業務用食器は買取できる?高価買取のコツを紹介
飲食店の閉店で大量の業務用食器が不要になり、処分に困るケースは少なくありません。
自分で処分しようとしてもその方法が分からない、あるいは高額な費用がかかって躊躇することもあるでしょう。
本記事では、業務用食器でも買取できることや、少しでも高く売るためのコツについて説明します。
業務用食器は買取できる?
飲食店の閉店にともない業務用食器の処分をするとき、買取に対応してもらえるかは、食器の状態によって異なります。
使用済みの食器は衛生上の問題から買取不可としている業者が多いようです。しかし、業者にもよるため一度確認してみる良いでしょう。
未使用の食器であれば、買取してもらえる可能性は高くなります。業務用となればまとまった量の食器があると考えられるため、出張買取がおすすめです。出張買取ならそのまま店舗に食器を置いたままの状態で査定・買取をしてもらえます。
店頭買取や宅配買取の方法もありますが、自分で持ち込んだり、梱包したりするのは手間がかかるでしょう。
また、なるべくまとめて売るほうが買取額アップを期待できることが多いため、食器の什器・備品なども売りたいものがあれば用意しておくと良いです。
高価買取されやすい食器
著名なブランド食器や、海外で人気の高い和食器なら使用済みのものでも高く売れる可能性があります。
ブランド食器、和食器ともによく知られた食器を紹介します。
人気のブランド食器
食器で人気の高いブランドが、以下の通りです。
- ロイヤルコペンハーゲン
- ウェッジウッド
- ノリタケ
- マイセン
- リチャード・ジノリ
- ナルミ
- ロイヤルクラウンダービー
- レイノー
- エルメス
- ビレロイ&ボッホ
- ティファニー
- アフタヌーンティー
- アラビア
- ロイヤル ウースター
- 大倉陶園
これら以外にも骨董品としての価値があるものや、純金など素材価値が認められるものは、さらに高値がつきやすくなります。
有名な和食器
- 有田焼
- 伊万里焼
- 上野焼(あがのやき)
- 越前焼
- 唐津焼
- 京焼(清水焼)
- 九谷焼
- 信楽焼
- 瀬戸焼(赤津焼)
- 常滑焼(とこなめやき)
- 鍋島焼
- 萩焼
- 萬古焼
- 備前焼
- 益子焼
- 美濃焼(志野焼)
飲食店では、高価な食器を使用していたという場合もあるでしょう。上記に該当する食器があれば、値がつきやすいためチェックしておいてください。
業務用食器を高く売るコツ
業務用食器を売るときのポイントについて説明します。
カテゴリごとにまとめて売る
飲食店の閉店では、食器以外にも厨房機器、家具など不要なものが多数出てくるでしょう。これらを特定の買取業者で全て引き取ってもらうのも良いですが、カテゴリごとに別の業者に依頼する方法もあります。
食器は食器専門、家具は家具専門の買取業者に依頼するなどカテゴリごとに複数の買取業者を選ぶのです。
特に店舗用の製品は一般的な商品を扱う買取業者で対応できないこともあるため、カテゴリごとに強みのある業者を選ぶのが高く売るコツです。
付属品や箱があれば一緒に出す
務用食器を高く買取してもらうには、箱や付属品があれば、一緒に査定してもらいましょう。
食器は未使用品かどうかの判断が難しく、正規の箱がないケースでは、買取不可になることもあります。
取扱説明書など、買ったときに一緒にあったものはすべて一緒に保管しましょう。
クリーニングしておく
箱に入っていたも長い間放置すると、ホコリや虫、カビ、黄ばみなどで汚れてしまうことがあります。
カビや黄ばみは査定額が下がるので、必ず拭き取るようにしましょう。
箱の汚れは、多少なら買取に差し支えありませんが、ホコリを払うくらいの掃除はしておきましょう。
また、箱は「直射日光のあたらない、人が触れない高い場所」に保管すると良いです。
できるだけ早く買取にだす
業務用食器に限らず、食器買取は、やはりなるべく早くだすのがベストです。
状態が良いほど高く売れるので、年月による劣化が進む前に、買取にだすことが大切です。
使用済みの業務用食器でも買取できるのか?
使用済みの食器は、ものによっては買取可能になりますが、基本的には難しい場合が多いです。
査定基準や買取基準が業者で大きく異なるため、数社に査定を依頼するとよいでしょう。
- 箱がない
- 使用済み
- 古い食器
- 擦れ・ヒビ・欠け
- 来客用食器
- ノーブランド
- 不揃い
ブランド食器や、有名作家・有名産地の和食器、高級料亭で使われている大皿などは、品によって、古美術品としての価値がつくこともあります。
もちろんこのような高級食器であれば、ほとんどの業者で買取が可能です。
また高級ブランドや人気作家、西洋アンティークの食器は、多少の欠けやヒビ割れなどがある中古品でも、骨董品やコレクターズアイテムとしての価値があれば買取可能なケースもあります。
まとめ
業務用食器は買取できますが、使用済みなど状態によっては不可となる場合もあります。買取業者によっても対応が異なるため、まずは一度問い合わせてみるのが良いでしょう。
特にブランド食器などは、買取実績があるかどうかで査定額に差が出る可能性があるため、ホームページなどでよく確認することが大切です。
うるココでは食器買取も承っていますので、お気軽にご相談ください。