インゴットのブランドを知って高く売れるインゴットを手にしよう!
インゴットにもブランドがあることをご存知でしょうか。
金価格が高騰して金が注目を集めるほど偽物も出回りやすくなりますが、国際公式ブランドなど信頼に足るメーカーが手掛けているインゴットなら、安心して取引ができます。
例外は一部にありますが、日本だけでなく世界中どこでも取引できます。
金のインゴット買取や、その他の貴金属インゴットの売買に興味がある人は参考にしてください。
インゴットとは
インゴット(ingot)とは、金属の塊を意味します。精錬した金属を鋳型に流し込み、取り扱いがしやすい大きさに加工したものです。
一般的には細長い長方形の形状をしており、「金の延べ棒」といえばイメージしやすいかもしれません。
インゴットは必ずしも金でできたものだけでなく、プラチナや銀といった他の金属のインゴットも存在します。
また、金のインゴットは「金地金(きんじがね)」と呼ばれることもありますが、ほぼ同義と捉えて問題ありません。
ただ厳密には、「インゴット」が資産目的で保有するものを指すのに対し、「地金」はアクセサリーなどを含む金属製品を製造する前の素材全般を意味するという違いがあることを知っておくとよいでしょう。
「金のインゴットの購入」についてもご覧ください。
インゴットの国際公式ブランドとは
国際公式ブランドとは、日本の東京商品取引所(TOCOM)が定める指定ブランドを指します。
東京商品取引所は日本唯一の公設貴金属市場で、ここで指定されるブランドの品位は高く、すべて純度99.99%以上です。
国際公式ブランドの金インゴットなら、安心して高品質な金の売買ができます。
日本ではもちろん世界でも信頼されているため、例外を除いて世界中で取引可能です。
グッド・デリバリー・バーとは
ロンドンは、世界の金取引市場において中心となっている都市です。
ロンドン貴金属市場協会(LBMA)は金の国際的な認定機関として位置づけられており、厳格な基準を設けて金の取引を管理しています。
LBMAによって認定された、限られた精錬会社によって鋳造されたインゴットが「ロンドン金市場受渡適合品(グッド・デリバリー・バー)」であり、つねに99.5%以上の純度であることが保証されています。
グッド・デリバリー・バーは国際的に通用し、世界中で取引することが可能です。
金の公式国際ブランド
国内における金の国際公式ブランドとして、以下のようなメーカーがあります。
- 日鉱金属(日立製作所)
- 三菱マテリアル
- 三井金属鉱業
- 住友金属鉱山
- DOWAメタルマイン
- アサヒプリテック
- 田中貴金属工業
- 徳力本店
- 石福金属興業
- 松田産業
- 日鉱金属
- 日本マテリアル
プラチナの公式国際ブランド
国内におけるプラチナの国際公式ブランドとして、以下のようなメーカーがあります。
- ジャパンエナジー
- 三菱マテリアル
- 三井金属鉱業
- 住友金属鉱山
- DOWAメタルマイン
- アサヒプリテック
- 田中貴金属工業
- 徳力本店
- 石福金属興業
- 松田産業
- 日鉱金属
- 日本マテリアル
銀の公式国際ブランド
国内における銀の国際公式ブランドとして、以下のようなメーカーがあります。
- 日鉱金属
- 三菱マテリアル
- 三井金属鉱業
- 住友金属鉱山
- DOWAメタルマイン
- 松田産業
- 中外鉱業
- 東邦亜鉛
- 田中貴金属工業
- 徳力本店
- 石福金属興業
- 横浜金属
- アサヒプリテック
まとめ
金などのインゴット取引なら、高い品位で世界から評価されている国際公式ブランドが手掛けるものや、ロンドン貴金属市場協会から認められたグッド・デリバリー・バーであれば、価値が認められやすいです。
国内の国際公式ブランドをリストアップしましたが、これらが扱うインゴットは信頼性が高く安全な取引が期待できるでしょう。
金が高騰して注目を集める中で、偽物も多く流通しています。インゴット購入の際は、本記事に掲載されているメーカーを参考にしてください。