバッグやトラベルバッグまで、豊富なバリエーションが展開されているため、用途に応じて選択できることも魅力です。

デメリット

カーフレザーは繊細な素材でもあるため、表面のこすれによる傷や汚れが比較的目立ちやすく、ケアを怠ると劣化が進みやすくなるリスクがあります。また、ルイヴィトンのラインの中でもややマイナーな部類に入ることから、定番モデルほど情報が多くない場合もあります。

お手入れ方法

ユタ・レザーを長く楽しむためには、まず使用後に柔らかい布でホコリや汚れを取り除き、表面を整えておくことが大切です。水に濡れた際はすぐに吸水性のある布で押さえるようにして水分を拭き取り、直射日光を避けつつ風通しの良い場所で自然に乾燥させます。

ルイヴィトンの素材別お手入れ方法

以下に、モノグラムやダミエなどの「革以外の素材(コーティングキャンバスなど)」と、「本革(レザー)」それぞれのお手入れ方法をまとめました。

ただし、これらの方法はあくまで一般的なケア方法であり、素材の状態やモデルの仕様によっては最適な方法が異なる場合があります。

より正確な情報を得るためには、ルイヴィトンの公式サイトや店舗スタッフのアドバイス、また必要に応じて公式のケアサービスを検討するようにしましょう。

モノグラム・ダミエなど革以外の素材(コーティングキャンバスなど)

ルイ・ヴィトンの代表的なモノグラムやダミエに使われている「トアル地」は、綿キャンバスにPVC(塩化ビニル)コーティングを施した素材が一般的です。水や汚れには比較的強い素材ですが、日頃のケアを怠るとひび割れやベタつきなどの経年劣化が進んでしまう可能性があります。

① 柔らかいブラシでゴミを取り除く

まずは、表面に付着しているホコリやゴミを柔らかいブラシでサッと払い落とします。ブラシが無い場合には、毛先の柔らかい歯ブラシなどで代用してもかまいませんが、強くこすりすぎると表面に傷がつく恐れがあるため、やさしく行うことが大切です。

② 薄めた洗剤液で汚れを落とす

次に、衣類用洗剤を薄めたぬるま湯にきれいな布を浸し、軽く絞ってから、汚れの気になる部分をパッティングするように優しく押さえます。こすらず、叩くようにして汚れを浮かせたら、乾いた布で水分をしっかりと拭き取りましょう。

③ 風通しの良い場所で影干しする

洗剤や水分を拭き取った後は、直射日光を避けた涼しい場所で陰干しをして十分に乾かします。完全に水分が飛んでいない状態での保管は、臭いやベタつき、カビの原因にもなりうるため、時間をかけてしっかり乾かすことが重要です。

本革(レザー)

ルイヴィトンのレザーラインに使われている本革は、素材の風合いを楽しめる一方で、水や汚れにやや敏感です。乾燥や湿気、摩擦によるダメージも受けやすいため、こまめなお手入れと丁寧な扱いがポイントになります。

アンプラントやユタなど、ルイ・ヴィトンのレザーラインに使われている本革は、素材の風合いを楽しめる一方で、水や汚れにやや敏感です。乾燥や湿気、摩擦によるダメージも受けやすいため、こまめなお手入れと丁寧な扱いがポイントになります。

① ブラッシング(または乾拭き)でホコリを取り除く

まずは柔らかいブラシ、特に馬毛ブラシを使用して表面のホコリや汚れを落とします。ブラシが無い場合には、やわらかい布での乾拭きでも構いません。こうすることで、表面に付着した汚れを取り除き、後のケアクリームがスムーズに馴染むように準備します。

② 革製品用のケアクリームを塗布する

レザー専用のケアクリームを、まずは少量だけ手に取り、目立たない箇所で試してみましょう。問題がなければ、革全体にすばやく塗り広げていきます。特に、塗料が使われている革は油分を吸収しやすく、塗布にムラが生じやすいので、素早く・薄く伸ばすことがムラを防ぐコツです。

③ クリームを馴染ませるために影干しする

クリームを塗り終えたら、30分から1時間ほど風通しの良い場所で陰干しを行い、革とクリームを落ち着かせます。ここでしっかり時間をとることで、革が必要な油分を吸収し、過不足のないしなやかな状態になります。

日頃から使用後に軽く陰干しをしておく習慣をつけると、カビの防止にも有効でしょう。

④ 乾拭きして仕上げる

最後に、クリームの余分な油分を清潔な布やブラシでやさしく拭き取り、艶を出しつつ仕上げます。特にべたつきが感じられる場合は、拭き取りを丁寧に行うことで、革の表面を清潔に保ち、ほこりが付着しにくい状態を維持できます。

ルイヴィトンアイテムの買取ならうるココにご相談ください

本記事では、各素材の特徴やメリット・デメリット、そして正しいケア方法をご紹介してきました。

ルイヴィトンの素材は、モノグラム・ダミエなどのPVCコーティングされたトアル地から、アンプラント、ユタ、エピなどの上質な本革まで、多岐にわたります。それぞれの素材には特有の特徴があり、適切なお手入れ方法も異なります。

大切なルイヴィトンのアイテムを手放す際は、うるココのルイヴィトン買取をぜひご検討ください。うるココでは、各素材の特性を熟知した経験豊富なバイヤーが、お客様の大切なアイテムを適切に査定いたします。

特に、本革製品は使用状態や経年変化によって価値が変わるため、専門的な知識を持った査定員による適切な評価が重要です。ルイヴィトン製品の買取をお考えの際は、まずはお気軽にうるココまでお問い合わせください。

関連カテゴリー

うるココ鑑定団

関連するコラム