ブランド買取なら
まとめるほどお得な
「うるココ」へ

選べる4つの無料査定 選べる4つの買取

最高級の翡翠、琅(ろう)かんとは?価値や種類も解説!

指輪 エメラルド 翡翠

「翡翠」は古くから、日本を含め東洋で絶大な人気を誇る宝石です。その中でも、最高級の翡翠とされているのが「琅かん」です。

実は、世界最古の翡翠文化があるのは、日本の新潟県糸魚川市であり、縄文時代から翡翠は日本人に愛されてきました。翡翠は日本人と長いつながりがあります。

琅かんは透明度が高く、鮮やかな色合いで多くの人々を魅了する高品質な宝石です。そのため、多くの女性や愛好家やコレクターから絶大な支持を受けており、人気を誇っています。

一方で、その人気ゆえに偽物も多く出回っているのが現状です。

高価な宝石であるため、「偽物や価値の低い翡翠を掴まされてしまうのでは」という不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では以下のポイントを紹介し、自分の目で本物の琅かんを見分ける方法について解説していきます。

  • 琅かんの特徴
  • 翡翠の価値
  • 翡翠を見分けるポイント

これらの情報を参考にしながら、正確な知識と注意を持って琅かんを選ぶことが重要です。

目次

最高級の翡翠、琅(ろう)かんとは?

翡翠

『琅かん』は最高級の『翡翠』であり、透明度が高く美しいエメラルドグリーンの色合いをもつ宝石です。

翡翠とは古くから装飾品や彫刻に使用され、緑、ラベンダー、赤、白、黄、オレンジ、黒など様々な色があります。

その中の濃いエメラルドグリーンをもつ翡翠が、翡翠の中で最高峰とされる『琅かん』と呼ばれ、高品質で希少なものとされています。

特にミャンマーで産出される琅かんは有名で、その美しさや希少性から非常に高価で人気があります。

琅かんの特徴は大きく以下の3つです。

  • 濃い色合い
  • 光沢のある質感
  • 透明度の高さ

これらの特徴が人気の理由となっています。

以下では、これらの3つの特徴についてそれぞれ詳しく解説していきます。

琅かんの正しい知識を持つと、自身で視覚や触覚を使って本物を見分けられるようになります。偽物を購入させられてしまう危険を減らす意味でも、琅かんの価値を具体的に理解し、特徴をおさえておきましょう。

翡翠はさまざまな色がありますが、翡翠の中でも濃いエメラルドグリーンを持った最高品質の翡翠が『琅かん』と呼ばれています。

明るく鮮やかでありながら、同時に深みがあり立体的な印象を与える琅かんの色合いは、美しさと高品質を象徴しています。

濃い色合いは、琅かんが適切な結晶構造を持ち、希少で高品質であることを示しています。

また、色が均一で一貫性があることも琅かんの特徴です。さらに光の反射によって輝きが増し、宝石としての魅力を引き立てます。

このように琅かんの色は

  • 深い緑色
  • 高い透明度
  • 均一で一貫性のある色合い

が特徴的とされています。

そして、最高峰の翡翠である琅かんの中でも、ひときわ透明度の高い琅かんが、翡翠の皇帝とされる『インペリアル・ジェード』です。

また、透明度が高く、白熱灯の下で青みが見られる翡翠は「青(せい)かん」と呼ばれています。

琅かんは透明度が高く、濃い緑を持つが最も高く評価されていますが、ラベンダーカラーの翡翠も、琅かんに続き高く評価されています。翡翠は他にもさまざまな色を持っていますが、この2色以外のカラーの翡翠はあまり評価されていません。

国によって、人気の色の濃さは異なっていますが、日本では特に濃い色が高い人気を誇っています。反対にマレーシアでは薄い色が高い人気を得ています。

評価される色の濃さは国によって異なりますが、どの国でも透明度は重視されます。

質感

琅かんの質感は、なめらかで光沢のある特徴を持っています。触れた瞬間に感じる質感は細やかで非常に心地よく、手に馴染みます。

また、触れたときに指先に冷たさも感じられるのも特徴です。

このように手馴染みのよい琅かんの質感は独特であり、高品質であることを示しています。

琅かんの表面は光を反射し、輝きを放ちます。これにより、宝石としての魅力がいっそう引き立ちます。

一方、偽物の琅かんは質感が異なる場合があります。質感が不均一で粗い、または光沢が足りずくすんでいるなど、本物とは異なる手ざわりを感じることがあります。

質感は視覚や触覚を通じて琅かんの品質を判断する重要な要素です。本物の琅かんのなめらかさと光沢は、高品質と希少性を表しています。

透明度

琅かんは高い透明度が特徴的です。透明度とは宝石が光を透過する程度を指し、琅かんは光を大変通しやすくクリアな印象を与えます。透明度の高い琅かんは、色が鮮やかに映えることも特徴です。色の鮮やかさと透明度の組み合わせが、琅かんの美しさを引き立てる要素となっています。

