メルカリ価格なし出品は終了|後続のオークションなど価格で悩まず売る方法とは

「メルカリの価格なし出品はどうやってやるの?」「メニューから消えてしまったけれど、まだ使える?」と疑問に思っていませんか?
結論からお伝えすると、メルカリの「価格なし出品」機能はサービスを終了しています。
この記事では、終了の経緯や後継のオークション機能の使い方、さらに不用品買取を含め、価格設定で悩まない売却方法まで、分かりやすく解説していきます。
メルカリの「価格なし出品」機能は終了しています
メルカリで2024年5月に導入された「価格なし出品」機能は、利用者からの課題も指摘されるなか、2025年1月29日をもってWeb版の提供が終了しました。
現在は後継となる「オークション機能」が導入されています。
ここでは、あらためて価格なし出品機能について 振り返ってみたいと思います。
価格なし出品機能とは何だったのか
メルカリが2024年5月に提供を開始した「価格なし出品」機能は、出品者が商品価格を設定せずに出品できる仕組みでした。メルカリユーザーの約6割が「価格設定に悩む」という調査結果を受けて開発されたものです。
従来は出品者が必ず販売価格を決める必要がありましたが、この機能では商品情報だけを掲載し、購入希望者から価格提案を受け取る形で取引が成立します。出品者は複数の提案を比較検討し、納得できる金額を提示した相手と取引を進められる点が特徴でした。
終了したスケジュール
価格なし出品機能の終了は、プラットフォームごとに段階的に実施されました。
- Androidアプリ版:2024年12月2日リリースのバージョン
- iOSアプリ版:2024年12月16日リリースのバージョン
- Web版:2025年1月29日リリースのバージョン
2025年1月29日のWeb版終了により、すべてのプラットフォームで価格なし出品機能が使えなくなりました。
さらに2025年6月30日には、既存の「価格なし出品」商品は価格が9,999,999円に設定された通常商品へ自動変更される予定です。
なぜ終了したのか?利用者の声
メルカリが価格なし出品機能を終了した背景には、利用者から寄せられた複数の課題がありました。まず「マッチングに時間がかかる」という声が多く、商品が売れるまでに想定以上の期間を要するケースが目立ちました。
また「価格提案の不満」も大きな要因です。提示される価格が納得いくものではなく、「提案があっても納得する価格ではなかった」という意見が寄せられています。
さらに、価格交渉がコメント欄でのやり取りとなるため、コミュニケーションの負担を感じるユーザーも少なくありませんでした。
これらの理由から、メルカリは価格なし出品機能の提供を順次終了することを決定し、より改善された後継機能として「オークション機能」の導入に踏み切りました。
後継機能「オークション機能」がスタート
価格なし出品機能の課題を踏まえ、メルカリは2025年1月29日から新たに「オークション機能」の提供を開始しました。
出品者が最低価格を設定し、期間内に最高入札額を提示した購入者と取引が成立する仕組みです。
オークション機能の仕組み

オークション機能は、出品者が販売開始価格を設定した上で、商品を一定期間オークション形式で出品できる機能です。従来のフリマ形式とオークション形式のいずれかを選択して出品できるようになりました。
購入希望者はオークション期間中に希望価格で入札し、最初の入札から翌日20時までがオークション期間となります。期間終了時に最高入札額を提示した購入者が落札者となり、その人と取引が成立する仕組みです。
価格なし出品との違い
オークション機能と価格なし出品の違いについて、以下の表で比較してみましょう。
| 項目 | 価格なし出品 | オークション機能 |
|---|---|---|
| 価格設定 | 出品者は価格を設定しない | 出品者が最低価格(開始価格)を設定 |
| 取引期間 | 明確な期限なし | 最初の入札から翌日20時まで |
| 価格の決まり方 | 購入希望者からの提案を出品者が選ぶ | 最高入札額を提示した人が落札 |
| やり取り | コメント欄で個別に価格交渉 | 入札のみで交渉不要 |
| 底値の保証 | なし(想定外の安値提案もある) | あり(開始価格以下にはならない) |
最も大きな違いは、出品者が最低価格を設定できる点です。価格なし出品では購入希望者からの提案を待つ形でしたが、オークション機能では底値を保証できるため、想定外の安値で売却するリスクを避けられます。
