メルカリ手数料がかからない方法は?販売・振込・購入の節約テクを解説

売れたのに手残りが少ない、振込のたびに200円引かれるのが地味につらい、と思いながらメルカリを使っている方は少なくないはずです。手数料は完全にゼロにはなりませんが、知っているかどうかで確実に変わります。
この記事では、販売手数料を実質安くする方法から、振込手数料をゼロに近づける手段まで、具体的に解説していきます。
メルカリにかかる手数料にはどんな種類がある?
手数料がかからない方法を見ていく前に、まずはメルカリの手数料全体について整理してきましょう。
- 販売手数料
- 振込手数料
- 購入時の決済手数料
- 配送にかかるコスト
- その他
出品者・購入者それぞれに関わる、これら5つの手数料について解説します。
販売手数料
メルカリで商品が売れると、販売価格の10%が自動的に差し引かれます。例えば、1万円で売れると、販売手数料は1,000円。手元に残るのは9,000円(送料別)という計算です。
この10%は、送料込みの金額に対してかかります。送料300円込みで1,500円と設定すれば、手数料は1,500円の10%である150円になります。このように、送料を含めた価格全体に対して10%を乗じた金額が販売手数料となることを押さえておきましょう。
高額商品ほど、同じ10%でも手数料の絶対額は大きくなるため、価格設定の段階で意識しておく必要があります。なお、メルカリShopsの販売手数料も一律10%で、通常のフリマ機能と同じ料率です。
振込手数料
売上金を銀行口座へ出金するときは、1回につき一律200円の振込手数料がかかります。以前は1万円以上の振込は無料という仕組みがありましたが、現在は廃止されており、金額にかかわらず毎回200円が引かれます。
なお、2025年12月18日から「メルカリバンク(みんなの銀行連携)」という新サービスが始まり、条件を満たすと即時・手数料無料で出金できるようになっています。詳しくは、このあと「メルカリで振込手数料を実質ゼロにする方法」で解説します。
購入時の決済手数料
決済手数料は、支払方法によって異なります。手数料無料の支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード払い
- メルペイ残高払い
- Apple Pay
- FamiPay
- メルペイのあと払い/定額払い(メルカード含む)
一方、手数料がかかる支払い方法もあります。コンビニ払い・ATM払い・キャリア決済(d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い)は購入額に応じて100〜880円が加算されます。
なお、メルペイのあと払いは、購入時点では手数料がかかりません。ただし、あと払いの清算方法(自動引落し・残高払い・コンビニ/ATM払い)によって、あとから手数料が発生します。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリの定額払いはヤバい?年率18.0%の手数料と残高が減らないとき
配送にかかるコスト
手数料ではありませんが、実質的なコストとして見逃せないのが送料です。メルカリでよく使われる配送方法の目安は次の通りです。
■らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)
| 配送方法 | 料金 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|
| ネコポス | 210円 | A4・厚さ3cm・1kg以内 |
| 宅急便コンパクト | 450円 | 別途、専用BOX代70円 |
| 宅急便(60サイズ〜) | 750円〜 |
■ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)
| 配送方法 | 料金 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|
| ゆうパケットポスト | 215円〜 | 別途、専用シール代5円・専用箱65円 |
| ゆうパケット | 230円 | A4・厚さ3cm以内 |
| ゆうパック(60サイズ〜) | 750円〜 |
これらの中で集荷を依頼できるのは、らくらくメルカリ便の宅急便・宅急便コンパクトのみで、1件あたり100円の集荷手数料がかかります。ゆうゆうメルカリ便やネコポスは集荷に対応していないため、コンビニや郵便局、ポストへの持ち込みが前提です。近くにコンビニがある方は持ち込みにするだけで、集荷料100円分を節約できます。
