メイプルリーフ金貨を高く売るための注意点を紹介
メイプルリーフ金貨は、金貨の中でも最も有名なコインのひとつで、世界3大金貨のひとつでもあります。
世界的な評価も高く、高価買取を期待できますが、高く売るには知っておきたい注意点があります。
本記事では、メイプルリーフ金貨の基礎知識と高く売るための注意点について紹介します。
金貨の投資をするなら、メイプルリーフ金貨以外の金貨の種類もチェックしていてください。
メイプルリーフ金貨とは
メイプルリーフ金貨は、1979年から毎年発行されているカナダの金貨です。世界で初めて99.99%の純度を誇る金貨として誕生しました。
最初の発行から1981年までは99.9%の純度でしたが、1982年以降、純度を99.99%以上に高めています。
カナダ王室造幣局で発行されるメイプルリーフ金貨は、国際的な信頼度が高く、その流通量は世界一です。
金貨の表面にはエリザベス2世の横顔が、裏面にはカナダの国旗にも採用されているメイプルリーフ(カエデの葉)が美しくレリーフされています。
メイプルリーフ金貨の特徴
メイプルリーフ金貨は、南アフリカのクルーガーランド金貨の市場独占を破り、世界の地金金貨市場で主要な地位を確立しました。
この躍進は、アパルトヘイトに対する抗議の一環として起こった「南アフリカ製品ボイコット運動」によってクルーガーランド金貨の価値が低迷したことが契機でした。
メイプルリーフ金貨は現在、世界一の流通量を誇る地金型金貨として広く認識されています。
1994年には特別な1/15トロイオンスの金貨とプラチナ貨が発行されましたが、人気が出なかったため、その年限りの発行となりました。
メイプルリーフ金貨の種類
メイプルリーフ金貨は、1oz(31.1g)、1/2oz(15.5g)、1/4oz(7.7g)、1/10oz(約3.1g)、1/20oz(1.5g)の5種類が基本ラインナップです。
メイプルリーフ金貨1oz(オンス)
- 表面: エリザベス2世(横顔)
- 裏面: カエデの葉
- 品位: K24純金(24金) 純度99.99%以上
- 重量: 31.1g
- 直径: 30.0mm
- 額面: 50カナダドル
- 発行元:カナダ政府
- 発行年:1979年~
メイプルリーフ金貨1/2oz(オンス)
- 表面: エリザベス2世(横顔)
- 裏面: カエデの葉
- 品位: K24純金(24金) 純度99.99%以上
- 重量: 15.5g
- 直径: 25.0mm
- 額面: 20カナダドル
- 発行元:カナダ政府
- 発行年:1986年~
メイプルリーフ金貨1/4oz(オンス)
- 表面: エリザベス2世(横顔)
- 裏面: カエデの葉
- 品位: K24純金(24金) 純度99.99%以上
- 重量: 7.7g
- 直径: 20.0mm
- 額面: 10カナダドル
- 発行元:カナダ政府
- 発行年:1982年~
メイプルリーフ金貨1/10oz(オンス)
- 表面: エリザベス2世(横顔)
- 裏面: カエデの葉
- 品位: K24純金(24金) 純度99.99%以上
- 重量: 3.1g
- 直径: 16.0mm
- 額面: 5カナダドル
- 発行元:カナダ政府
- 発行年:1982年~
メイプルリーフ金貨1/20oz(オンス)
- 表面: エリザベス2世(横顔)
- 裏面: カエデの葉
- 品位: K24純金(24金) 純度99.99%以上
- 重量: 1.5g
- 直径: 14.10 mm
- 額面: 1カナダドル
- 発行元:カナダ政府
- 発行年:1982年~
メイプルリーフ金貨を売るときの注意点
メイプルリーフ金貨を高く売るには、以下の点に注意してください。
銀行で換金はNG!
メイプルリーフ金貨を銀行で換金すると損をする可能性があります。
銀行はメイプルリーフ金貨をただの海外硬貨とみなし、換金そのものを受け付けていなかったり、対応可能でも額面通りとなったりするためです。
メイプルリーフ金貨は買取に出すと、額面の数十倍の価値となることがありますため、銀行での換金はおすすめできません。
リサイクルショップで売るものNG!
リサイクルショップもメイプルリーフ金貨の買取にはおすすめできません。
金リサイクルショップには、金貨の専門知識を持った査定士がいるわけではないため、メイプルリーフ金貨の市場価値を適切に判断してもらえない可能性が高いのです。
メイプルリーフ金貨は買取業者がベスト!
買取業者は、査定のプロです。金貨においても専門知識を持って適切に金貨の査定を行います。
メイプルリーフ金貨を高く売るなら、最もおすすめなのが買取業者です。
金貨の買取ならうるココにご相談ください
メイプルリーフ金貨の買取について、注意点を紹介しました。
メイプルリーフ金貨には純金としての価値があるため、銀行で換金したりリサイクルショップで売るのはおすすめできません。
金貨の知識、買取の経験が豊富な買取業者の買取依頼をするのが最良の選択です。
金貨買取はうるココでも可能です。
金価格が上昇しているこのタイミングで、金貨の買取をしてみませんか。