またオークション期間が明確に設定されているため、取引完了までの時間が読みやすくなりました。購入希望者同士が競争する形式のため、価格なし出品で課題だったコメント欄でのやり取りの負担も大幅に軽減されています。
オークション機能が向いている商品
オークション機能は、希少性のある商品や人気の高い商品で特に効果を発揮します。限定品やレアアイテムなど、複数の購入希望者が競い合う可能性がある商品では、競争原理によって価格が上がりやすくなります。
またトレンド商品や話題の新作アイテムも、オークション機能との相性が良いでしょう。需要が高い商品であれば入札者が集まりやすく、想定以上の価格で売却できるケースもあります。
オークション機能の使い方と注意点
使い方は簡単で、出品時に「オークション」を選択して販売開始価格を設定するだけです。ただし、入札が入った後は商品の編集や削除ができなくなるため、説明文や写真はこれまで以上に正確に記載する必要があります。
注意点として、開始価格の設定が重要になります。高すぎると入札者が現れず、安すぎると損をする可能性があります。類似商品の相場を事前にリサーチした上で、適切な開始価格を設定しましょう。
また、最初の入札が入ってからは翌日20時までという期間が自動的に決まるため、すぐに現金化したい場合は通常のフリマ出品を検討する方が良いでしょう。
メルカリで価格を決められないときの対処法
価格を決めづらいと感じたときは、以下の方法を試せます。
- メルカリ内で類似商品を検索する
- 相場検索ツールを活用する
- メルカリの「AI出品サポート」機能を使う
- 少し高めに設定して「値下げ交渉歓迎」と記載
これで価格設定の迷いが減ります。
メルカリ内で類似商品を検索する

もっとも手軽で確実なのは、メルカリ内で類似商品の売却価格を調べることです。検索窓にブランド名や商品名を入力し、「売り切れ」で絞り込むと、実際に取引が成立した価格を確認できます。
検索時はできるだけ詳細な条件で絞り込むのがコツです。例えばブランドバッグなら「ブランド名×型番×色」といった具合に、自分の商品に近い条件で検索すると、より正確な相場が把握できます。
複数の取引事例を見て、価格帯の上限と下限を確認しておきましょう。
相場検索ツールを活用する
メルカリ以外にも、オークファン(aucfan)などの相場検索ツールを使えば、複数のプラットフォームでの取引価格を一括で確認できます。オークファンは過去の落札相場を検索でき、メルカリだけでなくヤフオクその他の価格も比較できるのが便利です。
参考:aucfan|【新機能リリース】相場検索 (ALL検索) リニューアル!ヤフオク、メルカリ、Amazonなどを横断検索可能になりました
また、メルカリ自体もアプリ内で「相場検索」機能を提供しています。これらのツールを使えば、時期による価格変動や平均価格なども把握しやすくなります。
メルカリの「AI出品サポート」機能を使う
メルカリには、AIが自動で適正価格を提案してくれる「AI出品サポート」機能があります。商品の写真を撮影するだけで、AIが商品を識別し、過去の取引データをもとに推奨価格を提示してくれます。
提示された推奨価格をそのまま設定すれば、相場を調べる手間を完全に省いて出品を完了できます。
ただし、AIの提案はあくまで過去データからの推測であるため、コンディションが極めて良い、あるいは逆に悪い場合などは個別に調整することが必要です。
AI出品サポートについては、メルカリで始めて売る人向けに出品手順を解説した記事でも言及しています。
✅️ 合わせて読みたい:メルカリで初めて売るなら必見!出品から発送・現金化まで全10ステップで詳しく解説
少し高めに設定して「値下げ交渉歓迎」と記載
相場が分かったら、少し高めの価格で出品し、値下げ交渉を前提とする方法も有効です。商品説明欄に「値下げ交渉歓迎」「お気軽にコメントください」といった文言を入れておくと、購入希望者からの交渉が入りやすくなります。
この方法のメリットは、価格調整の余地を残せることです。相場よりやや高めでも、交渉次第で適正価格に落ち着くケースが多く、結果的に納得のいく取引につながります。
メルカリでの価格設定が面倒な理由とは
メルカリユーザーの約6割が「価格設定」に悩んでいるというデータがある通り、個人間取引において適切な値付けは大きなハードルです。安すぎれば損をし、高すぎればいつまでも売れ残るというプレッシャーが、出品への腰を重くさせています。
