ダイヤは温泉につけても大丈夫?宝石と温泉の対処法をプロが解説!
温泉にダイヤや宝石をつけたらどうなる?変色したときなどの対処法をご紹介!
ダイヤや宝石など温泉につけたまま入る人をよく見かけます。
宝石をつけたまま温泉に入って、「変色した」と慌てる人もよくみます。
ここでは、温泉で宝石が変色するパターンや対処法をご紹介します。
シルバーの宝石が温泉で変色したときの対処法
シルバーやネックレスやピアスによく使われる宝石ですが、シルバーは硫黄に非常にデリケートです。
温泉等に硫黄分がある場合は確実に黒く変色し、銅の含有量が多いケースでは変色が早い傾向にあります。
対処法としては、
- 銀磨き用のクロスやクリームで磨く
- 牛乳で30分程度ひたして、乾いた布で磨く
- 歯磨き粉で磨く
- 重曹をつけた歯ブラシで磨く
原則、磨くことが対処法ですが、他にはロジウムメッキをしてもらうという手もあります。
温泉でピンクゴールドの宝石が変色したときの対処法
ピンクゴールドはピアスや指輪などよく使われる宝石で、金ベースに銅を混ぜるてピンクの色合いにするのが一般的な宝石です。
混ぜられている銅が、温泉で黒く変色する傾向にあります。
対処法としては、表面だけが黒く変色しているなら、業者に依頼して磨いてもらうと、元に戻るケースがあります。
自分では対処できにくい宝石で、業者頼みになりますが、仕方ないといえます。
ホワイトゴールドが温泉で変色したときの対処法
ホワイトゴールドは、結婚指輪にも使われることがある宝石で、純金75%とパラジウム等を25%を混ぜたものが一般的な宝石です。
ホワイドゴールドをつけたまま温泉に入ると、メッキがはがれるなど、黄色く変色することがあります。
こちらも対処法は業者に、リングを仕上げなおし、メッキ(ロジウム加工)をしてもらうのが一般的で、自分自身では行えないといえます。
温泉で金の宝石が変色したときの対処法
温泉で以下のように金が変色した場合、磨くことが対処法となります。
- 硫黄に触れて黒く変色した場合
- 接合部に使われている「ろう」が酸化で赤紫に変色した場合
他の宝石が温泉につかったら?
ダイヤモンドなど貴石は温泉でも大丈夫ですが、真珠や琥珀(コハク)など動物系温泉で変色すると元に戻りません。
ダイヤや宝石と温泉で変色したときの対処法を簡単にご紹介してまいりましたが、お持ちの指輪の価値をお知りになりたいなら、うるココの無料査定をぜひご活用ください!
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