浴衣を着るときは下着に注意!どういう下着にすればよいかプロが伝授!
浴衣に着ける下着に気を配って透け感対策を!
「浴衣の下の下着ってどうするの?」という疑問をよく聞きます。
浴衣のときに着ける下着は浴衣初心者の女子の多くが悩むところですが、ここでは、よく聞く
3つの疑問について解消します!
浴衣のときは下着をつけない?
いきなり答えですが、
「必ず下着を着けてください。」
浴衣の下に下着を着けないと、
- 浴衣がものすごくはだけやすくなる
- はだけて、いろんな隙間から浴衣の下が見える
昔は浴衣の下には下着は着ませんでしたが、元々浴衣は、入浴した後に着るもので、夏の時期に快適に寝るための寝間着でした。
ですから、下着をつけず直接着ていたのですが、それは「外出しない」という前提です。

今のように、外出用で着るなら、下着をつけないと色んな人に見られてしまいます。
また、素肌に直接だと肌が布とすれて痛みがでたり、汗で浴衣が肌にくっついて気持ち悪いくなったりもします。
では、具体的にどんな下着を着ればいいのでしょうか?
下着は何を着ればよいのか?
では、浴衣の下の下着は何を着ればよいのでしょうか?
浴衣は着物と同じく、体の凹凸をなるべくなくすように着ると、着姿が美しくなるようにできています。
胸の膨らみや、腰のくびれなどは、女性の美しさの象徴ではありますが、浴衣のような和装では反対に、胸の膨らみを抑えて、腰は寸胴な方が、きれいに見えるのです。
なので、ブラジャーは胸を立体的に見せてしまうので、浴衣には合わないとなります。
ブラジャーをつけると、帯の上に胸が乗って、老けて見えたり、襟元から着崩れしやすくなったりと、いいことはありません。
それではどのような下着にすればよいかみてみましょう!
■和装用の下着をつける
ベストなのは、和装専用の下着です。
着物や浴衣になじみの薄い人にはパッとわかりませんが、和装用の下着というのがあります。
浴衣では、和装用ブラジャーと肌着をセットで着けるのですが、まずブラを着けた上に肌着を着ます。
和装用のブラジャーは胸の膨らみを抑えるようになっています。
肌着は、ワンピースタイプと上下別のセパレートタイプがあるのですが、セパレートは初心者向きとはいえませんので、浴衣初心者の女子は、ワンピースタイプがオススメです。
上からスッポリと着るだけの浴衣スリップがすごく楽でオススメです。
和装ブラも浴衣スリップも高くないので、また来年も浴衣着るかもしれないのであれば、セット買っておくとよいでしょう。
■洋服用の下着でなんとかするには?
「手持ちの下着ですませたい!」というなら、まずブラジャーは、カップやワイヤーの入っていないものにしましょう。
スポーツブラは、胸を抑えるものなので浴衣向けといえます。
ブラの上には、先ほどと同じく上から被れるスリップが楽です。
もしないのであれば、ロングキャミソールか上にキャミソールで下にペチコートの組み合わせでも問題ありません。
ただ、夏で汗をかくので、吸湿性や速乾性が高い素材のものを使いましょう。
■ショーツ
和装用のショーツもありますが、ローライズのショーツを持っているならそれで大丈夫です。
ただ、浴衣はラインがタイトスカート並みに見えるので、ラインが目立ちにくいものにしましょう。
下着を着けたときの透け感対策は?
下着の透け感対策も必須です。
浴衣は暑い時期用なので、そもそも素材が薄く、最近は淡い色の浴衣多のもあって、とても透けやすいです。
特に白や薄い黄色はそうとう透けるので、要注意です。
「下着が必ず透ける」と思って対策してちょうどよいくらいです。
鏡でチェックして見えなくても、外の光やライトの下では透けますし、汗でぬれて透けることもあります。
浴衣の前は布が重なって透けにくいですが、後ろは1枚なので、前からチェックして透けてないと思ったら、後ろから下着がスケスケだった、というのはよくある話です。
■具体的な対策法
下着が透けないようにするためには、下着をしっかり着けることが一番大事です。
暑いからと、ブラジャーとショーツだけだと、透けた下着を見て下さいとお願いしてるようなものなので、必ずスリップやキャミソールを着けましょう。
下着の色は、色の濃いもの、水色やピンクや柄物は透けやすくなりますので、肌色に近いベージュやモカがよいですが、白でも大丈夫です。