メルカリの値下げ依頼が来たらどうする?売る・断る・無視の判断基準

メルカリの値下げ依頼は、買い手の希望額に対して出品者が応じるかどうかを判断できる機能です。
リクエストを承諾しても買い切りが約束される仕組みではなく、価格変更後は早い者勝ちで購入されていきます。断ったり返答を見送ったりしたときの影響が気になる方も多いはずです。
この記事では、出品者側の適切な対応基準や手続き後の流れを整理しつつ、買い手側の気になる疑問についても簡潔に解説します。
メルカリの値下げ依頼とは

メルカリの値下げ依頼は、購入者が希望する金額を入力し、出品者に値下げを依頼できる機能です。依頼を受けた出品者は内容を確認し、売る・売らないを選べます。
まずは、依頼を受けてから購入までの流れを見ていきましょう。
依頼から購入までの流れ
値下げ依頼から購入までは、以下のような流れで進みます。
- 購入者が希望額を入力して値下げを依頼する
- 出品者の「お知らせ」に通知が届く
- 出品者が「売る」または「売らない」を選ぶ
- 「売る」を選んだら価格を変更する
- 依頼者に通知が届き「やることリスト」に追加される
- 承諾から24時間以内に購入する
「売る」を選んでも、その時点で取引が成立するわけではありません。承諾は購入を約束するものではなく、値下げ後の商品はほかの人も購入できます。
また、依頼者が24時間以内に購入しなかったときは「やることリスト」から削除されます。
希望価格の登録との違い
以前の「希望価格の登録」では、購入者が匿名で値下げを希望し、用意された3段階の値引き幅から選ぶ形式でした。匿名で届くぶん、メルカリの希望価格がうざいと感じる出品者も多かった機能です。
現在の値下げ依頼では、出品者から依頼者を確認でき、購入者は希望する金額を入力して依頼します。承諾されると、24時間以内に購入することを前提とした機能になっています。
| 比較項目 | 希望価格の登録 | 値下げ依頼 |
|---|---|---|
| 依頼者 | 匿名 | 出品者から確認できる |
| 希望額 | 3段階から選ぶ | 金額を入力する |
| 承諾後 | 値下げを通知 | やることリストに追加 |
| 購入 | 購入の約束ではない | 24時間以内の購入が前提 |
なお、値下げが承諾されたのに購入しないと、メルカリの利用を制限することがあると公式コラムで案内されています。
参考:メルカリ|「希望価格の登録機能」とは?/メルカリ|「値下げ依頼」機能とは?使い方やルール、注意点
コメントでの値下げ交渉との違い
コメント欄で「○円まで値下げできますか?」と交渉する方法もあります。コメントはほかの利用者にも表示され、金額について何度かやり取りが続くこともあるでしょう。
一方、値下げ依頼では希望額を入力して送れるため、コメントを往復する必要がありません。どちらの方法でも、値下げに応じるかどうかは出品者が決められます。
希望額では売りたくないと感じたら、無理に値下げする必要はありません。
値下げ依頼ができない商品
値下げ依頼は、すべての商品で利用できるわけではありません。次の商品には値下げ依頼のボタンが表示されません。
- 300円以下の商品
- メルカリShopsの商品
- SOLD OUTの商品
- オークション形式の商品
購入したい商品のページに値下げ依頼のボタンがないときは、価格や販売形式を確認してみてください。
\交渉が面倒なら買取という手も/
メルカリで値下げ依頼が来たときの確認事項

値下げ依頼が届いても、慌てて売る・売らないを決める必要はありません。希望額だけでなく、値下げ後に手元へ残る金額や依頼者の情報も確認してから判断しましょう。
特に送料込みで出品している商品は、値下げによって想定より手取りが少なくなることがあります。
依頼一覧の見方
値下げ依頼が届くと「お知らせ」に通知が入り、「確認をする」を押すと依頼の一覧が開きます。ここでどの購入者から、いくらで依頼が来ているのかを確かめられます。
複数の値下げ依頼が届いているときも、一覧からそれぞれの内容を確認して対応できます。まずは希望額を見て、売っても良さそうな金額か確かめてみましょう。
手取りの下限
依頼された金額をそのまま受け取れるわけではありません。手取りは次の計算で決まります。
値下げ後の販売価格 − 販売手数料 − 送料 = 手取り
このように、手取りは依頼額から販売手数料と送料を引いた金額となります。それが自分の許容できる下限を上回っているかどうかで、値下げへの対応を判断しましょう。
見落としやすいのが、送料込みで出品しているケースです。値下げ後の価格から手数料と送料を引いたら、ほとんど手元に残らないどころか、メルカリの送料負担で赤字に近づくことも起こりえます。
商品ごとに「ここまでなら売る」という下限を先に決めておくと、依頼のたびに計算し直さずに済むはずです。下限は「メルカリ利益計算を算出する方法」を使うと手早く出せます。
依頼者のプロフィール
現行の値下げ依頼では依頼者が誰なのか分かるので、返答前にプロフィールを見ておけます。評価の数や悪い評価の有無、自己紹介にどんなことが書かれているかを確かめる程度で十分です。
取引実績が少ないからといって、必ずしも買わない人だとは限りません。あくまで判断材料のひとつとして、金額と手取りの確認に添える形で見ておけば足ります。
\手取りが残らない物は買取へ/
メルカリの値下げ依頼への対応の選び方

