ノンブランドや使用済みの食器買取はできる?
引越しや遺品整理で食器類をまとめて処分したいとき、どのように処理したらいいかと困ってしまうことがあります。
ノンブランド食器や使用済みの食器でも売れる場合があります。
本記事では、ノンブランド食器でも売れることや食器の高価買取ポイント、また売れなかった場合の処分方法について説明しています。
ノンブランド食器とは
ノンブランド(ノーブランド)食器とは、特定のメーカーやブランドを冠していない食器を指します。
ブランド食器に比べると手頃な価格で手に入れられ、日常使いやゲスト用、またレストランやカフェなどの業務用としても多く用いられています。
ありふれた食器であり、真っ白でデザインの描かれていないシンプルなものから、デザイン性に優れたものまでさまざまな種類があるでしょう。
対照的にブランド食器は、繊細で洗練されたデザインを持つものが多く、食器に詳しくない人でも一目みてノンブランドではないと分かるものも多いです。
高級な素材を使用し、耐久性に優れているため長く愛用できる特徴もあります。
ノンブランドや使用済みの食器買取はできる?
ノンブランド食器や使用済みの食器も、買取対象です。しかし、使用済みの食器はどこでも売れるわけではなく、買取先によります。
使用済みの食器とは自分や他人が口をつけて使っていたもので、衛生的な問題もあるため、売れない場合もあります。ただし、ブランド食器で、箱などの付属品も揃っている場合は売れる可能性も高くなるため、詳しくは買取業者に問い合わせてみましょう。
また、ノンブランドでも以下のような食器は、やや高値がつきやすいです。
- デザイン性に優れた食器
- キャンペーンなどでもらえる食器
- 和食器
ひと目を惹くようなデザイン性に優れたものは、シンプルな食器より売れやすいため、高値がつく場合があります。
シールやスタンプなどを集めるともらえるような食器は、ブランド食器ではありませんが、特定のメーカーや店舗のオリジナルとして製作されたもので、そのメーカーや店舗のファンからは需要があります。
また、和食器は日本人からすれば特に真新しさを感じませんが、和食ブームとともに海外からの人気が高まっているため、高値がつきやすいです。
食器棚の整理
一般家庭でもっとも使わない食器がでてくるのが、「食器棚の整理」を行うときです。
食器棚がパンパンで新しい器が入らない状態が典型例ですが、使わない食器が多いと、燃えないゴミの日に捨てようにも、重くて運ぶのが大変です。
燃えないゴミの日の回数が決まっているので、分けてだすこともできますが、手間なだけですね。
引越し・断捨離
引越しや流行りの断捨離の際にも、使わない食器が大量にでてきますね。
何年も生活した後というのは、一人暮らしでもかなりの使わない食器がでるものです。
転勤する機会が多い部署への異動になった場合も、定期的な引越しへの対応で、使わない食器など、所有物を大量に減らさないといけなくなります。
遺品整理
家族が亡くなった際の遺品整理でも、未使用/使用済は関係なく使わない食器の処分をすることになります。
この場合は、相続人の家族が食器のブランドや価値を全然知らないことがほとんどで、高価買取の対象になるブランド食器まで、使わない食器として捨てるケースが多いです。
リニューアル・閉店
飲食店のリニューアルや閉店の際も、大量の使わない食器を処分することになります。
店単位になるので、使わない食器といっても、その数は膨大になり、個人で対応できる数ではありません。
高級料亭で使われていた食器には、有名作家の高級陶磁器などもあり、これらは一般家庭の使わない食器とは、使用済みでも全く価値が違います。
食器の高価買取ポイント
食器の高価買取を叶えるには、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 綺麗な状態にする
- 箱など付属品を一緒にする
- まとめて売る
それぞれ解説します。
綺麗な状態にする
査定に出す際は、綺麗に洗っておきましょう。目立った汚れやくすみがあると、たとえ未使用であっても減額査定の対象になります。
ただし、取れにくい汚れがあるからといってタワシなどで力強く洗うと食器に傷がついて価値を下げてしまうこともあるため、注意してください。
やわらかい布やスポンジで優しく洗いましょう。
また万が一、不手際で食器を落下させて割るようなことがないよう、緩衝材として新聞紙などにくるんで保管しておくのが無難です。
箱など付属品を一緒にする
ブランド食器の場合は特に、購入時の箱やケースといった付属品を一緒にしておくことが高価買取に繋がります。
付属品は、それが確かにそのブランドものであることを証明する手がかりになるものであり、食器の査定価値を高めます。
付属品も、ホコリを被っているなど汚れていたら綺麗にしておきましょう。見た目が綺麗に保たれていると、査定員に好印象を与えます。これから査定しようとするアイテムが大切に保管されていたことや、買取依頼者がモノを大切に扱う人であるということを想像させます。
まとめて売る
食器の買取を利用する際は、まとめて売ることがおすすめです。買取業者によっては、まとめ売りすることで単品よりも査定額をアップさせるシステムを採用している場合もあります。
まとめて売ることで、売り手と同様に買い手も手間が抑えられるため、その分が買取額に反映されると考えると分かりやすいでしょう。
特に出張買取を利用する場合は、自宅で査定を行うことになるため、食器以外に他の不用品も売れるかどうか、その場で確認しても良いでしょう。意外と高値で取引できるものが眠っているかもしれません。
売れなかったノンブランド・使用済み食器の処分方法
ノンブランド食器、使用済み食器はどうしても買取してもらえない場合も出てくるでしょう。
そのようなとき、捨てる以外に以下のような方法もあることを覚えておいてください。
- 寄付する
- オークションサイトやフリマアプリで出品する
それぞれ見ておきましょう。
寄付する
不要な食器を処分するならNPO団体へ寄付をする方法もあります。まだ使用できるものなら捨てるより、寄付をしてみてはいかがでしょうか。
さまざまな団体が国内外で活動しており、そのような団体に寄付をすることで社会貢献になります。
生活物資に乏しい東南アジアなどの子どもたちにとっては、私たちがゴミとして捨てようとしているものも、貴重な生活用品となることがあるのです。
オークションサイトやフリマアプリで出品する
買取業者で値がつかなかったものを、あらためて自分でオークションサイトやフリマアプリで出品するのも良いでしょう。
個人間の売買になるため、こちらでは売れる可能性もあります。出品作業や値引きへの対応、発送作業まで全てを自分で行う手間はかかりますが、そのような作業が嫌いではない人には向いているでしょう。
未使用のブランド品なら高価買取のチャンスがある
ノンブランドで使用済みとは反対に、未使用のブランド食器なら高価買取が期待できます。当然のことではありますが、関連として高値で取引されやすい、食器の有名ブランドを紹介しておきます。
- マイセン
- ロイヤルコペンハーゲン
- ウェッジウッド
- ノリタケ
- リチャード・ジノリ
詳しい説明は割愛しますが、マイセンなどは聞いたことがあるという人もいるでしょう。ヨーロッパで初となる磁器を作り出したのがマイセンで、約300年の歴史があります。
食器のブランドについては、関連記事をご覧ください。
まとめ
ノンブランド食器、使用済み食器は買取できるかどうか買取業者によって異なる場合があります。売りたい食器が多数ある場合は、まず食器を扱っている買取業者に相談してみましょう。
うるココでも食器の取扱いがあります。食器買取を検討しているなら、お気軽にご相談ください。