金縁メガネは買取できる!古いデザインでも高価買取が可能
「自宅に使わない金縁メガネがあり、困っている」
「金縁メガネを売りたいけど、どうすればいい?」
「そもそも金縁メガネって売れるの?」
そんな疑問や悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
結論からいえば、金縁メガネは買取に出すことができます。
しかも、場合によっては想像以上の高価買取が叶うかもしれません。
この記事を読めば、金縁メガネを買取するために役に立つ知識が得られます。
詳しい記事の内容は以下の通りです。
- 古い金縁メガネも買取できるのか
- 買取できない金縁メガネの特徴
- 金縁メガネの買取相場
- 金縁メガネの刻印について
金縁メガネを買取に出したいと考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
金縁メガネは買取できる
もう使用しない金縁メガネは、取り扱いにも処分にも悩んでしまいますよね。
勘違いしやすいですが、金縁メガネは「メガネ」と名がついているだけで、金が使用されている以上扱いは「アクセサリー」ではなく「貴金属」となります。
そのため、貴金属を取り扱っている買取店で売ることが可能です。
金縁メガネの買取額は金の相場と重さによって決まるので、長年の使用により変形していたりレンズが破損していたりする場合でも問題ありません。
金は溶解して加工前の純金に戻すことができるので、多少の変形は関係ないのです。
「壊れているから買取は難しいだろうな」と思うようなものでも、眠っている金縁メガネがある人は一度鑑定してもらうことをおすすめします。
古い金縁メガネも高価買取できる
長年愛用したものや、タンスに眠ったままの古い金縁メガネでも、もちろん買取は可能です。
金縁メガネは、査定額を決める上で金の相場が重要なポイントになるので、相場次第では高値がつくことも期待できます。
2023年5月現在、さまざまな世界情勢や経済によって金の価値が上がっています。
5年前の2018年と比べて、金の価値が約1.7倍上がっていることは注目すべきでしょう。
需要が高まれば当然価値が上がり、それに伴って査定額も上がります。
古い金縁メガネの場合でも、金としての需要が高まっているため、高額査定も十分考えられるでしょう。
また、ブランド品であれば付加価値がつくことによって、さらなる高額査定が叶う場合もあります。
買取できないメガネの条件
古いものや変形しているものでも買取可能な金縁メガネですが、中には買取できないものもあります。
- レンズが取り外せないもの(買取店による)
- 金メッキや金貼りで製造されたもの(買取店による)
- 定価が1万円以下のもの(買取店による)
- 盗難品や模造品
- 買取店の取扱い基準を満たさないもの
上記に当てはまるものは、残念ながら買取は難しい店が多いです。
ただ、上記のほとんどは自分では判断できませんよね。自分の判断で無理だと決めつけず、まずは買取店へ査定に出してみましょう。
買取可能な場合もあるでしょうし、もし買取不可だとしても希望すれば処分してもらえるため、処分に困っている金縁メガネがあれば買取に出すことをおすすめします。
金縁メガネに使用される金の特徴
そもそも金には、多くの種類があります。
24金・K24(いわゆる純金) | 純金99.99%~100% |
22金・K22 | 純金91.7%:混合物8.3% |
18金・K18 | 純金75%:混合物25% |
14金・K14 | 純金58.5%:混合物41.5% |
10金・K10 | 純金42%:混合物58% |
ほかにも細かく分けられますが、金縁メガネに使用されているのは18金や14金です。
純金とも呼ばれる24金は非常に価値が高く、延べ棒やコインに使用されていますが、柔らかすぎるためアクセサリーには向きません。
アクセサリーによく使用されている18金は、日本では最もポピュラーで耐久性が高いのが特徴です。混合物の25%は銀や銅、パラジウムなどの金属が入っています。
14金は海外のアクセサリーに使用されることが多く、耐久性が高い反面、長く使用すると錆びが出てしまいます。半分近くが混合物のため、シルバーやブロンズがかった色味になるのが特徴です。
金縁メガネといっても、色はゴールドだけでなく、ホワイトゴールドで作られたシルバーや、ピンクゴールドで作られたピンクなどもあります。
金縁メガネの刻印を確認する
金縁メガネのフレームには「K18」や「K14」などの刻印があります。
これは金の種類や本当に金で製造されているのかを確認する、金縁メガネを買取に出す際に非常に重要なものです。
一見同じように見える金縁メガネでも、本当に金が使用されているものと、金メッキのように金に見せかけているものがあります。
金縁メガネの買取において、使用されているものが金と金メッキでは査定額に大きな差があります。
中には、金メッキで製造されている金縁メガネは買取不可の店もあるほどです。これは、金メッキに含まれている金がごく少量で価値がほとんどないと判断されるためです。
金の種類や使用されているものによって刻印は変わり、査定額を決めるための大きな基準になります。
必要に応じて、金の刻印についても参照してください。刻印に記されている情報の意味が分かるようになるでしょう。
金縁メガネの買取相場は?