質の高い琅かんは、透明でありながらも内部に微細な結晶構造を持っています。これによって光が宝石内部を通過し、綺麗に散乱されるため、琅かんは光沢や輝きが増すのです。

ただし、偽物の琅かんは透明度が低いことがあります。不透明な部分や内部に不均一さが見られる場合があるので、購入時には透明度を注意深く確認することが重要です。

透明度は琅かんの品質や美しさを判断する重要な要素です。透明でクリアな琅かんは、高品質と希少性を象徴しています。

翡翠は硬玉と軟玉の2種類で価値が変わる

翡翠

翡翠と一括りに呼ばれていますが、翡翠には大きく以下の2つの種類があります。

  • 硬玉(ジェダイト)
  • 軟玉(ネフライト)

硬玉と軟玉では硬度や耐久性に違いがあり、そのため使用される場面も大きく異なります。

また、硬玉のほうが希少であるために、高い値がつけられることが多いです。

「翡翠を買いたい」と考える方は、まず、硬玉と軟玉の違いをしっかりと理解しておくことが重要です。

翡翠の硬玉と軟玉のちがい

種類硬玉軟玉
モース硬度6.5から76から6.5
耐久性高い比較的傷つきやすい
彫刻性限定的優れた彫刻や模様作りに適している
色合い鮮やかな色合いやわらかい色合い
価値高い安価
用途装飾品や彫刻に使用される彫刻や繊細な作品に使用される

以下では、硬玉と軟玉について、それぞれ詳しく解説しています。

宝石的価値が高い「硬玉(ジェダイト)」

翡翠の硬玉はその硬度と美しさから高く評価されています。

硬玉の翡翠の特徴は以下の3つです。

  • 硬度
  • 耐久性
  • 鮮やかな色合

硬玉の翡翠は、モース硬度スケールにおいて6.5から7の硬さを示し、鉱物としては非常に硬い部類に属します。

この高い硬度は、翡翠が長期間の圧力や熱の作用を受けて形成される際に、結晶構造が緻密になることによって生じます。その結果、硬玉の翡翠は傷や割れに対して耐性があり、長期間美しい状態を保てます。

また、硬玉の翡翠は通常、鮮やかな色合いや透明度の高さも特徴として持っています。これは、緻密な結晶構造によって光が効率的に透過され、美しい輝きや深みが生まれるからです。

硬玉の翡翠は、その希少性と耐久性から高い価値がつけられます。特に美しい彫刻や高級な装飾品として使用され、コレクターの間でも人気があります。ただし、硬玉の翡翠は希少であるため、入手が難しく高価な場合があります。

このように翡翠の硬玉はその硬度と美しさから高く評価されています。その特徴を理解することで、本物の硬玉の翡翠を見分けたり、品質の高い翡翠を選んだりする際に役立ちます。

産出量が多い「軟玉(ネフライト)」

軟玉とされる翡翠は、やわらかい質感と独特の色合いが特徴的とされています。

軟玉の翡翠は、モース硬度スケールにおいて6から6.5の硬さを持ち、ほかの石材に比べて比較的傷つきやすい性質があります。

その柔らかさから、軟玉の翡翠は精巧な彫刻や繊細な模様を作り出すのに適しています。和風の彫刻やインテリアアイテム、アクセサリーなどによく利用され、優雅で繊細な印象を与えます。

軟玉の翡翠は、色合いにも特徴があります。鮮やかな緑色や白色、褐色など、さまざまな色調が見られます。これは、軟玉の翡翠が鉄やクロム、マンガンなどの微量元素を含んでいるためであり、地域や産地によって異なる色合いが現れます。

軟玉の翡翠は硬玉に比べて市場での需要や価値が低い傾向がありますが、その美しさや独自性に魅力があります。やわらかい色合いや優れた彫刻技法によって、独特の雰囲気をもつ作品が生まれます。

軟玉の翡翠を選ぶ際には、そのやわらかい質感や色合いに注目し、個々の個性を楽しむことが大切です。また、軟玉の翡翠は取り扱いに注意が必要であり、傷つけないような取り扱いや保管が必要です。

