ルイヴィトンの魅力とは！人気の秘密は

ルイヴィトンの魅力や人気の秘密についてご紹介します！

創業から160年以上たった今もなお、世界中の人々を魅了してやまないルイヴィトンはフランスを代表する一流ブランドです。

資産価値やブランドステータスが高いだけではなく、デザイン性や品質の良さ、機能性の高さも大きな魅力となっています。

本記事ではそんなルイヴィトンのさらなる魅力や人気の理由、さらに創業者ルイヴィトンがどのような歴史を歩んできたのかご紹介します。

ルイヴィトンの魅力とは

ルイヴィトンは親から子へ、子から孫へと3世代に渡って受け継がれるなど、幅広い年代で愛されています。

落ち着いた色味やシンプルで洗練されたデザインのアイテムが多く、年齢を重ねても同じアイテムを使い続けられるという点が他のブランドと差をつけるポイントとなっています。

また、全ての製品は職人の手作業で製造されていることも特徴です。素材の良さを活かし丁寧な製法を施すことで、長期の使用に耐える実用性を兼ね備えています。

創業者ルイヴィトンは「機能的かつ実用的」なアイテムを作り続けることに一貫してこだわり、創業当時から今日までその想いは受け継がれています。

ルイヴィトンの魅力とは、創業当時から徹底しているデザイン性、耐久性、機能性の高さであり、世界中で多くのファンを魅了しています。

ルイヴィトンのブランドコンセプト

ルイヴィトンのコンセプトは「旅」であり、旅行や移動に便利なアイテムを数多く展開しています。

一流ブランドとなる直接のきっかけであったトランクは、まさに旅を象徴するルイヴィトンの顔となるアイテムです。

ルイヴィトンが人気な理由

ブランド物にあまり興味が無くても、ルイヴィトンの名は誰もが聞いた事があるのではないでしょうか。

ルイヴィトンがなぜそれほどまでに有名で人気なのか。その理由をひとつずつ見てみましょう！

品質

ルイヴィトンは絶対的な品質へのこだわりを持っており、耐久性に優れた素材選びや、熟練した職人の製法作業により常に高いクオリティを保っています。

ルイヴィトン製品はどれも耐久性が高く、正しくメンテナンスをすることで末永く使用することができます。

代表的な2つのライン「モノグラム・キャンバス」と「ダミエ・キャンバス」に使用されている素材、「トアル地」は傷や汚れが付きにくくメンテナンスも簡単です。

※トアル地とは綿（キャンバス）にポリ塩化ビニル（PVC）をコーティングした素材で耐久性、防水性に優れ、傷が付きにくいという特徴があります。

価値

ルイヴィトンは現在も変わらず需要があり、資産価値が高いブランドです。そのためルイヴィトンのヴィンテージ品や中古品は、他のブランドアイテムと比べると値崩れしにくく高く売れる傾向があります。

10万円で購入したルイヴィトン製品が、買取価格8万円で売却できることも珍しくないというような、リセール率の高さが特徴です。

いざという時に高く売れるという安心感から、一般的なブランドアイテムと比較して購入しやすいという点が人気の理由として挙げられます。

ブランド力

「ブランド力」と聞いても正直ピンとこないかもしれませんね。

《ここで言うブランド力とは？》

• 歴史や実績
• 企業意識の高さ
• 知名度、ブランドステータスの高さ

上記のような、ブランドがもつ総合的な力のことを指します。

多くのハイブランドは100年以上の歴史を持ちますが、フランスのトランク専門店から始まったルイヴィトンも創業から160年という長い歴史を持ちます。

歴史を重ねてもその人気は衰えること無く、富裕層のみならず一般ユーザーが手にできるラグジュアリーとして世界中からの人気を不動のものとしました。

ルイヴィトンのアイテムは現在も創業当時と変わらず職人の手作業で製造しているため大量生産ができません。

その希少性の高さもまた、魅力のひとつとなっています。

また、ルイヴィトンは正規店での販売しか認めておらず、セールやアウトレットなどの値下げ販売を一切行わないというポリシーを持っておりラグジュアリーなブランドイメージを保ち続けています。

モノグラムやダミエなどのデザインは世間に広く周知されており知名度の高さも折り紙付きです。

「誰もが知っているあの有名なルイヴィトン」「皆が認めた一流ブランドのルイヴィトン」。そんな一流ブランドを持つことで自分自身の価値も高めてくれる、ルイヴィトンを持つことでそのようなブランドステータスを感じることができるという点も大きな魅力となっています。

