骨董品を高く売るコツとは?お宝価格で取引する方法を解説
遺品整理などで偶然見つかった骨董品をどうすべきかお悩みではありませんか?手間をかけずに手放すことを考える方も多いでしょう。
そして、売るなら1円でも高く売りたいと思うのは当然です。特に複数の骨董品をお持ちの場合、一つひとつに高値がつくと、トータルの売却額は大きく跳ね上がります。
この記事では、骨董品をより高く売るための7つの秘訣をお教えします。
さらに、売却先についても詳しく解説し、どこで骨董品を最も有利に売れるのかを紹介します。
ぜひこの情報を元に、今すぐにでも行動に移し、お手元の骨董品を賢く、そして高価に売却しましょう。
骨董品を高く売るコツとは
骨董品を高く売るコツは、以下の7つです。
- 作家者であるか確認する
- 素材を確認する
- 製作された年代を確認する
- 付属品を揃える
- 適切な保管をする
- 簡単な掃除をする
- 売りどきを見極める
では、それぞれ詳しく解説します。
作家者であるか確認する
骨董品は著名な作家が手掛けた「作家物」であれば、高額査定の対象になります。
作家物かどうかを見分けるには、「落款(らっかん)」や「銘」という作家のサインや印が役立ちます。
骨董品を収めている箱や蓋の裏などに落款や銘がないかを確かめてみましょう。作家者であれば、思わぬ高価買取が期待できることがあります。
素材を確認する
骨董品に高級素材が使用されている場合、素材の価値でより高く売れます。以下のような素材が使用されていないか確かめてみましょう。
- 象牙
- 金銀
- 血赤珊瑚
- 翡翠(ひすい)
- 琅かん(ろうかん)
全体が上記のような素材で作られている置物などのほか、一部に使用されているものでも骨董品の価値が上がります。
これらの素材に関連して「赤珊瑚の見分け方」や「翡翠、琅かんとは」の記事もご覧ください。
製作された年代を確認する
骨董品がいつの時代に作られたのかは、付属品や骨董品の箱などに記載されていることがあります。
年代が古い骨董品であるほど現存数が少なくなり、希少性が高まります。希少価値の高さは骨董品が高値で取引されるためのポイントです。
逆にいえば、古い時代のものであっても現存数が多いものであればそれほど高価買取はされません。
付属品を揃える
売ろうとしている骨董品に付属品がある場合は、セットで売ることが重要です。骨董品が入っている木箱や袋、包み紙があると取引額が大きく変わります。
木箱には骨董品の作者が記載されていることもあるため、骨董品と一緒に大切に保管しておくのが良いです。
また鑑定書や保証書などがあれば、それも一緒に査定に出しましょう。特に鑑定書は骨董品が贋作(偽物)でないことを証明する書類であり、評価の難しい骨董品の価値を適切に示すのに役立ちます。
適切な保管をする
骨董品は適切な環境で保管し、正しいメンテナンスをすることが求められます。
骨董品の種類にもよりますが、例えば、絵画や書画などの場合、直射日光により材質である紙が変色するおそれがあるため、日陰で保管することが必要です。また、湿気で劣化しないように風通しの良い環境であることも必要となります。
小さなキズがついても価値が下がる可能性があるため、骨董品の保管には注意がともないます。
とはいえ、骨董品は鑑賞する楽しさもあるため手元に置いておきたい人も多いものです。そのような人向けに骨董品の保険もあるため、必要に応じて関連記事を参考にしてください。
簡単な掃除をする
売却前には、簡単な掃除をしておきましょう。ホコリや汚れがついていては減額対象となってしまうため、綺麗な見た目を保てる程度に掃除をするのが良いです。
骨董品に触れる際は、清潔な手袋を使って指紋や皮脂がつかないようにします。
ただし、特に古銭などは汚れていてもゴシゴシ擦ることで逆にキズをつけてしまうリスクもあるため、お手入れは最小限に留めることが重要であることを覚えておいてください。
売りどきを見極める
骨董品は、売るタイミングで価格が大きく上下することがあります。骨董品の価格は需要と供給で決まるため、コレクターや投資家などからの需要が少なくなれば、高値で取引されなくなります。
過去に高額だった骨董品も人気がなくなり、価値が半減するようなことも考えられるのです。
ただし、骨董品は経年劣化したり、不注意で傷つけてしまったりするリスクもあるため、なるべく早い段階で売りに出すのも見逃せないポイントです。
自分で判断できない場合は、買取業者などに相談すると良いでしょう。
骨董品の売り方
骨董品を売れるのは、大きく分けて以下の4つです。
- ネットオークション
- フリマアプリ
- 骨董品の買取業者
これらについて見ていきましょう。
ネットオークション
ネットオークションは個人で出品できるプラットフォームで、手軽に売りたいものを売れます。出品された商品を希望する人が入札をして最も高い金額を提示した人が落札するシステムです。
そのため、人気の商品であれば予想を上回る価格で売れることがあります。一方で、希望の金額で落札されないこともあるでしょう。
また、売却額から手数料や発送費用が差し引かれることになることも考慮に入れておかなければなりません。
フリマアプリ
フリマアプリもネットオークション同様に誰でも簡単に出品できて、不用品を売買するのに人気のプラットフォームです。
ネットオークションでは落札額を自分でコントロールすることはできませんが、フリマアプリなら自分で売却額を決められます。
ただし、値下げ交渉などに応じたり、梱包・発送作業などの手間がかかったりします。
また、商品を希望の価格で売るには、魅力的な撮影や商品説明が欠かせず、このような作業が苦手な人にはストレスかもしれません。
骨董品の買取業者
最後に紹介するのが骨董品を取り扱っている買取業者です。骨董品買取業者には専門知識を持った査定士が在籍しているため、骨董品の適切な価値を判断した上で買取をしてくれます。
査定・買取を依頼すれば、すぐに即現金化が可能です。
買取方法は大きく分けて3つあり、店頭買取・宅配買取・出張買取です。
店頭買取は自分で売りたい商品を持ち込む方法です。自宅の近くに買取業者の店舗があれば、足を運んでみると良いでしょう。
宅配買取は宅配を通じて売りたい商品を送ることで買取してもらう方法です。
出張買取は査定士が骨董品のある自宅に訪問し、査定・買取をする方法です。出張査定に対応しているエリアに住んでいれば無料で出張してもらえることが多いです。
電話1本で訪問日を決めれば、あとは待つのみで他にすることがなく、非常に手軽でおすすめです。
まとめ
この記事では、骨董品を売るコツについて詳しく解説しました。また、骨董品の売却先についても説明しましたが、おすすめなのは骨董品を取り扱っている買取業者です。
買取業者は以下の点でおすすめできます。
- 即現金化できる
- 適正な価値で売れる
- 手間がかからない
ネットオークションやフリマアプリも良いですが、今売りたいと思ってもすぐに売れるとは限りません。また、買い手が骨董品に関する知識を持っていないと適正な価格もつかないでしょう。
それに、サイト・アプリの登録、商品の梱包・発送などの手間がかかるため、これらが苦でない人には向いていますが、そうでない人には面倒だと感じられやすいです。
買取業者ならそのような点は、一切心配ありません。
うるココでは、骨董品買取を承っています。遺品整理や自宅の掃除で出てきた骨董品があり、売りたい、価値を知りたいというときはぜひご相談ください。無料査定を申し込んでもらえますので、お気軽にご利用ください。