小さいダイヤ「メレダイヤ」は買取できないってホント?諦める前に知っておきたいこと
「小さいダイヤは買取できないの?」
「ブランド品でも小さいダイヤの買取価格はつかないのかな」
ダイヤをあしらった指輪やネックレスには、大粒のダイヤの周りに小粒のダイヤが敷き詰められたデザインのものがあります。
この小さなダイヤモンドである「メレダイヤ」の買取には、価格がつくのでしょうか?
結論からいえば、品質や有名ブランドなどの条件によっては、メレダイヤにも買取価格がつく場合があります。
そこで、本記事では小さいダイヤについて以下の内容で説明します。
- 高額買取される小さなダイヤの特徴
- メレダイヤの買取参考価格
- メレダイヤを高額買取してもらうために査定前に行っておくべきこと
- メレダイヤを高額買取してくれる買取業者の選び方
この記事を読めば、小さいダイヤモンド買取をする際に押さえておきたいポイントが分かります。
特にメレダイヤの買取価格はピンキリとなるため、買取業者を見極める術を身につけましょう。
小さいダイヤ「メレダイヤ」は買取できない!?
小さいダイヤには買取価格がつかないとよく耳にしますよね。実際、「メレダイヤ」を買取の対象外としている買取業者もあります。しかし諦めるのはまだ早いですよ。
メレダイヤの品質を評価してくれる買取業者に出会えれば、メレダイヤの買取は可能です。
まずは、メレダイヤのサイズや定義から確認していきましょう。
小さいダイヤ「メレダイヤ」とは?
「メレダイヤ」とは、フランス語の「Melee(小粒石)」を語源として名付けられたダイヤモンドのことをいいます。
「メレダイヤ」の定義は国によって異なり、明確な決まりはありません。日本ジュエリー協会発行の用語辞典では「0.1ct(カラット)以下」のダイヤを「メレダイヤ」と定義しています。
大きさでいうと0.1ctは直径約3.0㎜のダイヤです。
メレダイヤは、それぞれのダイヤが光を反射してシンプルながら華やかなデザインに用いられることが多く、婚約指輪などにも取り入れられています。よく主役のダイヤの脇役として装飾されますが、単体でも品質やブランドによっては価値があります。
小さいダイヤでも買取は可能
小さいダイヤでも品質やブランドが認められれば買取は可能です。ただし通常サイズのダイヤと比較して買取の難易度は上がります。
最悪の場合、買取価格がつかないことや、買取を拒否される場合もあります。
しかし、実績のある買取業者では買取が可能な場合がほとんどのため、諦めずに一度査定に出してみるのがおすすめです。
小さいダイヤ「メレダイヤ」の買取が難しい理由
小さいダイヤは、4Cを正確に評価しにくいこと以外にも買取が難しい理由があります。メレダイヤの買取が難しい要因は以下の2つです。
- ダイヤ単体の価格が低い
- リサイクルのコストが高い
メレダイヤを買取に出す場合には要因は避けられませんが、知識として確認しておきましょう。
ダイヤ単体の価格が低い
メレダイヤは、単体では価格が低く査定がつかない買取店も確かにあります。メレダイヤの買取相場は1粒あたり数十〜数千円ほどとなっており、安さに驚きますよね。
安さの理由は、買取業者の間では1ct単位で取引する意味の「キャラガイ」が行われるためです。ダイヤの買取価格は、以下の計算式が使用されることがあります。
1ct単価✕ct数=ダイヤの買取価格 |
1ctの買取相場は約5,000〜14,000円といわれており、5,000円を例に0.1ctの買取価格を計算してみましょう。
5,000円✕0.1ct=500円 |
ダイヤの買取価格のほかに、ジュエリーの土台部分の地金価格も追加されます。
ダイヤの買取価格+地金価格=買取価格 |
ただし、この計算方法は買取業者によって異なり、1ctの単価次第で金額は大きく変動します。具体的な買取価格は実際に査定で確認してみてください。
リサイクルのコストが高い
元々は品質が認められたメレダイヤも、リサイクルする際のコストが高いと買取が難しくなります。
メレダイヤは、メレダイヤだけを外してリサイクルジュエリーとして扱う場合があります。メレダイヤを外す場合は、品質やサイズごとに仕分ける必要があり、手間とコストがかかってしまうのです。
