浴衣の素材の特徴を知って自分好みの浴衣を選ぼう!
浴衣の素材に使われる3素材とその特徴を知って自分に合った浴衣を選ぼう!
浴衣に素材には種類がありそれぞれに特徴があります。
浴衣にどんな素材が使われていてどんな特徴があるのかを知ることで、自分が欲しい浴衣を選ぶときの参考になります。
ここでは、浴衣の素材の代表である、
3種類を特徴をふまえてご紹介します!
※うるココでは「浴衣」の買取は行っておりません。
綿が素材の浴衣の特徴
浴衣の素材に綿が使われているといっても様々ですが、例えばコーマ地という生地は浴衣の定番の生地ですが、これにはコーマ糸という綿が使われています。
綿紅梅という素材も、名前の通り綿が使用されている素材です。
高級浴衣として有名なこの素材は、大きさの違う糸を使用し、それを格子状に織っていくことで凹凸のある生地を作ります。

綿紅梅の「紅梅」の漢字は、本来その凹凸からくる「勾配」であると言われるほど、綿紅梅は特徴的な生地です。
綿縮という生地も、綿が素材に使われています。
綿縮はしぼ感のある織物なので、肌にまとわりつきづらい特性があり、夏の暑い時期でも涼やかにすごせます。
綿という素材は、汗や水分をよく吸う特徴がありますが、しぼ感のある素材に織り上げることで、放湿性や通気性も高くなります。
また、綿は洗濯に耐性が高い特徴があり、浴衣の素材としても合っています。
ただ、綿の浴衣の種類によっては、ホームクリーニングに向いていない浴衣もあるので、洗濯の前に洗濯表記を確認したり、問合わせたほうが安心です。
麻が素材の浴衣の特徴
麻は綿が広まる前に庶民服の素材の代表でした。
麻には独特の手触りがあり、他の素材とより固く感じますが、肌触りがよいので着ていて気持ちのいい素材です。
吸収性や発散性も高く、汗をかく夏に着る浴衣の素材としても使われます。
ただ、麻100%で浴衣の素材にするには向いていないこともあり、綿などの素材と合わせて使用することが多いです。
麻が素材の浴衣は、麻ならではの素材感があるので、麻が好きな方にはたまらない生地になります。
麻が生地の浴衣は洗濯の際に、毛羽立ちや色落ちに注意しましょう。
綺麗についた色が色落ちすると大変なので、色落ちテストをしてから洗濯するようにしましょう。
色落ちテストは、浴衣の帯で隠れる部分に少し液体洗剤をつけ、約5分放置し、白い布などを使って、その布に染料がついていないか確認します。
洗濯機で洗濯ができる場合も、脱水は短く軽めがよいです。
シワで味わいもでる麻ですが、余分なシワを防ぐのと生地への負担を減らすために、脱水は軽めがポイントです。
ポリエステルが素材の浴衣の特徴
ポリエステル素材の浴衣が最近注目を集めています。
「ポリエステル素材の浴衣は暑い」と思うかもしれませんが、吸汗性や速乾性が高い素材が選ばれるので、逆に快適性が高くなるなりやすくなります。
そしてポリエステル素材の浴衣は、自宅で洗濯がしやすいメリットもあり、中には、洗濯後のアイロンがいらないという機能性をもつ浴衣もあります。
この取扱いやすさは、ポリエステル素材の浴衣の大きなメリットになります。
「簡単」というメリットから、浴衣に親しみが薄かった人にも親しんでももらえるという好循環を生まれています。

また、ポリエステルの特徴であるハリ感や光沢感を生かして、着物のようにポリエステル素材の浴衣を着ることができるのです。
着物のように浴衣を着てコーディネートを楽しむオシャレもあるので、その時の気分で素材を選ぶのもよいですね。
最近では涼感の高いポリエステル素材の浴衣もでてきています。
※うるココでは「浴衣」の買取は行っておりません。