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コラム

【2023年最新版】金やプラチナの買取相場は?過去の相場推移も紹介

【2023年最新版】金やプラチナの買取相場は?過去の相場推移も紹介

「今は金・プラチナが高く売れる?」
「金・プラチナ価格はどんな推移をしている?」
「高く買取してもらえるタイミングで現金化したい」

株式や不動産など比較的リスクがある金融資産に対して、価値が大きく変動しにくく「安全資産」として注目を集めているのが金やプラチナです。

新型コロナ感染症やロシアのウクライナ侵攻などにより世界情勢が不安定になるなか、金・プラチナへの投資熱が高まり、かつてないほど高値を記録しています。

このタイミングで金・プラチナを買い取ってもらい、現金化しようと考える人が多くなるのも自然なことです。

そこで、この記事では以下の内容で解説しています。

  • 金・プラチナの買取価格
  • 売りやすい金・プラチナ
  • 金・プラチナの高価買取のコツ

なんとなく自宅で金・プラチナを眠らせていた人も、虎視眈々と価格相場から売りどきを見極めようとしていた人も、この記事を読んで金・プラチナ高価買取のコツを押さえてくださいね。

目次

金1gあたりの買取価格

まずは金の買取相場をまとめました。金は毎日価格が変動します。

もし金の買取を考えているのであれば、こまめにチェックするようにしましょう。

以下のデータは、2022年12月某日のもの。

純金

純金(インゴット)9,341円

14K/14金

14K/14金5,137円

18K/18金

18K/18金6,911円

22K/22金

22K/22金8,229円

24K/24金

24K/24金9,061円

プラチナ1gあたりの買取価格

プラチナ(インゴット)5,175円
pt10005,120円
pt9504,856円
pt9004,717円
pt8504,451円

その他貴金属の買取価格

シルバー(インゴット)112円
Sv1000108円
Sv92597円

金買取の計算方法

金の買取価格の計算式は、買取価格×重量×純度で計算します。

金の価格=金1gあたりの相場×金の重量×純度です。例えば金1gが8000円として、10gの18金を買取するとします。8000(円)×10(g)×0.75(%)=60,000円が買取価格です。

しかし、あくまでもこれは理論値です。金の状態や付属品の有無によって価格は変動します。

そのほかにも金の純度を分析するための費用や手数料などもかかるので、詳しいことは店舗に問い合わせるようにしましょう。

【金】

  1. 24K…純金99.99%以上
  2. 22K…純金91.7%
  3. 18K…純金75%
  4. 14K…純金58.5%
  5. 10K…純金42%

過去の金買取相場の推移グラフ

過去10年の推移を見ていただくと、ご覧の通り金の価値は上がり続けています。金の価値が上がる理由として、世界情勢が不安定などが理由です。

近年では2020年以降にコロナウイルスが流行したことにより、経済が混乱、株価は暴落、金の価値は高騰しました。現在でも紙幣や株価の価値は下がり、金の価格は上がり続けています。

過去のプラチナ買取相場の推移グラフ

【プラチナ】

  1. Pt1000…プラチナ100%(実際は99.5%)
  2. Pt950…プラチナ95%
  3. Pt900…プラチナ90%
  4. Pt850…プラチナ85%

価格は純度の高さと現在の相場などを加味して値付けされます。相場については、各国に決まりはありますが、イギリスやアメリカの市場を参考に決定されます。

他に売る金の質量などをもとに算出し、お店の手数料などを引いた金額が買取の金額として提示されます。また金を使った製品を売りたい場合、破損やキズ・汚れなども加味され、価格が決定されます。

プラチナの買取相場についても説明します。ここ10年のプラチナの買取相場は、3000円台〜4000円前後で推移しています。プラチナといえば、指輪やアクセサリーを想像する方が多いと思いますが、実は需要として工業製品に多く使われています。

