貴金属などの貴重品を安全に郵送する方法とは?貴金属を郵送する安全な方法!
高価な貴金属や宝石などの貴重品を郵送しようとするとき、一般的な郵送方法で問題ないかと少し不安に思うかもしれません。
万が一の破損や紛失に備えるには、どのような方法があるでしょうか?本記事では、貴重品を安全に郵送する方法やその手順について解説します。
貴金属など貴重品の郵送について
一般的に貴重品というと、高価な貴金属や宝石、現金などが考えられます。
そのような貴重品の郵送は「危ないのでは?」と不安に思いがちですが、遠方に自分で持ち運ぶのは現実的ではありません。また、何より郵送はプロのサービスであるため、そもそも一定程度以上、安全であると考えられます。
郵送の場合、一定の範囲内で金銭的補償を受けられる送り方があります。
以下に、そのような安全な郵送方法について紹介します。
貴金属などの貴重品を安全に郵送する方法
貴重品を安全に郵送する方法として、「書留」があります。
また、貴重品を郵送する際は、安全を担保するため書留とする必要があると定められているのです。
貴金属、宝石その他の貴重品は、書留としなければならないとされます。
参考:日本郵政グループ「書留としなければならない貴重品について」
書留とは、引き受けから配達までの郵便物等の送達過程を記録し、壊れたり、届かなかったりした場合に一定範囲内で損害賠償を受けられるサービスです。
書留には、以下の種類があります。
種類 | 内容 |
---|---|
一般書留 | 引受けから配達までの送達過程を記録し、万一、郵便物等が壊れたり、届かなかった場合に、実損額を賠償する。 |
現金書留 | 現金を送付する場合専用の一般書留。専用封筒はのし袋も入る大きさで、お祝いを送るときにも便利。 |
簡易書留 | 一般書留に比べて、料金が割安です。万一の場合の賠償額は、原則として5万円までの実損額となる。 引受けと配達のみを記録する。 |
参考:日本郵政グループ「書留」
貴金属の場合、一般書留を利用することになります。
書留の利用料金と損害要償額
各書留の利用料金と損害要償額は、以下の通りです。
郵便物 | 利用料金 | 損害要償額 |
---|---|---|
現金書留 | 480円 | 1万円まで さらに5,000円ごとに+11円(上限50万円) |
一般書留 | 480円 | 10万円まで さらに5万円ごとに+23円(上限500万円) |
簡易書留 | 350円 | 5万円まで |
書留を利用する際、損害要償額をいくらに設定するかを窓口で申し出る必要があります。
申し出がなかった場合、現金書留では1万円、一般書留では10万円までの損害要償額となります。
書留のメリット
以下に、書留のメリットを列挙します。
- 当日中の再配達ができる
- 休日配達も可能
- 配達日・時間帯希望再配達ができる
- 郵便追跡システムを利用できる
他にも併用可能なオプションとして、以下のものがあります。
- 速達
- 配達日時指定
- 代金引換
- 配達証明
- 内容証明
- 本人限定受取
書留とする必要がある貴重品
書留にする必要がある貴金属や宝石、その他の貴重品は下記の通りです。
- 金
- 銀
- 白金
- 上記を材料とする合金、これらを用いた製品
他にも、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、真珠など細かく指定されているため、詳しくは日本郵政のホームページを参照してください。
貴金属などの貴重品の郵送には書留を利用する
貴重品の郵送について紹介しました。
貴金属や宝石などの貴重品を郵送する際は、書留を利用する必要があります。
書留を利用すれば、万が一のことがあっても一定の損害要償額を受け取ることができるため、高価なものでも安心して配達を依頼できます。
なお、うるココで宅配買取をご利用の際は、所定の手順がございますので、ご確認ください。