金買取の相場・価格の違い|高価買取のコツも解説
「手元にある金を売って、現金化したい」
家族で外食したり、レジャーに行くのに使えたら…。
金の買い取りについて調べてみたけど、金の「相場」と金の「買取価格」は違うのか?
そうなんです。金相場と買取価格の違いにお気づきのあなた、するどい着眼力をお持ちです。金相場と金の買取価格になぜ違いが出るのか、知りたいと思われませんか?
金の買取りを依頼するなら、賢く売って高く買取ってもらいたいですよね。
少なくとも「売らなきゃよかった…」なんて結果を避けたいと思うのは当然です。
損する売り方を避けるために、欠かせない知識があります。
この記事では金の「相場」と金の「買取価格」の違いは何か、金の高価買取のコツについて解説します。
金買取の「相場」と「価格」の違いとは
金は長年にわたって、価値が認められてきた貴金属の一つです。そのため現代においても、世界中で市場が拡大しています。
金の「相場」について理解を深めることで、「買取価格」をある程度想定することができるんです。
以下の3つのポイントに注目して考えましょう。
- 金の相場はどう決まる?
- 金の買取価格はどう決まる?
- 為替相場が欠かせない理由
ひとつずつ、解説していきます。
金の相場はどう決まる?
金の「相場」つまり市場価格は、世界共通の価格になっています。ロンドン・ニューヨーク・香港・チューリッヒは、四大金市場(よんだいきんしじょう)といわれてきました。
4つの金市場のうち、ロンドン市場とニューヨーク市場の影響は大きなものです。
ロンドン市場では「現物取引」が行われています。これに対し、ニューヨーク市場では「先物取引」が行われています。
現物取引と先物取引の大きな違いは、取引される額や流動性の高さです。先物取引では現物取引に比べて、コスト面や簡便さに優れています。
「ニューヨーク商品取引所」(通称:COMEX コメックス)における金取引の相場が、世界の金の相場に大きく関わることを覚えておきましょう。
日本での金の相場も、COMEXの相場によって変動します。日本での金の相場はこちらのサイトで確認できますので、参考になさってください。
金の買取価格はどう決まる?
金の買取価格は、金相場が基準になっています。世界で金はほぼ24時間取引されており、その変動が買取価格を決める要因になるのです。
例えば「うるココ」ではホームページ上に、金の「本日の買取価格」が掲載されています。
ホームページ上に金の買取価格の相場が記載されていると、おおよその買取金額を想定できるので良心的です。料理用のキッチンスケールで、手元の金が何gあるのかチェックしてみましょう。
金の買取価格には、買取る側の利益が含まれています。またジュエリーなどを売った場合には、その後純金に精錬する加工賃も含まれる場合があるんです。
この点については、後ほどの「金を高く買取りしてもらう方法」の中で解説していますので、損しない売り方を選ぶのに役立ててください。
金の「相場」と「買取価格」の違いは何か、ご理解いただけたと思います。
金の「買取価格」には、買取業者の利益や加工賃が含まれています。そのため金の「相場」と「買取価格」に違いが生じるのです。
為替相場も関係する
金の買取だけなのに、為替まで気にする必要がある?
そう思われるのも無理はありません。
必ずしも世界で取引される金の相場が、日本の金相場と連動しているわけではないからです。
でも少しここで思い出していただきたいのが、世界の金の相場に大きな影響を与えているのが、ロンドン市場とニューヨーク市場だという話です。
ニューヨーク市場で金の売買が米ドルで取引されていることは、想像に固くありません。
注目すべきは、ロンドン市場です。ロンドンなんだから、英国通貨のポンドが使用されているのでは…と思いますよね。実はロンドンの金市場でも、使用されているのは米ドルなんです。
金の相場は、米ドルと相関関係にあるとされています。金の相場は「1ドル=〇〇円」という、為替相場を避けて通ることはできません。
たとえ手元にある金が日本国内で売買されたものだとしても、買取時の金の相場が「買取価格」に影響を及ぼすということです。
日本円が米ドルに対して優勢であれば、金を高く買取ってもらえる可能性が高くなります。よりお得に金買取を進めるためにも、為替相場に気を配っておくことが必要です。
「買取価格」に関係してくるのは、以下の3つのポイントでした。
- 金の「相場」→COMEXや日本の金の相場に注目
- 金の「買取価格」→買取業者のホームページをチェック
- 為替相場→米ドルに注目!
