毛皮の手入れのコツ教えます!
目次
毛皮の手入れには基本があります。毛皮のプロがそのコツをわかりやすく解説!!
毛皮の手入れはしっかりされていますか?
毛皮は手入れしないと劣化してしまい、せっかくの価値がすぐに下がってしまいます。
ここでは、手入れの方法とそのコツをご紹介します!
毛皮の日頃のお手入れ
毛皮の日頃のお手入れは、直射日光を避けて、湿気を取り除くことが大切です。
湿気を取り除く
着用したらハンガーにかけ、風通しのよい場所に吊るして湿気を取り除きましょう。
ホコリや汚れを落とす
軽くたたいたり、振ったりして、外出の際についたホコリを落とします。
ブラッシングする
洋服ブラシで毛並みにそって軽くブラッシングしましょう。
*ブラシは、ペット用のブラシもオススメです!
毛皮が雨にぬれたときのお手入れ
雨や雪でぬれたときは、よく振って水を切りましょう。
その後、乾いたタオルでていねいにふきあげ、ゆっくり日蔭乾しで自然乾燥させます。
もし、皮までぬれている場合は、購入店やクリーニング店に早めに相談しましょう。
毛皮は大量の水分を吸うと、皮はなめしが戻って硬化したり破れてきたりします。
毛に癖がついたら
毛並みにクセがついてしまった際は、その部分に蒸しタオルを2~3分間当て、その後、軽くブラッシングしましょう。
毛並みが整ったら、陰干しして乾燥させます。
毛皮を消臭する
毛皮の消臭には、お酢を使うとよいです。
毛皮を柔らかくする作用もあるので、薄めて使えば毛皮の手入れスプレーにもなります。
天然の穀物酢より、合成のお酢がオススメなので、合成酢を10倍に薄めます。

薄めたお酢を布巾などに吹きかけ、ファーを拭きましょう。
お酢の臭いが一時的に付くこともありますが、蒸発して無臭になりますし、毛皮に付いた臭いそのものが、その時に一緒になくなります。
また、お酢で毛皮を拭いたら、ファーをブラッシングすると、汚れがよく取れてフワフワになります。
手入れが終わったら、日の当たらない風通しのよい場所で陰干ししましょう。
毛皮は水分が大敵です。
水分があるもので手入れしたら、必ず陰干しして、しっかりと乾かしましょう。
毛皮を洗って手入れ
ファーを自宅で洗濯する場合、表示の洗濯機、手洗いオーケーマークを確認して、
- 「おしゃれ着洗い洗剤のエマールやアクロン」
- 「プロ・ウオッシュ」
がオススメです。
プロ・ウオッシュはクリーニング屋などが使用するプロ仕様です。
洗剤かシャンプーで、ふり洗いするか、ネットに入れて軽く押し洗いをしましょう。
水で洗い流し、コンディショナーをつけて、再度水で洗い流ししたら、タオルドライして、通気のよい所に陰干ししましょう。
ぬれているときは、できるだけ触らないようにしましょう。
毛皮の手入れ方法とコツをご紹介してまいりましたが、なかなか毛皮を着る機会がないのであれば、タンスに眠らしておくより買取に出したほうがよいかもしれません。
放置すると、どんどん劣化して価値が下がってしまいますので、使用しない毛皮はお早目に買取にだしましょう!
保存状態がよい品であれば、「高価買取」が期待できます。