また、単に価格を決めるだけでなく、送料や販売手数料(10%)を差し引いた、手元に残る金額を計算しなければならない点も、作業を複雑にしています。
ブランド品・貴金属は買取専門店が確実な理由
ブランド品や貴金属など高額商品は、買取専門店を利用すれば価格設定の悩みから解放されます。
プロの査定により適正価格がすぐに分かり、面倒な交渉や梱包作業なしで即現金化できる点が大きなメリットです。
プロの査定で適正価格が即座に分かる
買取専門店では、経験豊富な鑑定士が商品の市場価値を正確に評価してくれます。メルカリでは自分で相場を調べる必要がありますが、買取店ならその場で適正価格が提示されるため、価格設定で悩む必要がありません。
特にブランド品や貴金属は、真贋(本物か偽物かの)判定や相場変動の知識が必要です。また、メルカリでは10%の販売手数料がかかりますが、買取専門店ではその分を差し引かれることがないため、実質的な手取り額で比較すると買取の方が有利になることもあります。
即現金化できる
メルカリやオークション機能では、出品してから売れるまで、さらに発送して受取評価が完了するまで、現金を手にするのに数日〜数週間かかります。対して、買取専門店は査定が完了したその日に現金化が可能です(店頭買取、出張買取の場合)。
引越しや急な入り用ですぐに不用品をお金に換えたいとき、このスピード感は強い味方になってくれるでしょう。取引のキャンセルや入金トラブルといった個人間取引特有の不安とも無縁です。
トラブルのリスクがない
買取専門店を利用すれば、メルカリで起こりがちな購入者とのトラブルを完全に回避できます。商品発送後のクレーム、返品要求、評価をめぐる問題など、個人間取引特有のストレスから解放されます。
また個人情報のやり取りも最小限で済みます。メルカリでは購入者に発送先住所を知られますが、買取専門店なら店舗や出張買取で完結するため、プライバシー面でも安心です。
メルカリ・オークション・買取専門店のどれを選ぶべき?
商品の種類や状況によって、メルカリの通常出品、オークション機能、買取専門店のどれが適してるかは変わってきます。
最後に、それぞれが向いている商品を比較していきます。
メルカリの通常出品に向いている商品
メルカリの通常出品は、低価格帯の日用品や雑貨、衣類などに適しています。数百円から数千円程度の商品であれば、相場も把握しやすく、買取専門店では値段がつきにくいものでも売却できる可能性があります。
また相場が明確な商品、例えば人気ブランドの定番アイテムや書籍、ゲームソフトなども通常出品向きです。メルカリ内で「売り切れ」検索すればすぐに相場が分かるため、価格設定に悩むことも少ないでしょう。
オークション機能に向いている商品
オークション機能は、希少性のある商品や限定品で真価を発揮します。レアなコレクターズアイテムや廃盤商品など、複数の購入希望者が競い合う可能性がある商品では、競争原理によって予想以上の高値がつくことがあります。
例えば、先日に筆者は、スタイリッシュかつリーズナブルなスーツケースで知られる「innovator(イノベーター)」のアルミ製スーツケースを探していました。
しかし、公式サイトではすべて売り切れ状態で、入荷予定もありません。メルカリなどでしか手に入らない状況でした。
このような希少性の高い商品を、きちんと相場を押さえつつ出品すると、熱心なファン同士が競り合ってくれ、高く売れるかもしれません。
実際に筆者も「欲しい、欲しい」と思いながら、何度もメルカリで商品を眺めており、このようなときにオークションで相場より少し安く出品されていたら、思わず入札してしまいそうです。
買取専門店に向いている商品
買取専門店は、ブランド品、貴金属、高級時計などの高額商品で特に威力を発揮します。これらの商品は相場が分かりにくく、メルカリで適正価格を設定するのが難しい一方で、専門店ならプロの鑑定士が正確に評価してくれます。
また相場が分からない商品や早く確実に現金化したいものも買取専門店向きです。メルカリで何度も出品したが売れなかった商品、引越しや急な出費で即現金が必要な場合なども、買取専門店を試す価値があります。手間とストレスを最小限に抑えたい人にもおすすめです。
まとめ
メルカリの価格なし出品は終了しましたが、新たにオークション機能が始まりました。ただ、値付けや出品の手間といった悩みは尽きないものですね。
もし、もっと楽に売りたいと感じたら、全国出張&まとめ買いが得意な「うるココ」など、不用品買取専門店を利用する方法もあります。
必要に応じて使い分けつつ、まずは無料査定を試してみるのも良い選択かもしれません。






