メルカリオークションのやり方|フリマと違う仕組みと出品手順を画像つきで解説

メルカリのオークション形式は、比較的新しい出品方法で、まだ使い方がよく分かっていないという人も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、初めて挑戦するかたが迷わないための基本手順はもちろん、一度試してみたものの「もっと上手く売りたい」と感じているかた向けのテクニックも解説しました。
終了時間の決まり方や自動入札がないところなど、Yahoo!オークションとは異なるルールも多いため、ぜひ出品前の参考にしてみてください。
メルカリのオークション形式とは?基本の仕組み
メルカリのオークション形式は、2025年1月に始まった比較的新しい販売方法です。以前の「価格なし出品」に代わる形で導入されました。
まずこのオークション形式について、従来のフリマ形式との違いや、出品者が知っておくべき特徴をまとめました。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリ価格なし出品は終了|後続のオークションなど価格で悩まず売る方法とは
出品者が価格を決めない競りのスタイル
メルカリのオークション形式とは、出品者が開始価格だけを設定し、あとは購入希望者の入札によって最終的な価格が決まる販売方法です。記事の後半でYahoo!オークション(この記事では「ヤフオク」と表記)との違いを説明していますが、まさにこのヤフオクと大枠は同じ出品の仕方になります。
複数の買い手が競り合うことで価格が上がっていくのが特徴で、メルカリのオークションでは、入札が1件でも入れば最短翌日の20時台には落札者が決まります。
【例】 12/1に初入札→12/2の20時台に終了
自分では価値を判断しにくい商品でも、欲しい人が複数いれば予想以上の金額になることもある一方、入札が集まらなければ開始価格に近い金額で落札されるリスクも。商品の特性を見極めて使うことが、オークション形式では問われます。
手数料は通常販売と同じ10%
メルカリのオークション形式で商品が落札されたときの販売手数料は、フリマ形式と同じく売上金額の10%です。追加の手数料は発生しないため、これまでメルカリを使ってきた人であれば、コスト面で新たに計算し直す必要はありません。
落札価格が想定より上がった場合でも、手数料の率は変わらず一定です。高く売れるほど手数料の額は増えますが、手元に残る金額も比例して大きくなるため、オークション形式ならではのメリットはしっかり享受できます。
メルカリ便(匿名配送)も利用可能
オークション形式で出品した商品も、通常のフリマ出品と同じようにメルカリ便(らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便)を利用できます。 匿名配送にも対応しているため、取引相手に個人情報を知られる心配はありません。
送料の負担については、出品時に「送料込み(出品者負担)」か「着払い(購入者負担)」かを選んで設定します。送料込みにするなら、開始価格に送料分を織り込んでおくと安心できます。
【出品者編】メルカリオークションのやり方
オークション形式での出品は、通常のフリマ出品とほぼ同じ手順で完了します。
写真を撮る → 商品情報入力 → 配送方法選択 → 価格設定 → 出品
こうした流れ自体は、フリマ形式・オークション形式で大きくは変わりません。販売タイプを切り替えるだけなので、初めてでも迷わず進められるでしょう。
ステップ1:出品画面から「オークション形式」を選択
出品の流れはフリマ形式とほぼ同じです。アプリの出品ボタンから商品写真・カテゴリ・状態・配送方法などを入力し、価格設定の画面で販売タイプを「オークション形式」に設定します。

なお、オークション形式で出品するには事前にアプリで本人確認を完了している必要があります。 まだ済んでいない場合は、出品前に設定画面から手続きを行っておきましょう。すでにフリマ形式で出品している商品も、商品編集画面から後でオークション形式へ変更することができます。
