天然物と再結晶のアレキサンドライトはどう違うか知ろう！

知って納得！天然物と再結晶のアレキサンドライトの違い

天然物と再結晶のアレキサンドライトの違いはほぼありません。

天然物のアレキサンドライトがとても希で少ない現在、天然物とほぼ同じ再結晶のアレキサンドライトに注目が集まっています。

ここではそんなアレキサンドライトについてご紹介します！

天然物と再結晶アレキサンドライトはほぼ同じ

もともと、再結晶（人工）宝石というのは、天然宝石と成分や特性、構造が同じものを意味します。

天然物と同じ成分を溶かしてから冷やし、結晶を作るのですが、これは至難の業です。

アレキサンドライトは、溶ける温度がとても高く高度な装置がなければ、再結晶できません。

つまり、高い技術をもってしかできない再結晶アレキサンドライトは、良質の天然物とほぼ同じなのです。

天然物が極めて少ない現在、この品質が高く、天然物と変わらない再結晶アレキサンドライトに注目が集まっているのです。

再結晶とイミテーション

ただ、イミテーションの「再結晶アレキサンドライト」もあります。

前述のように本物とほぼ同様の再結晶が可能になる前に、実は日本でイミテーションのアレキサンドライトが出回りました。

再結晶ルビーを制作する技術を応用して、色が変わる結晶を作ったものが「再結晶アレキサンドライト」として出回ったのです。

冒頭の本物と変わらない「再結晶アレキサンドライト」の前に、日本ではイミテーションが先に「再結晶」と名乗ったので、日本人の中では「再結晶＝ニセモノ」という考えが頭にあるのです。

ガラスを使ったアレキサンドライトのイミテーション

また現在、アレクサンドリヨンというガラスを使用したイミテーションもあります。

アレキサンドライトと同じ変光性がありますが、ガラスなのでサイズが大きく透明度も高くなっています。