金のアクセサリーは資産価値あり!金ネックレスなど高価買取のコツを解説
「金のアクセサリーを持っているけど資産価値はあるのかな?」
「金を高く買取ってもらうにはどうしたら良いのだろう?」
そう思う方も多いのではないでしょうか。
金は資産価値が高いため、子どもの教育や老後の資金になりますが、金の価値は日々変動しているため、上手に売買するためにポイントを押さえておく必要があります。
そこで、本記事では以下の内容を解説します。
- 資産価値のある金の種類
- 金に資産価値がある理由
- 金の価格変動について
- 金のアクセサリーを高く買取してもらうためのコツ
- 買取業者を選ぶポイント
この記事を読めば資産価値のある金の種類や、金に価値がある理由がわかります。買取業者を選ぶポイントを押さえて手元にある金を高く買取ってもらいましょう。
金の指輪やネックレスなどのアクセサリーは資産価値がある
金が使用されているアクセサリーは、貴金属としての「金」の価値が高いため、資産価値があるといえます。
金は需要が高く、貴重な金属とされており、現金や株式をはじめとする他の資産と比べても相対的に安定した価値を維持しているといえるでしょう。
貴金属の中で資産価値があるのは、金のほかに銀やプラチナがあげられます。そこで、金・銀・プラチナの違いを解説します。
銀やプラチナとの違い
金・銀・プラチナのいずれも貴金属として価値がありますが、それぞれ異なった特徴があります。
それぞれの「用途・価格・希少性・耐久性」を比較して表にまとめました。
金 | 銀 | プラチナ | |
---|---|---|---|
主な用途 | アクセサリー資産投資医療機器 | 工業用電子材料食器アクセサリー | 工業用材料ディーゼル車の部品アクセサリー |
価格 | 高 | 低 | 高 |
希少性 | 高 | 中 | 極高 |
耐久性 | 高 | 中 | 高 |
金は、古くから貴金属として愛され、現在でもアクセサリーや医療機器として使用される以外にも長期的な資産として人気があります。
銀も、金と同様に長い歴史を持ちますが、金やプラチナに比べると安価です。しかし、柔軟性があるため、加工されてさまざまな用途で使用されています。
プラチナは、金よりも希少性が高く、近年では資産としての注目も集めています。ただし、市場規模は小さく価格の乱高下が起きやすいのが特徴です。
プラチナ価格はこれからどうなるかについては、関連記事をご覧ください。
資産価値のある金の種類
金は含有率や色味によってさまざまな種類があり、資産価値があるかどうかは金の種類で決まります。
資産価値がある金は以下の3種類です。
- 24金
- 22金
- 18金
金の種類は刻印で判断できるので、手元にあるアクセサリーを確認してみてください。それでは、詳しく解説していきます。
24金
24金は金の含有率が、99.9%以上の純金を指します。数ある金の中で一番希少性が高く、高値で取引されています。
24金は非常に柔らかいためアクセサリーとしてよりも、コインやインゴットなどの形に加工され、資産として保有されることが一般的です。
投資対象として価値が高い24金は、投資家やコレクターに人気がある「金」といえるでしょう。
24金は「24K」「K24」と刻印されており、千分率での表記で「K999」と表記されていることもあります。
22金
22金は金の含有率が91.6〜91.7%の合金のことを指します。24金や18金と比較すると知名度は低く、日本ではあまり一般的ではありません。
22金は「標準金」とも呼ばれ、アクセサリーだけでなく各国が発行する金貨の製造にも使用されています。
日本ではあまり一般的でない22金ですが、アクセサリーはアジア諸国やインド、中東で人気を集めています。
これらの国の人々はアクセサリーを「持ち運びできる資産」と考えており、加工性やデザイン性よりも純度を重視しているようです。
22金は「K22」「22K」「K916」などと刻印されています。
18金
18金は金の含有率が75%の合金で、日本のアクセサリー市場で最もよく見かける金です。
18金は強度や耐久性があり、変色や腐食に強いことから、日常的に使用するアクセサリーに適しています。