では続いて、高価買取のコツについて解説します。
金を高く買取してもらう方法
金を売るならどこがいい?
せっかく金を売るのですから、1円でもお得に売りたいですよね。
ズバリ、金を高く買取りしてもらう方法は、以下の4つです。
- 円安時に売る
- 複数業者で見積もりを依頼する
- 製品によって買取店を使い分ける
- 化粧箱など付属品を一緒にしておく
ひとつずつ解説していきます。
円安時に売る
金を売るにあたって、カギとなるのはタイミングです。
前述の為替相場のところでも少しお伝えしましたが、金の買取価格と米ドル・日本円の関係性は無視できません。
ニュースやネットをチェックするとき、米ドルの為替相場も確認してみましょう。
円安の時が狙い目になります。
円安とは、日本円が安くなった状況を指します。相対的に考えると、米ドルが高いということです。
例えば「1米ドル=100円」の状態から「1米ドル=130円」になると、円安・ドル高になります。
必ずしもそうとは限りませんが、米ドルの価値が高まっていると、米ドルを買おうという人が増えます。
逆に米ドルの価値が下がると、金を買おうとする人が増えて金相場が上昇します。金は比較的安定した資産になるからです。
円安のときに金の相場が上がり、金の買取価格も高くなる傾向があります。金の買取は、円安時がお得です。
複数業者で見積もりを依頼する
「さぁ、買取を依頼しよう!」
絶好のタイミングが訪れたときにぜひ試していただきたいのが、複数の買取業者に見積もりを依頼することです。
金買取のサービスに慣れていれば、ひいきの買取業者があるでしょう。しかし、金買取サービスを利用した経験がない人のほうが多いかもしれません。
金買取業者にはそれぞれ独自のシステムやルールがあり、買取の査定額にも差が出ます。買取業者の中でもおすすめは、金買取の実績が豊富なお店です。
どうすれば金買取の実績について知ることができるでしょうか?
わかりやすいのは、お店のホームページを比較する方法です。過去の買取実績が記載されているか、その日の金の買取価格が記載されているかを確認します。
別の方法として、口コミを検索してみるという手段もあります。
口コミが多ければ、その分多くの取引の実績があるということです。また口コミの内容を知ることで、自分の金買取についても流れを想定しやすくなります。
電話で問い合わせる方法も、買取業者と直接話ができるのでおすすめです。その日の「金1gあたりの買取価格」を問い合わせてみると良いでしょう。
実際に見積もりに出すときに、注意していただきたい点があります。複数業者に同じ日に見積もりを依頼することです。
金の価格は、日々変動しています。違う日に査定に出してしまうと、純粋に買取価格が高いのはどの店なのかわかりにくくなるのです。
金を高価買取してもらうコツのひとつは、複数業者で同じ日に見積もりを依頼することでした。ぜひ2つか3つの買取業者を比較して、お得に取り引きを進めましょう。
製品によって買取店を使い分ける
製品というのは、自分の手元にある売りたいと思っている金のことです。その製品によって買取店を使い分けて絞り込むと、より高い買取につなげることができます。
その金がインゴット(いわゆる金塊・純金)か、ジュエリーのような宝飾品かによって、その製品の買い取りを得意とする業者を選ぶのです。
大手の貴金属専門店は、純金やインゴット・金貨を高く買取ってくれる傾向にあります。貴金属の販売ルートが確立されているからです。
ジュエリー・アクセサリーの買い取りを得意とするのが、貴金属や宝石、ブランド品などの買い取りを総合的に扱っている店です。
このようなブランド買取店は、金を加工して販売するだけでなく、宝飾品として売り出すルートを持っています。
宝飾品として売り出せる製品は加工する費用を抑えられるので、その分買取価格を上げる余地ができるのです。
例えば、宝石の付いた金の指輪を売るとします。
貴金属専門店で査定対象になるのは、金の部分です。
対象的にブランド買取店であれば、金の部分だけでなく宝石の価値・デザイン・ブランドのネームバリューなども加味して査定額を提示してくれます。
金の部分だけが査定対象となる貴金属専門店の買取価格より、ブランド買取店の買取価格のほうが高くなるのはいうまでもありません。
同じ金の指輪の買取価格が、貴金属専門店とブランド買取店では大きく異なる理由がお分りいただけたことでしょう。
