家電を高く売る方法|捨てる前に知りたい見極めと高く売るコツ

買い替えや引越しで使わなくなった家電が出ると、まず自治体の処分方法を調べ始める人は多いはずです。ただ、リサイクル料や収集運搬費がかかると知って、少し気が重くなることもあるのではないでしょうか。
でも、まだ動く家電なら、売ってお金にする選択肢も検討したいところです。
この記事では、手持ちの家電を「一番得な形で手放す」にはどう考えればいいかを整理します。冷蔵庫やエアコンなど機種ごとの細かい相場は個別記事に譲りますが、ここを読めば全体像はつかめるはずです。
売る前にその家電をどうするか決める

まず手元の家電を、売る・処分・下取りのどれにするか仕分ける必要があります。
まだ使える家電は捨てる前に売却を検討する
買って数年で普通に動いている家電なら、捨てる前に一度、売ることを考えてみる価値があります。
例えば2〜3年しか使っていないエアコンや、まだ型落ちしていない冷蔵庫。「これはまだ使えるな」と思えるものは、処分と決めてしまう前に、売却も選択肢に入れてみてください。
処分かジャンク買取かで見極める
10年使った冷蔵庫や調子の悪い洗濯機を、もう無理だろうと処分に回すことはよくあります。たいていはそれで問題ないのですが、なかには捨てる前に一度声をかければ値が付くものもあります。
壊れていても、部品取りや海外向けの需要でジャンクとして買い取られることがあるからです。
ただ、何でも売れるわけではありません。古すぎるものや需要のないものは、普通に断られます。
買い替えなら下取りと買取どちらが得か
買い替えのときは、店が古い家電を引き取ってくれます。いわゆる下取りです。新品が届くタイミングで古いものが片付くので、手間がかかりません。
ただ、楽なことと得なことは同じではありません。状態のいい家電なら、買取に出したほうが下取りより高くなることもあります。
といっても、すべてを比べる必要はありません。下取りの金額が提示されたら、その家電だけ買取の相場を調べてみる。それくらいで十分です。
高く売れる家電の条件

家電の値段を決める条件はいくつもありますが、大きく分けると「また使える状態か」と「欲しい人がいるか」の2点です。このあと挙げる項目も、結局はこのどちらかに関わってきます。
年式は製造年で見て5年が分かれ目
中古家電は新しいほど高く売れますが、なぜ5年以内が目安といわれるのでしょうか。これは欲しい人がいるかどうかだけでなく、修理して再販できるかどうかの境目でもあります。
メーカーが修理用の部品を持っている期間は品目ごとに違い、エアコンや冷蔵庫は洗濯機などより長めに設定されています。部品があるうちは直して売り直せるので値が付きますが、部品が切れると、動いていてもジャンク寄りの扱いになります。
もうひとつ、見るのは買った年ではなく製造年です。展示品や型落ち在庫だと、買ってから数年でも製造はもっと前ということがあります。本体のラベルや型番で確認できます。
メーカーはブランドより部品と需要で決まる
メーカーが有名だから高い、という単純な話ではなく、ここでも大事なのは年式と同じで、修理して再販できるかどうかです。流通量が多く部品も手に入りやすいメーカーは中古でも売りやすく、買取評価も安定します。
エアコンならダイキンや三菱電機、日立やパナソニックといった大手は中古市場でも強く、流通の少ないメーカーは同じ年式・状態でも評価が一段控えめになりがちです。
状態は見た目より動作とにおいで決まる
査定でまず見られるのは、外側の傷よりも、きちんと動くかどうかです。もうひとつ評価を左右するのがにおいで、エアコンや冷蔵庫、洗濯機のように内部に水や空気を通す家電は、カビやたばこのにおいがあると評価が下がりやすくなります。
売る時期は需要期の少し前が狙い目
季節で需要が動く家電は、売る時期によって査定が変わります。エアコンや暖房器具のように使う季節がはっきりしているものは、需要が立ち上がる少し前、エアコンなら夏の手前がいちばん値の付きやすいタイミングです。シーズンが明けると、業者も在庫を抱えたくないぶん査定が渋くなり、同じ家電でも数千円単位で差が出ることがあります。
家電を少しでも高く売るためのコツ

値段の決まり方が分かったら、あとは実際にやることを押さえていきます。ちょっとした行動で査定額は変わります。
思い立ったら早めに動く
家電の価値は、置いておくほど下がります。年式が古くなって5年の目安に近づくほど、付いたはずの値段は削れていきます。売ると決めたら、動くのは早いほど有利です。
掃除して付属品をそろえる
外側の軽い拭き掃除に加えて、エアコンならフィルター、冷蔵庫や洗濯機なら庫内や槽のにおいケアをしておくと、査定での減点を防げます。においやカビは、見た目以上に評価へ影響します。
リモコンや説明書など、本体とセットで使う付属品もそろえておきましょう。特にリモコンは、ないと動かせない家電も多く、欠けているだけで減額の対象になります。手元にあるか、先に確かめておきましょう。
まとめて売って査定額を上げる
複数台あるなら、ばらばらに売るよりまとめて出すほうが有利です。業者側も一度に引き取れると効率がよく、その分、査定を上乗せしてくれることがあります。
買い替えや引越しで、冷蔵庫や洗濯機、エアコンをまとめて手放すようなケースは、特に向いています。
家電別に見る値のつき方の違い

