プラダの偽物と本物の見分け方とは?素人でも分かる真偽の見極めポイント
人気ブランドには多くの偽物が出回っていますが、最近は偽物でも精巧な作りのものが増えています。
本物だと思って購入した高価なプラダ製品が、もし偽物だったとしたら残念でしかたありません。また当然、買取の場合も、偽物では値がつきません。
正規店以外で購入した場合、このようなことが起こり得ます。
そこで、本記事ではプラダの偽物と本物の見分け方について解説します。
ロゴプレートやギャランティカードなど、本物のクオリティを再現するのが難しい箇所が、偽物を見分けるポイントになります。
どうしても自分で分からない場合は、プラダ買取をしている買取業者に査定を依頼するのもよいでしょう。
プラダの偽物と本物の見分け方
プラダの偽物と本物を見分ける主なポイントをみてみましょう。
ロゴプレート
プラダのロゴが入ったプレートでは「PRADA」のフォントに着目です。
- 「R」の切れ込みがあるか
- 「A」が同じ形状か
まず「R」ですが、本物のフォントはRの斜め線に切れ込みがあり、またフォント全体は太い線と細い線で描かれています。
偽物の場合、すべての線が同じ太さの単調なフォントで描かれていることがあり、これが偽物を見分けるひとつのポイントとなります。
ただし、1990年以前のプラダ製品の場合、Rに切れ込みが入っておらず、このRの切れ込みが唯一の判断材料というわけではありませんので、気をつけてください。
次に「A」については「PRADA」の文字列にある2つのAのうち、本物はどちらも同じ形状であるところ、偽物は片方のAが異なる形状となっていることがあるため、よく見比べてみましょう。
また、これらのフォントに加えて「PRADA」の文字列下部に配置されているリボンにも、真贋(本物と偽物)を見分けられる箇所があります。
本物のリボンはより立体感があるデザインである一方、偽物は平面的に描かれ、また全体的に単調な作りになっていることがあります。
以上のように、ロゴプレートで偽物と本物を見分ける際は、「R」「A」のフォントとリボンのデザインに注目してください。
ギャランティーカード(保証書)
ギャランティカードも、真贋を見分ける項目が複数あります。
- 鍵のデザイン
- スキャン線
- 型番などの印字
- スタンプの有無
プラダのギャランティカードには、表面に「PRADA」を囲む鎖が描かれていますが、この鎖のデザインに違いがあります。
本物の鎖は、鎖を構成する輪のひとつひとつが精巧に描かれていますが、偽物は目が荒くにじんでいるような見た目になっていることがあるのです。
目を凝らして確認するとその違いに気づけるでしょう。
また、プラダのギャランティーカードの裏面には、カード上部にスキャン線(黒いライン)がありますが、本物はスキャン時にできる傷が確認できる一方で、偽物は一度もスキャンされていないため傷が見られない傾向があります。
確認しづらいかもしれませんが、ひとつの参考にはなるでしょう。
ギャランティーカードの裏面にはまだ見るべき箇所があり、それが「ART」「MATERIAL」「COLORE」に印字された文字です。
この文字は、それぞれ以下のような意味があります。
- ART:品番
- MATERIAL:素材
- COLORE:色
品番は、「1BC204」など数字とアルファベットを組み合わせたコードです。素材、色にもその製品の情報が記載されます。
確認したいのは、上記の品番をインターネット検索した際、実際の製品がヒットするかどうかです。
検索しても同じ商品が検索結果に表示されない場合、偽物の可能性が高くなります。
仮に品番で検索して同じ製品がヒットしても、ギャランティーカードに記載の素材・色がその製品のラインナップとして存在しているか確かめることで、より偽物を見分けやすくなるでしょう。
プラダのギャランティーカード裏面には、もうひとつ真贋を見分ける項目があり、それがカードに押されたスタンプです。
ギャランティーカード裏面の左下に購入日・購入店のスタンプが押されている場合、国内正規品である可能性が高いです。