翡翠の見分け方

翡翠

翡翠の真贋を見分けるためのポイントは5つあります。

  1. 色合い
  2. 透明度
  3. 質感や光沢
  4. 形状や彫刻
  5. 重量や冷たさ

翡翠を見分けるためには、上記のようなポイントに注意する必要があります。

以下に、翡翠の見分け方について詳しく説明します。

1.色合い

まず、色合いを確認します。

本物の翡翠は鮮やかで深い緑色を持っています。偽物や加工品は色が薄く不自然な場合があります。

また、色の均一性も重要です。本物の翡翠は色が一貫している傾向がありますが、偽物は色の濃淡やムラが見られることがあります。

2.透明度

次に透明度をチェックします。

翡翠は高い透明度を持っており、内部から光が透過します。本物の翡翠は透明度が高く、内部に明確な結晶構造が見られることがあります。

逆に、偽物は透明度が低く曇った印象を与えることがあります。

3.質感や光沢

質感や光沢も重要な要素です。

本物の翡翠はなめらかで光沢があり、触れたときに涼しい感触があります。

一方、偽物は質感が粗く、光沢が乏しいことがあります。

4.形状や彫刻

形状や彫刻も見るべきポイントです。

本物の翡翠はなめらかな曲線や緻密な彫刻が特徴的です。一方、偽物は不自然な形状や彫刻が見られることがあります。

5.重量や冷たさ

重量や冷たさもチェックします。

翡翠は比較的重い石であり、本物はその重さを感じられます。また、翡翠は触れると冷たいという特徴もあります。

以上が、翡翠を見分ける際に見るべき重要なポイントです。

そして最後に、翡翠を購入する際には信頼できる販売元からの購入をおすすめします。信頼性のある専門店で購入することで、本物の翡翠を手に入れる確率が高くなります。

翡翠の見分け方をマスターするためには、実物を多く見て触れる経験が重要です。しかし、一般的には実物に多く触れる機会は少ないため、専門家の意見や鑑定サービスを利用することも有益です。

翡翠の産出状況や産地は?

高級とされている翡翠ですが、現在の産出状況や産地はどこが主なのでしょうか。

産地を知ることは、本物の翡翠を見極める上でも大変重要です。また、購入の際に翡翠の産地や産出状況について理解しておくことで、質の高い翡翠を選べるようになります。

以下では、翡翠の産出状況や主な産地について解説します。

翡翠の産出状況

翡翠の価値は戦後に急激に上昇し、戦前の数十倍の値段になりました。

その後、高値安定が続きましたが、日本と中国以外ではあまり人気がありませんでした。しかし、東洋の神秘的な雰囲気が注目を集め、欧米でも価値が再評価されました。

現在は需要が産出量を上回っており、翡翠の希少性が増しています。特に琅かんの量が不足しているため、将来的にも価値が上がると予想されています。

翡翠の産地

翡翠の産地として有名な国は以下のような国が挙げられます。

  • ミャンマー(ビルマ)
  • グアテマラ
  • ドミニカ
  • インドネシア

中でもミャンマーは世界最大の翡翠の産地であり、世界で流通している翡翠の多くはミャンマー産となっています。しかしながら、ミャンマーでの翡翠の産出量が減少しているのが現状です。そのため今後も硬玉の価格は高騰すると予想されます。

