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コラム

古酒とは?お酒ごとの定義と高価買取のポイントを解説

酒

「古酒ってどのようなお酒を指すの?」「家にある古いお酒は高い値段で売れるのだろうか?」自宅で長期間保管しているお酒が古酒なのか、そもそも買い取ってもらえるのかなどの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

古酒はお酒の種類によって定義が異なるうえに、市場に出回っている数が多く、高価買取のためにはある程度の知識が必要です。当記事では古酒について以下の内容で解説しています。

  • 古酒の読み方
  • お酒ごとの古酒の定義
  • 古酒が高く売れる理由
  • 古酒を高く売る際のポイント

古酒の種類や価値を事前に把握すると、買取査定時に適正価格を提示されているのか判断しやすくなります。古酒の買取ポイントなども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

古酒とは?読み方は「こしゅ」が一般的

「そもそも古酒ってなんて読むの?」と読み方に迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。

「こしゅ・ふるさけ・ふるざけ・くーす」などさまざまな読み方があり、一般的に古酒は「こしゅ」と読まれる場面が多くあります。お酒の種類によって読み方が変わるので使い分けが必要です。

お酒の種類によって読み方が変わるのは、以下の2種類となります。

  • こしゅ
  • くーす

こちらでは「こしゅ」と「くーす」の違いについて詳しく解説します。所有しているお酒についてより深い知識を得ることができます。ぜひ参考にしてください。

「こしゅ」が一般的

一般的には「古酒」は「こしゅ」と読まれることが多いですが、そのほかにも「ふるさけ・ふるざけ」などいくつか読み方があります。

そもそも古酒は長期間貯蔵されて熟成したお酒であり、長期熟成酒研究会によると「満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加種を除く清酒」と定義されています。

お酒の種類ごとに古酒の定義も異なるため、意味を把握したうえで味や香りの違いを楽しみましょう。

「くーす」と呼ばれることもある

「くーす」とは泡盛という沖縄特産の焼酎を3年以上熟成させたお酒です。

「くーす」は熟字訓を用いた特殊な読み方であり「古」を「くー」と読むことはできず、「古酒」の2文字が合わさることで「くーす」と読めるようになります。

このように「くーす」をはじめ熟字訓は読み方を知らないとわからないケースが多くあります。基本的に「こしゅ」と読むほうが伝わりやすいですが、泡盛の場合は読み方が「くーす」になるので、お酒の種類によって使い分けましょう。

古酒の定義をお酒ごとに紹介

古酒とは、一般的に長い期間熟成させたお酒をさしますが、種類によって定義はさまざまです。

例えば、日本酒とウイスキーでは古酒の定義も若干異なります。意味を知って「古酒」という言葉を使用するためにもあらかじめ定義の違いを把握することが必要です。

こちらでは以下の5つのお酒の古酒の定義について解説します。

  • 日本酒
  • 泡盛
  • ウイスキー
  • ブランデー
  • ワイン

熟成期間が長いほど価値が上がる種類や、熟成期間に関係なく価値が決まる場合についても詳しく解説します。所有しているお酒を確認して、古酒の定義を満たしているか参考にしてください。

日本酒における古酒の定義

日本酒における「古酒」の定義は「長期熟成酒研究会」で、以下のように定められています。

「満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒」


引用元:長期熟成酒研究会 

日本酒は以下の3つのように熟成期間の長さによってタイプが分けられています。

日本酒のタイプ醸造方法熟成温度特徴
濃熟タイプ本醸造酒、純米酒常温熟成熟成するごとに照り、色、香り、味が
変化する
中間タイプ本醸造酒、純米酒、
吟醸酒、大吟醸酒
低温熟成と
常温熟成の併用
濃熟タイプと淡熟タイプの中間の味わい
淡熟タイプ吟醸酒、大吟醸酒低温熟成吟醸酒の良さを残しつつもほどよい苦みと香りが渾然一体となっているさ

参照:長期熟成酒研究会「熟成古酒のタイプ」 

上記の表のように熟成期間によってタイプが分けられていますが、お酒の分類などを定める酒税法では熟成期間について明確には決められていません。酒造業者で独自に決めた定義づけで熟成された日本酒が「古酒」と呼ばれています。

泡盛における古酒の定義

泡盛における古酒の定義は、3年以上貯蔵したものを指します。また、古酒年数が表記されているものに関しては、表記されている年数以上熟成されている必要があります。

例えば、5年古酒の場合は全量が5年熟成されてなければいけません。あるいはブレンドの場合、5年古酒とそれ以上の期間寝かせた古酒をブレンドする必要があります。

ちなみに泡盛は、古酒年数が高いほうがいい泡盛の傾向にあるため、選ぶ際には古酒年数に注目するといいでしょう。

ウイスキーにおける古酒の定義

ウイスキーにはほかのお酒のように古酒の定義がしっかりと決まっているわけではありません。そのため、蒸留された年代が古い場合や年代が古く、高品質なウイスキーなどに対して使用されるのが一般的です。