このように長い歴史の上に築いた確かな実績とブランドイメージを保つための企業意識、さらにブランドステータスや知名度の高さなどがルイヴィトンの持つブランド力の強みであり、人気に直結していると考えられます。

デザイン

ルイヴィトンのデザインは基本的にシンプルかつ上品であり、シックな装いはもちろんのことカジュアルな装いとも合わせやすいことが魅力です。

ルイヴィトンならではの高級感、ゴージャス感を楽しみながらも特別な場面だけではなく日常使いもできるという点が、多くの人から愛される理由となっています。

モノグラムやダミエの他、かわいらしいエピやヴェルニ、話題の人やキャラクターとのコラボラインなど飽きのこない定番ラインから、最新トレンドを取り入れたラインまで豊富なデザインを取り揃えているため、どのファッションジャンルでも合わせやすいことも特徴です。

他のブランドではメンズ・レディースどちらかに偏ったデザイン展開が多いのに対し、ルイヴィトンではメンズライン・レディースラインどちらのアイテムも充実しているという点も、他のブランドと差をつけるポイントとなっています。

年齢や性別問わず、誰もが使いやすいデザインが豊富に揃っているので親子やカップルでおそろいのアイテムを持つということもできます！

ルイヴィトンの歴史とは

創業から160年以上経った今もトップを走り続け、世界中の人々から愛されているルイヴィトン。

そこに至るまでにどのような物語があったのか？

知れば知るほど好きになる！ルイヴィトンの歴史をご紹介します。

年号	出来事
1821年	ルイヴィトン氏誕生。 当時のフランス・パリはファッションの最先端の地です。
1837年	16歳のルイはトランク製造職人の見習いとして働き始めました。  地道に腕を磨き、パリのアトリエで重宝される立派な職人へと成長します。
1854年	ルイ33歳。 パリ・キャプシーヌ通りにて世界初の旅行鞄の専門店「ルイヴィトン」創業。 当時の一般的なトランクに比べ、ルイの考案したトランクは軽くて丈夫なことに加え、トレーや仕切りを採用するなど使いやすさをとことん追求したもので、世間に大きなインパクトを与えました。 そんな高性能の「ルイヴィトン・トランク」を、フランス国王ナポレオン三世の夫人・ユージェニー皇妃が発注したことで国内外のセレブたちの間で瞬く間に評判になったのです。
1857年	息子のジョルジュ (Georges Vuitton) が誕生。 時代は進み成長したジョルジュとともにルイは、盗難防止に役立つ独自のスプリング式バックル錠を採用したトランクを開発します。 当時のフランスは鍵付きトランクが一般的ではなく、盗難被害が多発しており社会問題となっていました。 結果、ルイヴィトン製のトランクで盗難被害を激減させることに成功し、世間からの評価はますます高くなりました。 ルイヴィトン氏の死後、創業者の息子・ジョルジュが2代目を継承します。 ジョルジュは創業者ルイヴィトン氏のイニシャルをモチーフとしたLVのロゴ「モノグラム」や、日本の家紋をヒントに作りだした「ダミエ」などブランドを代表するラインを次々と考案しました。 そこには人気ゆえ次々に増えるルイヴィトンの模倣品・偽造品対策としての意味も込められていたと言われています。 まだ知的財産権などという意識を誰も持たない時代に「ダミエ・キャンバス」の商標を登録することで、ルイヴィトンは“デザインの価値”を世に問う先駆けとなりました。
1998年	ファッション領域に参入。 洋服作りのコンセプトは「機能的かつ実用的」。 ここにも、美しさだけではなく使う人想いの実用性を追求してきたルイヴィトンならではのこだわりが垣間見えます。 モチーフやロゴをあしらったファッションアイテムは一躍世界各国の人々に受け入れられ、ルイヴィトンは現在もなお世界に誇る一流ブランドとしてトップを走り続けています。

