骨董品への投資は儲かるのか?
骨董品への投資のポイントをご紹介!
骨董品への投資は儲かるのでしょうか?
まず、骨董品への投資(アンティーク投資)は実物資産と呼ばれます。
実物資産とは、
- 不動産
- 金
- 骨董品
など、
「ものそれ自体に価値がある資産」のことです。
そして、その実物資産は、
「価値が目減りしにくい」
ことが、最大のポイントになります。
つまり、骨董品への投資(アンティーク投資)で儲けることは
「可能」
ということです。
ただ、もちろん注意点もあります。
ここでは骨董品投資(アンティーク投資)の注意点を4つ挙げてみたいと思います。
1.選別眼
骨董品に投資をするなら、購入する骨董品(アンティーク)が本物かどうか、
「見極める能力」
が必須です。
高い選別眼を持つ人は元々少なく、骨董品には贋作も無数にあります。
鑑定を依頼する人の鑑定眼がどれだけ高いのか、どの鑑定士を信用すればいいのか、などの判断も必要です。
骨董品への投資は、お金だけなく知識も必要とされるのです。
2.手数料
骨董品には、取引手数料が必要ですが、その
「手数料が高い」
というのもあります。
取引手数料以外にも、
- 保管料
- 換金手数料
- 貸金庫代
など、いろいろな費用が必要で、その合計を超える投資効果があるかも、考える必要があります。
3.価格
どんな骨董品でも同じですが、
「需要が供給より大きくなったとき」
にプレミアがつきます。
その骨董品(アンティーク)の価格が上がる前に購入し、価格が上がった時に売却して利益を出すのが鉄則です。
他の人が気づく前に、その骨董品の価値を見抜いて、購入するという決断力も必要になります。
4.保存
骨董品を購入した後は、その状態を保つための作業が必要です。
例えば、「金」だと、
- 安全面
- 品質面
などを考えても、自分で保管するより、鑑定後に封をされた状態で、貴金属会社の貸金庫などを利用するのがよいとされています。
もちろん、手数料が必要です。
骨董品への投資は長い目で見る
骨董品への投資(アンティーク投資)をしている人達は富裕層が中心です。
パターンとして、これらの人達が骨董品への投資(アンティーク投資)を始めるのは、他のメジャーな投資をある程度やった後になります。
そして、骨董品への投資の一番の目的は
「保全」
です。

金銭的に余裕があり、買った骨董品をすぐに売るつもりがない人達です。
つまり、骨董品への投資(アンティーク投資)は、「寝かせる」ことが前提で、10年単位で保有するのが一般的です。
ですので、流動性には難があるので、短期的なスパンで投資を考えている人達には、骨董品への投資(アンティーク投資)は不向きと言えるでしょう。
いかがでしょうか?
骨董品への投資(アンティーク投資)のポイントをご紹介してまいりましたが、もし、趣味として集めた骨董品や美術品でご不要になったものがあれば、鑑定や査定、買取に出すのもオススメです!