また、加工のしやすさからアクセサリー以外にも時計やトロフィー、神社や仏閣の装飾など、さまざまな用途で使われています。
18金は「K18」「18K」「K750」と刻印されています。
金に資産価値がある理由
金に資産価値がある理由に、以下の3つが関係しています。
- 数が少ない
- 用途が幅広い
- 経年劣化しにくい
金は他の資産と比べて安定した価値を維持でき、投資家やコレクターからの信頼が厚いのが特徴です。
金に資産価値がある理由を、深堀りしていきましょう。
数が少ない
金は限られた量しか採掘されないことから、出回っている数が少なく、希少価値が高いです。
金の採掘が始まったのは約6000年前で、今までに世界で採れた金の総量は約19万トンとなっています。
金は1トンの金鉱石から3グラムの金が取れれば上出来といわれるほど、ほかの鉱石と比べて採掘量が少ないのが特徴です。
現在、年間約3,000トン前後のペースで採掘されていますが、残っている金の総量は約4万トンと推定されていることから、将来的には天然の金鉱脈が枯渇すると予測されています。
金は限られた量しか採掘できないことから、資産価値が高くなっています。
用途が幅広い
アクセサリーや装飾品以外にも、ハイテク技術の進展によって、金の需要が増えています。
金は伝導性や耐久性に優れていることから、使用用途は以下のように多岐にわたります。
- ハイブリッド車や電気自動車の電子部品
- スマートフォン・パソコン・テレビなどの電子機器の部品
- 医療機器・美容機器
- ソーラーパネルの触媒
金は工業分野をはじめ、医療や美容の分野などさまざまな業界で使用されています。
そのため、幅広い需要が存在し、金の価値は下がりにくくなっています。
経年劣化しにくい
金は経年劣化や酸化、腐食などに対して耐久性があります。金以外の金属は、時間の経過とともに変色や劣化が起こります。
しかし、金は空気中や水中で酸化したり腐食したりすることが稀で、酸やアルカリにもほとんど反応しません。
歴史的な財宝や金の装飾品が現代に至るまでその輝きを保ち続けていることや、金の埋蔵品や金貨が数百年以上の時を経て良質のまま発見されることもあります。
これらの事例は、金が経年劣化しにくいことの証明といえるでしょう。
金の不変性により、時間が経っても美しい輝きが保たれ続けています。経年劣化しにくい性質も、資産価値がある理由のひとつです。
場合によっては金の価値が下がることもある
金は資産価値が下がりにくい貴金属ですが、場合によっては価値が下がるケースもあります。金の価値が下がる要因は以下の2つが挙げられます。
- 需要と供給のバランス
- 金以外が人気になる
金の価値は日々変動しているため、価値が下がる要因を押さえておくと、いざ売りたいというときに役立つでしょう。関連として「金価格が暴落する5つの理由」もご覧ください。
需要と供給のバランス
金の価格は需要と供給のバランスによって変動しています。金を求める人が少なく生産量が十分であれば、需要が供給を下回って金の価格は下がります。
需要の低下や供給の増加が起こるケースは以下の通りです。
〈需要の低下〉
- 経済の安定
- 経済成長への期待
- デフレーション(物価下降)
- 通貨価値の上昇
〈供給の増加〉
- 新しい金鉱脈の発見
- 採掘技術の進歩
- 金のリサイクル増加
金の価格は需要と供給に大きく影響されるため、上記の要因を踏まえて価格変動を観察することが大切です。
金以外が人気になる
金は利息を生み出さない資産であり、金利の上昇などによってほかの資産への需要が高まると価値が下がります。
金の価格に影響する資産は以下の通りです。
- 株式
- 債権
- 不動産
- 外国為替(FX)
- コモディティ(原油)
これらの資産が魅力的なリターンを示して人気が高まると、市場の関心が集中して金の需要が低下します。
金は伝統的な安定資産として、経済の不安定さや不確実性が高まったときに、投資家によって選ばれる傾向にあります。
しかし、逆に経済が安定すると需要が低下するため、価値が下がることがあるのです。
金のアクセサリーを高く買取してもらうためには?
