浴衣の色と与えるイメージを知って自分に合った色を選ぼう!
「浴衣はピンクが可愛いけど、子どもっぽい?」
「黒系だと痩せて見える?」
夏のイベントやデートを盛り上げてくれるのが、色鮮やかな浴衣。日本らしく可愛らしい浴衣は海外からも人気で、観光地では浴衣を楽しむ多くの外国人を目にします。
この浴衣選びで最も楽しくも悩ましいのが、「色」ではないでしょうか?若々しいピンクや大人の色気が漂う黒など、着物は色が印象の大半を左右します。
そこで本記事では、浴衣の色が見る人にどのようなイメージを抱かせるのかについて解説します。自信を持って自分にふさわしいと思う色の浴衣を選べたら、きっともっとたくさんの思い出をスマホのカメラに保存したくなるでしょう。
ちなみに、夏祭りや花火のシーズンになると、浴衣や着物を欲しい人が増え、買取相場が上がりやすくなります。もし、未使用の着物・浴衣をお持ちでしたら、シーズン中に売ることで、新しい浴衣への買い替えやレンタルをするための資金を増やせます。
ただ、シーズンが過ぎると需要が一気に減り、買取価格も下がるため、着物や浴衣を売りたい人は必ずシーズンを見逃さないようにしてくださいね。
浴衣の色を工夫して自分らしさと可愛さアップ!
浴衣は色やデザインなどさまざまな要素を考慮して選びますが、その中でも特に色は人それぞれ、似合う色、似合わない色があります。
浴衣の色にはどんな特徴があるのかを知り、自分にピッタリの浴衣を選びましょう!
この記事では、下記の7色について説明します。
- 赤/ピンク系
- 黄色/オレンジ系
- 青/紺色系
- 水色・緑系
- 紫系
- 黒系
- 白系
それぞれ詳しく解説します!
また、浴衣は透け防止のために下着選びも重要です。
浴衣に合わせる下着については「浴衣を着るときは下着に注意!どういう下着にすればよいかプロが伝授!」をご覧ください。
赤色/ピンク系の浴衣のイメージ
赤色やピンク系の浴衣には、若々しく可愛らしい印象を与えます。
- 赤が強い:女性らしくセクシーなイメージ
- ピンクが強い:キュートで若々しいイメージ
赤は女性らしさをアピールするのにうってつけな色で、全体的にエネルギッシュな感じのするイメージです。
ピンクも女性的なイメージですが、他にも「愛情」や「美容」などのイメージもあります。
赤やピンク系の日本の伝統色は「紅梅色」「薄紅」「桃色」「薔薇色」などがあります。
黄色/オレンジ系の浴衣のイメージ
とても明るい色の黄色は、ハッピーで楽しいイメージがあります。
黄色の抽象的なイメージは、「明るい」「奇抜」「幸福」「すっぱい」などがあります。
すっぱいイメージは、柑橘系のフルーツに黄色系の色が多いところからきていると思われます。
浴衣の色が白地でも、柑橘系の模様があしらわれている浴衣なら、全体的に黄色のイメージが強いので、明るい雰囲気にすることができます。
オレンジも黄色と同じイメージの色で、明るく親しみやすい印象をだしたいならピッタリの色です。
オレンジの抽象的なイメージは、「にぎやか」「楽しさ」「陽気」「好奇心」などがあります。
黄色やオレンジ系の浴衣は珍しい分類になるので、人とちょっと違った浴衣にしたい人にもピッタリです。
青/紺色系の浴衣のイメージ
青色は収縮色で、着やせ効果もでやすい色です。
落ち着いた雰囲気も出せるので、浴衣の色としてもおすすめです。
青色といえば空や海、水など自然をイメージでき、好感度が高い色に分類されるので、いろいろな人に会うシーンで選ぶ浴衣の色にピッタリです。
青の抽象的なイメージは、「安息」「夏」「落ち着き」「涼しさ」などです。
赤など暖色系とは全然違うイメージなので、知的に落ち着いた雰囲気を出したいなら、青系の浴衣がいいでしょう。
紺色も青系の色に属しますので、紺色のイメージも青色と同じです。
ただ紺色は、洋服でもおなじみなので、青より親しみがあるという人も多いのではないでしょうか?