ステップ2:開始価格を設定
ここで設定した金額が、オークションの開始価格(入札のスタートライン)になります。相場より少し低めに設定しておくと最初の入札が入りやすく、その後の入札が増えて競り合いになりやすい傾向があります。

価格設定に迷ったときは、メルカリ内で同じ商品の売り切れ履歴を検索してみましょう。過去の取引価格をざっと確認しておくことで、極端に低すぎる・高すぎる開始価格は避けやすくなります。なお、商品によっては出品画面でメルカリ側が「売れやすい価格の目安」を表示してくれることもあるので、あわせてチェックしてみてください。
ステップ3:終了タイミングは「最初の入札」で決まる
メルカリオークションでは、出品者があらかじめ終了日時を指定することはできません。最初の入札が入ったタイミングを起点に、翌日の20時台に自動でオークションが終了する仕様になっています。例えば、月曜の15時に初めての入札があれば、火曜の20時すぎにオークションが終わるイメージです。
また、終了予定時刻まで残り5分を切った状態で新しい入札が入ると、そのたびに終了時間が5分ずつ延長されます。入札が集まる商品ほど終了間際に価格が動きやすいので、この延長ルールを知っておくと、どのあたりで落札されそうかイメージしやすくなります。なお、そもそも入札が1件も入らない場合はオークションが始まらず、そのまま通常の出品状態が続きます。
オークション形式で出品できないカテゴリに注意
すべての品物をオークション形式で出品できるわけではありません。「チケット」カテゴリーの商品は、メルカリの仕様上オークション形式の対象外になっています。
もし出品画面で「オークション」のボタンが表示されないときは、まず選択しているカテゴリをチェックしてみてください。チケットなど対象外のジャンルを選んでいると、オークション形式が選べない可能性があります。
それでも表示されない場合は、本人確認の状態やアプリのバージョンなど、ほかの要因もあわせて確認してみましょう。
【購入者編】メルカリオークションの入札・落札のやり方
オークション形式の商品を購入するには、商品ページの「入札する」ボタンから希望金額を入力して参加します。落札後は24時間以内に購入手続きが必要など、フリマ形式とは異なるルールがいくつかあります。
入札のやり方
オークション形式の商品ページには、下記のように「入札する」ボタンが表示されています。

タップすると金額入力画面が開き、現在の最高入札額より100円以上高い金額であれば任意の価格で入札できます。下記の画像では、現在の価格が12,100円なので12,200円から入札可能となっています。

なお、メルカリオークションには自動入札機能がありません。ヤフオクでは上限金額をあらかじめ設定しておくと自動で競り合ってくれる機能がありますが、メルカリでは他の人に入札額を上回られるたびに手動で再入札する必要があります。終了間際まで気が抜けない反面、シンプルな分だけ初めてでも参加しやすいといえるでしょう。
✅️ 合わせて読みたい:ヤフオクのギリギリ入札がうざい!入札合戦に勝つ方法と落札後に増える不用品の話
落札後の流れと支払い期限
オークション終了後、その時点でいちばん高い金額を入札していたユーザーに落札通知が届きます。落札者は、通知を受け取ってから24時間以内に購入手続きを完了させる必要があります。期限を過ぎてしまうと、今後の取引に悪影響が出たり、場合によっては利用制限の対象となることもあるため、通知の見落としには注意しておきましょう。
購入手続きが完了したあとは、流れ自体は通常のフリマ取引と同じです。出品者が商品を発送し、購入者が受け取り確認と評価を行うと取引完了になります。支払い方法もフリマ形式と共通で、メルカリ残高やクレジットカードなど、ふだんのメルカリと同じ方法をそのまま使えます。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリで受け取り評価されない!入金はいつ?対処法と催促メッセージ例文
入札のキャンセルはできる?