一方で、購入日・購入店の記載がない、あるいは手書きである場合、偽物の可能性が高くなります。
以上が、ギャランティーカードで本物と偽物を見分けるポイントとなります。
プラダのバッグの底についている4つの金具で、本物は長方形を描くようにまっすぐ金具が留まっていますが、偽物は斜めに取り付けられていることが多くあります。
金具
偽物のブランド製品は、本物の作りを忠実に再現できていないことが多いため、真贋のポイントとして重要です。
- ファスナー
- 裏鋲
- ボタン
本物のファスナーには「riri」「Lampo」あるいは「IPI」の各社が刻印されていますが、偽物にはこれら以外の刻印があったり何も刻印がなかったりするケースがあります。
ファスナーには刻印された「PRADA」の文字列も、本物はロゴプレートと同じフォントですが、偽物はそうでない場合があります。
ファスナー自体の形状も微妙に異なることが多いです。
またプラダのバッグは、バッグの底面に裏鋲が取り付けられていますが、この裏鋲も作りが雑になってる傾向があります。
さらに、ボタンにも真贋を判断するヒントがあり、本物はボタンの凹凸どちら側にもボタンを縁取るようなドットが綺麗に配置されていますが、偽物は精巧さで劣る傾向があります。
ボタンに刻印された「PRADA」の刻印も、フォントの形状・大きさに違いが見られるため、注意深く確認しましょう。
以上が偽物を見分ける上で留意したい、金具に関するポイントです。
タグ
プラダ製品には、生産工場ナンバーを記載した白タグが付いています。白タグは、バッグの内ポケットなどに縫い付けられていることが多いです。
偽物には、この白タグがないことが見られないケースがあります。また、本物はゴシック体で記載されていますが、偽物はこのフォントも異なる傾向があります。
また、プラダ製品には黒タグが付けられていることもありますが、これはアウトレット品に取り付けられるものです。
そのため、黒タグがあると本物である可能性が高くなるともいえますが、アウトレット品であれば買取価格は下がりやすくなるでしょう。
縫製
本物のプラダは、縫製が正確で丁寧です。
もし明らかに縫製に雑な箇所が見られると、偽物の可能性が高くなります。
縫い目が真っ直ぐでなく傾いていたり、糸がほつれていたりしないかを確認しましょう。
裏地
プラダのバッグは、内側にナイロン素材を採用していることが多く、ここに「PRADA」の刺繍があります。
注目したいのが「A」で、本物はAの横線の中央に「結び目」があるのですが、偽物にはこれがないことが多いです。
細かい点だけに、見落とさずに確認することで偽物を見分ける精度が上がるでしょう。
プラダの買取査定のコツ
同じプラダの商品でも状態が違えば買取査定でも大きく差がでます。
ここでは買取査定のポイントをみてみましょう。
付属品
ギャランティーカードや外箱、保存袋、バッグのストラップなど買った際についてきた付属品はできるだけ揃えて買取査定の際に提出しましょう。
特にギャランティーカードは重要で、ない場合は買取り不可になることもあります。
保管状態
中古品や使用済みより未使用で新品に近いほうが買取査定では評価が高く、また、発売から間もないアイテムのほうが買取査定で高く評価されやすい傾向にあります。
また日頃から綺麗に使いきちんと保管しておくことで良い状態をできるだけ保ちましょう。
落とせるホコリや汚れは落としておき、臭いが気になるのであれば消臭剤や重曹などを使って買取査定の前にできるだけ落としておきましょう。
プラダ買取ならうるココにご相談ください
プラダの偽物の見分け方について紹介しましたが、参考になりましたか。
偽物は、本物を忠実に再現しようとしますが、完璧に真似をすることは不可能であり、「粗」が出やすいです。
そのようなポイントを押さえておけば、素人でもある程度偽物かどうかの判断をすることができるようになります。
プラダを売ろうとしているけど、自分には偽物かどうかの判断ができないとお悩みなら、査定をご依頼ください。
偽物でないかをお調べするのはもちろん、その上で適正な買取価格をご提示いたします。