また、ダイヤに付着した傷や皮脂でダイヤが変色している場合には、ダイヤを洗浄し研磨しなければなりません。この工程にもコストがかかるため、買取価格に対して利益が見込めなければ、メレダイヤの買取のハードルは高くなります。
自社でダイヤの仕分けを担っている業者であれば、コスト削減となり買取価格が上がる場合もあるでしょう。
メレダイヤの買取を断られるケース
「小さいダイヤには買取価格がつかない」と聞くように、買取を断られるケースがいくつかあります。具体的な例は、以下の3つの場合です。
- ダイヤの変色などの品質問題
- 鑑定書がない
- ダイヤモンドの知識が乏しい買取業者
しかし、ひとつの買取店で断られても、ほかの買取店では買取価格がつく場合があるため諦めずに査定してみるのがおすすめです。
ダイヤの変色など品質問題
ダイヤの変色など品質に問題があると、買取が断られる場合があります。
ダイヤに曇りが見られたら原因のほとんどは油で、皮脂など日常生活で汚れてしまうのは仕方がないことです。軽度な汚れであれば特殊な洗浄をして、大きめなダイヤであれば研磨することで輝きを取り戻します。
ただし、メレダイヤは研磨しづらく状態を回復させることが難しいため、販売価格がつけられない場合があるのです。変色に関して不安がある場合には、査定のときに相談してみましょう。
鑑定書がない
鑑定書がないという理由で買取を断られる場合もあります。
とはいえ、メレダイヤには商品コストを下げるために鑑定書が発行されないことがほとんどです。
ダイヤモンドの専門的な知識を持ち、経験豊富なプロがいる買取業者に依頼すれば、鑑定書がないことを理由にメレダイヤの買取を断られることを回避できる場合があります。鑑定書がなくても問題がない買取業者に依頼するようにしましょう。
ダイヤモンドの知識が乏しい買取業者
ダイヤモンドの知識が乏しく相場を把握していない買取業者は、自信をもって査定できないために買取を断るケースがあります。
買取業者の中には、ダイヤモンドの知識をまったく持っていない業者も存在します。もし買取をしてくれたとしても、相場より低い価格で査定される場合があり、満足した買取価格がつくかは期待できません。
依頼する買取業者の知識によって、適正な買取価格との差が生まれたら悔しいですよね。査定してもらったら買取価格になった根拠の説明をしてもらい、知識豊富な買取業者を見つけましょう。
高価買取できる小さなダイヤの特徴
ここまで、メレダイヤの買取を断られるケースを紹介しました。次に、高価買取が期待できる小さなダイヤの特徴を紹介します。
- 品質が高い
- 有名ブランドのアクセサリー
上記に当てはまる場合には、数万円の臨時収入が得られる場合があるため、ぜひ査定に出してみましょう。
品質が高い
小さなダイヤも、品質の良し悪しが買取価格に影響します。品質の高さは、4Cと呼ばれる品質基準で表されます。
4Cとは以下の項目があります。
- Carat(カラット)重さ
- Color(カラー)色
- Clarity(クラリティ)透明度
- Cut(カット)研磨技術
4Cで表される品質が高い場合は、たとえメレダイヤのように小さなダイヤでも高価買取をしてもらえる可能性があります。
ダイヤモンドの買取価格を左右する重要な指標のひとつとして、4Cを押さえておいてください。
有名ブランドのアクセサリー
有名ブランドのメレダイヤを使用したアクセサリーは、ノンブランドに比べて高価買取が期待できます。ノンブランドはダイヤのみの価値が評価されますが、有名ブランドはダイヤの価値とデザインの付加価値も評価されるためです。
実際に、有名ブランドは定価の30〜50%の価格で買取されても、ノンブランドは定価の10〜20%しか値がつかない場合があります。有名ブランドは定価が査定の基準となりますが、ノンブランドは定価が高くても査定の基準に入らない場合があるため注意しましょう。
有名ブランドとなれば、厳しい品質基準を通過したダイヤを使用していることも買取価格が上がる要因となるようです。
有名ブランドのアクセサリーを売る際には、保証書も一緒に査定に持っていくことで正しい査定が受けられます。小さいダイヤだからと諦めずに、高価買取を実現しましょう。
メレダイヤが使われているアクセサリー
メレダイヤが使用された女性のアクセサリーは、指輪の買取が多い傾向にあります。メレダイヤが使用されているアクセサリーの例は、以下の3つです。