メルカリの配送方法の選び方は、下記の記事でも説明しているので参照してください。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリの送料負担で赤字に!利益を守る価格設定と発覚後の対処法
その他(ライセンス料・お急ぎ振込手数料)
あまり知られていませんが、一部の作品では、権利者とメルカリが公式に提携し、二次創作物(同人誌・ファンアートなど)の売上の一部をロイヤンス料として権利者に還元する仕組みが導入されています。対象となる公式プログラムでは、販売額の10%程度がロイヤリティとして別途かかるケースもあります。一般的な不用品や非公式の二次創作の出品では原則発生しませんが、該当作品を扱う場合は、必ず事前に公式のガイドラインを確認しましょう。
また、ゆうちょ銀行への振込で「お急ぎ振込」を選ぶと、通常の振込手数料200円に加えて、さらに200円分が上乗せされ、合計400円の手数料がかかります。とくに急ぎでない場合は、通常振込(手数料200円)を選んだほうがシンプルかつ割安です。
メルカリで販売手数料を実質安くする方法
販売手数料10%を完全にゼロにすることはできませんが、キャンペーンや価格設定の工夫次第で、実質的な負担を抑えられます。
手数料還元キャンペーンを利用する

メルカリでは不定期で、上記のような販売手数料の一部がポイントとして還元されるキャンペーンが開催されています。多くは対象ユーザーにアプリ通知やメッセージで案内が届く仕組みになっているため、こうした情報を見逃さないよう通知設定はオンにしておくのがおすすめです。
キャンペーンの内容や開催時期はその都度異なります。アプリの通知はオンにしたまま確実に受け取り、有効活用しましょう。
販売価格の末尾を「9円」にする
メルカリの販売手数料は販売価格の10%ですが、この計算で発生した小数点以下は切り捨てとなります。例えば、1,000円で出品すると手数料は100円ちょうどですが、999円にすると99.9円→切り捨てで99円になり、手取りはどちらも900円で変わりません。
■具体例
- 1,000円で出品
- 手数料:1,000円 × 10% = 100円
- 手取り:900円
- 999円で出品
- 手数料:999円 × 10% = 99.9円 → 切り捨てで99円
- 手取り:900円
つまり、1円安く見せながら出品者の手残りは変わらないという価格設定が理論上は成立します。末尾を9円にすることで「安い順」検索で上位に表示されやすくなったり、購入者にお得感を感じてもらいやすいという副次的なメリットも期待できます。
ただし、実際のアプリ上の計算・表示では、この1円差が必ずしも再現されないとの指摘もあります。確実に得をする方法というより、価格設定のときに意識しておく程度の小技と考えておくのが無難です。仕様変更によって結果が変わる可能性もあるため、積み重ねでわずかに差が出るかもしれない工夫くらいのイメージで押さえておきましょう。
送料を着払いにする
メルカリの手数料は販売価格(送料)に対してかかります。そのため、送料を着払いにすれば手数料の計算対象となるのは商品代金のみとなり、その分だけ手数料を抑えられます。
例えば、「商品代1,000円+送料600円」を込み価格1,600円で出品すると、手数料は160円です。一方、商品代1,000円のみを販売価格にして送料を着払いにすれば、手数料は100円のみになります。
ただし、ルカリでは送料込み出品が主流なため、着払いにすると敬遠されて売れにくくなることがあります。また、匿名配送ができる「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」は、出品者が送料を負担することを前提としたサービスなので、基本的に着払いとは併用できません。
送料が高額になりやすい大型商品のように、どうしても送料負担を抑えたいケースに限って検討するのが現実的でしょう。
メルカリで振込手数料を実質ゼロにする方法
売上金を出金するたびにかかる200円の振込手数料。回数が増えるほど地味に積み重なりますが、サービスや使い方を工夫すれば実質ゼロに抑えることができます。
メルカリバンクを利用する
2025年12月18日にスタートしたメルカリバンクは、みんなの銀行と連携することで売上金を即時・手数料無料で出金できるサービスです。「現金化したいけど200円は払いたくない」という悩みをダイレクトに解決してくれます。