家電の中でも代表的なものだけ、どこで差がつくかを押さえておきます。
冷蔵庫は容量と年式で大きく変わる
冷蔵庫は容量と年式で値段が大きく動きます。一人暮らし向けの小型より、ファミリー向けの大容量モデルのほうが中古でも需要があり、年式が新しいほど省エネ性能の面でも有利です。
容量帯で相場が変わるので、詳しい目安は「冷蔵庫の買取相場はいくら?年式・容量・メーカー別の目安と高く売るコツ」にまとめています。
洗濯機はドラム式と縦型で需要が違う
洗濯機はドラム式か縦型かで需要が分かれます。ドラム式は本体価格が高いぶん、中古でも値が付きやすい傾向です。縦型は手頃な分だけ価格も落ち着きがち。
容量や乾燥機能の有無でも変わるので、洗濯機のタイプ別相場を見ておくと見当がつきます。
エアコンは取り外しと売る時期がカギ
エアコンで見落とされやすいのが取り外しです。壁付けのエアコンは外す作業が必要で、その取り外し費用しだいで手取りが変わります。標準的な取り外しに対応してくれる業者を選べると無駄が出ません。
加えて、メーカー(ダイキンや三菱電機など大手が強め)と、夏前の需要期が重なると、いちばん条件よく売れます。畳数や年式ごとの目安は「エアコンの買取相場はいくら?年式・畳数・メーカー別の目安と高く売るコツ」で確認できます。
テレビはサイズとパネルで差が出る
テレビはサイズと表示方式で差が出ます。大型で有機ELなど上位パネルのモデルは中古でも引きがあり、旧式の小型は値が付きにくい。
需要の入れ替わりが早い分野なので、売るなら早めが良いでしょう。サイズや年式ごとの差はテレビの買取相場で整理しています。
電子レンジや調理家電は高機能モデルが狙い目
電子レンジや調理家電は、高機能モデルほど狙い目です。オーブン機能つきのレンジや人気の調理家電は中古でも需要があり、単機能の安価なモデルは値が付きにくい。タイプごとの違いは電子レンジの買取相場が参考になります。
その他の家電も意外と高く売れる
ここに挙げていない家電、例えば掃除機や空気清浄機、季節家電なども、状態と需要しだいで意外と値が付きます。これは無理だろうと決めつける前に、まとめて査定に出してみると拾えるものがあります。
それでも売れない家電はどうするか

どれだけ条件を整えても、売れない家電は出てきます。最後に、その見極めと着地のつけ方を見ておきます。
買取を断られやすいケース
断られやすいのは、結局直しても売れない・欲しい人がいないものです。製造から年数が経って部品が手に入らないもの、動作不良で需要のないもの、ノーブランドや極端に汚れ・においが強いもの。
高く売れる家電の条件の裏返しと考えると分かりやすいはずです。こうしたものは、無理に何社も回るより、早めに処分へ切り替えたほうが時間の節約になります。
売れないときのなるべく安い処分方法
売れないと決まったら、次はなるべく安く手放す番です。自治体の回収やリサイクル料の仕組み、費用を抑える方法など、処分のやり方にはいくつか選択肢があります。
細かい手順は「引越しで家電を処分する方法|費用を抑えて売って手放すコツ」にまとめているので、ここでは売れなければ処分、その際は費用を抑える方法を選ぶとだけ押さえておけば十分です。
手間とリスクで選ぶ家電の売り先

同じ家電でも、どこに売るかで手間も安心感も変わります。代表的な売り先を、向き不向きで整理します。
ラクさで選ぶか高さで選ぶか
売り先は、買取とフリマに大きく分かれます。買取には出張・宅配・店頭持ち込みの3つがあり、フリマは自分で売りに出す方法です。
フリマは高く売れる可能性がある反面、梱包や発送、購入者とのやりとりの手間や、トラブルのリスクを自分で抱えることになります。
買取のなかでは、店頭持ち込みはその場で現金化できますが、自分で運べるものに限られます。宅配買取は小型の家電向きで、大型になると送料が重くのしかかります。手間とリスクをいちばん抑えやすいのは、自宅まで来てくれる出張買取です。
複数台や大型家電は出張買取がラク
特に複数台あるときや、冷蔵庫・洗濯機・エアコンのような大型家電は、出張買取が圧倒的に楽です。運び出しを任せられて、その場で査定から引き取りまで終わる。買い替えや引越しでまとめて手放したいときほど、向いています。
まとめ
家電を高く売れるかどうかは、テクニックの数よりも、売る・処分・下取りをどう判断するか、そして何で値段が決まるのかをつかめているかどうかにかかっています。あとは早めに、まとめて売るだけです。
複数台や大型家電をまとめて手放すなら、自宅まで来てくれる出張買取が手軽です。うるココの出張買取は査定から引き取りまでその場で完結し、買取額は現金で受け取れます。引越しや買い替えのタイミングで、一度まとめて査定に出してみてください。