しかし、ウイスキーの古酒もほかのお酒同様、古酒のほうが美味しい場合が多い傾向にあります。

ものによっては古酒としてだけでなく、ボトル単体でも高値で取引されるなど価値があるウイスキーも存在します。

ブランデーにおける古酒の定義

ブランデーもウイスキー同様、古酒の定義が細かく定められているわけではありません。一般的にブランデーは熟成された期間が長いほど価値が高くなるとされています。

例えば、コニャックでは以下のように熟成年数ごとで細かくランク分けがされています。

ランク熟成年数
スリースター2年〜
VS4〜7年
VSOP7〜10年
ナポレオン12〜15年
XO20〜25年
エクストラXO以上のクオリティ

ブランデーの古酒を売買する際には熟成年数や上記のコニャックのようにランクに注目してみるといいでしょう。

ワインにおける古酒の定義

ワインもウイスキーとブランデー同様、古酒の定義が細かく定められているわけではありません。ウイスキーやブランデーと違い、ワインは熟成させた期間を表記するのではなく、使用しているぶどうの収穫した年を表記しています。

ワインはほかのお酒と違い、ぶどうの収穫具合によって値段が左右されるため、一概に古いから高いというわけではありません。

一般的にワインは瓶詰めから15~25年程度が飲み頃とされており、ワインの売買時にはその点に注目して探してみるといいでしょう。

古酒の特徴とは温度によって変わる「味わい」

そもそも古酒が飲めるのか気になる方も多いのではないでしょうか。もちろん古酒は飲むことが可能で、新酒と比較すると味わいや香りなどが異なります。

日本酒の場合は保管する際の温度も重要です。温かい環境での保存は熟成させるのではなく、日本酒を劣化させてしまう可能性があります。

日本酒を保管する際には以下の点を注意するようにしましょう。

日本酒のタイプ保管温度保管場所
純米酒・本醸造(濃熟タイプ)常温保管棚の隅、クローゼット
大吟醸酒・吟醸酒
(淡熟タイプ)
最初の1年は低温
(4度程度)で保管1年程度で15〜18度の場所に
移動させる
冷蔵庫、冷暗所

参照:長期熟成酒研究会「自家熟成古酒(My古酒)のススメ」 

また、お酒を保管する際に注意したいのが「紫外線」です。紫外線対策として新聞紙に包んでから、日の当たらない棚の墨やクローゼットの中に保管することで、ご自宅でも古酒の熟成が楽しめます。

お酒の種類によって熟成期間や味わいも異なるので、所有しているお酒にあった保管方法と時期を把握して古酒を味わってみてはいかがでしょうか。

古酒は高く売れる!その理由は?

古酒は高く売れるというイメージがありますよね。査定に関心はあるものの、高く売るための基準などが曖昧で、家に保管してある古酒の価値がわからず、なかなか買取業者に依頼できないという方も多いのではないでしょうか。

古酒が高く売れる理由としては以下のとおりです。

  • 銘柄
  • 希少性
  • ボトルのデザイン
  • 年代

古酒を高く売るためには、希少価値がどれほどあるのかを明確にすることが重要です。こちらでは、古酒が高値で売れる理由について詳しく解説します。

銘柄

お酒の銘柄によって価値が大きく異なります。数多くの種類があるお酒の中でも代表的な銘柄は以下のとおりです。

お酒の種類代表的な銘柄
日本酒黒龍、十四代、獺祭
泡盛残波、八重泉、千年の響
ウイスキーマッカラン、山﨑30年、響30年
ブランデーヘネシー、カミュ
ワインロマネコンティ、オーパスワン

有名な銘柄であるほど、多くのお酒愛好家やコレクターによって求められるため、需要が高まり価格が高くなるケースが多いです。

ただし、マイナーな銘柄であっても買取価格が高い場合があります。価値に見合った適正価格で買い取ってもらうためにも、古酒について知識があるプロに買取査定を依頼するのがおすすめです。

希少性

市場に流通していない希少性の高い古酒も高く売れる理由の1つです。

多く生産されず市場に出回ってないお酒となれば、古酒を集めているコレクターたちは多少値段が高くなったとしても購入します。簡単に手に入らない希少性の高いお酒の多くが高値で取引される傾向にあります。

自宅に開けていないお酒があり、市場に出回っていない希少性が高いものであれば高価買取の対象となるため、1度確認してみてはいかがでしょうか。

ボトルのデザイン

ボトルのデザインにも高く売れる理由があります。現在販売されていない古酒は、中身のお酒だけでなく、ボトルにも希少価値がうまれるためです。

現在流通しているモデルのボトルとは異なるデザインのボトルであれば、コレクターにとっては手に入れたい古酒の可能性があります。希少性の高いボトルであるほど、コレクターが大切に保管していることが多く、市場に出回る数が極端に減ることもあるので高価買取につながりやすいのが特徴です。

市場に出回った年数や、現行デザインとの些細な違いだけで希少価値が跳ね上がる可能性もあります。限定品などの生産量が少ないデザインボトルの古酒をお持ちの方は、1度プロの買取業者に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

