毛皮を売る一番のタイミングをプロが解説!
かつて思い切って購入したり、家族から受け継いだりした毛皮製品を、今ではただクローゼットの奥で眠らせているだけ、という人もいるでしょう。
意外にも、古い毛皮製品でも、専門の買取業者による査定を受けることで価値が認められることがあります。
もしあなたが着ることのなくなった毛皮を持っているなら、それを買取業者に売却して現金化することを考えてみてはいかがでしょうか。
本記事では、売れない毛皮の特徴や毛皮を売るタイミングなどについて説明しています。
あらためて毛皮買取の可能性を探ってみてください。
古い毛皮は売れないのか?
古い毛皮は売れない、断られると言われることが多いですが、売れない毛皮の特徴に該当しなければ、売ることは可能です。
売れない毛皮の特徴
売れない毛皮の特徴は、以下の通りです。
- 汚れがひどい
- 毛が抜けている
- 臭いが強い
売れない毛皮にはこのような特徴がありますが、要するに、次の買い手となる人が正常に使用できない状態になっているということです。
また、ワシントン条約で取引が禁止されているヒョウ、トラなどの毛皮も売れません。
参考:税関「ワシントン条約」
売れない場合は、廃棄などの毛皮の処分をしましょう。
古い毛皮でも売れる
古い毛皮でも良好な状態が保たれていれば、買取は十分に可能です。
確かに毛皮は傷みやすく、また毛が抜けたり、汚れや匂いが付着しやすい素材といえます。
ただ、そのような経年劣化は避けられないものの、毛皮がきちんと手入れされており、汚れやダメージが少ない場合は、買取できる価値が認められるのです。
特に、チンチラやミンク、セーブルのような高級品なら高価買取も期待できるでしょう。
高価買取のためには、日頃から毛皮の手入れを怠らないことが重要です。
毛皮のコートを売る時期はいつがベスト?
毛皮のコートを売るタイミングは、その需要が高まる直前の秋がベストです。
特に10月以降は消費者が冬に向けて毛皮製品を探し始め、買取業者も在庫を増やしたいと考えています。
夏の終わりから涼しくなると毛皮の保管コストも抑えられるため、業者は積極的に毛皮を仕入れる傾向があります。
また、業者はキャンペーンや強化買取を行って買取価格を上乗せすることが多く、このようなタイミングは消費者にとって売り時となるでしょう。
毛皮に対する世界の反応
近年、ファッションブランドの「毛皮を作らない」宣言や、フェイクファーで毛皮より暖かいダウンや質のよい繊維技術が発達しています。
外国では非買運動も盛んで毛皮需要が下がり、「毛皮自体の価値が下落する可能性が高い」とも言えます。
反対運動がさらに進むと「法規制で毛皮着用が違法になる」可能性すらあるのです。
最近は毛皮の買取中止をしているところもあります。
どんな毛皮業者に買取をしてもらうのが良いか
タイミングを間違わないのも大切ですが、毛皮を高く買取してもらえる業者を選ばなければ意味がありません。
高く毛皮を買取してもらえる業者の特徴は、
「専門の毛皮鑑定士がいる業者」
になります。
毛皮には多くの動物の種類があり、価格幅が大きくなります。
高い:セーブル、チンチラ、ミンク、ブランド物
安い:キツネ、ウサギ、リス、ムートン
オークションやフリマは素人間の取引なので、正確な価格はつかないのでおすすめできません。
リサイクルショップも、毛皮専門の鑑定士がいないケースがほとんどで、一般的な適正価格よりかなり低い査定額をだされることがほとんどです。
- 100万で買ったミンクのコートが5万円
- リサイクルショップの買取額はどこも3万以下
このような事例が示すように、毛皮でも査定や買取価格が異常なまでに低いことは多くあります。
毛皮を売るタイミングと業者を見分けることが、毛皮を一番高く売るための大切なポイントです。
毛皮買取ならうるココにご相談ください
売れない毛皮の特徴や、売るのに適したタイミングについて紹介しました。
本物の毛皮は希少価値が高く、素材やブランドによっては高価買取も可能ですが、天然の毛皮は傷みやすいのも事実です。
これを考慮すると、もし長期間にわたって使用していない状況なら、なるべく早い段階で買取に出すのもよいでしょう。
劣化する前に売るという発想です。
現在の毛皮製品の価値を調べるには、査定をご利用ください。無料でお試しいただけますので、ご相談お待ちしております。