2月誕生石・守護石「アメジスト」の効果|星座石や石の組み合わせも紹介
2月の誕生石であるアメジストは、様々な効果を持つ宝石です。心の平和や内面の安定、洞察力の向上など、そのパワフルな力が注目されています。
また、星座石や他の石との組み合わせによっても相乗効果が期待できます。本記事では、アメジストの効果や使い方、さらに星座石との組み合わせについても詳しく紹介しています。
2月に生まれた方やアメジストに興味がある方は、ぜひ見てみてくださいね。
2月誕生石「アメジスト」の意味と魅力
アメジストは、高貴さや誠実さ、心の平和を象徴する宝石として知られています。古代から神聖な存在とされ、ネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変える力があると信じられてきました。
また、アメジストはポジティブなエネルギーを持つことでも知られており、パワーストーンとしても広く使われています。
2月の誕生石として、広く知られているアメジストについて、くわしくチェックしていきましょう。
宝石言葉・意味
アメジストは高貴さ、誠実さ、心の平和といった石言葉を持つ宝石です。古代では、神聖な存在にのみ許された石とされ、ネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変換する力があると信じられてきました。
また、絆を深め、愛を守り抜く強さを養うため「愛の守護石」とも称されています。
色
アメジストは水晶(クォーツ)の一種で、紫色やライラック色、ふじ色の宝石です。多色性があり、見る角度によってブルーやレッドなどの色を帯びているように見えることがあります。
古代から広く愛されてきたアメシストの美しい紫色は、特に日本では重要な意味を持っています。宗教的な儀式の場では特に尊重され、聖徳太子が制定した「冠位十二階」においては、最高位の色として使用されてきました。
この鮮やかな色調から、和名では「紫水晶」と呼ばれています。
効果
アメジストの美しい紫色は、穏やかで内面を落ち着かせる効果もあります。心の安定と平和をもたらし、心身のバランスを整えてくれる宝石です。
さらに、アメジストは知恵と洞察力を高め、クリエイティブな思考を促進するともいわれています。その魅力的なパワーは、身に着ける人に積極的な影響を与え、内なる美しさと調和を引き出します。
由来
アメジストという名前は、ギリシア語「Amethustos」が由来だといわれています。酔わないという意味をもっており、古来から酒酔いを防ぎ、正気に戻してくれると信じられていました。
また、紀元前2000年以上前の古代メソポタミアブ名では、高貴な身分の人たちがもつ印材としても使われていました。さらに、初期のキリスト教会では、アメジストの指輪が、司祭の正装として使われていたとされています。
魅力
アメジストは紫色の宝石の中で、最も美しい色合いを誇るといわれています。宝石の中にはさまざまな色が存在しますが、透明で美しいパープルカラーを持つ宝石は多くはありません。特に濃くて鮮やかなパープルを見せる宝石はほんのわずかです。
アメジストの中でも、淡く、時にはピンクにも見える柔らかなパープルカラーのものを「ラベンダーアメジスト」と呼びます。ラベンダーアメジストは、穏やかさと優雅さを同時に感じさせると人気があります。
また、アメジストはポジティブなエネルギーを持つことでも知られており、パワーストーンとしてもよく用いられます。
2月の誕生石「クリソベリルキャッツアイ」の意味と魅力
リソベリルキャッツアイは、鉱物クリソベリルの変種の一つです。
カボションカットが施された宝石であり、光を当てると真ん中に光の筋が現れる特殊な効果、キャッツアイ効果(シャトヤンシー)を持っています。
この美しい宝石が2021年12月20日、日本の誕生石として63年ぶりに改定され、新たに仲間入りを果たしました。
新しく誕生石に加わったリソベリルキャッツアイについて見ていきましょう。
宝石言葉・意味
クリソベリル・キャッツアイは、宝石言葉として「守護」「慈愛」「未来を見通す」といった意味を持っています。
古代から魔除けの力があると信じられ、幸運をもたらす石として大切にされてきました。また、クリソベリル・キャッツアイは第三の目を覚醒させる力を持ち、未来を洞察し災いから守ってくれると信じられています。そのため、お守りとしての役割も重要視されています。
色
クリソベリルには、ハチミツのような黄色あるいは濃い茶色から明るい黄緑色など、多くのカラーが存在します。その中でも、光を当てると乳白色の光の帯が走るのがクリソベリルキャッツアイです。