ルイヴィトンの人気ライン

ここではルイヴィトンで特に人気のラインをご紹介します。

モノグラム

星、花とL・Vのロゴが等間隔に配置されたデザイン。

1896年に登場して以来100年以上経った現在でも、世界中で大人気のラインです。

モノグラムの素材には、耐久性に優れた”トアル地”という生地を使用しています。

ルイヴィトンといえばモノグラムと言うくらい定番のパターンです。

ダミエ

ダミエとはフランス語で「市松模様」。

クラシックで落ち着いた色合い、シンプルなデザインで男女問わず人気のパターンです。

ダミエの素材にもモノグラムと同じ、耐久性に優れた”トアル地”という生地を使用しています。

ブラウン系カラーの他に、ホワイト系カラーを基調とした”ダミエ　アズール”、ブラック系カラーの”ダミエ グラフィット”などさまざまな種類が展開されています。

エピ

エピはフランス語で「麦の穂」を意味し、その名の通り線状に流れるような細かい型押しが特徴です。

グレインレザーの高い耐久性と型押し加工により傷が目立ちにくく、いつまでも美しさを保つことができます。

豊富なカラーバリエーションが魅力的なラインです。

カプシーヌ

ルイヴィトンの「LV」ロゴパーツが印象的なカプシーヌ。

持つ人の美しさを引き出すシンプルかつ計算し尽くされたフォルムと傷が目立ちにくい丈夫さが特徴でサイズやカラー展開も豊富です。

1つのバッグを作り上げるのに250のパーツを要し、最も熟練した職人たちが何百もの工程を経て組み立てています。

ルイヴィトンの手入れの大切さ

大切なルイヴィトンを長持ちさせるためには、正しいお手入れをすることが大切です。

こちらでは、ルイヴィトンのお手入れ方法やお手入れ時の注意点についてご紹介します。

水洗いは避ける

ルイヴィトン製品全般、水に濡れると素材の色褪せやひび割れが生じる可能性があるため水洗いは避けるようにしましょう。

※お手入れにアルコールを含んだ消毒ジェルやスプレーなどの使用も控えましょう。

色落ち、色移り、素材を痛める可能性があります。

素材に合わせたお手入れ方法をする

モノグラム・キャンバスやダミエ・キャンバスのトアル地

• 柔らかいブラシで優しくブラッシングする

→軽い汚れであれば落とすことが可能です。

• 中性洗剤を溶かした水を柔らかい布に浸し、ポンポンと叩く

→上記の方法で、大抵の汚れは落とすことができます。

モノグラムやダミエに使用されている合成皮革「トアル地」は比較的水に強いとされていますが、こちらも水洗いは避けましょう。

ヌメ革

ヌメ革は丁寧にお手入れすることで独特の経年変化「エイジング」を楽しむことができる一方で、適切に扱わなければシミ・カビなどのトラブルが発生してしまうデリケートな素材です。

• 柔らかいブラシで優しくブラッシングする

→ヌメ革の日頃のお手入れはブラッシングだけで十分です。

ブラッシングをすることで革のキメを整えツヤを出すことができます。

　　小さな傷であればブラッシングするだけで目立たなくすることもできます。

• ヌメ革用クリームやオイルでケア（月1回）

革の乾燥を防ぎ、ひび割れを防ぐためデリケートクリームやヌメ革用クリームなどでケアします。

薄く塗り広げなじませた後、仕上げにやわらかい綿の布で乾拭きし、余分なクリームをふき取ります。

月1度のペースで水分を補給し表面を保護することで、より美しさを保つことができます。

ヴェルニ･レザー（エナメル加工）

• 柔らかい乾いた布で表面の汚れを拭く（傷を付けないように注意）
• エナメル専用クリームを塗布

エナメル専用のクリームを塗ることで、汚れを予防するだけでなく、エナメルの美しい光沢感も際立たせることができます。

※エナメルに防水スプレーは使用しないようにしましょう！

エナメルは樹脂をコーティングして防水性を高めた素材であり、もともと水を浸透させない作りになっています。

防水スプレーを使用すると表面が白く曇り光沢感が薄れる可能性があります。

また、エナメルは色移りしやすいという特徴があるため、保管の際は雑誌やデニム、他の皮革製品など色移りする可能性がある物との接触を避けるようにしましょう。

まとめ

創業から160年以上たった今もなお、世界中の人々から愛されているルイヴィトン。

そんなルイヴィトンの魅力とは

• 世界に誇る一流ブランドであること（資産価値、ブランドステータスが高い）
• デザイン性・品質、機能性の高さ
• 創業者ルイヴィトンから受け継がれるものづくりへの情熱

上記のような点にあると考えられます。

創業者の思いを受け継いだルイヴィトンは今もなお世界中の人々の「旅」に寄り添い続け、新たな魅力を発信し続けています。