また、青系や紺系の浴衣は、伝統の藍染の浴衣にも共通する部分があるので、古風なテイストでコーディネートしたいときに向いています。
水色/緑系の浴衣のイメージ
水色は涼しげな色の代表的な存在で、浴衣の色で使われることも多いです。
水色は「さわやか」「ヒンヤリ」「透明感」「夏」などのイメージがあり、 寒色系で「冷静さ」のイメージもありますが、青とは違って若々しいというイメージもあるので、水色の浴衣を着るのは若い世代が多いです。
ただ、白ベースで柄に水色が入っている浴衣なら、似合う年代の幅も広くなります。
また水色は、女性に人気の色で、ピンクよりさりげない女性らしさを出せるのも水色です。
緑色は中世色で、色からイメージできる寒暖がつきづらい色ですが、抽象的なイメージでは、「エコ」「環境」「さわやか」といった感じです。
浴衣の色で、緑ベースのパターンはそんなにありませんが、逆にいえば人があまり着ない色なので、印象に残りやすいといえるでしょう。
紫系の浴衣のイメージ
紫の色合いは多くあり、赤紫も紫系の色に属するため、紫系の色はさまざまな表情を持ちます。
紫色も緑色と同じく中性色ですが、紫は「穏やかな気分」「セクシー」「華麗」「高貴」「不思議」といったイメージです。
浴衣の色で、紫系の色は結構目にしますが、ベースカラーでなく、紫系の色は浴衣の柄によく使用されます。
紫系には大人びたイメージもあるので、大人っぽさをだせる浴衣の色を探しているなら紫系がおすすめです。
黒系の浴衣のイメージ
黒色は洋服の色ではベーシックカラーですが、浴衣の色では薄いトーン以外ではめずらしい色です。
黒は収縮色、後退色で、着やせする色になり、黒は他の色への影響も大きいので、他の色と合わせるならバランスが大事になります。
黒の抽象的なイメージは、「クール」「威厳」「高級」といった印象なので、凛として何事にも動じない大人の雰囲気を演出したいなら、黒で決まりです。
夏場は重たく感じることもありますが、レースなど透け感のある素材があれば、黒でも涼しげな雰囲気になります。
黒の浴衣には、大胆に柄が配置されているものも多く、黒の下地に花の模様が大きく描かれたような浴衣などはインパクト大です。
髪型もそのインパクトに負けないようにすると、バランスがとれたコーディネートになりますよ。
白系の浴衣のイメージ
白は浴衣の色として古典的で、浴衣のルーツが登場した頃から採用されています。
白の抽象的なイメージは、「祝福」「純粋」「清潔」「明るい」「平和」などがあり、白色の「清潔」というイメージは信頼感や高い好感度を与えることができます。
また、白色は柔軟色、軽量色でもあり、白の浴衣のからは柔らかさや軽さが感じられます。
白は、ベースカラーでもっとも使われる色といってもおかしくない色で、白地の浴衣も多いです。
白は無彩色なので、薄ピンクなど明るい色の模様も引き立たせることができます。
ただ、白の浴衣は、帯の色で悩むことが多いですが、基本的に白の浴衣には濃い色の帯を合わせるとよいです。
色合いの差で、ぼやけた印象にならず、引き締まったコーディネートになります。
また、白地の浴衣は年代も選ばないので、デザインによっては同じ浴衣を長く着ることもできます。
色とりどりの浴衣・着物買取ならうるココへ
浴衣の色について解説しましたが、いかがでしたか?
夏のイベント時期に、毎年これと決めた上等なものを着るのもよいですし、前回とは違う色の浴衣を着たいと思うこともあるでしょう。
新しい浴衣を購入するなら、その資金に充てるため買取を検討してみるのもひとつの手です。未使用品や状態のよいものなら、売れる可能性があります。
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