- エタニティリング
- パヴェリング
- モチーフネックレス
主役のダイヤを引き立たせる役割を担うことが多いメレダイヤですが、思わぬところに使用されたメレダイヤを見落としている場合があります。査定に一緒に出せる商品がないか確認してみましょう。
エタニティリング
メレダイヤを主役としたデザインのエタニティリング。エタニティリングとは英語で「Eternity(永遠)」を意味しており、同じサイズのメレダイヤが1列敷き詰められたデザインのことをいいます。「永遠の愛」の意味を込めて婚約指輪や結婚指輪に用いられ、長年人気が衰えません。
エタニティリングは2種類あり、指輪の全周にメレダイヤが装飾された「フルエタニティ」と、手の甲側に半周のみ装飾された「ハーフエタニティ」です。
買取価格を比較すると「ハーフエタニティ」よりも豪華な印象を与える「フルエタニティ」の方が使用されるメレダイヤの数が倍ほど増えるため、定価が上がり買取価格もアップします。
パヴェリング
パヴェリングとはフランス語で「石畳」を意味しています。
パヴェリングは複数のメレダイヤが何列かに敷き詰められ、中央に大きなダイヤが施されたデザインなど、エタニティリングよりもゴージャスな印象を受けるでしょう。
エタニティリングが1列なのに対して、パヴェリングは使用するダイヤの量が増えるため、買取価格は上がる傾向にあります。カラット数が大きいダイヤが装飾されていれば、買取価格はさらに数万円アップし高額になるでしょう。
モチーフネックレス
ハートや星などのモチーフにメレダイヤがアクセントとして使われている場合があります。引き立て役として使われているため、目立たずに見落としがちです。
小さくても買取価格がつく場合があるため、忘れずに査定をしてもらいましょう。
ネックレスは、モチーフだけではなくチェーンも大きな割合を占めます。チェーン部分に金やプラチナが使われていると、買取価格は高額になる場合があります。
モチーフのダイヤに傷があったり、チェーンが切れていたりしても素材に価値があれば、買取価格が上乗せされる可能性があるため査定してみましょう。
メレダイヤの買取参考価格【実績】
需要や相場は毎日変動するため一例ですが、メレダイヤの買取参考価格を紹介します。表のK18は18金を、ptはプラチナを表します。
商品 | 買取価格 |
K18リング(メレダイヤ0.366ct) | 15,000円 |
K18リング(メレダイヤ0.02ct) | 35,000円 |
pt 850リング(メレダイヤ0.6ct) | 15,000円 |
K18ネックレス(メレダイヤ0.07ct) | 7,000円 |
お手持ちのメレダイヤのカラット数と比較して参考にしてみてください。
メレダイヤ高額買取のためにやっておきたい4つのこと
メレダイヤを売るのであれば、査定価格が上がる可能性がある査定前の工夫を試しましょう。メレダイヤを高額買取してもらうために、やっておきたいことは以下の4つです。
- 査定前にクリーニングする
- 付属品をそろえておく
- ほかの宝石やブランド品をまとめて査定に出す
- 複数業者の査定額を比較する
少しでも高く売りたい方は、査定前にやっておきましょう。
査定前にクリーニングする
査定にはダイヤの状態が影響するため、査定前のクリーニングで買取価格がアップする可能性があります。
ダイヤは油と馴染みやすく、皮脂やハンドクリームなどの油分がダイヤを覆うことで、くすんで見えているだけの場合がほとんどです。自分でクリーニングして油膜を取り除き、ダイヤの輝きを取り戻すと、査定の評価が上がる場合があります。
自分でできるクリーニング方法は以下の通りです。
- 水やぬるま湯に少量の中性洗剤を混ぜて洗浄液を作る
- ジュエリーを洗浄液に浸し、柔らかいブラシで全体の汚れを取り除く
- 水で洗浄液を何度か洗い流す
- 柔らかい布で水分をしっかり拭き取り、乾燥させる
自分で行うクリーニングに不安がある場合には、専門店や購入店舗に依頼すると対応してくれる場合があるため、問い合わせてみましょう。
付属品をそろえておく
付属品がそろっていると買取価格が上がる場合があります。ジュエリーの付属品として以下のものがあるか確認してみてください。