貴金属専門店とブランド買取店では査定の基準が違うので、売りたい製品によって買取店を使い分けることで、高価買取につなげることができます。
化粧箱など付属品を一緒にしておく
金を高く買取してもらう最後のポイントは、金を購入した際の化粧箱や鑑定書・保証書などの付属品を一緒に査定してもらうことです。
ブランド買取業者では、箱や保証書などの付属品があると、製品に対する信頼が高くなります。次に販売する際に売りやすくなるので、おのずと査定価格も上がり高価買取に繋げやすくなります。
製品を査定に出す前に今一度、箱や鑑定書などの付属品を保存していないか確認することをおすすめします。
どこを探しても付属品が見つからなかった…ということもあります。そんな場合は、製品だけ査定してもらえば大丈夫です。
ここまでで金を高く買取してもらう方法について解説しました。ポイントは以下の4つです。
- 円安時に売る
- 複数業者で見積もりを依頼する
- 製品によって買取店を使い分ける
- 化粧箱など付属品を一緒にしておく
ぜひ、参考にしてください。
金の買取相場
ここからはお手元に売りたい金の製品を準備して、確認しながら読み進めてください。
金を含む製品には、ご存知のように刻印があります。「K24」や「K18」などです(日本国内では刻印が義務付けられていないため、金製品でも無刻印の場合があります)。
お手持ちの製品の価値は、金の純度によっても大きく左右されます。金の純度について知ることで、あらかじめ製品の価値を見極めておきましょう。
まず金の純度は大きく以下のように分類されます。
- 24金(K24)
- 22金(K22)
- 18金(K18)
- 14金(K14)
- 10金(K10)
上から下へと、純度が下がっていきます。Kは「カラット」です。カラットは純金が含まれる割合を示す単位で「KT」や「KP」と刻まれている場合もあります。
ここからは以下の金製品についての買取相場をお伝えします。
- 18金の買取相場
- 24金の買取相場
- 24金インゴットの買取相場
- ホワイトゴールドの買取相場
- YG(イエローゴールド)やPG(ピンクゴールド)について
18金の買取相場
18金とは純金の割合が75%で、混合物が25%含まれる金合金です。
適度な強度があり、ジュエリー・アクセサリーに多用されています。合金にすることで加工がしやすく、多様なデザインに仕上げることができるので人気です。
金としての買取相場は純金(K24) の75%として計算できます。
例えば2023年5月15日時点で「うるココ」での純金の買取価格は、1グラムあたり8,834円です。18金製品の1gあたりの概ねの買取相場は、以下のように算出できます。
8,834✕0.75=6625.5
買取価格は変動するため、このコラムを執筆している時点での金額となります。しかしこのように計算すると、お手持ちの製品の価値が具体的に見えてくるのです。
この知識があれば「純金ではないから…」と言って、相場よりかなり安い査定額を提示されたときに、その買取業者には売らないという判断ができます。
24金の買取相場
24金の金の純度は、99.9〜100%です。最高位の品質を持っています。しかし日常生活で身に着けると傷が付きやすく、だんだん使用頻度がおちるケースもあるようです。
タンスに眠っている、使わなくなってしまった金製品はありませんか?金の需要が高まっている時期に売れば、思った以上の臨時収入が手に入るかもしれませんね。
前述したように、2023年5月15日時点の「うるココ」での純金の買取価格は、1グラムあたり8,834円です。
お手持ちの製品が純金、あるいはK24と刻印されているならば、はかりで何gあるか確認してみましょう。
例えばお手元の純金製品が15gだったとします。あくまで2023年5月15日時点の概ねの金額になりますが、以下のとおりです。
8,834✕15=132,510
13万円あれば家族で旅行に出かけたり、外食に行ったりと楽しみはかなり広がるのではないでしょうか?
24金インゴットの買取相場
24金インゴットとは、いわゆる金塊・金地金ともいわれます。
資産価値が高く、世界的に人気があるため、買取価格も上がるのが特徴です。
純金の価値には、目を見張るものがあります。インゴットを売るときはブランド買取店に加え、貴金属専門店での買取見積りをお忘れなく!