蜂蜜色した金緑石の中央を、くっきりと走る乳白色の光の帯が猫の目に見えることから、キャッツアイという名前が付いたといわれています。
効果
クリソベリルキャッツアイは、古代から邪気払いと幸運招来の力を持つと伝えられ、その強力なエネルギーは所有者に幸福と繁栄をもたらすとされ、大切にされてきました。
さらに、クリソベリルキャッツアイを持つことで、寛大さや優しさを持つことができ、希望が感じられるという効果があります。これには、クリソベリルキャッツアイが持つ高い霊性が関係しているといわれています。
心の平穏とポジティブな気持ちを育むためのパワフルなサポートが得られる宝石です。
由来
クリソベリル・キャッツアイの名前は、ギリシャ語の「chrysos(金)」と「beryllos(宝石)」に由来しています。
また、「クリソベリル キャッツアイ」という名前は、宝石が猫の目のような光沢を放つ様子を表現したものです。
魅力
クリソベリルの魅力は、その自然なままの姿です。宝石にはトリートメントと呼ばれる加工が施されていますが、クリソベリルにはそのような処理方法が存在せず、加工された宝石も存在しません。
同様に、クリソベリル キャッツアイも処理された宝石はなく、市場に出回っている石はすべて自然なものです。長い年月をかけて自然が形作った美しさをそのままに保っており、加工されていない自然の輝きを備えています。
また、中央をくっきりと走る乳白色の光の帯、シャトヤンシーに魅了される方は多いでしょう。
2月は守護石も「アメジスト」
誕生石とは異なる守護石という存在をご存じでしょうか。ここでは、守護石と他の宝石との組み合わせなどをまとめています。
複数の宝石をお持ちの方や、誕生石と合わせて身に付けたい方は参考にしてみてくださいね。
守護石とは
誕生石は、その生まれた月の人を幸運へ導く効果を持ちます。それに対し、守護石は、誕生石と共に持つことでさらに効果を高めます。
また、守護石は身に着けるだけでなく、持ち歩いたり、自宅や職場に置いたりすることも効果的です。
2月の誕生石と守護石の組み合わせ方
2月の守護石であるアメジストは、別のアメジストと組み合わせることで、その効果を一層高めることができます。複数のアメジストを組み合わせても、負のエネルギーを引き起こすことはありません。
アメジストは特に癖のない宝石のため、他のパワーストーンと組み合わせることで、より強力なパワーを発揮し、アメジストにはない特性を補うこともできます。
2月の星座石を紹介
「星座石」という言葉を聞いたことはありますか?誕生石は知っていても、星座石は初めて!という方もいるかもしれません。
「星座石」とは、メソポタミア文明に起源を持つホロスコープ(西洋の占星術)の概念に基づいており、私たちにとって身近な「黄道十二宮の星座」と密接な関係があるとされる宝石のことです。
過去の人々は自然災害を恐れており、星座石を身に着けることで星に願いを捧げると信じていました。星座石はそのような背景から生まれ、人々にとって特別な存在となっています。
みずがめ座の星座石「アクアマリン」
「アクアマリン」は爽やかな淡いブルーが印象的です。実は、有名な宝石のひとつであるエメラルドとも関係がある宝石です。
ここでは、宝石言葉や色、効果などからアクアマリンの魅力を紐解いていきましょう。
宝石言葉・意味
アクアマリンは、宝石言葉に「勇敢」「冷静」「知恵」「幸福」といった意味が込められています。昔の船乗りたちにとって、穏やかな海の色を象徴するアクアマリンは最も信頼できるお守りでした。
アクアマリンの透き通るブルーのように、春の海も静かでありますようにという願いが込められていました。荒波を乗り越えて航海を続ける船乗りにぴったりの言葉といえます。
色
アクアマリンは、澄んだ水のようなクリアなカラーをしているのが魅力の宝石です。アクアマリンは、鉱物学的には「ベリル」という鉱物の一種です。ベリルは成分によって色が異なり、淡いブルーの発色を持つものをアクアマリンと呼びます。
興味深いことに、ベリルの中でも緑色の発色を持つものはエメラルドと呼ばれています。つまり、アクアマリンとエメラルドは同じ鉱物の仲間なのです。また、ピンク色の発色を持つベリルはモルガナイトとして知られています。
効果
アクアマリンは、浄化や希望をもたらす効果があるといわれています。アクアマリンは、その名前やカラーから水を連想させる宝石です。