値下げ依頼が届いたときの対応は、以下の4つに分けられます。
- 承諾する
- 断る
- 無視する
- 別の金額を提示する
判断を迷ったときは、シンプルにあらかじめ決めておいた手取りの下限を上回るかどうかで考えてみてください。まとめると、こうなります。
| 状況 | 対応の目安 |
|---|---|
| 希望額でも十分な手取りが残る | 承諾する |
| 手取りの下限を下回る | 断る |
| すぐに判断する必要がない | 無視する |
| 希望額までは下げられない | 別の金額を提示する |
そこに依頼者の評価や、商品を出品してからの期間も合わせて考えてみましょう。では、それぞれのパターンについてより具体的に見ていきます。
承諾する
依頼された金額で売っても良いなら、「売る」を選びます。その後、価格変更画面で販売価格を変更すると、依頼者に通知が届きます。
ただし、値下げした商品は依頼者専用になるわけではありません。価格を変更した時点から、ほかの利用者も購入できます。
「売る」を選ぶのは依頼者への取り置きではなく、その金額で販売しても良いという意思表示であると認識しておいてください。
断る
希望額では売りたくないときは、「売らない」を選べます。選択すると、その値下げ依頼は一覧から削除されます。
「売らない」は公式ガイドでも出品者が選べる操作として案内されているので、気兼ねなく選んで構いません。また、コメントで断りのメッセージを送る必要もないため、希望額が手取りの下限を下回っているなら、そのまま断れば済みます。
無視する
値下げ依頼には必ず回答しなければならないわけではなく、そのまま無視しても問題ありません。回答しなかったことによるペナルティについても、メルカリ公式では案内されていません。
表示が気になるなら、「売らない」を選ぶと依頼は一覧から削除されます。
別の金額を提示する
依頼された金額までは下げられないものの、もう少し高ければ売っても良いといったケースもあるかもしれません。
値下げ依頼への返答は「売る」「売らない」の2択なので、別の金額を伝えたいときはメルカリの値下げ交渉の例文を参考に、コメントで「○円までなら値下げできます」と伝えます。相手が納得したら、自分で販売価格を変更しましょう。
希望額をそのまま受けるか断るかの二択にせず、自分が納得できる金額を提示する方法もあります。
\迷う物は査定で値段を確認/
メルカリの値下げ依頼を承諾したあとの流れ

値下げ依頼を承諾すると依頼者に通知が届き、承諾から24時間以内に購入する流れとなります。ただし、その間ずっと依頼者のために商品を取り置くわけではありません。
買われなかったときにどうするかも含め、承諾後の流れを確認しておきましょう。
価格は全員に変わる
値下げ依頼を承諾して販売価格を変更すると、その価格は商品を見ているすべての購入者に反映されます。
依頼者だけが購入できる専用価格になるわけではなく、別の人が先に購入することもできるので注意が必要です。メルカリ公式でも、値下げ依頼を承諾したからといって、依頼者の購入を保証するものではないと案内されています。
そのため、承諾後に別の購入者へ売れたとしても、通常の購入と同じように取引を進めてください。
価格を戻すタイミング
値下げ依頼を承諾すると、依頼者の「やることリスト」に商品が追加されます。そして、承諾から24時間が経過すると、購入されていなくてもリストから削除されます。
出品者が再度価格を修正したときや、商品が売り切れたときにも削除されるようになっています。
なお、24時間を過ぎても購入されなければ、値下げ前の価格に戻して構いません。依頼者へ購入を催促する必要もないので、そのまま価格を戻して次の購入者を待ちましょう。
値下げを繰り返す相手はブロック
メルカリで値下げ依頼してきて買わない人が一度だけなら、すぐに相手を悪質と決めつける必要はありません。そのまま流しても良いでしょう。
一方、同じ相手から何度も値下げ依頼があり、承諾しても購入されない状態が続くなら、ブロックを検討する段階です。相手をブロックすると、そのユーザーからの購入やコメント、いいね、フォローを制限できます。ブロックのやり方や解除は「メルカリでブロックするとどうなる?」で確認できます。
今後その相手とのやり取りやトラブルを避けたいかどうかを基準に、冷静に判断してください。
\売れ残りは出張買取へ/
メルカリの値下げ依頼を減らす出品の工夫

