不要になった着物の売り方とは？代表的な4つの方法を紹介

「長年、タンスの肥やしになっている着物をどうにかしたい」

「売れるなら、売りたい」

もう着る機会もなくなり、ただ保管だけしてある着物の処分に困っている人は、意外と多いのではないでしょうか。

着物の売り方には、以下のようなものがあります。

• オークション
• フリーマーケット
• リサイクルショップ
• 買取店

ただし、それぞれにメリット・デメリットがあるため、本記事でそれぞれについて紹介します。

オークションにおける着物の売り方

オークションでは、売りたい着物の写真を掲載するなど必要な出品手続きをして、販売します。具体的には、下記のような項目があります。

• 写真掲載
• 説明文
• 振込口座の指定
• 最低価格の設定

何度もオークションでの販売を経験すると、自宅でメールのやりとりくらいで、手軽に着物を売ることができるようになるので、負担が少なく便利な方法といえます。

オークションは取扱い品目が多く、多くの商品を出品できるので、小物も販売できます。しかし、オークションでは「希望の買取価格まで値段があがらない」ことがほとんどです。

また、着物の専門知識を持たない人が買い手になることもあるため、適正価格にならない場合も多く、クレーム問題になることも多くあります。

本来であれば、「10万円になる着物が1万円で買取られる」ということも多いのです。このように、適正価格にならない可能性が高いことが、オークションのデメリットです。

フリーマーケットにおける着物の売り方

フリーマーケットは大都市で盛んに行われていて、大きなスーパーなどでよく開催されています。個人でも参加して出品できるシステムですが、事前に申し込みが必要です。

フリーマーケットでは、自分が着物を売るお店の店主になり、自分の着物に好きな価格をつけて販売できます。フリーマーケットで、売ってもよい商品は着物だけでなく、生ものや生き物など特殊なもの以外は、売りたい商品を幅広く販売できるのがメリットです。

しかし、フリーマーケットでは、オークション同様に「売りたい着物が適正価格で買取してもらえないことが多い」というデメリットもあります。

この点が、フリーマーケットのデメリットといえます。

買取店における着物の売り方

買取店には、フランチャイズと直営店の2形態があります。

フランチャイズ

同じ着物を査定に出しても、大手買取店のフランチャイズでは、着物の買取金額が低めであることが多いです。

フランチャイズだと、高額なFC加盟料や本部への上納金があり、多くの利益をあげる必要があるため、仕入れである着物を極力安く仕入れる必要があるからです。

副業として始める人も多く、着物の知識も乏しいので、通常の相場価格より安い値段を提示されるのが大半です。

直営店

一方で、直営店ではFC加盟料や本部への上納金がありません。そのため、着物の買取（仕入れ）に多くの資金をかけられるメリットがあり、着物の買取価格も高くなる傾向にあります。

また、直営店では、買取（仕入れ）に失敗は絶対に許されません。

そのような理由から、査定スタッフの査定力もとても高く、不明な部分が少しでもあれば、すぐに本部へ連絡して確認するなど、とにかく査定が正確で安心です。

ただ、小さな買取店では資金力がなく、安い買取価格を提示するところもあるのも事実です。

着物買取なら買取専門業者で査定額を評価してもらおう

着物の買取は、最終的にどの方法を利用するにしても、買取専門業者の査定を利用し、適正価格を知っておくのがおすすめです。

買取業者であれば、着物の買取相場に精通した査定士が評価するため、客観的な価値を知ることができます。

うるココでは、着物買取を承っております。不要になった着物があれば、出張査定がおすすめです。重たい着物を持ち運ぶ手間が省け、ご自宅でお待ちいただくだけです。ぜひ、お気軽にご相談ください。お待ちしております。