「できるだけ高く金を買取ってもらいたい」と思う方も多いのではないでしょうか。ここでは金を高く買取ってもらうためのポイントを3つ紹介します。
- 推定価格を計算しておく
- 買取金額が高い時に売却する
- 世界情勢を見ておく
手元にある金を高く買取ってもらうために、3つのポイントを把握しておきましょう。
推定価格を計算しておく
金の推定価格を計算するためには、金1gあたりの価格相場・金製品の純度・重量の情報が必要です。
金の価格相場は日々変動しており、田中貴金属工業株式会社が公表するデータや一般社団法人日本金地金流通協会のホームページで調べることが可能です。
金の推定買取価格の計算式は以下の通りです。
金の重量(g)×金の純度(%)×取引相場の価格(円)=推定買取価格 (円)
例えば、金1gあたりの買取価格が8,000円のときに、18Kのアクセサリーを10g売るケースを考えてみましょう。
18Kは金の純度が75%ですので、計算式に当てはめると以下のように表されます。
8,000円×10g×0.75=60,000円
事前に推定価格を計算しておくことで、査定時に適正な価格を判断しやすくなります。
また、安い価格で買取られる不当な取引を避けるための指標にもなるでしょう。
買取金額が高い時に売却する
金の買取価格は日々変動するため、買取金額が高い時に売却するのもおすすめです。
金の価格相場が高くなる主な要因は、以下の通りです。
- 金の需要が増し供給量が減る
- 世界情勢が不安定(戦争・災害)
- ドルなど通貨の価値が下がる
- 株安
- 金利の低下
金の価格相場は日々変動しているので、買取金額が高いタイミングを逃さないように日ごろからチェックしておくと良いでしょう。
世界情勢を見ておく
金の価格相場は世界情勢と密接に関係しており、世界情勢が不安定なときに、金への需要が高まり強さを発揮します。
そのため、普段から以下のような世界情勢を意識しておきましょう。
- 政治的な動向
- 経済指標
- 中央銀行の政策
- マーケットニュース
- 戦争・災害
金の売りどきの判断については「金は売らない方がいい?」の記事も参照してください。
買取業者を選ぶポイント
金のアクセサリーを高く買取ってもらうためには、優良な買取業者を選ぶ必要があります。
買取業者の選択に失敗すると、安く買取られてしまったり、トラブルの原因になったりするため、以下のポイントを抑えて優良な買取業者を選びましょう。
- 査定が無料
- 査定後のキャンセル料がかからない
- 専門知識と豊富な経験
- 幅広い金製品や貴金属を取り扱っている
- プライバシー保護に適切な対策
- 口コミや評判が良い
優良な買取業者であれば、金のアクセサリーを損することなく売却できます。
金のアクセサリーの買取で悩んだら「うるココ」の無料相談へ
金買取ならぜひ、うるココをご検討ください。
うるココは金の価値だけでなく、ブランドやデザイン性、希少性などのアクセサリーそのものの価値も重要視しています。
金の重さと純度だけでなく、付加的な価値要素もしっかり評価して買取査定額に反映させているため、他社の買取価格よりも高い価格で買取が可能です。
専門査定士がひとつずつしっかりと正確に鑑定するため、価値のあるものを見落とさずに査定額を提示します。
さらに、うるココは送料・鑑定料・キャンセル料を無料で提供しています。買取が成立するまで手数料は一切かかりませんので、お気軽に無料見積もりをご利用ください。
まとめ
ここまで、資産価値のある金の種類や金のアクセサリーを高く買取してもらうためのコツを説明しました。
この記事の要点は、以下のとおりです。
- 資産価値のある金は24K・22K・18K
- 数が少ないため資産価値がある
- 需要と供給の関係によっては金の価格が下がることもある
- 金の買取は金相場を把握することが大事
- 優良な買取業者を選ぶことが大切
金のアクセサリーには、高い資産価値があります。そのため、金を高く買取ってもらうためには買取時期のタイミングを図ること、信頼できる買取業者を選択することが重要です。
手元にある金のアクセサリーの買取を希望される場合は、ぜひ「うるココ」へご相談ください。