利用するにはみんなの銀行の口座開設が必要で、メルカリアプリ上からそのまま手続きを進められます。従来の振込申請と異なり、申請から着金までのタイムラグもなく、売上金をすぐに現金として使えるのが大きな違いです。
まだ新しいサービスではありますが、振込手数料の節約という観点では現時点でもっとも手軽な方法のひとつです。みんなの銀行の口座をまだ持っていないかたも、開設自体は無料のため検討する価値があります。
メルペイ残高として使う
売上金は銀行口座へ振り込まずとも、メルペイ残高としてそのまま使うことができます。振込手数料はかからず、街のお店やネットショッピングでiD決済・コード払いとして利用できます。
本人確認(かんたん本人確認または銀行口座登録)を済ませると売上金が自動的にメルペイ残高となり、有効期限も無期限になります。未完了の場合は売上金扱いのまま180日の振込申請期限が設けられるため、早めに本人確認を済ませておきましょう。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリの本人確認は危険?身分証を出さずにできること・できないことを解説
Suicaへチャージする
Apple Pay経由でモバイルSuicaにチャージすれば、通勤・通学の交通費として売上金を活用できます。iPhoneユーザーはApple Pay経由でチャージ可能です。
振込申請はまとめて回数を減らす
メルカリバンク以外の口座へ振り込む場合は、出金回数を絞るだけでも節約になります。月5回申請すれば1,000円、10回なら2,000円が手数料で消えてしまいます。まとまった金額になってから一度に申請するのがおすすめです。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリ現金化のやり方と振込日数|出品より早く資金ゲットできる買取の活用も
メルカリ以外に手数料が安いフリマ・販売方法はある?
他のプラットフォームや販売方法と比べてみるのも一手です。手数料率だけでなく、手間やリスクも含めたトータルコストで考えてみましょう。
Yahoo!オークション・Yahoo!フリマはどうか
ヤフオクの販売手数料はかつてLYPプレミアム会員向けの優遇制度がありましたが、現在は一律10%に統一されており、メルカリと手数料率は変わりません。
ただし、落札形式による価格の伸びしろや、商品カテゴリによる売れやすさの違いはあります。高額商品や希少品はオークション形式で想定以上の値がつくケースもあるため、手数料ではなく最終的な手残り額で比較するのが実態に合った考え方です。
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ラクマの手数料率と使い勝手
ラクマの販売手数料は変動制で、販売実績に応じて10〜4.5%の範囲(10%・9%・8%・7%・6%・4.5%の6段階)で決まる仕組みです。メルカリが一律10%であるのに対し、一定以上コンスタントに販売する場合はラクマの方が低い料率が適用されることが多く、手数料だけを比べればラクマに分があります。
ただし、ユーザー数や集客力はメルカリの方が大きいため、同じ商品でもラクマでは売れるまでに時間がかかることがあります。手数料が安くても売れなければ意味がないので、商品カテゴリや価格帯、早く売りたいかどうかに応じて、メルカリとラクマを使い分けるのが現実的でしょう。
手数料を気にしなくていい買取専門店
メルカリ内の工夫だけでなく、そもそも買取専門店に依頼するという方法もあります。販売手数料も振込手数料も発生せず、出品や梱包・発送の手間もないため、「手数料+労力」のトータルで考えると合う場面もあります。
買取方法には出張・店頭・宅配があり、なかでも出張買取は自宅にいながら完結するのでとくに手軽です。不用品が多めの方や、フリマアプリに疲れてきたかたは選択肢のひとつとして覚えておくと良いかもしれません。
まとめ
この記事では、メルカリにかかる手数料の種類と、出品者・購入者それぞれが使える節約方法を解説しました。キャンペーンの活用やメルカリバンクの利用など、できることから試してみてください。
それでも手数料や手間をなくしたいという方には、出張買取という方法もあります。自宅にいながら査定・買取まで完結するので、不用品をまとめて現金化したい方はうるココの無料査定を検討してみてください。