また、日本も翡翠を産出しており、新潟県糸魚川市は日本随一の翡翠の産地として有名です。

新潟県糸魚川市の翡翠は大変堅牢で、美しい煌めきを特長とし、質、量ともに日本随一の翡翠産地とされています。

翡翠を選ぶ際のポイント3つ

査定員

翡翠を選ぶ際見るべきポイントは3つあります。

  1. 透明度が高く、3カラット以上かどうか
  2. 産地はどこか
  3. 鑑定書はついているか

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

①透明度が高く、3カラット以上を推奨

翡翠の特徴のひとつに透明度の高さがあります。これを確かめる最も簡単な方法として、「翡翠に光を当てる」という方法があります。

高品質な翡翠の中には、石を通して文字を読めるほど透明度が高いものもあります。

しかし、翡翠は鉱物のため、どれだけ透明度が高いものでも、必ず色の濃淡や内包物があります。

光に透かしてみてまったく濃淡のない石や、気泡がある石は、天然翡翠ではなく人工石の可能性が高いため注意が必要です。  

また、見栄えの観点から、指輪などで購入される場合は3カラット以上の翡翠を購入することを推奨します。

翡翠はカラット数が大きければ大きいほど価値も上がりますので、必要に応じたカラット数を購入することが重要です。

② 安く買いたいなら国民性を確認

国によって宝石の人気は異なります。日本では高い翡翠でも中国でなら安く手に入ることもあるため、国民性を確認するようにしましょう。

翡翠のほとんどはアジア圏内で産出されています。その中でもミャンマーやグアテマラの翡翠は高品質であることで有名です。

また、日本国内でも新潟県の糸魚川で採れる翡翠も、これらの国で取れた翡翠と同様に高品質であるとされています。

より高価な翡翠を購入したいと考える場合は、産地を確認することで、品質の高い翡翠を購入できるでしょう。

③ 海外で買う場合は鑑定書をつけてもらう

高品質な石には鑑定書が必ずといっていいほど付いています。

鑑定書からわかることは以下の3つです。

  • その宝石が本物であるかどうか
  • 天然の石か人工の石か
  • どのような処置がされているか

購入を検討している商品に関する鑑定書を確認させてもらえる場合は、採掘された場所や透明度などの品質に関わる内容が明記されているかどうかを必ずチェックしましょう。

また、今後もし買取に出す場合などは、鑑定書があるかどうかで査定価格が大きく異なる可能性があります。

偽物を掴まされないためにも、そして今後買取に出す場合のことも考えて、鑑定書は必ずもらうようにしましょう。

翡翠の価値を決めるランクと加工処理の関係

翡翠はほかの多くの宝石と同様に、人工処理を行います。

そしてその処理の方法や種類によって、グレードや品質が異なります。この品質の高いものからA貨、B貨、C貨に分類されます。

以下は、翡翠のA貨、B貨、C貨の特徴のちがいをまとめた表です。

特徴A貨B貨C貨
濃い若干不均一薄い
硬度
透明度
価格高価中程度安価
加工の度合いほぼなし中程度高程度

以下ではA貨からC貨までの特徴について詳しく解説します。

A貨(Aタイプ)

A貨は最高品質の翡翠を指します。

色合いが濃く、透明度が高く、均一で一貫性のある石が含まれます。外観的な美しさや品質が非常に高く、市場で最も価値が高いとされるグレードです。

B貨(Bタイプ)

B貨は漂白、ポリマー(含浸)加工が施されたものです。

色合いや透明度に若干のバリエーションや不均一性が見られる場合があります。

品質は高いですが、A貨よりもやや劣るものを指します。そのため、人工処理をして艶を出したり、表面をスムーズにしたりするなどの加工を行っています。

C貨(Cタイプ)

 C貨はA貨やB貨に比べてさらに品質が劣る翡翠を指します。

色合いが薄く、透明度が低く、不均一性が目立つ場合があります。そのため、価値の高い翡翠の色に似た染料で着色加工を行い、A貨に寄せた色合いを人工的に表現します。

価値が高い翡翠、琅(ろう)かんを見極めよう!

査定員

この記事では、高い価値をもつ翡翠の一種である琅かんを見極めるためのポイントや、翡翠の特徴について解説しました。

琅かんは翡翠の中でも非常に貴重であり、人気である分、偽物も多く流通しています。そのため、品質を正しく評価することは大変重要です。

琅かんを見極めるためのポイントをおさらいします。

  • 色あい
  • 透明度
  • 質感や光沢
  • 形状や彫刻
  • 重量や冷たさ

上記のポイントをしっかりとおさえて、質のよい琅かんを見極めましょう。

翡翠の査定・買取ならうるココへご相談ください

翡翠などの宝石の価値を正しく判断するために、多くの知識が必要であると、この記事を読んでくださった方は理解いただけたかと思います。

宝石などは価格が高いため、売るときも買うときも、その価値を正しく判断してくれない業者に預けてしまっては

  • 本来の価値以下のものを高値で買わされる
  • 本来の価値以下の値段で買取されてしまう

というような損失を被る可能性は大きくなります。

そのため、自宅にある宝石やアクセサリーがある際は、専門知識を持つ買取業者に依頼することが大切です。

うるココでは送料や査定料、キャンセル料が無料であるため、はじめて初めて買取依頼をする方には非常に安心です。

さらに、他社では買取できないと言われた製品でも、うるココであれば対応できるケースが多いです。

翡翠買取なら、うるココにお任せください。

関連カテゴリー

関連キーワード

うるココ鑑定団

関連するコラム