一度入札した金額は、原則としてあとから取り消したり変更したりすることはできません。入札ボタンを押す前に、桁の打ち間違いがないかや、本当にその金額まで支払うつもりがあるかをしっかり確認してから進めましょう。
ただし、出品者側で商品情報に大きなミスが見つかるなどの事情があり、オークション自体が取り消された場合は、そのオークションに入っていた入札もまとめて無効になります。また、落札後でも出品者と落札者の双方がキャンセルに同意し、事務局の判断で取引が取り消されるケースもありますが、一方的なキャンセルや支払い放置が続くと、ペナルティや利用制限の対象になる可能性があります。
メルカリオークションで高く売るための3つのコツ
オークション形式では、終了時間が近づくと落札を待ち構えていたユーザーから入札が相次ぎ、価格がつり上がることがあります。
このようなオークション形式ならではの恩恵をみすみす逃してしまわないために意識したいことを解説します。
オークション形式に向いている商品ジャンルを選ぶ
どのような品物でもオークションが有利というわけではなく、特に強みを発揮しやすいのは希少価値が高いものやコレクター需要があるものです。
- 限定品
- 絶版の書籍
- 入手困難なフィギュア
- 元値が高いPCなど
- 公式で売り切れのアイテム
これらは、欲しい人同士で入札が重なりやすく、結果的に予想より高い価格まで競り上がるケースも少なくありません。
例えば、「元値が高いPC」としてはMacBook AirやMacBook Proなどが挙げられます。中でも、年式・スペックのわりに開始価格が安めな掘り出し物には注目が集まりやすく、オークション終了間際に価格が上がりやすいです。
また、「公式で売り切れアイテム」の例としては、安価でおしゃれなスーツケースとして人気な「innovator(イノベーター)」が挙げられます。このブランドのアルミ製スーツケースが公式サイトでは完売で手に入らないことが多く、メルカリなどのようなプラットフォームでしか手に入らなくなっているのです。
反対に、どこでも買える日用品や消耗品などは、今すぐ欲しいニーズが強いことが多く、わざわざオークションの終了を待つメリットはあまりありません。このような商品は、最初からフリマ形式で出した方がサクッと売れやすいでしょう。
開始価格を低く設定しすぎない
開始価格を低く設定するほど入札は入りやすくなりますが、あまりに低すぎると、思ったほど競り合いが起きないまま安値で落札されてしまうリスクがあります。特に送料を出品者が負担する場合は注意が必要で、落札価格から販売手数料10%と送料を差し引いたときに、いくら手元に残るのかを意識しながら開始価格を決めましょう。
目安のひとつとしては、メルカリ内の売り切れ履歴から把握した相場価格の7〜8割前後を開始価格に設定すると、入札のハードルを下げつつ、極端な安値落札もある程度避けやすくなります。
「多少安くなってもいいので、まずは競り合いがスタートするラインに乗せる」という考え方で、開始価格=自分がギリギリ許容できるラインとして考えると、オークションらしい価格の伸びを狙いやすくなります。
出品曜日と時間を考慮する
メルカリオークションは、最初の入札が入った翌日の20時台に自動で終了します。そのため、多くのユーザーがアプリをチェックしやすい時間帯に終了するように逆算して出品することが、入札を増やすうえで大切なポイントになります。
狙い目としてよく言われるのは、休日の前日夜〜翌朝にかけて出品しておくパターンです。金曜や土曜のうちに出品して最初の入札を早めに促せれば、終了時間が土曜・日曜の20時台になりやすく、多くの人が在宅でゆっくりアプリを見ている時間帯と重なります。
とはいえ、ターゲットとなるユーザー層によって生活リズムは違うので、社会人向けなら平日夜、学生向けなら休日の昼〜夜など、売りたい相手がどんな時間帯にスマホを触っていそうかをイメージしながら、出品のタイミングを決めてみてください。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリで即売れるコツ20選をカテゴリ別に解説!売れない理由と対策も
ヤフオクとメルカリオークションの違い
オークションといえばヤフオクを思い浮かべる人も多いはずです。終了時間の決まり方やユーザー層など、メルカリとの違いを整理しておきましょう。
終了時間の決まり方
メルカリのオークション形式では、最初の入札が入った日の翌日20時台で終了する仕様になっていることは前述の通りです。それに対して、ヤフオクでは、出品する時点でオークションの終了日時を自分で自由に指定できるという違いがあります。
そのため、ざっくりした目安としては、できるだけ長めの期間でじっくり入札を集めて少しでも高値を狙いたいならヤフオク、ある程度の価格でいいのでなるべく早く買い手を見つけたいならメルカリを選ぶ、という使い分けがしやすいでしょう。
自動延長の有無
