電子レンジの買取相場はいくら?タイプ・年式別の目安と高く売るコツ

最近は高機能でおしゃれな電子レンジも増えていますよね。パナソニック「ビストロ」や東芝「石窯ドーム」など人気シリーズ・メーカーのものなら、手放すときに買い取ってもらえるチャンスも十分にあります。
この記事では、電子レンジの買取相場を中心に高く売るコツや処分方法についても説明しています。
電子レンジの買取相場を左右する項目

電子レンジの買取価格は、自分ではどうにもできない項目(年式・機能・メーカー)と、ひと手間で動かせる項目(状態・付属品)に分けられます。これらについて具体的に見ていきましょう。
年式
年式は、製造から何年経っているかを示します。多くの買取店が製造から5年以内をひとつの目安にしていて、ここを超えると一気に値がつきにくくなります。
ただ、この線引きは業者によってけっこう幅があるものです。家電量販店では7年前後まで、リユース大手では10年以内なら受け付けてくれるところもあるので、5年を過ぎたからといって、もうダメだと決めつけるのは早計かもしれません。
機能
電子レンジは、単機能レンジ・オーブンレンジ・スチームオーブンレンジの3タイプに分かれ、どのタイプであるかによって相場は大きく変わります。温めるだけの単機能レンジは、新品の価格自体が安いため、中古でも高い値はつきにくいでしょう。
一方、調理の幅が広いスチームオーブンレンジは需要が高く、買取価格も期待できます。同じ電子レンジでも、タイプが違えばまったく別物として扱われるのです。
メーカー・モデル
メーカーやモデルも査定を大きく左右します。日立のヘルシーシェフ、パナソニックのビストロ、シャープのヘルシオといった人気シリーズは中古でも需要が高く、値がつきやすい傾向があります。反対に、あまり知られていないメーカーや安価なモデルは、なかなか買い手がつきません。
査定は型番をもとに行われるので、売る前に本体の表示シールでメーカー名・型番・製造年を確認しておきましょう。
状態
ここからは、自分の工夫で査定額を動かせる項目です。電子レンジは調理に使う家電なので、庫内の汚れは査定に直結します。油汚れや焦げつき、においが残っていると印象が下がってしまうため、売る前にできる範囲で掃除しておくと、それだけで査定が上向くことがあります。自分でプラスにできる、数少ないポイントです。
付属品の有無
意外と見落とされがちなのが付属品です。外箱や取扱説明書、電源ケーブル、角皿やトレーといった付属品が揃っているほど、付属品込みの完品として再販できるため査定額が上がりやすくなります。角皿や網はいつの間にかしまい込んでしまいがちなので、売る前に一度探してみる価値があります。
電子レンジの買取相場

それでは、実際の買取相場はどのくらいなのでしょうか。ここでは年式・機能・メーカーの3つの切り口から、おおまかな傾向を見ていきます。
なお、相場は時期によって変動しますし、ネット上で見かける金額は状態の良いものを前提とした上限に近いことも多いので、あくまで目安として捉えてください。
年式別
スチームオーブンレンジを例にとると、年式が新しいほど買取の上限は高くなります。ただし、年式だけで価格が決まるわけではないことには注意しておきましょう。同じ年式でも、上位機種か下位機種かによって金額は数倍変わることがあります。
おおまかには、製造から1〜3年の新しいモデルは高値が狙え、4〜5年になると上位機はまだ底堅いものの中位・下位は一段落ち、6〜7年では中下位モデルは数千円規模まで下がってきます。8年を超えると、寿命の目安である10年が意識されはじめ、人気機種でも買取は厳しくなっていきます。
年式は価格の上限を決める天井のようなもので、実際の金額はそこからグレードと状態で決まる、とイメージするとわかりやすいでしょう。
機能別
機能タイプによる差も大きなものです。温めるだけの単機能レンジは、状態が良くても数千円程度にとどまり、年式によっては値がつかないこともあります。オーブン機能のついたオーブンレンジになると、そこから一段相場が上がるでしょう。
そして、過熱水蒸気などを備えたスチームオーブンレンジの上位機になると、状態次第では数万円クラスの査定がつくこともあります。自分のレンジがどのタイプかで、期待できる金額の桁が変わってくる、というイメージです。
メーカー別
メーカーごとにも傾向があります。シャープのヘルシオは、過熱水蒸気だけで調理するウォーターオーブンという独自性が評価され、上位機の買取上限が高くなりやすいのが特徴です。パナソニックのビストロは、シンプルなものから高機能機まで幅が広く、グレードによって金額の振れ幅が大きいタイプといえます。
日立のヘルシーシェフは、手頃なモデルでも多機能で需要が安定しており、中位モデルでも一定の金額が読みやすいメーカーです。そして東芝の石窯ドームは、シンプルな機種は控えめですが、人気のスチームオーブン上位機になると高値がつく、上下の差が大きいタイプといえそうです。
買取できない電子レンジ

買取してもらえない電子レンジもあります。ここでは、断られやすい代表的なパターンを見ていきます。
古すぎる
もっとも多いのが、年式が古すぎるケースです。製造から10年以上経ったものは、買取不可になるか、ついても数百円程度になりがちです。
電子レンジの寿命はおおよそ10年とされているため、まだ使えても製造から10年を超えたものはこのパターンに当てはまりやすく、見た目がきれいでも年式だけで対象外になってしまうことがあります。
壊れている
動作に問題があるものも買取は難しくなります。通電しない、焦げや変形があるなど、安全性に不安があるものは対象外です。査定では、きちんと加熱できるか、扉がスムーズに開閉するか、ターンテーブルが回転するかが必ず確認されます。庫内や外装のひどい汚れ・傷も評価を下げる要因です。
なお、ターンテーブルや回転ローラーが欠品していると、正常に温まるかどうかの確認ができないため、減額ではなく買取そのものができなくなってしまう点には注意が必要です。
安価なモデル
壊れていなくても、もともと安価な単機能モデルは買取が難しいことがあります。新品価格が安く、中古での需要も限られるため、そもそも値がつきにくいのです。
問題なく使えるのに売れないというのは少し意外かもしれませんが、再販を前提とする買取では、需要があるかどうかが大きな分かれ目になります。
電子レンジを高く売るコツ