プラチナの相場に影響している要因はいくつかありますが、特に注目したいのは世界の車の売行動向です。理由は、プラチナの用途の半分近くを占めるのが車の部品として使用されているからです。具体的には自動車のマフラーの触媒や自動車の燃料電池の材料として使われています。

「世界の景気が良くなる→車がよく売れる→プラチナの需要は増す→買取相場も高くなる」

上記のような流れになります。

どんな金やプラチナだったら売れるのか

どんな金やプラチナだったら売れるのか

現在の金やプラチナの価格や売り時などについては、理解いただけたと思います。ここからはどのような「金」や「プラチナ」であれば、売ることができるのかを解説していきます。

  • 受け継いだアクセサリー
  • 使用していないネックレス
  • 小判や金貨
  • インゴット

などが売ることができる金やプラチナです。詳しく説明していきます。

受け継いだアクセサリー類

結論から申し上げると、イニシャルや名前が入った金やプラチナでも買取ってもらえる可能性は高いです。理由は、査定法として2つのケース(素材の査定、商品としての査定)があるからです。

例えばジュエリーの場合、プラチナやゴールドなどの貴金属部分とダイヤモンドなどの宝石部分の2パーツに分けることができます。分別したそれぞれの素材を査定してもらえるはずです。また商品として人気が高ければ、保証書や箱など含めた全体で査定してもらえるはずです。

ただし刻印の深さや大きさなどにより、査定に影響してくる可能性は大と考えがほうがいいでしょう。査定への影響を最小限にするためにも、そのような商品を売りたい場合は、刻印を消すなどの処置をしてから、持っていくようにしましょう。

使用していないネックレス

長い間使用していない、または一度も使用していないネックレスも買取可能です。

金はきわめて過酷な環境でなければ劣化することはありません。しかしネックレスなどは普段身につけるものなので、人間の汗や皮脂で汚れてしまいます。

目立った汚れがあると買取価格が落ちてしまう可能性もあるでしょう。一度も使用していない未開封であれば、汚れることもないので高額買取が期待できます。

小判や金貨

昔のお金として使われていた小判や何かの記念などで作られた金貨なども買取することができます。

小判や金貨はコレクターに人気があるため需要も高く、素材は金で作られています。なので高価買取が期待できるでしょう。小判や金貨は作られた年代や金の純度で値段も変わります。

インゴット

インゴットも高価買取を期待できる金です。インゴットとは精錬された金を加工し、型に流して加工した物です。

インゴットは純度99.99%以上なので純金よりも0.09%純度が高く、かなりの高値で取引されます。

注意してほしいのはインゴットとは加工技術のことです。インゴットには金以外にもプラチナや銀などもあるので気を付けましょう。

キズが入った金やプラチナでも大丈夫!

古くて壊れかけの金やプラチナでも売ることは可能です。また金や プラチナなどを含んだ指輪やネックレスなども買取は可能です。

理由は、金やプラチナの含有量とその日の取引価格により買取価格が決定されるためです。壊れているからといって自分で判断せず、一度お店に相談してみましょう。

ただし査定は、人の目でしますのでキレイにしておくに越したことはありません。キズや汚れがあっても買取は可能ですが、キレイなほうが印象もよくなりますし、業者の手間もかからないので、普段からキレイに保つことをオススメします。

また購入時に鑑定書や保証書などもあれば、買取の際信用度が増します。他に箱や説明書などもあれば、なおよし。買ってから捨てずに、売る時のことを考えて保管しておきましょう。

金やプラチナを高い金額で買取してもらうコツ

金やプラチナを高い金額で買取してもらうコツ

金やプラチナを高く買取してもらうためには5つのコツがあります。

  1. 日々お手入れをして良い状態を保っておく
  2. 付属品も一緒に売る
  3. 鑑定書や鑑別書も必ずつける
  4. 売り時を見極める
  5. 店舗選びをしっかりする