金縁メガネを買取に出したいと思ったとき、気になるのは相場ですよね。少しでも高値で買取ってほしいと誰もが思うはずです。
金縁メガネの査定額は、金の買取相場と重さで決まります。
ここでは、査定額が決まる基準である、
- 金の買取相場
- 重さの算出方法
について解説していきます。
金の買取相場を確認する
金の買取相場は毎日変動します。すなわち、買取に出す日によって査定額が変わるということです。
金の買取相場は年々上昇しており、5年前と比べると約1.7倍も値が上がっています。
今後も若干の変動はあれど、長期的に考えると価値は上がると予想されているため、資産として金を持つ人も少なくありません。そのため、買取価格は上昇している傾向があります。
買取相場は毎日1gあたりいくらと公表されており、例えば、K24とK10では金の配合率が高いK24の方が価値も高いです。
過去5年をさかのぼってみても大きな上昇や下落はなく、安定しているといえます。
買取価格は「金の買取相場×重さ」で計算するので、査定額はその日の買取相場で若干変動することを頭に入れておきましょう。
概算査定で重さを確認する
金縁メガネの金の重さは、査定額に直結する重要な要素のひとつ1つです。
金の重さを量るときには概算査定という方法で量ります。
概算査定とは、メガネ全体の重さから金以外のパーツを引いた重さを「推定」するものです。
査定額に直結するため、金以外のパーツの重さをいかにして推定するかが重要なポイントです。
特にレンズは大きくて厚みがあるため、慎重に鑑定することが求められます。
概算査定のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 分解せずに重さを量れる |
デメリット | 推定の重さのため、査定額に納得できない場合がある |
正確な重さは量れませんが、分解せずにそのままの状態で量れるのは「他店と比較検討したい」「査定額に納得できない場合は持ち帰りたい」という人には大きなメリットといえるでしょう。
金縁メガネのフレームの重さは10〜20gくらい
金縁メガネのフレームの重量は形状によって異なりますが、およそ10〜20gが一般的です。
フレームの形状は主に3種類に分けられます。
フルフレーム | レンズの周りをフレームが覆っている |
ハーフフレーム | レンズの上の部分だけフレームがある |
フレームレス | レンズにはフレームがない |
フレームが多いほど査定額も上がるため、フルフレームが最も高く、フレームレスが最も低く見積もられることが多いです。
金の買取相場とフレームの重さを踏まえて実際に計算してみましょう。
例)K18の買取相場7,000円、金の重量13gの場合
7,000円×13g=91,000円
例)K14の買取相場5,000円、金の重量20gの場合
5,000円×20g=10,000円
あくまで一例ですが、このような計算となります。
金縁メガネの刻印の種類
金縁メガネには刻印があると先述しましたが、これは査定額を算出するための判断材料となります。
K18 | 金の純度(カラット)のみ表記 |
K14WG・K18PG | 金の純度+金の種類(ホワイトゴールド・ピンクゴールド) |
通常の金であれば上記のように刻印されているのが一般的ですが、中には上記以外の刻印があるケースや、逆に何の刻印もないケースも多くあります。
ここでは、以下について解説しています。
- 海外での表記
- 金以外で製造されたとの意味がある刻印
- 偽物の可能性がある刻印
- 刻印がない金縁メガネの扱い
それぞれ見ていきましょう。
「750」は18金同等の価値がある
日本では「18金・K18」と表記されていますが、海外では表記の仕方が異なります。
24金・K24 | 999.9・1000 |