水は古くから聖なる力を持つと信じられており、すべての生命が海に起源を持つように、水は浄化の力と新たな生命の源を象徴しています。このため、アクアマリンも心身を浄化し、希望をもたらすパワーを備えたパワーストーンとして高く評価されています。
由来
アクアマリンという名前は、ラテン語の「アクア(水)」と「マリン(海)」という言葉を組み合わせて生まれました。その名前通り、海の水を思わせるような美しいブルーを持っています。アクアマリンには、海にまつわる言い伝えも存在します。
ギリシア神話によれば、海の精霊が持っていた宝物が岸辺に漂着し、それがアクアマリンとなったと伝えられています。また、古代の船乗りたちは航海の際にアクアマリンを身に着け、海難を避けるお守りとして大切にしました。
魅力
アクアマリンの魅力は、その輝きにあります。特に、夜間においてその輝きは際立ちます。過去のヨーロッパの貴族たちは、夜の社交場でアクアマリンの宝石を身に着けていたといわれています。ろうそくの灯りの下で、アクアマリンは美しく輝き、そのため「夜の女王」と称されることもありました。
さらに、アクアマリンは傷がつきにくく、美しく大きな結晶で産出されやすい宝石です。そのため、インクルージョンやクラックも少なく、輝きが強い状態のものが多いのでしょう。
みずがめ座の星座石「サファイア」
「サファイア」は宝石に詳しくない方でも聞いたことがある宝石のひとつでしょう。神秘的な青色の宝石は、アクセサリーとして身に付ける方も多いです。
ここでは、サファイア魅力を宝石言葉や色、効果などから見ていきましょう。
宝石言葉・意味
サファイアの宝石言葉には「誠実」「慈愛」「徳望」といった意味が込められており、さらに平和を祈り、一途な想いを貫くメッセージも含まれています。
古代からサファイアは哲学者や聖人の石として称えられ、神の恩恵や慈愛を受け、精神の再生をもたらすと信じられてきました。そのため、聖職者や賢者にふさわしい石とされています。
枢機卿や司教が身に着ける指輪にはサファイアが使用され、その指輪をした手で信者に触れることは、誠実さや慈悲の象徴であり、病を癒し、人々を悩みや苦しみから救済する意味を持っています。
色
サファイアは、ホットピンクからフォレストグリーンまで、幅広い色のバリエーションを持っています。ファンシーサファイアの特徴的な色は、微量の鉄、クロム、チタンなどの元素によって生じます。
サファイアはパステルブルーから濃いダークブルーまで、さまざまな色が存在し、中でも人々に長く愛されているのは、美しいブルーの中間に位置する色合いです。
効果
サファイアは、古代から王族や君主を危害や嫉妬から守るという意味合いも持っており、指輪や冠などの貴重な宝飾品として重要視されてきました。
イギリス王室でも、伝統的な装飾品である王冠やティアラにサファイアが多く使用されています。特に、故ダイアナ妃がチャールズ皇太子から贈られた婚約指輪にはサファイアが使われており、そのことでも広く知られています。
由来
サファイアの名前は、ラテン語の「サフィルス(sapphirus)」に由来し、「青」を意味します。日本名である「蒼玉(青玉)せいぎょく」でも、その色を示す言葉が用いられるほど、青という印象が深く刻まれています。
サファイアは、一日のさまざまな空の色を反映しているため、「天の宝石」や「空の宝石」とも呼ばれることがあります。
魅力
サファイアの最大の魅力は、その色彩にあります。一般的に、色味が鮮やかで透明度が高いサファイアが好まれます。海の青や空の青とは異なる、サファイアならではの美しさは、目を奪われるほどの魅力を持っています。
さらに、もう一つの魅力は高い硬度です。一部の宝石は見た目に美しく魅力的ではありますが、硬度が低く、普段使いには適さない場合もあります。しかし、サファイアはダイヤモンドに次ぐ高い硬度を誇っています。他の宝石との衝突による傷や欠けの心配はほとんどありませんので、日常的に気兼ねなく使用できます。
うお座の星座石「アイオライト」
「アイオライト」は魅力の高い星座石です。その名前自体が、ギリシャ語で「すみれ」を意味し、その見る角度による色の変化が青紫色のすみれの花を想起させます。
ここでは、アイオライトの魅力を宝石言葉や色、効果などから見ていきましょう。
宝石言葉・意味
アイオライトは、「道を示す」「真実」「高潔」「愛を貫く」といった意味を持つ石言葉を持っています。これらの意味から、アイオライトは結婚を迎える人々に幸せな結婚生活を導くための道しるべとして贈られることがありました。
昔のヨーロッパでは、娘が結婚する際にアイオライトを贈る風習がありました。これはアイオライトの持つ意味から、一生を共にする相手との真実な愛と高潔な結婚生活を願う思いが込められていたのです。