それぞれ詳しく説明していくので、高く売るために覚えておいてください。

① 日頃からお手入れをしてきれいにする

日頃からお手入れをして清潔な状態を保てるようにしましょう。

普段から身につけるものであれば、汗や皮脂が原因で酸化し変色してしまう可能性があります。また、身につけなくても空気中のホコリなどが原因で汚れてしまうでしょう。

そのため劣化を防ぐためにも、普段から定期的にお手入れするように心がけてください。

お手入れ方法メガネ拭きなどの柔らかなクロスで磨くだけのかんたんな作業です。研磨剤や洗剤をつかったりすると、傷をつけてしまうのでやめましょう。

② 付属品も一緒に売る

付属品も一緒に売ることで高く買取してもらうことができます。箱や紙袋なども一緒に買取するようにしましょう。

なぜ付属品も必要なのかというと、付属品があることで商品を売るときの見え方が違います。

新品であれば問題はありませんが、あなたから買い取ったものを売るときに付属品があったほうが、状態が良いと思い購入者も安心して購入できます。

また、付属品がないのに新品未使用ですと言われても買取業者は信用できません。もし未使用であれば、箱に入っていなければおかしいです。

しかし、付属品が一緒でも状態が悪いと価格が下がることもあります。

③ 鑑定書があれば必ず付ける

鑑定書は必ず付けるようにしましょう。

鑑定書には、宝石が本物であるか、どのような処理が施されているかなどが記載されています。鑑定書を見るだけで判断できるので、鑑定士でも難しいポイントをしっかり評価してくれます。

④ 売り時を見間違わない

金などは売り時も重要になってきます。とくに金は日々、相場が変わるので安い時期に売りに出してしまうと損をしてしまう可能性があるからです。

とはいえ金の価値は年々上昇しています。世界情勢が大きく安定する、ドルの価値が大きく上がるなどがなければ急に価値が下がることはありません。

⑤ 高く買取してくれる店舗で査定してもらう

高く買取してくれる店舗で査定してもらいましょう。金やプラチナの買取で店舗選びを失敗すると損をしてしまう可能性があります。

例えば、なにも経験がない鑑定士がいる店舗に買取をお願いした場合、金の価値が分からず適当な値段をつけられてしまうでしょう。

店舗選びのポイントとして以下の点が挙げられます。

  • 買取実績が豊富
  • 訪問買取をしていない
  • 実績のある鑑定士が在籍している
  • 無料で見積もりをしている

金やプラチナを少しでも高く売るためには重要なポイントです。

金やプラチナの買取に関するQ&A

金やプラチナの買取に関するQ&A

ここでは金やプラチナの買取に関する質問と回答をまとめました。買取をお願いする前にぜひ参考にしてください。

金はどんな性質があるの?

金といえばキラキラ輝いて綺麗な印象ですが、実はいろいろな特徴があります。

  • 酸にとけない
  • 熱伝導率が高い
  • 酸化しにくい
  • 電気を通しやすい
  • 展性、延性が高い

また、金は資産としての価値だけではありません。

例えば、万年筆の先に使われていたり、スマホやパソコンの基盤などにも使われていたりします。身近なところでも金は活躍しています。

純金と18金の違いってなに?

純金と18金の違いは金の純度です。

純金とは金の純度が99.9%以上のもののことを指します。それに比べ18金は、純金75%、銀15%、銅10%が入っています。

金は純度が高いほど価値が高いです。なので18金より純金のほうが価値が高く、資産運用には向いているでしょう。しかし、純金のほうが購入時の金額も高いです。

カラーゴールドってなに?

カラーゴールドとは名前の通り、地銀が色見を帯びている金のことです。

金自体に色がついているわけではなく、割金と呼ばれるほかの金属を混ぜて加工することで色がつきます。

代表的なカラーゴールドには、以下のものがあります。

  • ホワイトゴールド
  • イエローゴールド
  • ピンクゴールド
  • ブラックゴールド
  • グリーンゴールド
  • グリーンゴールド
  • レッドゴールド
  • パープルゴールド

ほかの金属が混ざっているため純金よりも価値は少し下がります。

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