22金・K22 | 916 |
18金・K18 | 750 |
14金・K14 | 585 |
10金・K10 | 416 |
このように、日本では「金」や「K」で表すものが海外では数字のみで表記されています。
これは、日本では24分率を採用しており「K18」などのカラットで表示していますが、海外では1000分率を採用しており純度を表示しているからです。
そのため、海外で製造された金縁メガネには「750」など数字が刻印されていますが、この場合だと日本では「18金」と同じ価値の金であることを指しています。
また「Au750」のように「Au」と刻印されていることがありますが、意味は変わりません。
「GP」「GF」は金メッキの刻印
「K18GP」や「K14GF」のように、後ろに「GP」「GF」が刻印されているものがあります。
これらの意味は以下の通りです。
GP | Gold Platedの略。金メッキで製造されたもの 金メッキ…別の金属に金をコーティングする製造方法 |
GF | Gold Filledの略。金張りで製造されたもの金張り…別の金属に薄い板状の金を圧着させる製造方法 |
すべて純金と混合物でできている金に対し、金メッキや金張りの場合、金は少量しか使用しないため価値がかなり下がります。
金メッキや金張りのものは買取不可の店もあるほどです。「金とメッキの見分け方」の記事もご覧ください。
もし持っている金縁メガネが金メッキや金張りのものだったら、事前に店に買取可能か問い合わせるとよいでしょう。
18K(「アトK」)は慎重に
「K18」と「18K」は似ているようで、その意味はまったく異なります。
「18K」は「アトK」とも呼ばれ、主に海外で使用されている表記の仕方です。
「18K」と刻印があるものは、表記されている数字より低い品位や偽物の金である可能性があります。
可能性があるだけですべてに当てはまるわけではありませんが、残念ながらこれらの傾向は比較的多いです。
とはいえ「18K」と刻印されたものでも、鑑定したら本物の金で品位も正しいケースがあるので、まずは買取店で査定してもらいましょう。
鑑定士が技術や経験、専用の機械、道具を使って本物かどうかを鑑定してくれますよ。
刻印のない金縁メガネもある
金縁メガネには「K18」「K14」などの刻印があるものが多いですが、明治時代以前に製造されたものや長年使用したことによって刻印がない、または消えてしまっているケースがあります。
これは決して珍しいことではなく、本物の金だとしても刻印がないものは多く存在します。たとえ刻印がなくても、それが本物であれば金としての価値は変わりません。
専門知識がない店やリサイクルショップでは買取不可なケースもありますが、熱伝導率や体積を計測できれば金の純度を判断できます。
専門知識や経験が豊富な鑑定士がいる買取店を選べば、金かどうか判断してくれるでしょう。「刻印なしの金でも買取ってもらえる?」も参照してください。
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刻印がない、状態が悪い金縁メガネを買取に出す際は、特に鑑定士に高い専門性が求められます。
正しい知識がなければ金かどうかの判断ができずに、査定額が低くなる可能性があるからです。
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うるココの特徴のひとつに、古くて壊れているものでも買取可能な点があります。また、他店では買取不可のケースがある金メッキ製品も買取可能です。
状態が悪くて買取は難しいと思っていても、買取はもちろん、期待以上の査定額をお出しできる場合もあるでしょう。
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