ムートン毛皮の特徴やお手入れ方法を解説!
知って得するムートン毛皮の特徴やお手入れ方法など
ムートン毛皮にはどんな特徴があり、どのようなお手入れ方法で保管すればよいかご存知ですか?
ムートン毛皮はその特徴やお手入れ方法の楽さから世界中で愛される毛皮ですが、ここではそんなムートン毛皮についてご紹介します!
ムートン毛皮を知ろう!
羊の毛皮を伸ばして色染めしたものがムートンで、他の毛皮のように毛の荒い部分がありません。
また、肌触りが柔らかく、綿毛だけが密生し人の体になじんだ「ラノリン」を含むことで、赤ちゃんでもお年寄りでも、肌の弱い人でも安心して使うことができるのが特徴です。
肌触りだけでなく温性も高いので、寒い季節にコートとしての防寒性もバッチリです。
ムートン毛皮の吸水性と弾力性
ムートン毛皮の特徴には他にも吸湿性があります。
水分を吸収する性質が繊維の奥にあり、常にサラっとしており、表面が湿度に合わせてエアコンに似た働きをするので、汗にも強い性質があります。
また、ムートンの毛は繊維がウェーブ状で密集しているので、他の毛皮よりも弾力性をもち、ふんわりした肌触りがあります。
ムートンの保温性

ムートン毛皮は熱伝導率が低く外気を遮断するので防寒性が高くなっています。
この保温性の高さに目を付け、海外にはムートンシーツを使用している病院もあります。
また、燃え広がりにくく、もし火がついても表面だけが燃え焦げるだけで、煙が少なく有毒ガスもでないという特徴から、消防服などにも使われることもあります。
ムートン毛皮のお手入れ方法
ムートンは撥水性が高く、汚れを吸い込みにくいので他の毛皮よりお手入れしやすい種類になります。
手入れ方法としては、綺麗な毛並みを保つためにムートンブラシを使ってブラッシングをこまめに行いましょう。
繊維の絡まりがひどい際は、軽く水分をふくませて、ゆっくりとブラッシングすると毛並みが戻ります。
終わったら影干しを忘れないようにします。
ただもし、使わないムートン毛皮があるのであれば、早めに買取にだすとよいです。
ムートン毛皮は、中古品でも需要が高いですが、タンスに眠らせままだと質が落ちることもあるので、早めに査定してもらう方がよいです。