インゴットの取り引きは、高額になります。買取に出す際には、後述の注意事項も確認することをおすすめします。
ホワイトゴールドの買取相場
ホワイトゴールドとは、金合金のひとつです。黄金色の金に、銀やパラジウムという金属を混ぜて作ります。
お手元の金製品に「K18WG」と刻印されていれば、それは75%の金と25%の他の金属で構成されているものです。
ホワイトゴールドはほかのカラーゴールドといわれる金合金に比べて、パラジウムが多く含まれています。パラジウム自体も、価値がある貴金属です。近年ではプラチナより高値で取引されることもあります。
パラジウムが合わさることでホワイトゴールドは、18金の買取価格に上乗せした価格になる可能性があります。お手元のホワイトゴールドを一度査定に出してみると、価値が明確になるので、無料査定を検討してみるのはいかがでしょうか?
YGやPGは値がつかない
アクセサリーや腕時計に使用されるイエローゴールド「YG」やピンクゴールド「PG」も金合金として人気です。人気があるのに値がつかないのはなぜでしょうか?
実はイエローゴールド「YG」やピンクゴールド「PG」には、ホワイトゴールドのようにパラジウムといった需要の高い金属はほとんど含まれていません。そのためイエローゴールド「YG」やピンクゴールド「PG」は金合金ですが、買取の際に値段がつかない製品となります。
ちなみに18金のイエローゴールド「YG」は、銀が約15%、銅が約10%混ぜられた金合金です。
ピンクゴールド「PG」は、銀・銅・パラジウムがわずかに含まれています。18金のピンクゴールドは、10金のピンクゴールドに比べて黄金色が強く淡いピンクの輝きを放つのが特徴です。
買取値の付かないイエローゴールド「YG」やピンクゴールド「PG」ですが、その美しさは手入れすることで、きれいな発色を保つことができます。
日常使いのアイテムとして、ご活用ください。
金を売るときの注意点
では金を売るときの注意点を、このコラムの内容を復習しつつ、確認してみましょう。
- 金の相場・純度・重量について知る
- 買取タイミングを見計らう
- 本人確認ができる書類を用意しておく
- 金売却で税金が発生する場合を把握しておく
以上の4つを考えます。
金の相場・純度・重量について知る
これまで解説してきたとおり、金の「相場」「純度」「重量」を査定前に知っておくのは大切です。「相場」「純度」「重量」を把握しておけば、買取価格をざっくり想定できます。
賢く買取サービスを利用するために、そして買取業者にうまく丸め込まれるような事態を避けるためにも、手元の製品を再確認しておきましょう。
ひとつめは「相場」です。買取業者のホームページや電話の問い合わせで、「本日の金の買取価格」をチェックします。
ふたつめは「純度」です。以下に金の含有率を表にしています。
品位 | 金の含有率 |
K24(24金、純金) | 99.9~100% |
K22(22金) | 91.6% |
K18(18金) | 75% |
K14(14金) | 58.5% |
K10(10金) | 41.6% |
お手元の製品の金の「純度」を調べます。売りたい買取業者の公表している1gあたりの金の買取価格に、金の含有率をかけることでお手持ちの製品は1gあたりいくらの価値があるか分かります。
例えば18金のネックレスを持っているとします。買取業者の公表している1gあたりの買取価格が5,000円だとすると、計算式はこうです。
5000✕0.75=3750
持っているネックレスは1gあたり、3,750円の価値があるとおおまかに計算できます。
「相場」と「純度」が分かれば、最後は「重量」です。
もし自宅にはかりがあれば、計量してみてください。料理用のキッチンスケールなどで構いません。
さきほど例に挙げた、18金のネックレスを計量します。20gだとしましょう。そのネックレスは1gあたり3,750円の価値がある計算でした。「重量」をかけると、計算式は以下のとおりです。
3750✕20=75,000
18金のネックレスは、およそ75,000円の価値があると想定することができますね。
この金額以外に、買取の際に生じる費用についてもお伝えします。
買取手数料が発生する
金の買取時には、買取手数料が発生します。製品の査定額から、買取手数料を差し引いた額が受取金額です。
