フォックスファーとは?種類ごとの特徴と買取価値を解説

冬のコートのフードや襟もと、マフラーで見かける、ふさっとボリュームのある毛皮。その多くがフォックスファー、キツネの毛皮です。
ただ、同じフォックスでもレッド・シルバー・ブルーと種類が分かれ、毛質も評価も同じではありません。この記事では、フォックスファーの主な種類と品質ラベルの見方、フェイクファーとの見分け方、高く売る条件までを整理します。手元の一着がどれに当たるのか、見当をつける手がかりにしてください。今の価値が気になるなら、うるココの毛皮買取で無料査定を受けられます。
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フォックスファーとはどんな毛皮か

フォックスファーは、キツネの毛皮です。ミンクより毛足が長く、空気を含んだふんわりとしたボリューム感が持ち味で、コートの襟やフード、マフラーなど、存在感を出したい場所に使われてきました。長い刺し毛と密な綿毛をあわせ持つ、長毛の毛皮を代表する素材です。
流通するフォックスには野生と養殖があります。レッドフォックスは主に野生から採られる一方、シルバーやブルーといった色ものは、そのほとんどが養殖です。自然の毛色を生かしたものから淡い色に染めたものまで、色数の豊富さも魅力といえます。
規制の心配はほとんど要りません。キツネはワシントン条約の附属書に種として載っていないため、フォックスファーの売買に条約上の手続きは不要です。毛皮全体の種類は毛皮の種類一覧で整理しています。
フォックスファーの主な種類

フォックスは毛色で呼び名が分かれ、それぞれ毛質も評価も違います。代表格は次の3つです。
- レッドフォックス
- シルバーフォックス
- ブルーフォックス
順に、どんな毛皮でどこが評価されるのかを見ていきます。
レッドフォックス
レッドフォックスは世界にもっとも広く分布するキツネで、赤ギツネとも呼ばれます。日本では北海道などの寒い地域にすみ、主に野生から採られる毛皮です。
赤みを帯びた毛色には産地ごとの幅があり、一般に鮮やかで明るいキツネ色ほど高く評価されます。なかでもカムチャッカ産の燃えるような赤はファイヤーフォックスと呼ばれ、特別扱いされてきました。
シルバーフォックス
シルバーフォックスは、レッドフォックスの突然変異から生まれた種で、カナダやアラスカ、ロシア、北欧などで養殖されています。長く張りのある刺し毛に、黒と銀のコントラストが浮かぶのが特徴です。
この対比がくっきり鮮やかなものほど良質とされます。染めると銀の毛だけが色づき、黒い毛はそのまま残るため、染色しても独特の深みが失われません。
ブルーフォックス
ブルーフォックスは北極狐の仲間で、レッドフォックスとは別の種です。ほぼすべてがスカンジナビア産の養殖で、フォックスのなかではもっとも多く流通しています。
色は真っ青ではなく、青みがかったグレーです。刺し毛はシルキーで綿毛の密度が高く、保温力にすぐれるため、肌に触れるマフラーや襟に好まれます。淡い毛色を生かしてさまざまな色に染められるのも強みです。ブルーの変種で色がさらに淡いシャドーフォックス、銀狐と青狐の特性を兼ねるブルーフロストフォックスも、同じ系統に数えられます。
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フォックスファーの品質とブランド

同じ種類のフォックスでも、品質の裏づけがあるかどうかで査定は変わります。見られるのはラベルとブランド、そして毛そのものの状態です。
サガファーの品質ラベル
フォックスの品質保証でよく知られるのがサガファー(SAGA FURS)です。産地ブランドと思われがちですが、実際はフィンランドの毛皮オークション会社による品質認証で、審査を通った毛皮だけが「SAGA FOX」などのラベルを付けられます。
ランクはSaga Royal、Saga、Saga Iなどに分かれ、上位ほど毛質や密度の良さを示します。ラベルが残っていれば、査定では強い後押しになるでしょう。
有名ブランドの毛皮
ファッションブランドの製品なら、ブランドタグや刻印が価値の上乗せになります。毛皮そのものの評価に、ブランド分の評価が加わるからです。
購入時の箱や保証書、ギャランティカードが残っていれば一緒に保管しておきましょう。ブランドの裏づけが取れない毛皮とは、査定の出だしから差がつきます。
毛色と状態
種類とラベルがそろっていても、毛が傷んでいては評価は伸びません。毛色の鮮やかさとコントラスト、毛並みのつや、日焼けや退色の有無が見られます。
フォックスは毛足が長いぶん、抜けやからまり、毛先の乱れが目立ちやすい毛皮です。日頃の扱いが、そのまま査定額に映ると考えてください。
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本物とフェイクファーの見分け方

