ウィーゼルの毛皮の特徴とニセモノの見分け方
プロが教えるウィーゼルの毛皮の特徴やニセモノの見分け方!
ウィーゼル毛皮には特徴がありますが、ニセモノも多くでまわっています。
ウィーゼル毛皮の特徴やニセモノとの見分け方を知って、間違いないウィーゼル毛皮を手に入れましょう!
ウィーゼルの毛皮の特徴
チャイナミンクとも呼ばれるウィーゼル毛皮は、毛皮市場では中国や日本のものが多く使用され、北海道のものはミンクには劣りますが、毛質が酷似しており、価格相場もミンクの3分の1くらいなので、ミンクの代替品に使われることがよくあります。
色はお腹が黄色または白で、背中が赤茶色ですが、ミンクやセーブルに似せて見せる目的で、多くが黒や茶色、灰色に染色され、これが多く流通しています。
光沢があって、毛足は長めで、表面を覆う刺し毛の下の綿毛はしっとりとしているのが特徴です。
ミンクは綿毛がフワフワですが、安価なミンクはウィーゼルと似てしっとり感があるものが多く、素人目には見分けられないこともあります。
ウィーゼル毛皮で高価買取を狙う!
ウィーゼル毛皮は高級で、それなりの値段を期待できますが、高価買取のコツを押さえることでさらに高価買取を期待できます。
状態
毛皮の状態がよいほど、価格は高くなります。
着た後に、ホコリをはらうなど、お手入れを必ずしましょう。
水濡れしたら、水分をしっかり吸い取って、乾燥させますが、アイロンやドライヤーなど熱は毛皮には大敵ですので避けましょう。
保管は、日光や蛍光灯などの光線が当たらない、冷暗な通気性のよい場所で、通気性のよいカバーをかけて保管しましょう。
本物の証明
ウィーゼル毛皮を買った際についていた証明書でウィーゼル毛皮と証明できるのであれば、査定の際に提出しましょう。
高級ブランドの毛皮は、ブランド品と証明できる証明書があれば、毛皮の価値だけでなくブランド価値も加わります。
他にも箱などの付属品も一緒にすべて査定にだすとプラス査定になりやすくなります。
できるだけ早く売る
毛皮は放置すると劣化が早く、価値も同時に落ちるので、できるだけ早く売るのがお得です。
ウィーゼル毛皮の見分け方
毛の光沢
ウィーゼル毛皮は光沢があるので、光沢がないものはニセモノと考えられます。
その光沢もギラッとしておらず、さりげない光沢で、遠くからその毛皮を見て、ほんのり光沢があるのは本物、ないならニセモノと考えられます。
綿毛
ウィーゼルの綿毛はしっとりしているのが特徴で、良質な毛皮はミンクに近いフワフワ感があるので、硬い綿毛のものはニセモノと考えることができます。
綿毛と刺し毛の見分けができないのであれば、フェイクファーの可能性があり、それはニセモノです。
ウィーゼル毛皮のフェイクファー

フェイクファーがニセモノには使用されることが多く、本物とフェイクファーの見分け方を知れば、本物とニセモノが見分けやすくなります。
フェイクファーは化学繊維で、素材が呼吸せず、手にのせると本物は水分が溜まりませんが、フェイクファーは水分が溜まります。