買取手数料は、買取業者の利益や金の加工賃となります。
世界で流通する金の4分の1は、リサイクルされたものです。
貴重な資源・資産である金を、有効活用していきたいですね。
見積もり査定を複数の業者に依頼することをおすすめしましたが、そのときに買取手数料もたずねてください。そうすれば最終的に買取手数料を差し引いて、どのぐらいの金額になるか把握できます。
買取タイミングを見計らう
金の買取価格は為替相場の影響を受けるため、円安の時が売り時であるとすでにお伝えしました。
ほかにも以下のような要素が、金の価格に影響を与えます。
- 株価の変動
- 政治情勢・戦争など
- 景気の動向
気になる金買取業者をいくつかピックアップして、その業者のホームページに公開される金の買取価格の変動を見ると良いでしょう。
他にも下記のような大手の貴金属店のホームページを見ることで、金の価格の推移や変動を把握できます。
参考元:田中貴金属工業「金価格推移」
タイミングを見計らって、金買取サービスを利用したいですね。
本人確認ができる書類を用意しておく
金買取時には、本人確認ができる書類が必要です。
盗品の売買・交換を防ぐため、ブランド買取店は古物営業法に沿って買い取りを行っています。このため中古品の取り引きでは、売り手の身分を確認する必要があるのです。
念のため自分が金買取を依頼したいと思う業者が、古物商許可証の鑑札番号「第〇〇号」と掲載しているか確認してください。
本人確認に使用できる書類は、以下のとおりです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
複数の書類を提出することで、身分証明ができるものもあります。詳しくは利用したい買取業者に確認してください。
取引額が200万円以上の場合には、マイナンバーカードの提示を求められることがあります。また取引する人が代理で本人に代わって依頼するためには、委任状・依頼人の身分証明書・本人の身分証明書が必要です。
「金の買取時に身分証明書は必要?その理由も解説」もご覧ください。
金売却で税金が発生する場合を把握しておく
金を売却して得た買取金は「譲渡所得」とみなされます。譲渡所得には1月1日から12月31日までの1年間で、50万円の特別控除があります。
1年間の譲渡所得が50万円を超えた場合には、「譲渡所得税」がかかるので注意が必要です。
お手元の金製品の所有期間によって、所得金額の計算も変わってきます。以下に国税庁の「金地金の譲渡による所得」に関する資料を引用しますので、ご参照ください。
(1) 所有期間が5年以内のもの(総合課税の短期譲渡所得)
- 譲渡価額-(取得費+譲渡費用)=金地金の譲渡益
- {[金地金の譲渡益]+[その年の金地金以外の総合課税の譲渡益]}-譲渡所得の特別控除50万円=課税される譲渡所得の金額
(2) 所有期間が5年を超えるもの(総合課税の長期譲渡所得)
- 譲渡価額-(取得費+譲渡費用)=金地金の譲渡益
- {[金地金の譲渡益]+[その年の金地金以外の総合課税の譲渡益]}-譲渡所得fの特別控除50万円=譲渡所得の金額
- (譲渡所得の金額)× 1/2 = 課税される譲渡所得の金額
(1)と(2)の両方の譲渡益がある場合には、特別控除額は両方合せて50万円が限度で、(1)の譲渡益から先に控除します。
引用:国税庁ホームページ
所有期間が5年を超えると譲渡所得の2分の1が課税対象になるので、所有年数も売却のタイミングとして考慮するとスマートです。
「金を売るときに知っておくべき税金の話」も参照にしてください。
金買取をするならうるココへ
うるココは、金買取に力を入れています。査定は全て、無料です。査定金額に納得できなければ、キャンセルできます。
査定方法は、以下の4つから選べます。
- 電話査定
- LINE査定
- ビデオ査定
- Web査定
送料も無料です。
さらに買取方法も、以下の4つご用意しています。
- 店頭買取
- 宅配買取
- 出張買取
- 大型品持込買取
うるココでは「まとめて売るほどグングン査定額アップ」に取り組んでいます。
「重量」「純度」以外のプラスαの価値も、査定にプラス!
宝石類も丁寧に査定可能です。
金の価値だけでなく、お手持ちの製品をしっかり評価いたします。
ぜひお手元の金製品・押入れで眠っているジュエリーの査定をご検討ください。
あなたのご来店を、お待ちしています。