少しでも高く売るためにできることを、レンジ自体の準備と売り方の工夫に分けて、効果の大きいものから紹介します。
電子レンジに限らず、家電を高く売るための見極め全体は「家電を高く売る方法|捨てる前に知りたい見極めと高く売るコツ」で整理しています。
早く売る
いちばん効果的なのは、思い立ったら早めに売ることです。年式が査定の最重要項目である以上、迷っているあいだにも価値は下がっていきます。先延ばしにするほど不利になるので、売ると決めたなら、なるべく早いタイミングで動きましょう。掃除や付属品集めよりも前に意識したい、いちばんの基本です。
庫内をきれいに掃除する
調理器具という性質上、庫内の汚れは査定に直結します。油汚れや焦げつき、においを落とし、本体表面のホコリを拭き取っておくだけでも、印象は変わります。
付属品をそろえる
外箱や取扱説明書、ケーブル、角皿やトレーがそろっているほど、完品として扱われ、査定でも有利に働きます。角皿や網はしまい込んでいることが多いので、売る前に探しておくとよいでしょう。
動作確認をしておく
売る前に一度、加熱テストをして、温まりが遅くないか、異音がしないかを確認しておくと安心です。査定で必ずチェックされるポイントを自分で把握しておけば、当日も慌てずに済み、やり取りもスムーズになります。
複数の業者で比較する
同じ電子レンジでも、業者によって査定額や売りやすさは変わります。いくつか見比べて選ぶのがおすすめですが、その際に見るべきは金額だけではありません。
自宅まで取りに来てくれるか、電子レンジ以外の不用品もまとめて引き取ってくれるか、キャンペーンがあるかといった、売りやすさの面も合わせて確認すると、満足度の高い取引につながります。
ほかの不用品とまとめて売る
電子レンジを1点だけ売るよりも、ほかの不用品とまとめて売るほうが、査定額は伸びやすくなります。自宅まで来てくれる出張買取を利用すれば、いながらにして一度に片付けられるので、引越しや大掃除のタイミングとも相性がよい方法です。
レンジ単体だと出張の手間と見合わないこともありますが、まとめてなら無駄がありません。うるココでは利用者向けのキャンペーンも実施しているので(実施中の内容は公式ページでご確認ください)、使っていない電子レンジが眠っているなら、ほかの不用品といっしょに手放してみてはいかがでしょうか。
電子レンジの処分方法

売るのが難しいときは、処分を検討することになります。ここでまず知っておきたいのが、電子レンジは家電リサイクル法の対象ではない、という事実です。
エアコン・テレビ・冷蔵庫や冷凍庫・洗濯機や衣類乾燥機の4品目とは違い、リサイクル料金を支払う必要はなく、自治体のごみとして出すことができます。ただし、鉄や銅、レアメタルなどを再資源化する小型家電リサイクル法(2013年施行)の対象ではあり、回収方法は自治体によって異なるため、まずはお住まいの地域のルールを確認しましょう。
自治体のごみとして出す
もっとも基本的な方法です。多くの自治体では、不燃ごみまたは粗大ごみとして回収してもらえます。粗大ごみなら、自治体に問い合わせて料金を確認し、処理券を購入して本体に貼り、収集日に指定の場所へ出す、という流れが一般的です。
サイズや料金は自治体ごとに異なるので、住んでいる自治体名と粗大ごみで検索してみてください。
小型家電リサイクルで回収してもらう
自治体によっては、回収ボックスや専用窓口で小型家電を回収しています。ただし、電子レンジは小型家電とはいってもサイズが大きいため、回収ボックスに入れるのはほぼ難しいでしょう。
ボックスに入らないときの出し方は自治体によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。対象品目であれば、収集運搬の料金はかかりません。
家電量販店で引き取ってもらう
買い替えと同時であれば、購入した店舗で古い電子レンジを引き取ってもらえることがあります。無料で下取りしてくれるところもあれば、有料のところもあり、条件は店舗によってさまざまです。新しいレンジを買う際に、合わせて確認しておくとよいでしょう。
まだ使えるなら売却も検討する
そして、まだ問題なく使える電子レンジであれば、処分の前に売却を検討してみましょう。処分には手間も費用もかかりますが、売れば逆に現金になります。売り方としては、近くにリサイクルショップがあれば持ち込む方法が手軽です。
ただ、電子レンジは意外と重くて大きいので、持ち運びがネックになりがちです。その点、自宅まで査定に来てくれる出張買取なら、運ぶ手間がかかりません。ほかの不用品とまとめて引き取ってもらえたり、利用者向けのキャンペーンを実施している業者もあるので、手間と特典の両面から、自分に合った方法を選ぶのがおすすめです。
まとめ
電子レンジの買取価格は、年式・機能・メーカーといった変えられない条件と、状態や付属品など自分で整えられる条件で決まります。
買取が難しいときも、電子レンジは家電リサイクル法の対象外なので、自治体のごみや小型家電リサイクルで処分できます。
とはいえまだ使えるなら、ほかに手放したい家電や家具とまとめて、自宅まで来てくれる出張買取に引き取ってもらうのが手軽です。眠ったままの電子レンジを、ほかの不用品とまとめて現金に変えてみてください。