年代

年代が古い古酒には希少価値があるため、高く売れる理由になります。価値がある理由は主に以下の三つです。

  • 年代が古いものほど手に入りにくい
  • 年代が古いほうが熟成効果がある
  • 特定の年代のお酒には歴史的価値がある

コレクターの中でも古酒は人気があるため、年代が古くなり生産が終了しているなどの理由で手に入りにくい銘柄があります。

そのため、古酒の中でも年代が古い種類ほど高値で取引される場合が多い傾向です。また、年代が古い古酒ほど熟成期間も長い場合、現在も流通している銘柄だとしても香りや味が異なることがあり、希少価値がさらに高まります。

より洗練された味わいを求める人にとって、古い年代の古酒は手に入れたい一品といえるでしょう。

さらに、特定の年代のお酒に価値がつく古酒ですが、歴史的イベントを祝福する目的で製造されたものもあります。

そのようなお酒は高値で取引される場合が多いです。

古酒を高額買取してもらうためのポイントとは?

古酒を売る際にはいくつか気をつけるべきポイントがあり、把握していないと高額買取してもらえない可能性があります。少しでも高く買い取ってもらうためにも、査定依頼までに意識するポイントをしっかり押さえておくことが大切です。

貴重な古酒に相場よりも低い値段をつけられてしまわないよう、以下の点に気をつけましょう。

  • 古酒査定のプロがいる買取業者に依頼する
  • 査定金額に納得してから買取してもらう
  • なるべく保存状態をよくしておく
  • 付属品は捨てずに保管しておく

こちらでは、古酒を高額買取してもらうための上記ポイントを4つ解説します。

古酒査定のプロがいる買取業者に依頼する

ポイントの1つ目は古酒査定の実績が豊富なプロがいる買取業者への依頼です。

お酒の種類はとても多く、すべての種類を把握するのはとても難しいと言われています。古酒について勉強し、多くの経験を積まなければ正しい査定はできません。

古酒買取の実績が豊富な買取業者に依頼をして、価値に見合った適正価格をつけてもらうことが重要です。低額査定されないためにも、事前に買取業者が古酒について知識豊富なのかをしっかり確認しましょう。

査定金額に納得してから買取してもらう

ポイントの2つ目は査定金額に納得してから買取してもらうことです。古酒は1度手放してしまうと同じものを手に入れにくい、あるいは手に入らない場合があります。査定金額に納得できない場合は買取を見送る決断も必要です。

また、古酒の査定をしてもらう際には1つの買取先だけでなく、複数の買取業者に査定してもらうのも1つの方法です。複数の買取業者に査定してもらうことによって、一番高値で買取ってもらえる業者を見つけられます。

希少価値の高い古酒は1度売ってしまうと再入手するのは難しいため、買取してもらう際には慎重に行動しましょう。

なるべく保存状態をよくしておく

3つ目のポイントは、保存状態をよくしておくことです。買取してもらう際には古酒の「状態」が一番重要なポイントになります。状態を確認する際には以下の点に注目してみましょう。

  • お酒の色(変色していないか)
  • お酒の量
  • ラベルの剥がれ、破れ
  • ボトルの汚れや傷
  • キャップシールの破れ
  • 液漏れ

古酒の保存状態を確認する際には、上記のようにお酒の色や量はもちろん、お酒が入っているボトルや貼ってあるラベルについても確認する必要があります。

特に気をつけたいのが、キャップシールの破れです。古酒は購入した方が口にする可能性もあるため未開封であることが高価買取りの重要なポイントにもなります。プラスチック製のキャップシールが多く、経年劣化で自然に破れてしまうことが多いので注意が必要です。

お酒本体は問題なくても、ボトルやラベルの傷や汚れがマイナスポイントになります。状態が少しでも悪いと価格が下がってしまう可能性があるので、経年劣化による傷みを防ぐためにも丁寧に保管しましょう。

付属品は捨てずに保管しておく

4つ目のポイントは、買取に出すお酒の付属品が揃っているかどうかです。古酒の種類や銘柄によって異なりますが、古酒には以下のような付属品が存在する場合があります。

  • お酒のボトルを入れておく箱
  • お酒の説明書
  • ボトルを包んでおく布など

購入時に付属品がある古酒の場合は、不足していると査定金額が下がる可能性があります。熟成するために保管目的でお酒を購入した際には、付属品は捨てずに保管しておくことが大切です。

すでに付属品がない場合は仕方がありませんが、もし今後古酒を購入する機会があれば、付属品はなくさず大切に管理しておきましょう。

古酒を売るなら「うるココ」へ

ここまでなぜ古酒が高く売れるのか、そして古酒を高く売る際のポイントについて解説しました。本記事をまとめると下記のようになります。

  • お酒の種類ごとに定義が異なる
  • 高く売れる理由は銘柄、希少性、ボトルのデザイン、年代が関係している
  • 売る際には古酒査定のプロに依頼する
  • 保存状態を良くする
  • 付属品は無くさないように管理しておく

古酒は一度売ってしまうと、同じものはなかなか手に入りません。

「うるココ」では、日本酒のほかにもワインやウイスキーなどさまざまな古酒の買取に対応しています。

古酒のラベルが剥がれていたり銘柄が不明なものでも買取可能な場合があります。

古酒の買取でお困りの方は、無料査定をお試しください。お待ちしております。

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