天然と加工オパールの見分け方

天然と加工オパールの見分け方を知ってピッタリのオパールを選ぼう!
天然オパールと加工オパールには見分け方がいくつかあります。
なかなか天然と加工オパールの見分け方を身に着けられないと思われるかもしれませんが、ここではそんな見分け方をいくつかみてみましょう。
加工オパールその1ートリプレットオパール

薄いオパールの欠片の上下をプラスチックなどの素材で挟んだものがトリプレットオパールです。
ブラックオパールに似せるための加工でもよく使用される方法で、オニキスなどの黒い素材を下にし、その上にオパールの薄片をのせます。
それにプラスチップをかぶせ、ブラックオパールに似た黒い輝きをもつ偽物の加工オパールができます。
トリプレット・オパールはニセモノのオパールなので、かぶせられているプラスチックの素材は弱く、表面もキズが入りやすくなっています。
加工オパールその2ーダブレットオパール

天然クリスタルオパールの下に鉄鉱石などの母岩を貼り合わせた加工オパールがタブレットオパールです。
この加工で遊色効果や輝きがまし、ブラックオパールやボルダーオパールに似た感じができます。
偽物オパールーオーパライト

オーパライトやオパライトと呼ばれるオパールに似た人工石で、これはガラスなどの素材で人工的にオパールの輝きに似せて作られています。
パワーストーンとして扱われることもありますが、こちらは宝石とは呼べない人工石です。
天然オパールと加工オパールの見分け方ーその1

オパールを裏をみます。
リングなどに加工されたものでも、天然オパールは、裏を完全にふさぐような加工はほとんどされません。
オパールの裏側が金属等で完全に覆われているケースは、加工オパールの可能性が高くなります。
もしこの加工が施されているケースは、お店に確認しましょう。
天然オパールと加工オパールの見分け方ーその2

トリプレットオパールもダブレットオパールも、接着剤を使って貼り合わせて作られています。
石を真横から見て、母岩とオパールの境目が不自然にまっすぐであれば、接着剤で貼り合わされている加工オパールの可能性が高いといえます。