値下げ依頼そのものを受け付けない設定は、公式ガイドでは案内されていません。ただ、価格の決め方や商品説明を少し工夫しておけば、依頼が来ても迷わず対応できます。
毎回その場で考えるのではなく、あらかじめ自分なりのルールを決めておくのがおすすめです。
値下げ余地を含めた価格設定
メルカリでは値下げ依頼が届くことを見越し、あらかじめ少し値下げできる余地を残す方法が有効です。
自分が売っても良い最低ラインより少し高めに出品しておけば、値下げ依頼が届いた際も許容範囲内でスムーズに応じられます。
ただし、値下げを想定して価格を上げすぎると、そもそも商品を見てもらいにくくなることもあります。メルカリで初めて売るときほど、ほかの出品価格も確認しながら無理のない範囲で設定しましょう。
値下げ方針を先に書いておく
商品説明やメルカリの自己紹介文に、自分の値下げ方針を書いておくのもひとつの方法です。
「値下げ不可」「○%程度までなら対応」といった形で示しておけば、購入者にも方針が伝わります。記載したからといって値下げ依頼が来なくなるわけではありませんが、自分自身の判断基準も明確になります。
商品ごとに対応を変えるなら、プロフィールだけでなく商品説明にも記載しておくと分かりやすいでしょう。
確認する時間を決めておく
値下げ依頼の通知が届くたびにアプリを開いて考えると、作業が中断されて疲れてしまいます。すぐに対応する必要がなければ、1日の中で時間を決めてまとめて処理するのも良いでしょう。
値下げ依頼の通知は、マイページの「お知らせ・機能設定」からオフにもできます。通知に振り回されやすい人は、決めた時間にだけアプリを開く形にするのも手です。
\やり取りを減らすなら買取も/
値下げ依頼のやり取りに疲れたら買取も選択肢

メルカリは自分で価格を決めて販売できるのが魅力ですが、出品から値下げ対応、梱包、発送まで自分で行う必要があります。
メルカリがめんどくさいと感じ始めたら、フリマアプリにこだわらず、不用品買取サービスでまとめて買い取ってもらう方法もあります。手間なく、まとめて現金化する選択肢も押さえておきましょう。
交渉なしでまとめて売れる出張買取
うるココの出張買取では、査定員が自宅を訪問してその場で品物をまとめて査定・買取してくれます。メルカリのように購入希望者から届く値下げ依頼に通知のたびに対応する手間はありません。
撮影や出品手続き、梱包・発送は必要ありません。買取になった大型家電なども、追加料金なしで運び出してもらえます。家具や家電などの大型商品や、売りたい物が大量にあるときにも便利な方法です。
メルカリと買取の使い分け
メルカリと買取は、どちらか一方に絞る必要はありません。売る物によって使い分ける方法もあります。
- 単品でじっくり高く売りたい物 → メルカリ
- 点数が多くて出品・発送が大変な物 → 買取
- 大きくて梱包・発送しにくい物 → 買取
- 出品して売れ残っている物 → 買取
自分で出品や発送をしてでも希望価格で売りたい物はメルカリ、手間を減らしてまとめて手放したい物は買取と分けると、それぞれの良さを活かせます。
\大物や大量の物はまとめて査定/
メルカリの値下げ依頼でよくある質問

値下げ依頼をしたら買わないといけませんか
承諾されたら、24時間以内に購入する前提の機能です。公式コラムでは、承諾されたのに購入しないと利用が制限されることがあると注意を促しています。
値下げ依頼をしたことは相手にバレますか
出品者には、誰がいくらで値下げを依頼したのか表示されます。依頼の内容は出品者の依頼一覧で確認する仕組みです。ただし承諾されて価格が下がると、その価格はほかの人にも見えます。
値下げ依頼は取り消せますか
メルカリ公式ガイドには、送信した値下げ依頼を取り消す方法について記載されていません。依頼する前に、希望する金額に間違いがないか確認しておきましょう。
値下げ依頼が一覧から消えたのはなぜですか
「売らない」を選択したときや、出品者が再度価格を修正したとき、ほかのユーザーが購入して売り切れたときなどに一覧から消えます。
また、承諾された依頼であっても、24時間以内に購入しなければ「やることリスト」から自動的に削除されます。
まとめ
メルカリの値下げ依頼が届いたら、まず希望額から手数料と送料を引き、自分が許容できる手取りが残るかを確認しましょう。
対応に迷ったときは、以下のように考えるとシンプルです。
- 手取りの下限を上回る → 承諾する
- 下限を下回る → 断る
- すぐに決めなくて良い → 無視する
- 希望額までは下げられない → 別の金額を提示する
承諾しても購入が確定するわけではなく、値下げ後はほかのユーザーも購入できます。
また、値下げ対応だけでなく、出品や梱包、発送まで含めて負担を感じているなら、うるココの出張買取でまとめて手放す方法もあります。自分でじっくり売りたい物はメルカリ、手間を減らしたい物は買取と使い分けてみてください。
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