- 箱
- 保存ケース
- 袋
- 鑑定書
- 保証書
購入したときと同じように付属品がそろっているほど、買取価格が上がる可能性があります。付属品がそろっていなくても買取ってもらえますが、保管しているのであれば査定に出しましょう。
ほかの宝石やブランド品をまとめて査定に出す
買取業者によってはまとめて査定に出すと、査定金額に上乗せした買取価格を提示してくれる業者があります。
査定に出す際には1品だけではなく、ほかにまとめて買取に出せるものはないか、身の回りを確認してみましょう。
ダイヤなどの宝石類はもちろんのこと、ブランドバッグなどもまとめ売りできる場合がほとんどです。まとめて査定に出して、買取金額をアップさせましょう。
複数業者の査定額を比較する
査定は複数の買取業者に依頼し、査定額を比較してから買取業者を決めましょう。複数の査定額を比較することでメレダイヤが適正に査定されているか判断でき、後悔するリスクを軽減できます。
買取業者はより品質のいいダイヤを多く買取ることに力を入れています。複数の買取業者に査定してもらい「他店ではこの金額で査定された」と伝えれば、買取価格が上がる可能性があるのです。
適正な価格で査定してもらいたい場合には最初から1店舗に絞らず、3店舗以上で査定するのがおすすめです。複数の買取業者で相見積もりを取り、大切な品を預けるにあたって信頼できる業者かどうかも見極めましょう。
メレダイヤを高額買取してくれる買取業者の選び方
どの買取業者に依頼するかで、メレダイヤを高額買取してもらえるかが決まるため、選び方を解説します。買取業者を見極めるために、以下の4つのポイントを確認しましょう。
- ダイヤモンド鑑定のプロが在籍
- 販売ルートが多い
- 競合店舗が多い
- メレダイヤ買取を強化している
どれかが欠けると適正な買取価格がつかず後悔してしまう可能性があるため、注意しましょう。
ダイヤモンド鑑定のプロが在籍
小さいダイヤは、ダイヤモンド鑑定のプロである「宝石鑑定士」がいる買取業者への依頼が大切です。日本で主要な宝石鑑定の資格は以下の4つが挙げられます。
- GG(Graduate Gemologist)
- FGA(Fellow of the Gemmological Association)
- JBS宝石ジュエリー鑑定士
- DC(Diploma of CGL)
「宝石鑑定士」は鑑定機器と肉眼で査定しますが、鑑定士によって査定額に誤差が生まれてしまうものです。資格を持っているからと安心するのではなく、小さいダイヤの鑑定経験があるかにも目を向けましょう。
販売ルートが多い
小さなダイヤを高額買取してもらう場合には、販売ルートを豊富に取りそろえている買取業者に依頼した方が安心です。販売ルートが少ないと小さいダイヤの需要が見込めず、在庫を抱えてしまう恐れがあるため買取価格が下がってしまいます。
ネット販売や国内外に複数の販売ルートが確保されていれば、小さいダイヤでも常に需要があり買取価格で還元されます。国内だけではなく国外にも販売ルートがある買取店舗の方が、より高価買取が期待できるでしょう。
競合店舗が多い
メレダイヤを高額買取してもらうために、競合店舗が多いかを確認することがおすすめです。
競合が軒を連ねている買取業者の方が、他店よりも多くの高品質なダイヤの買取に注力しています。そのため、買取の価格競争が起こることで、満足できる買取価格に近づく可能性が高まります。
郊外より中心地などの買取業者が密集する地域へ赴いたり、オンラインで査定したりして、相見積もりを取得しましょう。相見積もりを双方に提示することで、好条件を提示してくる買取業者へ依頼するのが失敗しないコツです。1店舗で提示された買取価格に疑念を抱かないことは避けましょう。
メレダイヤ買取を強化している
メレダイヤの買取を強化している買取業者であれば、メレダイヤの需要に合う店舗であることを見極めやすく、高額買取を見込めます。
メレダイヤを買取強化しているかは、ホームページに記載を確認したり問い合わせてみたりすると判別できます。
ホームページに買取の参考価格が記載されている場合もあるため、確認してみましょう。
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