ヤフオクには、終了間際に入札があった際に自動で終了時間を延長する自動延長機能があります。メルカリのオークションでも、終了5分前以内に入札が入ると終了時間が5分延長され、その後も残り5分以内の入札があるたびに同じように延長されます。ただし、ヤフオクのように「自動延長あり/なし」を出品時のオプションで切り替えることはできず、メルカリ側の決めたルールどおりに延長が入るのが異なる点です。
また、ヤフオクにはあらかじめ上限金額を設定しておく自動入札(代理入札)機能がありますが、メルカリにはこの機能がなく、すべて手動で入札額を入力する方式です。そのため、終了間際の動きもヤフオクとはかなり違って見えます。
慣れるまでは、終了時間に近いタイミングでこまめにアプリを確認しながら、状況に応じて入札額を調整するイメージで参加すると良いでしょう。
ヤフオクの自動延長などギリギリ入札については、下記の記事で解説しているので参照してください。
✅️ 合わせて読みたい:ヤフオクのギリギリ入札がうざい!入札合戦に勝つ方法と落札後に増える不用品の話
ユーザー層と売れやすい商品の違い
ヤフオクは、ユーザーの中心が40〜60代を含むやや高めの年代層で、特に男性ユーザーの比率が高いサービスです。そのため、昔の家電やパーツ類、マニア向けの専門的な商品、希少性の高いコレクターアイテムなどに強い傾向があります。
一方メルカリは、20〜40代を中心にしつつ、最近は50代以上も含めた幅広い世代に利用が広がっており、日用品やファッション、コスメ、ゲーム、ホビーまで多様なジャンルが日々取引されています。
同じ商品でも、出品するプラットフォームによって落札価格や売れるスピードが変わりうることを知っておいてください。コレクター需要やマニア層のニーズが見込める品物はヤフオク、できるだけ多くの人の目に触れやすくしたい商品はメルカリ、という切り分け方を一つの目安にすると判断しやすくなるでしょう。
ヤフオクとメルカリの違いをさらに詳しく知りたいかたは、両サービスのユーザー層や得意ジャンルを比較した解説記事もあわせてチェックしてみてください。
✅️ 合わせて読みたい:ヤフオクとメルカリの違いを徹底比較!どっちで売ると高く・早く売れる?
メルカリオークションでよくあるトラブル
メルカリオークションで起きやすい問題は、そもそも入札が入らないケースと、落札されたのに購入手続きが進まないケースの2パターンに分けられます。
入札が入らない主な原因は、開始価格が相場より高すぎることや出品タイミングが悪いこと、写真や説明文の情報が不足していることなどです。また、そもそもオークション形式に向いていない商品を出してしまっているケースもあります。
一方で、落札後に購入手続きが進まないのは、落札者がメルカリオークション特有のルールをよく知らず、「落札=自動的に購入完了」と勘違いしているケースが目立ちます。商品説明欄に、以下のような一文を添えておくだけでも手続き忘れや支払いトラブルをある程度防ぎやすくなるでしょう。
- 落札から24時間以内に購入手続きをお願いします
- 入札前にお支払い方法と残高のご確認をお願いします
こうしたトラブルの詳しい原因と対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
✅ あわせて読みたい:落札放置|メルカリオークションで購入されないときの対処法
どうしても売れないときは買取も検討しよう
オークション形式を試しても入札が入らない、何度出品し直しても売れないという状況が続くなら、不用品買取サービスへの切り替える方法もあります。出品・梱包・発送・やり取りといった手間が一切かからず、査定額に納得できれば即日で現金化できます。
うるココは出張買取・宅配買取・持込買取などに対応した買取サービスで、離島など一部を除き全国エリアで出張買取を行っているのが特徴です。自宅まで査定スタッフが来てくれるため、1点ずつメルカリに出品する手間をかけずに、不用品をまとめて整理したいかたや、メルカリでなかなか売れない品物を抱えているかたにとって、負担の少ない選択肢になります。
出張買取の利用でQUOカードがもらえるキャンペーンなど、各種特典が用意されているので、最新のキャンペーン情報を確認しつつ、まずは査定だけでも相談してみると良いでしょう。
まとめ
メルカリオークションのやり方と、高く売るためのポイントをお伝えしました。最後に要点を整理しておきます。
- オークション形式は開始価格のみ設定する方法
- 出品にはアプリでの本人確認が必要
- 終了タイミングは最初の入札の翌日20時台
- 入札の取り消しはできない
- 希少性の高い商品を選び、開始価格と出品タイミングを意識するのがコツ
- ヤフオクとは終了時間の決まり方・自動入札の有無・ユーザー層が異なる
オークション形式はうまくはまれば相場以上の価格で売れる可能性がありますが、商品の特性に合わせて使うことが前提です。何度試しても売れない品物は、無理に出品を続けるよりも買取サービスへの切り替えや併用を検討してみてください。うるココなら出張買取で手間なくまとめて売却できます。