フォックスファーは毛足の長いフェイクファー(エコファー)と紛らわしく、タグがないと不安になりがちです。毛先と裏地を見れば、自宅でもかなりの精度で見分けられます。
毛先と毛並み
本物の毛皮は、毛の長さや太さに自然なばらつきがあり、毛先が細く先細りになっています。フェイクファーは繊維がそろいすぎていて、毛先も機械で切られて丸いものが目立ちます。
全体を眺めて「そろいすぎている」と感じたら、フェイクを疑うサインです。
裏地の素材
もうひとつの手がかりが裏地です。本物は毛の下が革になっており、フェイクファーは布地に毛を植え付けた作りをしています。
襟やフードの付け根で裏側を確かめれば区別がつきます。革ならしっとりとした質感、布ならメッシュ状の織り目が見えるはずです。
迷ったときの確認
染色やトリミング加工で特徴が隠れていると、見た目だけの判断には限界があります。迷ったら、毛皮の鑑定に慣れた業者に実物を見てもらいましょう。
査定なら真贋の確認と値付けを同時に済ませられます。フェイクだったら恥ずかしい、と構える必要はありません。
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フォックスファーを高く売るコツ

フォックスファーの査定を伸ばす手立ては、特別なものではありません。状態を保ち、裏づけをそろえ、時期を選ぶ。この積み重ねです。
お手入れで状態を保つ
着たあとはホコリを払い、毛並みに沿ってやさしくブラッシングしておきましょう。毛足の長いフォックスは、からまりを放置しないことが何より効きます。
湿気は大敵なので、風通しの良い場所で保管してください。手入れの具体的なやり方は「毛皮コートの手入れは自宅でもできる?シーン別の手入れ方法と買取相場」でくわしく紹介しています。
付属品やタグ
サガファーなどの品質ラベル、ブランドタグ、購入時の保証書は、どれも品質の裏づけです。ラベルやタグがあるだけで査定の見え方が変わるため、切り取らずに残しておきましょう。
売る時期
需要が高まるのは秋から冬にかけてです。フォックスのマフラーや襟巻きは冬の主役なので、シーズンが始まる前に動くと有利です。
売り出す前に毛皮の買取相場のおおよその幅を見ておくと、提示された金額の受け止め方が変わります。手元のフォックスファーの価値が気になったら、うるココの毛皮の出張買取で、自宅にいながら無料査定を受けられます。
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フォックスファーでよくある質問

ブルーフォックスは青い毛皮ですか
いいえ、実際は青みがかったグレーです。北極狐の仲間で、レッドフォックスとは別の種になります。淡い毛色なので、さまざまな色に染めて使われます。
シルバーフォックスは野生のキツネですか
現在出回っているものは、ほとんどが養殖です。レッドフォックスの突然変異から生まれた種で、黒と銀のコントラストが鮮やかなほど良質とされます。
サガファーとはブランド名ですか
産地や衣料ブランドの名前ではなく、フィンランドの毛皮オークション会社による品質認証です。審査を通った毛皮にラベルが付き、ランクが上がるほど品質の良さを示します。
フォックスファーは買取に出せますか
出せます。キツネはワシントン条約に種として載っていないため、条約上の手続きは要りません。状態と、ラベルやタグの有無が評価の分かれ目になります。
まとめ
フォックスファーは、ミンクより毛足が長く、ふんわりとしたボリュームが魅力の毛皮です。レッド・シルバー・ブルーの3種を押さえておけば、手元の一着のおおよその立ち位置がつかめます。
特に間違えやすいのが、ブルーフォックスは北極狐の仲間でレッドフォックスとは別種だということです。また、サガファーは産地ではなく品質認証の名前で、ラベルの有無が査定に響きます。
売買に条約上の手続きは要らないため、フォックスは手放しやすい毛皮です。状態と裏づけをそろえて、うるココの毛皮買取で価値を確かめてみてください。
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