色
アイオライトの大きな特徴は、視点によって色が変化する「多色性」です。光を透かして移動させると、青、紫、透明、イエロー、グレーなど、様々な色合いに変わっていきます。
さらに、アイオライトにはレピドクロサイトなどの赤色の鉱物が含まれることがあります。これらの鉱物が内包されると、色の変化の中で赤くきらめく様子が見られます。このようなアイオライトは「ブラッドショットアイオライト」と呼ばれています。
効果
進むべき道を示してくれる効果があります。具体的には、心に安定をもたらし、目標の達成をサポートしてくれます。
古代スカンジナビアの散文物語によれば、古代の船乗りたちは薄いアイオライトを利用して、世界で初めての偏光フィルターとして使用していたと伝えられています。
アイオライトのレンズを通すことで、雲の多い日でも太陽の位置を正確に把握し、船を安全に航海させることができました。
このような理由から、アイオライトは「バイキングのコンパス」としても知られるようになりました。昔から、道を示す宝石として用いられていた宝石です。
由来
アイオライトの鉱物名は「コーディエライト」と呼ばれています。日本では「菫青石(きんせいせき)」とも呼ばれ、その名の通り、美しい青紫色を持つ石です。
一方、「アイオライト」という呼び名は、ギリシャ語の「ios(イオス)」に由来し、青紫を表現しています。この語でもまた「すみれ」という意味を持っています。
アイオライトは主にインド、マダガスカル、スリランカ、ミャンマーなどで産出されており、石自体が熱に弱く加熱加工ができないため、そのままの美しい色を味わうことができます。
魅力
アイオライトの大きな魅力は、この多色性にあります。
アイオライトは、一つの角度では青色に見える一方で、角度を変えると淡い灰色や水色に変化する宝石です。
最も美しい色合いが現れるのは、柱状結晶の伸長方向(c軸)から見た場合です。この角度で観察すると、色の変化が際立ちます。
一方、結晶の垂直方向から見ると、ほぼ無色かごく淡い黄灰色に見え、まるで別の石のような印象を与えます。
2月誕生石「アメジスト」のおすすめアクセサリー3選
美しい見た目のアメジストは、ジュエリーとして身に付けたいと思う方も多いでしょう。ここでは、アメジストを用いたアクセサリーとしておすすめなものを紹介していきます。
- ネックレス
- ピアス
- 指輪
上記の3種類のアメジストジュエリーを紹介します。
ネックレス
アメジストの鮮やかな色合いを最大限に生かしたいのであれば、ネックレスがおすすめです。上質なアメジストを使用した贅沢なネックレスは、透明感が際立って見とれてしまうほどの美しさを放ちます。
また、繊細なカットが施されたアメジストのネックレスは、光を美しく反射させて華やかな装いを演出します。その輝きは身に着ける人を一層魅力的に映してくれるでしょう。
ピアス
アメジストの神秘的な美しさを引き立てるのに最適なアクセサリーとして、ピアスがあります。アメジストは控えめなアクセントとして素晴らしく映えます。
揺れるようなデザインのピアスを選ぶと、動くたびに華やかさを添えてくれるでしょう。シンプルなコーディネートに一味を加えたい場合にも、ピアスがおすすめです。その輝きが顔まわりを一層魅力的に彩ってくれます。
指輪
指輪は立体的な宝石を引き立てる特徴があります。さらに、アメシストならではの美しい色合いを活かし、立体的に造られた指輪は光を受けて美しく輝きます。
アメジストにゴールドを合わせた指輪は、男女問わず使いやすいデザインです。上品なアメジストを使用した贅沢な指輪は、透明感が際立ち、美しさが目を引きます。
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アメジストは、昔から日本でも馴染みのある宝石で、その美しさや縁起の良い宝石言葉から好んで身に付けられていました。
そのため、自分がもつアメジストのジュエリーや家族が所有しているアメジストを査定に出してみようと思った方もいるのではないでしょうか。
アメジスト自体はそれほど、希少価値の高い宝石ではありませんが、一定の需要のある宝石ではあります。
また、アメジストと他の宝石が混合されたものは高く買い取られる可能性があります。さらに、アメジストのブランドジュエリーであれば、宝石価格にブランドの評価を加えられることも考えられます。
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